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新章
10.彼の悩みは
国王様との話が終わった後、私達は王城に少しの間留まることになった。
それはもう一人のバルクド様に関する対応が行われるからだ。これから国王様は、色々とでっち上げて彼を王家に迎えるらしい。
そんな中、私は王城の見張り台に足を踏み入れていた。
そこからは町を眺められるという。ただ私の目的は景色ではなく、そこにいる人だ。
「……バルクド様、こちらにいらっしゃったのですね?」
「シズカさん? どうして、ここに……?」
「兵士の方から、こちらにいらっしゃると聞きましたので……えっと、そちらの方は?」
「ああ、彼は信頼できる人ですよ。父上から元より、僕のことを聞かされているくらいには……」
見張り台には、常に兵士が常駐しているらしい。ただ今ここにいる兵士らしき人は、老齢でこの場には釣り合っていないような貫禄がある人だ。
それは恐らく、バルクド様がここにいるからなのだろう。彼は信頼できる兵士を傍らに置き、自らのことを考えているらしい。
「それなら、少し話しませんか?」
「僕としても、聞いていただけるなら聞いてもらいたいとは思います。なんというか……色々とあって、まだ気持ちに整理がつかないのです」
「それは……そうでしょうね」
私はバルクド様の隣に立って、見張り台の窓から遠くを見つめてみた。
確かにここからは、町がよく見える。見張りのための場所ではあるが、今は平和なものなのでいい景色だ。
そういったものを見ていると、思考は冴えわたるものなのかもしれない。それが今のバルクド様にとって、良いことか悪いことかは別として。
「僕は自分のことを何もわかっていませんでした。僕は作られた存在だった。魔人ラッハルを封印するために……しかし今はその、果たすべき大義さえなくなっている。それなら一体、僕はどうしたらいいのか、わからないのです」
「……バルクド様はバルクド様です。それでいいのではありませんか?」
「え?」
私は、バルクド様にゆっくりと声をかける。
彼の悩みというものは、私が理解できるようなものではないのかもしれない。
だけど、少しくらいはわかるつもりだ。これでも私は、世界を超えたり人の体を借りたり奇特な体験をしてきた身だから。
「バルクド様は王家の方ですから、色々と在り方というものに悩んでいらっしゃるのかもしれませんが、もっと自分勝手でもいいものですよ?」
「自分勝手、ですか?」
「そうですね……例えば、私なんかはこの世界では異物である訳です。別の世界から来ていますから。でも、それでも私はここにいようと思っています。大切な友達との時間を得るために、私は世界の壁を越えているのです」
「異物だなんて、そんなことは……」
「ああ、別に自分を卑下している訳ではありませんよ?」
私の自身が異物であるという発言が、バルクド様は気になっているようだった。
ただそれは、言葉の比喩というものだ。別に何かあるという訳ではない。
重要なのは、使命感に囚われなくても良いということだ。王族として生まれた彼はずっとそうして生きてきたとは思うが、もっと気を抜いていいと思う。
「バルクド様、もっと適当でもいいんですよ?」
「て、適当?」
「ええ、そうですよ。考えすぎてもいいことなんてありません。とりあえず今は生きていらっしゃるのですから、それだけで丸儲けじゃないですか」
「それは……」
バルクド様は、私の言葉に目を丸めていた。
彼からすれば、そのようない生き方は信じられないということだろうか。
とはいえ、私のようにもっと気を抜いて生きている存在がいることを伝えておくことは重要だ。それによってバルクド様が背負う重荷が少しでも軽くなることに期待しておこう。
「……シズカさんは、やはりすごい人ですね」
「え?」
「アルフィア嬢の中にいる時から、ずっと思っていたことではあります。あなたは強い人だ」
「いえ、そんな、そんな大したものではありませんよ、私は……」
「いえいえ、そうですよ……ふふっ」
バルクド様は、私を褒め称えながら笑みを浮かべていた。
何故そのようなことを言うのかは、よくわからない。ただ、彼が元気を取り戻していることは確かだ。それならとりあえず、いいということにしておこうか。
「……そういえば、そもそも国王様は私のことを呼び出していたんですよね?」
「え? ああ、そうですね……」
「なんというか、きちんとした挨拶の機会を逃してしまいましたね……まあ、明確に要件があったからこそ、そこまで緊張することなくここまで来られましたが」
そこで私は、すっかり頭から抜けていたことを思い出していた。国王様への挨拶、それは結局の所うやむやになっていたのである。
ただそれは私にとっては、案外幸いだったのかもしれない。国王様への謁見は中々に気が重いことだったし、これで終わったと思えば一先ず安心することができる。
「……バルクド様? どうかされましたか?」
「え? ああ父上が妙なことを……」
「妙なこと?」
「あ、いえ、その、なんでもありません……まあ、父上との話し合いはまた後日行われるものかと思います。多分、アルフィア嬢なども交えて」
「そ、そうですか。それは少し、気が重いかも……アルフィア嬢も? まあ、人が多い方が私としては心強いですけれど?」
バルクド様は、なんというか少し歯切れが悪かった。
国王様との話し合い、そこで何かあるということだろうか。それなら益々気が重くなってくるのだが、仕方ないし心して臨むしかない。
ともあれ、国王様への挨拶を発端とする一連の事件はこれで収束したといえる。
バルクド様にとっては重たい事実を知ることになった訳ではあるが、メルティナが大切な人と再会できたことなど、良いこともあった。
結果的に丸く収まった訳だし、一先ず喜んでも良いだろうか。そう思いながら、私はバルクド様としばらく見張り台で話すのだった。
それはもう一人のバルクド様に関する対応が行われるからだ。これから国王様は、色々とでっち上げて彼を王家に迎えるらしい。
そんな中、私は王城の見張り台に足を踏み入れていた。
そこからは町を眺められるという。ただ私の目的は景色ではなく、そこにいる人だ。
「……バルクド様、こちらにいらっしゃったのですね?」
「シズカさん? どうして、ここに……?」
「兵士の方から、こちらにいらっしゃると聞きましたので……えっと、そちらの方は?」
「ああ、彼は信頼できる人ですよ。父上から元より、僕のことを聞かされているくらいには……」
見張り台には、常に兵士が常駐しているらしい。ただ今ここにいる兵士らしき人は、老齢でこの場には釣り合っていないような貫禄がある人だ。
それは恐らく、バルクド様がここにいるからなのだろう。彼は信頼できる兵士を傍らに置き、自らのことを考えているらしい。
「それなら、少し話しませんか?」
「僕としても、聞いていただけるなら聞いてもらいたいとは思います。なんというか……色々とあって、まだ気持ちに整理がつかないのです」
「それは……そうでしょうね」
私はバルクド様の隣に立って、見張り台の窓から遠くを見つめてみた。
確かにここからは、町がよく見える。見張りのための場所ではあるが、今は平和なものなのでいい景色だ。
そういったものを見ていると、思考は冴えわたるものなのかもしれない。それが今のバルクド様にとって、良いことか悪いことかは別として。
「僕は自分のことを何もわかっていませんでした。僕は作られた存在だった。魔人ラッハルを封印するために……しかし今はその、果たすべき大義さえなくなっている。それなら一体、僕はどうしたらいいのか、わからないのです」
「……バルクド様はバルクド様です。それでいいのではありませんか?」
「え?」
私は、バルクド様にゆっくりと声をかける。
彼の悩みというものは、私が理解できるようなものではないのかもしれない。
だけど、少しくらいはわかるつもりだ。これでも私は、世界を超えたり人の体を借りたり奇特な体験をしてきた身だから。
「バルクド様は王家の方ですから、色々と在り方というものに悩んでいらっしゃるのかもしれませんが、もっと自分勝手でもいいものですよ?」
「自分勝手、ですか?」
「そうですね……例えば、私なんかはこの世界では異物である訳です。別の世界から来ていますから。でも、それでも私はここにいようと思っています。大切な友達との時間を得るために、私は世界の壁を越えているのです」
「異物だなんて、そんなことは……」
「ああ、別に自分を卑下している訳ではありませんよ?」
私の自身が異物であるという発言が、バルクド様は気になっているようだった。
ただそれは、言葉の比喩というものだ。別に何かあるという訳ではない。
重要なのは、使命感に囚われなくても良いということだ。王族として生まれた彼はずっとそうして生きてきたとは思うが、もっと気を抜いていいと思う。
「バルクド様、もっと適当でもいいんですよ?」
「て、適当?」
「ええ、そうですよ。考えすぎてもいいことなんてありません。とりあえず今は生きていらっしゃるのですから、それだけで丸儲けじゃないですか」
「それは……」
バルクド様は、私の言葉に目を丸めていた。
彼からすれば、そのようない生き方は信じられないということだろうか。
とはいえ、私のようにもっと気を抜いて生きている存在がいることを伝えておくことは重要だ。それによってバルクド様が背負う重荷が少しでも軽くなることに期待しておこう。
「……シズカさんは、やはりすごい人ですね」
「え?」
「アルフィア嬢の中にいる時から、ずっと思っていたことではあります。あなたは強い人だ」
「いえ、そんな、そんな大したものではありませんよ、私は……」
「いえいえ、そうですよ……ふふっ」
バルクド様は、私を褒め称えながら笑みを浮かべていた。
何故そのようなことを言うのかは、よくわからない。ただ、彼が元気を取り戻していることは確かだ。それならとりあえず、いいということにしておこうか。
「……そういえば、そもそも国王様は私のことを呼び出していたんですよね?」
「え? ああ、そうですね……」
「なんというか、きちんとした挨拶の機会を逃してしまいましたね……まあ、明確に要件があったからこそ、そこまで緊張することなくここまで来られましたが」
そこで私は、すっかり頭から抜けていたことを思い出していた。国王様への挨拶、それは結局の所うやむやになっていたのである。
ただそれは私にとっては、案外幸いだったのかもしれない。国王様への謁見は中々に気が重いことだったし、これで終わったと思えば一先ず安心することができる。
「……バルクド様? どうかされましたか?」
「え? ああ父上が妙なことを……」
「妙なこと?」
「あ、いえ、その、なんでもありません……まあ、父上との話し合いはまた後日行われるものかと思います。多分、アルフィア嬢なども交えて」
「そ、そうですか。それは少し、気が重いかも……アルフィア嬢も? まあ、人が多い方が私としては心強いですけれど?」
バルクド様は、なんというか少し歯切れが悪かった。
国王様との話し合い、そこで何かあるということだろうか。それなら益々気が重くなってくるのだが、仕方ないし心して臨むしかない。
ともあれ、国王様への挨拶を発端とする一連の事件はこれで収束したといえる。
バルクド様にとっては重たい事実を知ることになった訳ではあるが、メルティナが大切な人と再会できたことなど、良いこともあった。
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