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美咲ルート
ブラコン姉妹は、天使だろうか? 美咲√(7)
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「……」
――シャカシャカ。
『ね、ねぇ、神楽坂さんボーっとしたままじゃない?』
『朝からずっとあの調子なの。放課後になっても戻らない所を見ると、重傷っぽいねぇ』
――シャカシャカシャカシャカ。
『けど、あれはどうなの?お茶を混ぜながら、ずっとあの調子だけど』
『そうだねぇ。もうかれこれ10分ぐらいは正座したままだからねぇ』
『早く神楽坂さんがお茶を回さないと、部活動が進まない上に全員が痺れを切らしちゃうよ』
『正座をしてるだけに、痺れとか重ねなくて良いから』
他の生徒の声が聞こえない様子で、美咲はシャカシャカとお茶を混ぜ続ける。そんな様子を眺める生徒たちは、限界を迎え始めている痺れを必死に我慢している様子だった。そんな事すらいざ知らず、美咲は自分の考え事を進め続けていた。
「(お兄様。生徒会室で一体何を話してるんでしょうか?楽しそうにしてるのだけが伝わって、つい逃げてしまいましたが……私とした事が、失敗です。気になるのならそのまま待機しておけば良いのに)――はぁ」
――シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ……。
『そ、そろそろ限界かも』
『ぐぅ……』
『ね、寝るな!寝たら死んじゃうよっ!?』
その後、他の生徒たちが正座から解放されたのは、数時間後だったという。
「――美咲ぃ、大丈夫?」
「……んー」
翌日の休み時間。美咲の様子が気になっていた美羽は、机に突っ伏していた美咲の顔を覗き込もうとする。だが顔は見えず、突っ伏したまま生返事をする美咲に美羽は溜息を吐いた。
「そんなに兄者と話したいなら、普通に話せば良いのに」
「最近、お兄様から避けられている気がしてるのにですか?」
「それは気のせいだと思うけど?だって兄者がそんな気を遣ってるなら、家でもそういう空気になると思うよ?」
「むぅ……確かに」
やっと顔を上げた美咲は、何かを考えているらしい難しい表情となっている。口がもう『への字』となっている様子を見て、美羽はまたまた溜息を吐いて美咲に言うのであった。
「美咲さー、色恋沙汰にするなら止めないけどさ。美咲がそんな辛そうなら、もう止めて欲しいのだけど」
「美羽……」
「美咲が辛いと美羽も辛いし、それに兄者も気にしちゃうと思うよ?絶対心配すると思う」
「お兄様が、私を心配っ、――~~♪」
「そこ、妄想の世界に逃げないで現実を見ろ」
「いつに無く冷たい発言に驚きましたっ!?」
「じゃあさ、美咲。ちょっと提案があるんだけど」
「何ですか?」
「ええっとねぇ。……ごにょごにょ」
「――っ!?」
美羽に耳打ちされた美咲は、ハッとした様子で立ち上がったのだった――。
――シャカシャカ。
『ね、ねぇ、神楽坂さんボーっとしたままじゃない?』
『朝からずっとあの調子なの。放課後になっても戻らない所を見ると、重傷っぽいねぇ』
――シャカシャカシャカシャカ。
『けど、あれはどうなの?お茶を混ぜながら、ずっとあの調子だけど』
『そうだねぇ。もうかれこれ10分ぐらいは正座したままだからねぇ』
『早く神楽坂さんがお茶を回さないと、部活動が進まない上に全員が痺れを切らしちゃうよ』
『正座をしてるだけに、痺れとか重ねなくて良いから』
他の生徒の声が聞こえない様子で、美咲はシャカシャカとお茶を混ぜ続ける。そんな様子を眺める生徒たちは、限界を迎え始めている痺れを必死に我慢している様子だった。そんな事すらいざ知らず、美咲は自分の考え事を進め続けていた。
「(お兄様。生徒会室で一体何を話してるんでしょうか?楽しそうにしてるのだけが伝わって、つい逃げてしまいましたが……私とした事が、失敗です。気になるのならそのまま待機しておけば良いのに)――はぁ」
――シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ……。
『そ、そろそろ限界かも』
『ぐぅ……』
『ね、寝るな!寝たら死んじゃうよっ!?』
その後、他の生徒たちが正座から解放されたのは、数時間後だったという。
「――美咲ぃ、大丈夫?」
「……んー」
翌日の休み時間。美咲の様子が気になっていた美羽は、机に突っ伏していた美咲の顔を覗き込もうとする。だが顔は見えず、突っ伏したまま生返事をする美咲に美羽は溜息を吐いた。
「そんなに兄者と話したいなら、普通に話せば良いのに」
「最近、お兄様から避けられている気がしてるのにですか?」
「それは気のせいだと思うけど?だって兄者がそんな気を遣ってるなら、家でもそういう空気になると思うよ?」
「むぅ……確かに」
やっと顔を上げた美咲は、何かを考えているらしい難しい表情となっている。口がもう『への字』となっている様子を見て、美羽はまたまた溜息を吐いて美咲に言うのであった。
「美咲さー、色恋沙汰にするなら止めないけどさ。美咲がそんな辛そうなら、もう止めて欲しいのだけど」
「美羽……」
「美咲が辛いと美羽も辛いし、それに兄者も気にしちゃうと思うよ?絶対心配すると思う」
「お兄様が、私を心配っ、――~~♪」
「そこ、妄想の世界に逃げないで現実を見ろ」
「いつに無く冷たい発言に驚きましたっ!?」
「じゃあさ、美咲。ちょっと提案があるんだけど」
「何ですか?」
「ええっとねぇ。……ごにょごにょ」
「――っ!?」
美羽に耳打ちされた美咲は、ハッとした様子で立ち上がったのだった――。
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