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爺さんの爆弾発言がやばすぎる
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まさか、文也が俺たちを嵌めただなんて、そんなバカな。
ショックのあまり、俺は現実を認められない。
「通りでな。最初からおかしいと思っていたんだ!」
春則の発言に、俺はさらに仰天してしまった。
「嘘っ⁉︎どこがだよ?」
俺にはまったく理解できない。
「まず、地図から消えた村って話していたくせに、場所を知っていたことがおかしいだろ。それに、初対面なはずの村人に対して、あまりにも警戒心がなさすぎた。普通、襲われたあとなら誰だって警戒するものだろ。そういえば、食事を促したのも文也だったよな?それがこの結果だ。」
「あ~、確かに。」
そういえば、確かに怪しいところばかりだった気もしてきた。
もっとも、警戒心がなさすぎたのは、俺もだったのだが。
「なんだよそれー。バレバレだったのか。」
なぜか文也が残念そうに、肩を落とした。
「大体、地図から消えた村なんて話もでまかせなんだろ?」
春則に指摘されると、文也は目を丸くさせた。
「えっ?それも嘘だって知ってたの?」
「もしその噂が本当なら、ほかに知ってる奴がいるはずだろうが。誰も知らないとか、ありえないだろ。」
まじかよ。
俺はその話を全面的に信じていたので、少し恥ずかしくなった。
「だから俺は、翔馬がいなければ、行く気なんてなかったんだ。」
何故、そこで俺の名前が出るのだろう。
要するに、俺のことが心配だったから、ついてきたということだろうか?
「春則、それはどういう──。」
「おっほん!」
俺の質問を遮るように、爺さんが咳払いした。
「お主ら、儂のことを忘れておらぬか?」
俺たち3人は、互いに顔を見合わせた。
どうやら全員、すっかり忘れていたようだった。
「あっ、すいません。忘れてました。」
俺はすかさず、頭を下げた。
「翔馬、なんで謝るんだよ!」
春則が即座にツッコミを入れた。
「まあ、よいじゃろう。そうじゃ、自己紹介がまだだったな。儂はこの村の村長をしておる、小戸狛江じゃ。」
「オト、コマエ…。」
いや、全然男前じゃないから。
ただの白髪の爺さんだからな。
そう、心の中で突っ込んだ。
「おい、ジジイ。単刀直入に言う。目的は何だ?」
春則の暴言に、小戸狛江は御立腹の様子だ。
怒らせたらまずいのではないかと思い、俺はハラハラした。
「口の聞き方のなってないガキじゃな。まあよい、お主には用はないのでな。」
そう小戸狛江が口にすると、鉄格子の扉が開けられ、村人たちがぞろぞろと入ってきた。
そして俺たちは村人に囲まれて、身動きが取れなくなってしまった。
「うわっ⁉︎」
突然俺は村人たちに腕を掴まれ、取り押さえられた。
このままではやばいと思い、懸命にもがく。
しかしその甲斐虚しく、小戸狛江がにじり寄ってきた。
ついに間近まで来た小戸狛江は、俺の頬をそっと撫でた。
その瞬間、背筋が凍りついた。
一体、何をされるんだろう。
恐怖のあまり、頭が回らなかった。
「お主こそ、彼奴の嫁に相応しい。」
俺が…、嫁だってえええ⁉︎
まさかの衝撃発言に、考えがもうついていけなかった。
ショックのあまり、俺は現実を認められない。
「通りでな。最初からおかしいと思っていたんだ!」
春則の発言に、俺はさらに仰天してしまった。
「嘘っ⁉︎どこがだよ?」
俺にはまったく理解できない。
「まず、地図から消えた村って話していたくせに、場所を知っていたことがおかしいだろ。それに、初対面なはずの村人に対して、あまりにも警戒心がなさすぎた。普通、襲われたあとなら誰だって警戒するものだろ。そういえば、食事を促したのも文也だったよな?それがこの結果だ。」
「あ~、確かに。」
そういえば、確かに怪しいところばかりだった気もしてきた。
もっとも、警戒心がなさすぎたのは、俺もだったのだが。
「なんだよそれー。バレバレだったのか。」
なぜか文也が残念そうに、肩を落とした。
「大体、地図から消えた村なんて話もでまかせなんだろ?」
春則に指摘されると、文也は目を丸くさせた。
「えっ?それも嘘だって知ってたの?」
「もしその噂が本当なら、ほかに知ってる奴がいるはずだろうが。誰も知らないとか、ありえないだろ。」
まじかよ。
俺はその話を全面的に信じていたので、少し恥ずかしくなった。
「だから俺は、翔馬がいなければ、行く気なんてなかったんだ。」
何故、そこで俺の名前が出るのだろう。
要するに、俺のことが心配だったから、ついてきたということだろうか?
「春則、それはどういう──。」
「おっほん!」
俺の質問を遮るように、爺さんが咳払いした。
「お主ら、儂のことを忘れておらぬか?」
俺たち3人は、互いに顔を見合わせた。
どうやら全員、すっかり忘れていたようだった。
「あっ、すいません。忘れてました。」
俺はすかさず、頭を下げた。
「翔馬、なんで謝るんだよ!」
春則が即座にツッコミを入れた。
「まあ、よいじゃろう。そうじゃ、自己紹介がまだだったな。儂はこの村の村長をしておる、小戸狛江じゃ。」
「オト、コマエ…。」
いや、全然男前じゃないから。
ただの白髪の爺さんだからな。
そう、心の中で突っ込んだ。
「おい、ジジイ。単刀直入に言う。目的は何だ?」
春則の暴言に、小戸狛江は御立腹の様子だ。
怒らせたらまずいのではないかと思い、俺はハラハラした。
「口の聞き方のなってないガキじゃな。まあよい、お主には用はないのでな。」
そう小戸狛江が口にすると、鉄格子の扉が開けられ、村人たちがぞろぞろと入ってきた。
そして俺たちは村人に囲まれて、身動きが取れなくなってしまった。
「うわっ⁉︎」
突然俺は村人たちに腕を掴まれ、取り押さえられた。
このままではやばいと思い、懸命にもがく。
しかしその甲斐虚しく、小戸狛江がにじり寄ってきた。
ついに間近まで来た小戸狛江は、俺の頬をそっと撫でた。
その瞬間、背筋が凍りついた。
一体、何をされるんだろう。
恐怖のあまり、頭が回らなかった。
「お主こそ、彼奴の嫁に相応しい。」
俺が…、嫁だってえええ⁉︎
まさかの衝撃発言に、考えがもうついていけなかった。
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