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鬱憤4

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 自分の指で自分の孔を広げ見せつけてる……完全に酒場の女達に嫉妬しているのに仕事での鬱憤を晴らしていると装う強がりすら見通せられている様で更に恥ずかしい。でもここまで来ては止めても辛いだけ……デジレはもういっそのこと思う存分やってしまおうと決めた。

 後ろ手に握ったままだったモノを軽く扱いてローションを塗りつけると自分の腰を浮かせて先を孔にあてがった。期待と初めて自分から入れる不安で思わず目の前の男を見ると、自分の孔を見つめている。“この男も私に夢中だ!”女達に対する優越感を感じながら一気に腰を降ろした。

 ある程度の痛みを覚悟していたが、思ったより痛みが少ない。

「痛みは快感に変わる……デジレ、貴男が塗ったローションは媚薬入りだ。」

 今までにない快感の伝わり方だ。触ってもいない乳首がじれて尖りきっている。腹の奥はもっと奥まで知っていると蠢く。そしていやらしくヒクヒクとして誘う孔と少し触っただけの自分のモノは完全に勃起していた。
 はくはくと天を仰いで口を開き快感を逃そうとするデジレを男は逃さないように下から緩く律動を始めた。


 ギシッギシッとベッドが音を立て始めた。自分を煽り立てた愛しい人…デジレが何かしら発散できない思いで苛ついていたのはわかる。本人も鬱憤を晴らすことを望んでいたのだから、と今日は遠慮せず攻め立てると決めた。
……デジレ殿もα…、快感にさえ切り替わってしまえば私の体力にもついてこれよう。

 下から緩く突いてやると、中がキュッと締まる。腰を回して良いところを擦ると中は蠢いて奥へ奥へと誘う。自分の上体を少し起こしてヘッドボードに預け快感に夢中の尻を撫でてやるとその手を前にもってきて一生懸命擦りはじめた。

「私の手を使って自慰するのか?」

「ぁ…、あ…ちが……う。…ぅあ……さわって……いじって……ぁ…ぁ」

 違うと言いながらも突き上げを止めたのが不満なのか自分で腰を振りながら私の手で自慰するのを止めない。空いた片手では自分の乳首も触り足りないと、もっと激しいのが欲しいのだと全身で訴えている。

「…ッハァ……ぁ、セオ……セオ……。」

 目で懇願する様を見せられては叶えてやらずにはいられない。
 足をすくい上げて自分の肩にかつぐ。腕をとって固定させてしまえば自重でより深く咥え込ませる。

 そのタイミングで下から勢いよく突き上げるとデジレは体を硬直させながら果てた。それなのに快感は収まらず咥えた孔はまだ足りないとギュウギュウと締め付け、先からもだらだらとこぼれていた。

「……デジレ、どうして欲しい?この乳首を捻ろうか?それともこの蜜を零す先を?」

 まだイってる最中の体……その乳首を撫でて転がしながら聞いてみる。嫌々するように首を振るデジレをもっと鳴かせたくなり繋がったままグルリと体の向きを変えさせた。
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