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なんか、キャラ紹介的な何か
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えー、なんて言えばいいんだろ。
『ここどこだよ』とか、そういうこと言えばいいのかな?
こーゆーのってさ、実際に起きてみるとやっぱお家に帰りたくなっちゃうもんなんだね……うん。
……「いや、ほんとここどこだよ」
【広大な平野、そこかしこにいるモンスター、大空を飛ぶドラゴン。
そう、ここはアニメやマンガ、ゲームでよく見るいわゆる異世界というものだった。】
はい、まぁ俺なりにラノベっぽく状況を整理してみたけれどもさぁ、どうせ異世界に召喚されるならもうちょっといい場所あっただろ……。
なんで、モンスターてんこ盛りの場所に召喚しちゃったのかな。召喚師さんにドジっ子設定でもあるのかね。
あ、ヤベェ、そうこう言ってるうちに狼さんが僕に気付いちゃった。
あー、これ無理だ。身体能力現実となんら変わってないし魔法使ったりできるわけないし、剣も盾もスマホもないしー
オワタ(^∇^)
『グルルルル、グルルル……』
ほら、もう狼さん僕をいただく気満載じゃないか。
さて、思えば十六年いろんなことが……ないし……俺なにやってんだろ。
引き篭もりこそしなかったが、学校でも家でもアニメやマンガをずっと読んでるただの隠キャで、何一つとして、取り柄も思い出もないずっと望んでいた、異世界に召喚された今さえも思っているのは『もう、お家に帰りたい』というね。
ダッセェ、マジだせぇな俺。
もう知らん!どうせ死ぬならやってやる!
「うおおおおクロスフレイムバーストー!」
ふぁぁぁぁ、間抜けなあくびが出る。 また、夢かー!うん、知ってたよ!知ってたんだよ……。
あの後、狼を倒して最後まで辿りつかなかったものの一族唯一生き残りである、エルフに出会うところまではいったのだ、そして自分の部屋で目を覚ました。
そりゃ、都合よく異世界に召喚されるような人材じゃないしねー僕。
けど、今回の夢はほんのすこしだが消極的だった気がするなぁ、いつもならもっとこうチートとか一人称で拙者とか使うのに。
さてと、今は何時かな~。二時くらいに寝ちゃったから、五時くらいかな?
僕は、この無意味な昼寝が割と好きだ。
初めはせっかくの休日何してんだ僕ってなってたけど、何回もやってると休日何もやることないからこの昼寝がどのくらいの長さになってるのかを知るのがちょっとした楽しみなのだ。
すると、僕は不思議なことに気づく。「あれ?時計が止まってる。」
初めは電池切れかと思ったが電池は最近変えたばかりなのだ。
「なんでだろ~、なんでだろ~」と、一昔前に流行った芸人のネタを口ずさみながら電池を探す。
あれ?ない、引き出しに入れておいたはずなのに。
「はぁ、仕方ない買いに行きますか」
僕はしぶしぶ部屋のドアを開け、買い物に向かった。
「ホワッツ?」
ドアを開けた僕の目の前に広がっていたのはガチの異世界だった……。
『ここどこだよ』とか、そういうこと言えばいいのかな?
こーゆーのってさ、実際に起きてみるとやっぱお家に帰りたくなっちゃうもんなんだね……うん。
……「いや、ほんとここどこだよ」
【広大な平野、そこかしこにいるモンスター、大空を飛ぶドラゴン。
そう、ここはアニメやマンガ、ゲームでよく見るいわゆる異世界というものだった。】
はい、まぁ俺なりにラノベっぽく状況を整理してみたけれどもさぁ、どうせ異世界に召喚されるならもうちょっといい場所あっただろ……。
なんで、モンスターてんこ盛りの場所に召喚しちゃったのかな。召喚師さんにドジっ子設定でもあるのかね。
あ、ヤベェ、そうこう言ってるうちに狼さんが僕に気付いちゃった。
あー、これ無理だ。身体能力現実となんら変わってないし魔法使ったりできるわけないし、剣も盾もスマホもないしー
オワタ(^∇^)
『グルルルル、グルルル……』
ほら、もう狼さん僕をいただく気満載じゃないか。
さて、思えば十六年いろんなことが……ないし……俺なにやってんだろ。
引き篭もりこそしなかったが、学校でも家でもアニメやマンガをずっと読んでるただの隠キャで、何一つとして、取り柄も思い出もないずっと望んでいた、異世界に召喚された今さえも思っているのは『もう、お家に帰りたい』というね。
ダッセェ、マジだせぇな俺。
もう知らん!どうせ死ぬならやってやる!
「うおおおおクロスフレイムバーストー!」
ふぁぁぁぁ、間抜けなあくびが出る。 また、夢かー!うん、知ってたよ!知ってたんだよ……。
あの後、狼を倒して最後まで辿りつかなかったものの一族唯一生き残りである、エルフに出会うところまではいったのだ、そして自分の部屋で目を覚ました。
そりゃ、都合よく異世界に召喚されるような人材じゃないしねー僕。
けど、今回の夢はほんのすこしだが消極的だった気がするなぁ、いつもならもっとこうチートとか一人称で拙者とか使うのに。
さてと、今は何時かな~。二時くらいに寝ちゃったから、五時くらいかな?
僕は、この無意味な昼寝が割と好きだ。
初めはせっかくの休日何してんだ僕ってなってたけど、何回もやってると休日何もやることないからこの昼寝がどのくらいの長さになってるのかを知るのがちょっとした楽しみなのだ。
すると、僕は不思議なことに気づく。「あれ?時計が止まってる。」
初めは電池切れかと思ったが電池は最近変えたばかりなのだ。
「なんでだろ~、なんでだろ~」と、一昔前に流行った芸人のネタを口ずさみながら電池を探す。
あれ?ない、引き出しに入れておいたはずなのに。
「はぁ、仕方ない買いに行きますか」
僕はしぶしぶ部屋のドアを開け、買い物に向かった。
「ホワッツ?」
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