友達以上恋人未満

あゆ

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第二章

中学1年

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家に着いて疲れてベットに倒れ込んだ。
大会で活躍するみんなの姿がかっこよかった。だけどそれより頭に印象的にのこっているのは村上先輩と河合先輩の姿だった。幸せそうだった。自分が村上先輩の隣にいられることなんてない。分かってはいたけれど先輩に彼女がいる姿を見るのがこんなにも辛いなんて知らなかっ
た。ただ辛くて考えたくもないのに、今日の先輩2人の姿がずーと頭にあって何度も幸せそうな姿がリピートされる。
そんな時だった。
春香から連絡が来た
『今日はありがとう!
勝手な勘違いだったらごめんね、もしかしてだけど村上先輩のこと好き…?
もしそうなら頑張ってみるのもいいと思うよ?よかったら連絡先あげようか?』
え、、なんて勘が鋭いのだろう、
頑張ってみるのもあり。。?でも彼女さんがいる、だけど…もっと先輩のこと知りたい、先輩と話したい、こんなところで諦めたくない、
そう思った私はまだ頑張ることにした。
こんな考え方したら、最低かもしれないけれど…これから先ずっと村上先輩と河合先輩が付き合うなんて可能性はほとんどない。まだ中学生だもん、それならもし先輩がフリーになった時に、そばにいれるようにもっと近い存在でいられるように、彼女にならなくてもきっと先輩と話していられるだけど幸せだ。
そう思って私は先輩の連絡先を貰うことをお願いした
『えー!気づいたの?!
そうなんよね、好きなんだよね笑
先輩には彼女さんできちゃったみたいだけど…
頑張りたい。連絡先もらってもいい?』
『もちろん!先輩にも確認とったけど、教えて大丈夫って言われたから!おしえるね!』
そう言って春香から村上先輩の連絡先が送られてきた。ドキドキしながら追加する。えっと…追加したからには何か送らなきゃだよね。なんて送ればいい?
『追加しました!みゆです!』
え、なんかこれだけだと先輩からはーいって言われたらおわりだよね、、
『追加しました!』
あえての名前言わない?笑
そしたら誰?ってなる?いやいやそれはさすがに怖いか、、
え、どうしよう、、、
『春香ちゃん!あのね、村上先輩追加したんだけどなんて送ればいいかわからなくて、、』
春香はすぐに返信してくれた。
『そんなのなんでも大丈夫だよー!笑
追加しました!みゆです!
先輩今日とってもかっこよかったです
とかはー??』
わぁーお、そんなに簡単にかっこいい言えるかな、引かれないかな、、でも先輩かっこよかった、少しでも伝えたい、意識させたい。よし、
春香にお礼を言って先輩とのトークへ戻る
『みゆです!追加しました!
今日先輩めちゃめちゃ速くてかっこよかったです!』
送れた。。
ピロン!!
すぐに通知音がなった画面を見てみると先輩だった。
『追加ありがとう!村上琉です!
そんなことないよー笑』
“琉”かっこいい、琉先輩って呼びたいなそんなことを考えていた
『ねーね、みゆって呼んでも大丈夫?』
え?!先輩から追加でメッセージがきた。みゆって呼び捨てですか!え、そんなことされたら心臓持つかなー、でも嬉しい!じゃあ、私も下の名前で呼びたいな、そう思いながら、私はメッセージを打ち込んでいた。自分でもびっくりした、こんなにすぐに行動できる自分に先輩と仲良くなるのに必死だった
『はい!大丈夫です!
琉先輩って呼んでもいいですか?』
『ありがとう!
もちろん!いいよー』
先輩からの返信はすぐに来た。その後も少しやりとりをした。メッセージを送ってから先輩から返信を待つあいだ、何度も何度もスマホの画面をチェックした。まだかな?まだかな?だけど先輩から返信が来ると怖くてすぐには見れなくて、手で隠しながら少しずつみる、見たあとはメッセージを打っては消して、悩みに悩んで1通送るのにどれだけ時間がかかったのだろう。メッセージを考えるのも楽しくて、先輩と話す時間が幸せだった。頑張ろうって思ってよかった。連絡先をもらってよかった。

そうおもっていたこの時は、今ではもう
この時なんで先輩に近づいてしまったのだろう、連絡先をもらっていなければよかった…後悔しかない。この日からあと数ヶ月でもう5年がたとうとしている。今の私は高校3年生、先輩は大学1年生。
この日から始まった。私の辛い片思い

私は先輩のこと好きになっちゃいけなかったね、近づいちゃいけなかったんだ。
遠い憧れの存在でよかったんだ
ね?琉先輩、
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