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敗者は最後に笑う
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海外のe-Sportsでは数十億の賞金が得られる大会がある。
日本でもe-Sportsが国体に採用されたように少しずつではあるが認知されるようになってきた。
俺もプロゲーマーになるまでは海外の大きな大会で賞金をゲットする夢を見ていた。
しかし現実は国内の大会でもほとんど優勝できず。
たまに頭数合わせで呼ばれる小規模なイベントで素人相手に優勝するのが関の山だ。
テレビで紹介されるプロゲーマーは都内の豪邸に住み海外を転戦していたり、食事にオードブルが用意される施設に入所するようなエリートたちだ。
俺の所属チームはメンバー全員が一軒家で生活しているが食事はカップラーメンやスナック。基本的に自炊だ。
そんな地下アイドルのような状況で俺も25歳。ここでは最年長となった。俺より年上のメンバーはほとんどが引退していった。年々e-Sportsが取り上げられる機会が増えるためか毎年有望な新人が入ってくるし、中には高校に通いながら契約する奴もいる。
普通のスポーツ同様、ゲームにも動体視力や瞬発力が必要になる。プロとして続けていくには30歳が引退のライン。
もっとも活躍できない俺のようなプレーヤーは25で引退しても早いほうではない。
俺もそろそろ潮時かもしれない。
「ジュンマツさん。次のe-Sports全日本杯出るんすか?」
後輩の桜庭翔だ。俺の2歳下だが今年すでにタイトルを1つ獲り、2つの大会で決勝進出を果たした。
俺も同じ大会に参加したが最高はベスト8だった。
「ああ、出るつもりだよ。出ない理由もないしな」
「ジュンマツさん。最近調子でないっすね。どうかしたんすか?」
「最近たまに何のためにプロやってんのかとか考えちゃうんだよな」
「ジュンマツさんはなんでプロゲーマーになろうと思ったんすか?」
「なんでプロゲーマーになったか?」
ゲームが好きだから。いやそんな単純なことだったのか。
初めてゲームを触ったのは親戚の家に行った時、当時流行っていたゲームをプレイした時だった。
ゲームセンターにあるゲームが家でプレイできるってすごく興奮した記憶は今でも残っている。
小学生になって親に当時の最新種を買ってもらってからは自分で小遣いをためてアクションやRPG、謎解き、恋愛もの、い ろんなジャンルを買い漁ってプレイしまくった。
友達と家に泊まりあって朝までプレイしたのも楽しかった。
あれ、俺いつのまにゲームが苦痛になってたんだ。
「ジュンマツさん、どうしたんすか?」
「いや、何でもない。お前はなんでプロになったんだよ」
「俺は、他人より好きだと思えるものがゲームしかなくて、あとは他人に勝てる事がゲームしかなかった。てとこですかね」
「他人より好きで、他人に勝てるもの、か」
「ところでジュンマツさん。今度の大会あの賞金稼ぎのSANNO、三宮和斗がでるらしいですよ」
「三宮てジュンマツさんのライバルじゃなかったでしたっけ?」
三宮はライバルなんてもんじゃない。俺が学生の頃通ってた大手のゲーセンの大会で毎回優勝してたのがSANNOだった。
初めて対戦した時は何もできなかった。自分のキャラが止まっているかのようにコンボを連発されてボコボコにされた。
その後あいつはフリーでスポンサーを集めて海外を拠点に連戦を繰り返し賞金を獲得している。
たまに国内の大きなイベントで対戦する機会もあるが何もさせてもらえない。
いや一度だけ追いつめたことがある。
あいつの使用するキャラクターの技の癖をついて追いつめた時だ。
でもそこからコンボを連発され大逆転負け。大観衆の前で醜態をさらされた。
試合直後はリプレイを観るまで、自分のミスか、運が悪かったとイラついていた。でもリプレイを観た瞬間、俺の心は凍りついた。
ワイプに映っていたあいつの顔は笑っていたからだ。
それ以降、俺はあいつの情報は目の前から遠ざけるようなってしまった。
「ライバル?そんなんじゃねーよ」
「そうですか?あの時、おれ鳥肌立ったんすよね。ジュンマツさんがSANNOを追いつめた時、なんかゾーンに入った感じ?」
「ゾーンか」
「ま、お互いがんばりしょう」
「ああ、目指すは優勝」
お互いに親指を立ててコントローラーを握った。
大会当日
日本での活動が少ないSANNOが出場することもあってゲームメディアだけでなく地上波のテレビ局も取材に来ていた。
なんとか大会を勝ち抜き数年ぶりに決勝にたどり着いた。
相手はもちろんSANNOだ。落ち着いた顔をしている。当たり前か。
海外で戦っているあいつにとって日本の大会に出るはあいつ自身のスポンサーのためだ。
あいつの癖、あいつが使うキャラの技は頭に入れた。だが対戦相手によってあいつの展開も変わってくるだろう。
俺にはどう出てくる。以前の俺はどう負けた。
ラウンド1。
以前の俺は開始直後に間合いを詰めたところに1発目のコンボを受けて動きを止められて最後までやられた。
あいつのキャラはコンボ前にパンチを打ってくる。俺はそれを読んで間合いを詰めずにやや前に動いてジャンプキックを入れた。予想通りSANNOはパンチを打ちに出て俺のジャンプキックをくらい動きを一瞬止めた。さらに俺は弱いパンチでやつの動きを止めて即座にコンボを放つ。
ラウンド1はあっさり獲ることができた。あの時と同じだ。あいつは楽しんでいる。
自分が窮地に立つ状況を設定して楽しんでいる。
ラウンド2。
俺はいきなり間合いを詰めた。もちろんSANNOにあえて攻撃のチャンスを与えた。俺はすぐに防御に入る。ここでタイミングをミスしたら終わりだ。SANNOはローキックで足下を打ち防御を無効化しようとする。俺はジャンプ、そしてジャンプキック。やつの動きがとまる。そしてパンチ、コンボだ。決まった。
いや、当たってない。あいつはジャンプキックを防いで後ろに下がっている。
一瞬集中力が切れた。すでに俺は、俺のキャラクターはSANNOの連続コンボを受けライフゲージを失っていた。
ラウンド3
SANNO、お前は笑ってるのか。すぐにラウンドがはじまるため奴の顔をみるタイミングはない。
もちろんこうなる可能性は考えていた。あいつがプレイしている動画も可能な限り確認した。
予想通り、SANNOは向かってこない。相手の出方で戦術を決めるつもりだ。
やってやる。俺は間合いを活かしコンボを使った。たとえSANNOに防がれてもすぐに打撃を受けることはない。
SANNOは防御で防いだ。そしてコンボで返してくる。俺も防御で凌ぐ。
パンチ、キック弱いがスピードのある攻撃でSANNOの動きを止める。SANNOも攻撃で対抗する。互いにライフゲージが減っていく。
いつコンボを放つ?いやこのまま軽い攻撃で削って終わらすか?あいつは何をしてくる。
コンマ数秒の間にレバーをひねりキーを叩きさらに複数の選択肢から最適のものを選択する。
SANNOがコンボを出した。俺は防御で凌いだ。凌ぎ切った。俺がコンボを出す。SANOのライフゲージがどんどん減っていく。
もらった。
コンボが止まった。瞬間SANNOのライフゲージはかすかに残っていた。
コンボ直後やつの動きが早かった。軽いパンチを連打されゲージが削られた。
あと一発。
しかし俺のキャラは倒れた。俺はまたSANNOに勝てなかった。
「激しい接戦を制し優勝はSANNO!SANNO選手おめでとうございます!」
MCの声に会場から歓声が沸き上がった。
でも俺だけ無音の世界にいるようだった。SANNOは笑ってるのか。
SANNOはまるでマラソンを走り切ったような青白い顔をしていた。笑うどころか表情がない。
「SANNOさん。激闘に勝ちました。いかがですか?」
「本当に、心から嬉しいです。日本でこんな痺れる戦いができるようになったんだなと。今日対戦した松木潤君は昔から知っているので闘い辛かったですけど。勝てて嬉しいです」
「ジュンマツさん。お疲れ様です」
「ああ、おつかれ。翔も惜しかったな。お前が準決でSANNOを倒してたらお前との決勝だったのにな」
「やめてくださいよ。俺なんか1ラウンドも取ってないし。ジュンマツさんみたいにリラックスしながらなんて戦えないっすよ」
「リラックス?何言ってんだよ。俺は緊張しっぱなしだったんだぜ。リラックスしてたのはSANNOの方だよ」
「何言ってんすか。ほらプレビューやってますよ」
リプレイに移るSANNOの顔はライトで汗が反射し、目は鋭く、ワイプサイズでも鬼のような形相だということがわかった。
そして俺の顔は気心の知れた友人と遊んでいるような柔らかい表情をしていた。
俺はもう少しがんばれるのかもしれないな。
「どうしたんすか?ニヤニヤして気持ち悪いっすね」
「何でもねーよ。表彰式行ってくる」
日本でもe-Sportsが国体に採用されたように少しずつではあるが認知されるようになってきた。
俺もプロゲーマーになるまでは海外の大きな大会で賞金をゲットする夢を見ていた。
しかし現実は国内の大会でもほとんど優勝できず。
たまに頭数合わせで呼ばれる小規模なイベントで素人相手に優勝するのが関の山だ。
テレビで紹介されるプロゲーマーは都内の豪邸に住み海外を転戦していたり、食事にオードブルが用意される施設に入所するようなエリートたちだ。
俺の所属チームはメンバー全員が一軒家で生活しているが食事はカップラーメンやスナック。基本的に自炊だ。
そんな地下アイドルのような状況で俺も25歳。ここでは最年長となった。俺より年上のメンバーはほとんどが引退していった。年々e-Sportsが取り上げられる機会が増えるためか毎年有望な新人が入ってくるし、中には高校に通いながら契約する奴もいる。
普通のスポーツ同様、ゲームにも動体視力や瞬発力が必要になる。プロとして続けていくには30歳が引退のライン。
もっとも活躍できない俺のようなプレーヤーは25で引退しても早いほうではない。
俺もそろそろ潮時かもしれない。
「ジュンマツさん。次のe-Sports全日本杯出るんすか?」
後輩の桜庭翔だ。俺の2歳下だが今年すでにタイトルを1つ獲り、2つの大会で決勝進出を果たした。
俺も同じ大会に参加したが最高はベスト8だった。
「ああ、出るつもりだよ。出ない理由もないしな」
「ジュンマツさん。最近調子でないっすね。どうかしたんすか?」
「最近たまに何のためにプロやってんのかとか考えちゃうんだよな」
「ジュンマツさんはなんでプロゲーマーになろうと思ったんすか?」
「なんでプロゲーマーになったか?」
ゲームが好きだから。いやそんな単純なことだったのか。
初めてゲームを触ったのは親戚の家に行った時、当時流行っていたゲームをプレイした時だった。
ゲームセンターにあるゲームが家でプレイできるってすごく興奮した記憶は今でも残っている。
小学生になって親に当時の最新種を買ってもらってからは自分で小遣いをためてアクションやRPG、謎解き、恋愛もの、い ろんなジャンルを買い漁ってプレイしまくった。
友達と家に泊まりあって朝までプレイしたのも楽しかった。
あれ、俺いつのまにゲームが苦痛になってたんだ。
「ジュンマツさん、どうしたんすか?」
「いや、何でもない。お前はなんでプロになったんだよ」
「俺は、他人より好きだと思えるものがゲームしかなくて、あとは他人に勝てる事がゲームしかなかった。てとこですかね」
「他人より好きで、他人に勝てるもの、か」
「ところでジュンマツさん。今度の大会あの賞金稼ぎのSANNO、三宮和斗がでるらしいですよ」
「三宮てジュンマツさんのライバルじゃなかったでしたっけ?」
三宮はライバルなんてもんじゃない。俺が学生の頃通ってた大手のゲーセンの大会で毎回優勝してたのがSANNOだった。
初めて対戦した時は何もできなかった。自分のキャラが止まっているかのようにコンボを連発されてボコボコにされた。
その後あいつはフリーでスポンサーを集めて海外を拠点に連戦を繰り返し賞金を獲得している。
たまに国内の大きなイベントで対戦する機会もあるが何もさせてもらえない。
いや一度だけ追いつめたことがある。
あいつの使用するキャラクターの技の癖をついて追いつめた時だ。
でもそこからコンボを連発され大逆転負け。大観衆の前で醜態をさらされた。
試合直後はリプレイを観るまで、自分のミスか、運が悪かったとイラついていた。でもリプレイを観た瞬間、俺の心は凍りついた。
ワイプに映っていたあいつの顔は笑っていたからだ。
それ以降、俺はあいつの情報は目の前から遠ざけるようなってしまった。
「ライバル?そんなんじゃねーよ」
「そうですか?あの時、おれ鳥肌立ったんすよね。ジュンマツさんがSANNOを追いつめた時、なんかゾーンに入った感じ?」
「ゾーンか」
「ま、お互いがんばりしょう」
「ああ、目指すは優勝」
お互いに親指を立ててコントローラーを握った。
大会当日
日本での活動が少ないSANNOが出場することもあってゲームメディアだけでなく地上波のテレビ局も取材に来ていた。
なんとか大会を勝ち抜き数年ぶりに決勝にたどり着いた。
相手はもちろんSANNOだ。落ち着いた顔をしている。当たり前か。
海外で戦っているあいつにとって日本の大会に出るはあいつ自身のスポンサーのためだ。
あいつの癖、あいつが使うキャラの技は頭に入れた。だが対戦相手によってあいつの展開も変わってくるだろう。
俺にはどう出てくる。以前の俺はどう負けた。
ラウンド1。
以前の俺は開始直後に間合いを詰めたところに1発目のコンボを受けて動きを止められて最後までやられた。
あいつのキャラはコンボ前にパンチを打ってくる。俺はそれを読んで間合いを詰めずにやや前に動いてジャンプキックを入れた。予想通りSANNOはパンチを打ちに出て俺のジャンプキックをくらい動きを一瞬止めた。さらに俺は弱いパンチでやつの動きを止めて即座にコンボを放つ。
ラウンド1はあっさり獲ることができた。あの時と同じだ。あいつは楽しんでいる。
自分が窮地に立つ状況を設定して楽しんでいる。
ラウンド2。
俺はいきなり間合いを詰めた。もちろんSANNOにあえて攻撃のチャンスを与えた。俺はすぐに防御に入る。ここでタイミングをミスしたら終わりだ。SANNOはローキックで足下を打ち防御を無効化しようとする。俺はジャンプ、そしてジャンプキック。やつの動きがとまる。そしてパンチ、コンボだ。決まった。
いや、当たってない。あいつはジャンプキックを防いで後ろに下がっている。
一瞬集中力が切れた。すでに俺は、俺のキャラクターはSANNOの連続コンボを受けライフゲージを失っていた。
ラウンド3
SANNO、お前は笑ってるのか。すぐにラウンドがはじまるため奴の顔をみるタイミングはない。
もちろんこうなる可能性は考えていた。あいつがプレイしている動画も可能な限り確認した。
予想通り、SANNOは向かってこない。相手の出方で戦術を決めるつもりだ。
やってやる。俺は間合いを活かしコンボを使った。たとえSANNOに防がれてもすぐに打撃を受けることはない。
SANNOは防御で防いだ。そしてコンボで返してくる。俺も防御で凌ぐ。
パンチ、キック弱いがスピードのある攻撃でSANNOの動きを止める。SANNOも攻撃で対抗する。互いにライフゲージが減っていく。
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コンマ数秒の間にレバーをひねりキーを叩きさらに複数の選択肢から最適のものを選択する。
SANNOがコンボを出した。俺は防御で凌いだ。凌ぎ切った。俺がコンボを出す。SANOのライフゲージがどんどん減っていく。
もらった。
コンボが止まった。瞬間SANNOのライフゲージはかすかに残っていた。
コンボ直後やつの動きが早かった。軽いパンチを連打されゲージが削られた。
あと一発。
しかし俺のキャラは倒れた。俺はまたSANNOに勝てなかった。
「激しい接戦を制し優勝はSANNO!SANNO選手おめでとうございます!」
MCの声に会場から歓声が沸き上がった。
でも俺だけ無音の世界にいるようだった。SANNOは笑ってるのか。
SANNOはまるでマラソンを走り切ったような青白い顔をしていた。笑うどころか表情がない。
「SANNOさん。激闘に勝ちました。いかがですか?」
「本当に、心から嬉しいです。日本でこんな痺れる戦いができるようになったんだなと。今日対戦した松木潤君は昔から知っているので闘い辛かったですけど。勝てて嬉しいです」
「ジュンマツさん。お疲れ様です」
「ああ、おつかれ。翔も惜しかったな。お前が準決でSANNOを倒してたらお前との決勝だったのにな」
「やめてくださいよ。俺なんか1ラウンドも取ってないし。ジュンマツさんみたいにリラックスしながらなんて戦えないっすよ」
「リラックス?何言ってんだよ。俺は緊張しっぱなしだったんだぜ。リラックスしてたのはSANNOの方だよ」
「何言ってんすか。ほらプレビューやってますよ」
リプレイに移るSANNOの顔はライトで汗が反射し、目は鋭く、ワイプサイズでも鬼のような形相だということがわかった。
そして俺の顔は気心の知れた友人と遊んでいるような柔らかい表情をしていた。
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