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どうでもいい1日
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☆後半に爬虫類が出てきます。苦手な方は跳ばして下さい。このお話は本編に影響はありません。
地獄の日焼けから数日後、あの大騒ぎの結果から僕たちの遊び場には日除けがついた。何故かトータはお尻の皮まで剥けたらしくローランドから苦情がきたらしい。いやいや、お尻の皮が剥けるような遊び方なんてしてませんよ?うつ伏せでお昼寝してたとしてもお尻を丸出しにしてたわけじゃあるまいし?
まぁ日除けは嬉しいけどね。
……そんな日除け付きの遊び場を横目に僕はお仕事をしてるわけなんですが、リリーの海賊ごっこが気になって仕方ない。
「……掟やぶりはご法度!!報いをうけなさい!」
格好は女海賊なんだけど、台詞の言い回しがなんだか何処かのご老公様みたいだ。手下として付き人2人を引き連れているし、剣のつもりで棒を持ってるから杖に見えちゃうし、今にも「カクさんスケさんやっておしまいなさい!」って言いそうだよ。
因みに配役はというと、女海賊で頭領はリリー。手下その1はコウ。その2が爺。怒られてるのがザサ。報いという罰を与える役はエンジュが担当。もちろんエンジュがそんな動きができるわけ無いじゃない?だからエンジュはマオに抱えられて動き回ってる。あ、報いってお馬さんになることなんだ。なんだかまとまりがないな。
「さぁ、私はお城のパーティーにいかなくちゃ!」
ああ話が全然別の方向にとんだ。髪にそこら辺に咲いてる花をさしてそれで良いんだ?あ、エンジュからお馬のザサを取り上げた。
「赤ちゃんは寝る時間ですよ~。」
ん?エンジュは赤ちゃん役に変更?リリーはパーティーに行くお姫様役になったの?あっという間に別のお話になったのかな?
「リリーはパーティーに行く女海賊で、エンジュは赤ちゃんなの。エンジュはパーティーに行けないからお留守番でリリーはお馬でお城に駆けつけるのよ?」
というリリーの説明に頭を抱えた。これは日頃の出来事が混乱させているのだろうか。『パーティに女海賊はお城に馬で駆けつけない。』と言いたいがぐっと飲み込む。なぜなら女海賊はいないけど、『世が世なら私は女海賊で頭領だったのよ』とのたまう自分の母親が頭を過ったからだ。ドレスで馬を駆り王都とスサエナを自由に往き来する自身のお婆様がお話の元だろう。
「……爺、どう考えても悪影響が……。」
「ええ。後ほど訂正しなければなりません。」
哀しそうに呟きそっと目頭を抑える爺に「苦労かけてばかりでごめんね」とお茶を注いで手渡した。
ポン、ポンと判子を押して残りが無いことを確認。
うーーーん、と伸びをして外を見るともう夕暮れだ。今日は何事もなく平穏な1日だった。離れた所にいるはずのトータの悲鳴が聞こえた事もあったがマオが蛇をもって追いかけたせいだと知って何事もなかった事にした。
……しかし、さすがマオだ。蛇捕まえちゃうんだね。今度捕まえたら持たせてもらおうかな?冷たくて気持ちいいらしい。
地獄の日焼けから数日後、あの大騒ぎの結果から僕たちの遊び場には日除けがついた。何故かトータはお尻の皮まで剥けたらしくローランドから苦情がきたらしい。いやいや、お尻の皮が剥けるような遊び方なんてしてませんよ?うつ伏せでお昼寝してたとしてもお尻を丸出しにしてたわけじゃあるまいし?
まぁ日除けは嬉しいけどね。
……そんな日除け付きの遊び場を横目に僕はお仕事をしてるわけなんですが、リリーの海賊ごっこが気になって仕方ない。
「……掟やぶりはご法度!!報いをうけなさい!」
格好は女海賊なんだけど、台詞の言い回しがなんだか何処かのご老公様みたいだ。手下として付き人2人を引き連れているし、剣のつもりで棒を持ってるから杖に見えちゃうし、今にも「カクさんスケさんやっておしまいなさい!」って言いそうだよ。
因みに配役はというと、女海賊で頭領はリリー。手下その1はコウ。その2が爺。怒られてるのがザサ。報いという罰を与える役はエンジュが担当。もちろんエンジュがそんな動きができるわけ無いじゃない?だからエンジュはマオに抱えられて動き回ってる。あ、報いってお馬さんになることなんだ。なんだかまとまりがないな。
「さぁ、私はお城のパーティーにいかなくちゃ!」
ああ話が全然別の方向にとんだ。髪にそこら辺に咲いてる花をさしてそれで良いんだ?あ、エンジュからお馬のザサを取り上げた。
「赤ちゃんは寝る時間ですよ~。」
ん?エンジュは赤ちゃん役に変更?リリーはパーティーに行くお姫様役になったの?あっという間に別のお話になったのかな?
「リリーはパーティーに行く女海賊で、エンジュは赤ちゃんなの。エンジュはパーティーに行けないからお留守番でリリーはお馬でお城に駆けつけるのよ?」
というリリーの説明に頭を抱えた。これは日頃の出来事が混乱させているのだろうか。『パーティに女海賊はお城に馬で駆けつけない。』と言いたいがぐっと飲み込む。なぜなら女海賊はいないけど、『世が世なら私は女海賊で頭領だったのよ』とのたまう自分の母親が頭を過ったからだ。ドレスで馬を駆り王都とスサエナを自由に往き来する自身のお婆様がお話の元だろう。
「……爺、どう考えても悪影響が……。」
「ええ。後ほど訂正しなければなりません。」
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ポン、ポンと判子を押して残りが無いことを確認。
うーーーん、と伸びをして外を見るともう夕暮れだ。今日は何事もなく平穏な1日だった。離れた所にいるはずのトータの悲鳴が聞こえた事もあったがマオが蛇をもって追いかけたせいだと知って何事もなかった事にした。
……しかし、さすがマオだ。蛇捕まえちゃうんだね。今度捕まえたら持たせてもらおうかな?冷たくて気持ちいいらしい。
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