友達以上恋人未満

あゆ

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第二章

中学1年

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部活を辞めてからの私の日常は変わっていった。朝は7:40に学校に着くようになった。そして4階の窓から陸上部の練習を見る。その中に村上先輩が居ないか探すけれど大抵居ない。陸上部の練習が終わるとみんな手を振ってくれるから手を振り返す。みんな優しい。
その頃には教室に人がチラホラ来はじめるから席に着く。1時間目から4時間目まで授業を受ける。昼休みは本を読む。5時間目から6時間目まで終わったら、みんなが部活に行くなか3年生と同じようにさっさと家に帰る。家に着いてまた本を読む。お風呂に入ってご飯を食べてまた本を読んで寝る。なんにもない平凡な時間だけがすぎていく。ごくたまに移動教室の移動中、村上先輩を見る。友達と楽しそうに話してたり、先輩は忘れ物をしたのだろうか、教科書を持ってなかったり(笑)先輩らしい。この瞬間が今の私の一番の幸せ。
そんな日々を過ごしてたらあっという間に1年生が終わっていた。
春休みに入った。春休みに入って3日で宿題が終わった。家でダラダラ過ごしてたら一日が終わる。
2016.4.1
いつもみたいにダラダラ過ごしてた。スマホから通知音がなった。私と同じように部活を辞めた子からだった。少し苦手な春香だった。同じクラスで部活を辞めたタイミングも一緒だったから、連絡先を交換してた
『明日さ、陸部の大会見に行かない??』
春香からそう誘われた。
『いく!』
私は即決でそう返信していた。だって、村上先輩の姿が見られる.行くしかない。そっからは忙しかった。お風呂に入るとき、リンスの後に、ヘアオイルを使った.お風呂上がるといつものスキンケアにプラスでパックもした。パックは次の日何かあるときに特別に使う用。バタバタしながら、明日の準備をする.なにがいるかな。タオルとお財布と携帯とハンカチ、ティッシュは絶対!あとポーチ。え、他になにがいるかな??忘れ物ないかな、
そうして何回かチェックした。ベットに入る.けど寝れない。私は運動会の前とか絶対慣れないタイプ…大会だから明日早いのにな.、頑張れがんばれ寝なきゃ。そんなことを考えても寝れないまま時間だけがすぎた。太陽が登った。完全に空があかるくなった。そろそろ準備しなきゃいけない時間だ。結局寝れなかったから少しキツいけれどしょうがない。
洗面所に行ってヘアアイロンをつける。温まる間に顔を洗ったりほかのことをする。バタバタ家中を走り回って支度を終えた、その頃にはもう出る時間だったので家を出で待ち合わせ場所に向かう。ワクワクしている。自然と1歩が大きくなり、速足になる。早く村上先輩に会いたい。
集合場所に着くと反対方向から春香が歩いてきているのが見えた。そのまま駅に向かう。電車に乗る。降りる駅は終点なので40分くらいかかった。そこから山を登る。山と言っても綺麗な道路になっている。ただ山の上にあるので坂の一本道なのだ途中途中にテニスコートとかがあるのだが、陸上競技場は何故か山のてっぺんだった。その間、春香とは色んな話をした。陸上部を辞めてからの話、春香は勉強を頑張るためにやめたらしく毎日たくさん勉強をしている話、春香と村上先輩が小学生の頃から仲がいい話、、、
話を聞いていると2人はすごく仲がいいみたいだった。小学生の頃の村上先輩の話を聞いた。私の知らない先輩が春香の中にいた。先輩と過ごしてきた時間が違うから当たり前なんだけれど、やっぱり悲しい。
そんな話をしながら陸上競技場についた。待合場所を探す。
春香「あ、いったー!」
そう言ってみんなの方に行く春香について行く。
村上先輩もいた、仰向けで寝そべっていた。誰かに膝枕をされながら。びっくりした、陸上部男子のことだからふざけて男の子同士でしてるのかとも思ったけど明らかに男の子ではない。肘枕をしているのは女の子だ。柱に隠れて顔は見えない。ゆっくりゆっくり近づいた。顔が見えた。それは陸上部女子の河合先輩だった。村上先輩と同級生だった。頭の中にたくさんの疑問が浮かぶ。なんで?2人は付き合っているの?いつから?でも先輩には彼女はいなかったはず。なんで?付き合ってないの?じゃあなんであんなに仲がいいの?そんなことを考えていた。春香が私の考えてることを察したのだろうか。
春香「あの二人ね一昨日から付き合ってるよ」
え、、、すごい衝撃だった。心にぽっかり穴が空いた。冷たい風がそこをスーッと通るようだった。涙も出てこなかった。だった衝撃が大きすぎて、楽しそうに過ごしてる村上先輩と、河合先輩を見るのが辛くて


先輩、先輩の隣は私じゃダメですよね
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