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第101話「少女の皮を被った化け物18」
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慌てて二人が振り向くと、そこには無表情のレオニーが立っていた。
「「「あ!……(レオニーを忘れてた……)」」」
マリ・アネ・リゼは背筋に冷たいものが走り、命の危機を感じたが……。
しかし、そこは流石のマリー。
そんなことは一切顔に出さず、表面上は平然としたままレオニーに応える。
「……お帰りなさいレオニー。で、あの庭師のお爺さんの様子はどうでした?」
「はい、出番が無くなったことをお伝えした瞬間は、非常に気落ちされていました……が、」
マリーに問われたレオニーが淡々と答える。
「「が?」」
「しかし、菓子折りとお車代を多めにお渡ししたら、それはもうニコニコされながら、お帰りになられました」
と、彼女はなんとも言えない内容を、最後まで淡々と語った。
「……そう」
「やっぱり、世の中お金なのよね……」
案の定、マリーとアネットは微妙な顔で呟いた。
そこでレオニーが、
「ところでマリー様。私がここを辞められない理由も教えて頂けませんし、そろそろリリースして頂けませんか?」
唐突に言った。
「ちょっと、お待ちなさいな」
言われたマリーは、呆れ顔でレオニーに答えたが、彼女は引かない。
「というか、もう理由など後からで構いません。間もなくお戻りになるマクシミリアン様のお出迎えに行きたいのですが?」
そして、そう言った彼女は何処となくソワソワしているように見えた。
「……本音が出ましたね……わかりました、少しだけでいいのです!本当に少しの時間でいいから待ちなさい!」
マリーが重ねて言った。
「えぇー……私、一秒でも早く殿下のご尊顔を拝見したいのですが……」
尚もレオニーは不満タラタラにそんなことを言っている。
それにマリーは遂に……、
「何を十代の恋する乙女みたいになってるのですか!?……まあ、お義兄様の魅力にメロメロになってしまうのは仕方ありませんが……兎に角!少し待ちなさい!」
キレ始めた。
「………………畏まりました」
それでもレオニーは、もの凄く嫌そうな顔で承諾した。
「全く……」
と、呆れ顔のマリーに、
「ねえねえ、レオニーの退職の理由なんてどうでもいいから、早く話の続きを教えてよ!王子様が何をやったの?」
アネットが話の続きを促した。
「あ、そうでしたね。では気を取り直して、続きといきましょうか。……私達がルビオンに対して有効な手を打てない中、お義兄様は何と……」
と、マリーが話の続きを言いかけたところで、
「何とルビオンを苦しめ、且つランスを富ませる、という素晴らしいアイデアを考えつかれたのです!」
それを遮り、何故かレオニーが誇らしげに言った。
「なっ!?レオニー!?……よくも私のセリフを……」
それにマリーが悔しがるが、
「え、凄いじゃない!何をやったの?」
アネットは気にせず目を輝かせた。
「はい!」
そしてレオニーがドヤ顔で誇らしげに答える。
「麻薬の密輸です」
「ブッ!!!」
アネットが噴き出した。
「は、はあああああああ!?ヤクの密輸って、マジ!?」
「はい、大マジです」
「ちょっ!どういうことよ!?」
荒ぶるアネットの問いに、レオニーが説明を始める。
「はい、ご説明致しますと……まず、先日マクシミリアン殿下宛の賄賂の中から、麻薬が出てきたのです。通常なら早々に処分するのですが、殿下は何とこれをルビオンに流せと仰ったのです!」
「へー」
「そして、我々はその指示に従って麻薬をルビオンに流しました。これによってルビオンでは現在、順調に中毒者が増えております」
「そ、そう……」
微妙な顔でアネットが相槌を打つ。
「逆に、我々ランスはボロ儲けです。しかも元手はゼロなのです」
と、レオニーは嬉しそうに説明を続ける。
「な、なるほど……それで?」
「更に、これも殿下のご指示なのですが、麻薬の送り主の貴族を逮捕し、隠し持っていた大量の在庫、販売ルート、そして製造元の情報を得ることが出来ました」
「え?ま、まさか……」
そこでアネットが何かを悟ったらしく、顔を引きつらせた。
「はい、その大量の在庫もルビオン及び、敵対関係にある国に向けて逐次発送して、現地のデポに備蓄しております。そして、近々我々は大幅なディスカウントを行った上でそれらを売り捌く予定です」
「え?何で安売り何てしちゃうの?勿体なくない?」
そこでレオニーはご安心を、と微笑み言った。
「ああ、それなら問題ありません。目的は金銭的な利益を上げることではなく、安売りによってルビオン国内で麻薬の価格破壊を起こし、麻薬を入手しやすい環境を整えて中毒者を大量生産することですから」
「え?」
「更に、我々は在庫の他にも製造元も抑えていますから、今後も継続的に麻薬をルビオンに供給できます。これで奴らに対して確実に、しかも少なくないダメージを与えることができます。加えてランス国内の販売ルートも潰すことができました」
「……」
「と、一粒で4回も5回も美味しい感じになっております」
「す、凄いわね……アンタ達、もう防諜組織を名乗るのをやめて、麻薬カルテルを名乗ったら?」
アネットはあまりにえげつない内容に、ドン引きしながら呟いた。
「ふふ、それも悪くないかも知れませんね」
などと、レオニーは笑えない冗談を言った。
「うわぁ……あんなに綺麗で優しそうな顔してるのに、王子様って凄いこと考えるわね……まあ、ギャップに萌えるからいいけど」
アネットは衝撃的な内容にドン引きしつつも、よく分からない理由でリアンを肯定した。
残念なことに、唯一の常識人枠かと思われていたアネットも、実は恋の病の重篤患者の一人だったことがバレてしまった。
閑話休題。
「ね?お義兄様凄いでしょう?ね?ね?」
そして、ここにも重篤患者が一人。
「何でマリーが嬉しそうなのよ……」
まるで綺麗な花でも見つけたかのように、嬉しそうに語るマリーにアネットがツッコミを入れた。
「それはほら、愛するお義兄様が褒められたら嬉しいじゃないですか!」
だが、彼女は目をキラキラされながら当然のように言った。
「まあ、いいけど……」
「さて、話も終わりましたし、レオニー、理由を説明してあげましょうか。リゼット、あれを」
「は、はいぃ、ここに」
マリーに命じられ、リゼットが何かの書類をレオニーに手渡した。
「取り敢えずこれを読んでちょうだい」
促され、書類に目を通したレオニーは……、
「はい……こ、これは!?」
一瞬目を見開き、それからみるみる顔を強張らせた。
「貴方がリアンお義兄と遠征している間に、暗部の海外担当の部署から報告があったの」
「間違いないのですか?」
「ええ、先程フィリップの側近を拷問して得た情報と、部屋と別邸をガサ入れして出てた証拠で確認をしました」
因みにレオニーが渡された資料には、今後のルビオンの対外工作の方針が記されていたのだが……。
そこに書かれていたのはなんと……。
そして、マリーの言葉を聞いたレオニーは、
「……確かにこれでは私がここを辞める訳にはいきませんね……いえ、意地でも残らせて頂きます」
と、言った。
「そうでしょう?」
と、マリーは皮肉げに笑った。
「はい……では、マリー様、そろそろ……」
そこまで聞いたレオニーは時間がないことを思い出した。
「いいわよ、お行きなさい」
と、マリーはもういい、とばかりに諦め顔で投げやりに言った。
「はい、ありがとうございます。では」
そしてレオニーは、シュバッ!っと消えた。
「「「……(あれ、どうやってるの?)」」」
と、レオニーが消え、三人が同じ疑問を抱いたところで、
「さてと、私達も解散しましょう」
マリーが解散を告げた。
「うん、マリーお疲れー」
「畏まりましたぁ」
それを聞いたアネ・リゼは了解し、早速、
「ねえリゼット、今日はお互い頑張ったし、飲みに行かない?」
「いいですねぇ、是非行きたいですぅ」
飲みに行く相談を始めた。
「よし、決まり!じゃあ店はどうする?」
「ええっとぉ、ビアホールの『コマン・ドゥ』か、居酒屋の『ラ・ムボー』か……あぁ、魚料理の『沈黙亭』とかどうですぅ?」
「ああ!良いわね!アタシあの店の魚料理好きだし」
と、二人が店選びで盛り上がっていたところで、背後から声がした。
「二人共、ちょっと待って下さい」
マリーだった。
「え?どうしたのマリー?まさか、やっぱりこの後、何かあるんじゃ……」
「ふぇ?ま、まさか残業ですかぁ?」
それを見た二人は暗い未来を予想し、勝手に落胆した。
しかし、次にマリーから発せられる言葉は、二人にとってあまりにも予想外だった。
「……私も行きます」
「「え?…………えええええええ!?」」
皆様、おはようございます。
作者のにゃんパンダです。
突然ですが、思いついたことがありまして……。
折角の年末、楽しいことをしたいなぁ、と思って読者様参加型の企画を考えてみました。
具体的には、この後マリー達の居酒屋パートになるのですが、そこで彼女達に話して欲しいトークの内容を募集したいと思います!
内容は、この作品に関わることなら、何でもOKです!
知りたいこと、疑問に思っていること、彼女達に喋らせたら面白そうなこと等、ありましたらコメントでリクエストをお願い致します。
※話の都合上、彼女達とリアンが顔をあわせることはできませんので、そこだけご注意下さいませ。
あともし、残念ながら特になければ普通に居酒屋パートを進めます(^_^;)
ではでは、リクエストをお待ちしております!
お読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
「「「あ!……(レオニーを忘れてた……)」」」
マリ・アネ・リゼは背筋に冷たいものが走り、命の危機を感じたが……。
しかし、そこは流石のマリー。
そんなことは一切顔に出さず、表面上は平然としたままレオニーに応える。
「……お帰りなさいレオニー。で、あの庭師のお爺さんの様子はどうでした?」
「はい、出番が無くなったことをお伝えした瞬間は、非常に気落ちされていました……が、」
マリーに問われたレオニーが淡々と答える。
「「が?」」
「しかし、菓子折りとお車代を多めにお渡ししたら、それはもうニコニコされながら、お帰りになられました」
と、彼女はなんとも言えない内容を、最後まで淡々と語った。
「……そう」
「やっぱり、世の中お金なのよね……」
案の定、マリーとアネットは微妙な顔で呟いた。
そこでレオニーが、
「ところでマリー様。私がここを辞められない理由も教えて頂けませんし、そろそろリリースして頂けませんか?」
唐突に言った。
「ちょっと、お待ちなさいな」
言われたマリーは、呆れ顔でレオニーに答えたが、彼女は引かない。
「というか、もう理由など後からで構いません。間もなくお戻りになるマクシミリアン様のお出迎えに行きたいのですが?」
そして、そう言った彼女は何処となくソワソワしているように見えた。
「……本音が出ましたね……わかりました、少しだけでいいのです!本当に少しの時間でいいから待ちなさい!」
マリーが重ねて言った。
「えぇー……私、一秒でも早く殿下のご尊顔を拝見したいのですが……」
尚もレオニーは不満タラタラにそんなことを言っている。
それにマリーは遂に……、
「何を十代の恋する乙女みたいになってるのですか!?……まあ、お義兄様の魅力にメロメロになってしまうのは仕方ありませんが……兎に角!少し待ちなさい!」
キレ始めた。
「………………畏まりました」
それでもレオニーは、もの凄く嫌そうな顔で承諾した。
「全く……」
と、呆れ顔のマリーに、
「ねえねえ、レオニーの退職の理由なんてどうでもいいから、早く話の続きを教えてよ!王子様が何をやったの?」
アネットが話の続きを促した。
「あ、そうでしたね。では気を取り直して、続きといきましょうか。……私達がルビオンに対して有効な手を打てない中、お義兄様は何と……」
と、マリーが話の続きを言いかけたところで、
「何とルビオンを苦しめ、且つランスを富ませる、という素晴らしいアイデアを考えつかれたのです!」
それを遮り、何故かレオニーが誇らしげに言った。
「なっ!?レオニー!?……よくも私のセリフを……」
それにマリーが悔しがるが、
「え、凄いじゃない!何をやったの?」
アネットは気にせず目を輝かせた。
「はい!」
そしてレオニーがドヤ顔で誇らしげに答える。
「麻薬の密輸です」
「ブッ!!!」
アネットが噴き出した。
「は、はあああああああ!?ヤクの密輸って、マジ!?」
「はい、大マジです」
「ちょっ!どういうことよ!?」
荒ぶるアネットの問いに、レオニーが説明を始める。
「はい、ご説明致しますと……まず、先日マクシミリアン殿下宛の賄賂の中から、麻薬が出てきたのです。通常なら早々に処分するのですが、殿下は何とこれをルビオンに流せと仰ったのです!」
「へー」
「そして、我々はその指示に従って麻薬をルビオンに流しました。これによってルビオンでは現在、順調に中毒者が増えております」
「そ、そう……」
微妙な顔でアネットが相槌を打つ。
「逆に、我々ランスはボロ儲けです。しかも元手はゼロなのです」
と、レオニーは嬉しそうに説明を続ける。
「な、なるほど……それで?」
「更に、これも殿下のご指示なのですが、麻薬の送り主の貴族を逮捕し、隠し持っていた大量の在庫、販売ルート、そして製造元の情報を得ることが出来ました」
「え?ま、まさか……」
そこでアネットが何かを悟ったらしく、顔を引きつらせた。
「はい、その大量の在庫もルビオン及び、敵対関係にある国に向けて逐次発送して、現地のデポに備蓄しております。そして、近々我々は大幅なディスカウントを行った上でそれらを売り捌く予定です」
「え?何で安売り何てしちゃうの?勿体なくない?」
そこでレオニーはご安心を、と微笑み言った。
「ああ、それなら問題ありません。目的は金銭的な利益を上げることではなく、安売りによってルビオン国内で麻薬の価格破壊を起こし、麻薬を入手しやすい環境を整えて中毒者を大量生産することですから」
「え?」
「更に、我々は在庫の他にも製造元も抑えていますから、今後も継続的に麻薬をルビオンに供給できます。これで奴らに対して確実に、しかも少なくないダメージを与えることができます。加えてランス国内の販売ルートも潰すことができました」
「……」
「と、一粒で4回も5回も美味しい感じになっております」
「す、凄いわね……アンタ達、もう防諜組織を名乗るのをやめて、麻薬カルテルを名乗ったら?」
アネットはあまりにえげつない内容に、ドン引きしながら呟いた。
「ふふ、それも悪くないかも知れませんね」
などと、レオニーは笑えない冗談を言った。
「うわぁ……あんなに綺麗で優しそうな顔してるのに、王子様って凄いこと考えるわね……まあ、ギャップに萌えるからいいけど」
アネットは衝撃的な内容にドン引きしつつも、よく分からない理由でリアンを肯定した。
残念なことに、唯一の常識人枠かと思われていたアネットも、実は恋の病の重篤患者の一人だったことがバレてしまった。
閑話休題。
「ね?お義兄様凄いでしょう?ね?ね?」
そして、ここにも重篤患者が一人。
「何でマリーが嬉しそうなのよ……」
まるで綺麗な花でも見つけたかのように、嬉しそうに語るマリーにアネットがツッコミを入れた。
「それはほら、愛するお義兄様が褒められたら嬉しいじゃないですか!」
だが、彼女は目をキラキラされながら当然のように言った。
「まあ、いいけど……」
「さて、話も終わりましたし、レオニー、理由を説明してあげましょうか。リゼット、あれを」
「は、はいぃ、ここに」
マリーに命じられ、リゼットが何かの書類をレオニーに手渡した。
「取り敢えずこれを読んでちょうだい」
促され、書類に目を通したレオニーは……、
「はい……こ、これは!?」
一瞬目を見開き、それからみるみる顔を強張らせた。
「貴方がリアンお義兄と遠征している間に、暗部の海外担当の部署から報告があったの」
「間違いないのですか?」
「ええ、先程フィリップの側近を拷問して得た情報と、部屋と別邸をガサ入れして出てた証拠で確認をしました」
因みにレオニーが渡された資料には、今後のルビオンの対外工作の方針が記されていたのだが……。
そこに書かれていたのはなんと……。
そして、マリーの言葉を聞いたレオニーは、
「……確かにこれでは私がここを辞める訳にはいきませんね……いえ、意地でも残らせて頂きます」
と、言った。
「そうでしょう?」
と、マリーは皮肉げに笑った。
「はい……では、マリー様、そろそろ……」
そこまで聞いたレオニーは時間がないことを思い出した。
「いいわよ、お行きなさい」
と、マリーはもういい、とばかりに諦め顔で投げやりに言った。
「はい、ありがとうございます。では」
そしてレオニーは、シュバッ!っと消えた。
「「「……(あれ、どうやってるの?)」」」
と、レオニーが消え、三人が同じ疑問を抱いたところで、
「さてと、私達も解散しましょう」
マリーが解散を告げた。
「うん、マリーお疲れー」
「畏まりましたぁ」
それを聞いたアネ・リゼは了解し、早速、
「ねえリゼット、今日はお互い頑張ったし、飲みに行かない?」
「いいですねぇ、是非行きたいですぅ」
飲みに行く相談を始めた。
「よし、決まり!じゃあ店はどうする?」
「ええっとぉ、ビアホールの『コマン・ドゥ』か、居酒屋の『ラ・ムボー』か……あぁ、魚料理の『沈黙亭』とかどうですぅ?」
「ああ!良いわね!アタシあの店の魚料理好きだし」
と、二人が店選びで盛り上がっていたところで、背後から声がした。
「二人共、ちょっと待って下さい」
マリーだった。
「え?どうしたのマリー?まさか、やっぱりこの後、何かあるんじゃ……」
「ふぇ?ま、まさか残業ですかぁ?」
それを見た二人は暗い未来を予想し、勝手に落胆した。
しかし、次にマリーから発せられる言葉は、二人にとってあまりにも予想外だった。
「……私も行きます」
「「え?…………えええええええ!?」」
皆様、おはようございます。
作者のにゃんパンダです。
突然ですが、思いついたことがありまして……。
折角の年末、楽しいことをしたいなぁ、と思って読者様参加型の企画を考えてみました。
具体的には、この後マリー達の居酒屋パートになるのですが、そこで彼女達に話して欲しいトークの内容を募集したいと思います!
内容は、この作品に関わることなら、何でもOKです!
知りたいこと、疑問に思っていること、彼女達に喋らせたら面白そうなこと等、ありましたらコメントでリクエストをお願い致します。
※話の都合上、彼女達とリアンが顔をあわせることはできませんので、そこだけご注意下さいませ。
あともし、残念ながら特になければ普通に居酒屋パートを進めます(^_^;)
ではでは、リクエストをお待ちしております!
お読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
応援ありがとうございます!
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