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第十章 領域封印(クリスタルドラゴン討伐)
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「来るよ勇!ブレス攻撃だ!」
「了解昴!賢頼むぜ!」
「勇のタイミングに合わせます!」
「OK賢!行け!FIRE STORM!!」
「こちらも。WIND TORNADO!!」
「グアォォォォ~」
液体窒素並みの温度だという氷のブレス攻撃が出来なかったばかりか、賢の風にブーストされた俺の火がドラゴンの腹の中で暴れまくっているんだろう。
目の前でドラゴンが苦しそうに吠えている。
「やったね、勇、賢!」
「喜ぶのはまだ早いですよ昴!」
「そうだね賢。おっと?飛ぼうとしたってそうはいかないよ?ドラゴンく~ん」
「煽ってないで!行きますよ、昴。」
「はいはーい。よ~し!じゃあいっくよ~。特大盛モリICE CUBE!!」
「WIND CUTTERS!」
「ギャオォォォォォォ~」
「やったね賢。ドラゴンの翼、ボロボロじゃ~ん。」
「えぇ。これで飛ぶことは出来ないでしょう。」
賢の言うとおり
今度は、上空へ飛んでから急降下したその勢いで踏み潰すという物理攻撃に転じる前に、昴が作った巨大な氷を賢の風がそれを削って無数の氷の剣を作り、ドラゴンの翼を傷つけて、ドラゴンの巨大な身体による物理攻撃をできなくした。
『ブレス攻撃が出来なかったドラゴンは、今度は身体を使った物理攻撃を仕掛けてきます。その前に中山君の氷を田代君の風で切って、無数に作った氷の刃でドラゴンの翼を穴だらけにしてください。そうすればドラゴンは飛べません。』
と、テント内で渡瀬に教えて貰ったとおりの戦法でここまで来たんだが、クリスタルドラゴンの話を渡瀬から聞いた時、は?って思った事があったんだ。
それは…
クリスタルドラゴンって名前なのになんで翼があるのか?ドラゴン(龍)なら翼無くても飛べるだろ?て事だ。
だけど、こいつ見てその疑問は秒で消えた。こいつは、身体が蛇みたいに長い"ドラゴン”じゃなくて翼の生えた"恐竜”って感じだな。
恐竜じゃ翼が無いと飛べないよなって妙に納得したわ。
「これも渡瀬の助言どおりに戦ったからだな。」(勇)
「そうだね~。悔しいけど、渡瀬が教えてくれたんだよね~。」(昴)
「ドラゴンのブレスには、俺の風で勇の火をブーストさせて、ドラゴンが、ブレス前にする外気を吸い込むタイミングでそれを口目掛けて撃ち込むでしたね。」(賢)
「そうそう~。で、さっきの翼のも渡瀬のアドバイスだ。」(昴)
「昴の氷を賢の風で切って刃にして飛ばす。で、ヤツの翼をボロボロの穴だらけに。」(勇)
「何もかも渡瀬の言ったとおりなのがちょっと悔しいけど~、それが無かったら今頃僕達……。」(昴)
「あぁ……。ヤバいぞ!ドラゴンがブレス準備に入りそうだ!ってえ?」(勇)
「違う!ブレスじゃないっ!!」(賢)
「ヤバい!!逃げろ~!」(昴)
ブレス攻撃が来ると思っていたら、ドラゴンのやつ。後ろ足で立ち上がり、尾っぽを振り回して(恐竜だから尾っぽがある)攻撃する作戦に出やがった。
あんなぶっといのに当たったらひとたまりもないぞ!
俺達はアイツの攻撃範囲から逃げようと背を向けたその時!
「来るぞ!ブレスだ!!」
と渡瀬が叫んだんだ。
「了解昴!賢頼むぜ!」
「勇のタイミングに合わせます!」
「OK賢!行け!FIRE STORM!!」
「こちらも。WIND TORNADO!!」
「グアォォォォ~」
液体窒素並みの温度だという氷のブレス攻撃が出来なかったばかりか、賢の風にブーストされた俺の火がドラゴンの腹の中で暴れまくっているんだろう。
目の前でドラゴンが苦しそうに吠えている。
「やったね、勇、賢!」
「喜ぶのはまだ早いですよ昴!」
「そうだね賢。おっと?飛ぼうとしたってそうはいかないよ?ドラゴンく~ん」
「煽ってないで!行きますよ、昴。」
「はいはーい。よ~し!じゃあいっくよ~。特大盛モリICE CUBE!!」
「WIND CUTTERS!」
「ギャオォォォォォォ~」
「やったね賢。ドラゴンの翼、ボロボロじゃ~ん。」
「えぇ。これで飛ぶことは出来ないでしょう。」
賢の言うとおり
今度は、上空へ飛んでから急降下したその勢いで踏み潰すという物理攻撃に転じる前に、昴が作った巨大な氷を賢の風がそれを削って無数の氷の剣を作り、ドラゴンの翼を傷つけて、ドラゴンの巨大な身体による物理攻撃をできなくした。
『ブレス攻撃が出来なかったドラゴンは、今度は身体を使った物理攻撃を仕掛けてきます。その前に中山君の氷を田代君の風で切って、無数に作った氷の刃でドラゴンの翼を穴だらけにしてください。そうすればドラゴンは飛べません。』
と、テント内で渡瀬に教えて貰ったとおりの戦法でここまで来たんだが、クリスタルドラゴンの話を渡瀬から聞いた時、は?って思った事があったんだ。
それは…
クリスタルドラゴンって名前なのになんで翼があるのか?ドラゴン(龍)なら翼無くても飛べるだろ?て事だ。
だけど、こいつ見てその疑問は秒で消えた。こいつは、身体が蛇みたいに長い"ドラゴン”じゃなくて翼の生えた"恐竜”って感じだな。
恐竜じゃ翼が無いと飛べないよなって妙に納得したわ。
「これも渡瀬の助言どおりに戦ったからだな。」(勇)
「そうだね~。悔しいけど、渡瀬が教えてくれたんだよね~。」(昴)
「ドラゴンのブレスには、俺の風で勇の火をブーストさせて、ドラゴンが、ブレス前にする外気を吸い込むタイミングでそれを口目掛けて撃ち込むでしたね。」(賢)
「そうそう~。で、さっきの翼のも渡瀬のアドバイスだ。」(昴)
「昴の氷を賢の風で切って刃にして飛ばす。で、ヤツの翼をボロボロの穴だらけに。」(勇)
「何もかも渡瀬の言ったとおりなのがちょっと悔しいけど~、それが無かったら今頃僕達……。」(昴)
「あぁ……。ヤバいぞ!ドラゴンがブレス準備に入りそうだ!ってえ?」(勇)
「違う!ブレスじゃないっ!!」(賢)
「ヤバい!!逃げろ~!」(昴)
ブレス攻撃が来ると思っていたら、ドラゴンのやつ。後ろ足で立ち上がり、尾っぽを振り回して(恐竜だから尾っぽがある)攻撃する作戦に出やがった。
あんなぶっといのに当たったらひとたまりもないぞ!
俺達はアイツの攻撃範囲から逃げようと背を向けたその時!
「来るぞ!ブレスだ!!」
と渡瀬が叫んだんだ。
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