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ep3
新婚たち、そして友だちなら
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「あら、今夜も泊まってくれるのかしら」
宿屋ほうれん荘の入口をくぐると、女将のジャンヌが声をかけてきた。
「ええ、よろしくお願いします。」
「聞いたわよ、結婚式をギルドで挙げたって。
おめでとう。」
「あ はい。
ありがとうございます。」
「このほうれん荘が、あなたたちの新婚初夜を迎えた、記念の場所になるのね。
光栄よ。
もう『パール王女様 パーティーX"エッグス 御用達』の看板出してもいいわよね。」
「ハハハ そうですね。どうぞご自由に。」
「あの、お願いがあるんだけど」
ジャンヌは、カウンターの後から看板を持ってきた。
「もう出来てるんだ。」
「早っ」
「さすがね」
「それで、この開いてるスペースに皆のサインをもらえないかなぁ。
お願いします。」
「今日の宿代サービスで、手をうちましょう」
「う う~ん そうね。
もちろんOKよ。
この先も半額サービス位するわよ。ご贔屓にお願いね。」
◇
翌朝、女将のジャンヌに冷やかされながら、昼近くに遅めの朝食となった。
パックが、みんなにミルクセーキを作って出すまではみんなぼーっとした感じだった。
「パック、美味しかったわ。元気も出たわ」
パールは抑えてた魔力を高めてみせた。
「うわっ」近くのテーブルに居た冒険者が、イスから落ちて恐ろしい物を見るようにしながら両手を胸の前で組んでいる。
「あ ごめんなさい、ちょっと刺激が強すぎたかしら」
パールは、魔力を抑え微笑んだ。
先程の冒険者は、何も言わずに食べ物も残したまま、客室の方に逃げて行った。
「可哀想に、チビッてたわね。
悪いことしちゃった。」
この頃には、X"エッグスのメンバー全員がかなりの魔力量を持つようになっていた。
そしてこの時再びパックを頭痛が襲った。
その痛さにパックはうずくまり、頭を抱えこんだ。
シンディが『聖なる風』をかけるが効果がない。
パールは、パックを後から抱いて
「大丈夫よ。いつものスキル進化よ。」
シンディも心配そうにパックの様子を覗き込んでいる
「頑張ってパック。わたしがついてるから。」
パックは気が遠くなりそうなのを必死でこらえていた。
およそ三分程で痛みは徐々に引いていき
〈タマゴスキルに『同調』『スキルコピー』『眷属化』が増えました。
と頭の中に声が聞こえた。〉
『同調』パック魔力の効いたタマゴ及び卵料理を一度でも食べたことのある者と魔力の波長を合わせることができ、『念話』が可能となる。
『スキルコピー』『同調』したもののスキルをコピーすることができる。
『眷属化』パックの魔力の効いたタマゴや卵料理を食べだものを『眷属』とすることができる。
新たに増えた能力を、X"エッグスメンバーに説明すると直ぐにパールが
「私のスキルをコピーしていいわよ」
と申しでてくれた。
少し考え込むようにしていたシンディは、一拍おいてから
「私はパックの『眷属』になる」
「なんで『眷属』なのよ。奴隷になるのよ。どんな命令にも従わないといけないのよ。
夫婦じゃあ足りないの」
「そうね。より深く繋がりたいわ。私の全てをパックに捧げるの、アイのようにね。」
いつもなら真っ先に喋りだすミューラーが、ようやく口を開いた。
「パック 俺やメーリールーのことも『眷属』にするのか」
「いやいやいや ミューラー
お互いが望んでもいないのに、ぼくの一存だけで友を『眷属』にしたりするわけ無いだろ。」
「でも、お前の『眷属化』スキルは、相手の同意は要らないんだろ。
お前の気持ち次第で、いつでも奴隷にできるんだろう。」
「そりゃそうだけど、同意もなしに友だちを眷属にしたりなんて、絶対にしないよ。
なんなら、誓いの契約をしようか」
「ミューラー やめなよ。
パックがそんなことしないって言うんだからいいじゃない。」
「メーリールー、これまでは対等の立場で好きなことをお互いに言いあってきたのが、パックの気持ち一つで主従関係に変わるんだよ。
口喧嘩も怖くてできないじゃないか。『眷属』にされそうってだけで常におびえていなきゃならないだろ」
「メーリールー、ぼくの方が悪いんだ。ミューラーの言う通りだよ。
『お互いの同意なしに眷属にはしないし、スキルのコピーもしない』って契約をミューラー・メーリールー・パールとするよ。
ミューラー、それならいいでしよ。これまで通り友だちで居てくれるよね」
「ん ああ パックはいいのかよそれで」
「もちろんだよ。万が一、この先ぼくたちが敵味方に分かれたとしても、この契約はぼくらが友だちだった永遠の印だよ。
それじゃあ、契約をしようか」
「パック、ちょっと待って。私もその契約に入れて」
「シンディどうしたの、さっきは、ぼくの眷属になりたいって言ったよね」
「ええ、でも契約をした上で同意して眷属にしてもらいたいのよ。
結果的には同じでも、私にはそれが意味のある事なの。
私もこのメンバーの友だちだった証を持っていたいわ。」
こうして、5人は契約を行ない、シンディは、パックの眷属となった。
〈ねぇパック、私の念話聞こえる〉
突然パックの頭の中にシンディの声が聞こえた。
〈眷属になったから、同調しなくても念話が通じるんだね〉
〈うん、あなたとアイだけが、念話で通じ合ってるのが、今まで羨ましかった〉
〈シンディ、アイに話しかけてみて、眷属同士も通じるかどうかチェックしてみて〉
◇
その後、シンディはアイとの念話に成功して、パック、シンディ、アイの三者通話も出来ることが分かった。
ただし、やはりシンディは、ミューラー、メーリールー、パールの3人とは念話ができなかった。
一方パックは、新たなスキル『同調』によって、ミューラーたちとも念話ができることを確認した。
そして、パールから『瞬足』『雷B』シンディから『聖なる風』『聖女のベール』『聖光弾』のスキルと魔法をコピーした。
♤♡♧♢♤♡♧♢
ここまで読んでいただき、感謝いたします。
更新が滞りがちですが、少しずつ書き進めますので、宜しくお願いします。
宿屋ほうれん荘の入口をくぐると、女将のジャンヌが声をかけてきた。
「ええ、よろしくお願いします。」
「聞いたわよ、結婚式をギルドで挙げたって。
おめでとう。」
「あ はい。
ありがとうございます。」
「このほうれん荘が、あなたたちの新婚初夜を迎えた、記念の場所になるのね。
光栄よ。
もう『パール王女様 パーティーX"エッグス 御用達』の看板出してもいいわよね。」
「ハハハ そうですね。どうぞご自由に。」
「あの、お願いがあるんだけど」
ジャンヌは、カウンターの後から看板を持ってきた。
「もう出来てるんだ。」
「早っ」
「さすがね」
「それで、この開いてるスペースに皆のサインをもらえないかなぁ。
お願いします。」
「今日の宿代サービスで、手をうちましょう」
「う う~ん そうね。
もちろんOKよ。
この先も半額サービス位するわよ。ご贔屓にお願いね。」
◇
翌朝、女将のジャンヌに冷やかされながら、昼近くに遅めの朝食となった。
パックが、みんなにミルクセーキを作って出すまではみんなぼーっとした感じだった。
「パック、美味しかったわ。元気も出たわ」
パールは抑えてた魔力を高めてみせた。
「うわっ」近くのテーブルに居た冒険者が、イスから落ちて恐ろしい物を見るようにしながら両手を胸の前で組んでいる。
「あ ごめんなさい、ちょっと刺激が強すぎたかしら」
パールは、魔力を抑え微笑んだ。
先程の冒険者は、何も言わずに食べ物も残したまま、客室の方に逃げて行った。
「可哀想に、チビッてたわね。
悪いことしちゃった。」
この頃には、X"エッグスのメンバー全員がかなりの魔力量を持つようになっていた。
そしてこの時再びパックを頭痛が襲った。
その痛さにパックはうずくまり、頭を抱えこんだ。
シンディが『聖なる風』をかけるが効果がない。
パールは、パックを後から抱いて
「大丈夫よ。いつものスキル進化よ。」
シンディも心配そうにパックの様子を覗き込んでいる
「頑張ってパック。わたしがついてるから。」
パックは気が遠くなりそうなのを必死でこらえていた。
およそ三分程で痛みは徐々に引いていき
〈タマゴスキルに『同調』『スキルコピー』『眷属化』が増えました。
と頭の中に声が聞こえた。〉
『同調』パック魔力の効いたタマゴ及び卵料理を一度でも食べたことのある者と魔力の波長を合わせることができ、『念話』が可能となる。
『スキルコピー』『同調』したもののスキルをコピーすることができる。
『眷属化』パックの魔力の効いたタマゴや卵料理を食べだものを『眷属』とすることができる。
新たに増えた能力を、X"エッグスメンバーに説明すると直ぐにパールが
「私のスキルをコピーしていいわよ」
と申しでてくれた。
少し考え込むようにしていたシンディは、一拍おいてから
「私はパックの『眷属』になる」
「なんで『眷属』なのよ。奴隷になるのよ。どんな命令にも従わないといけないのよ。
夫婦じゃあ足りないの」
「そうね。より深く繋がりたいわ。私の全てをパックに捧げるの、アイのようにね。」
いつもなら真っ先に喋りだすミューラーが、ようやく口を開いた。
「パック 俺やメーリールーのことも『眷属』にするのか」
「いやいやいや ミューラー
お互いが望んでもいないのに、ぼくの一存だけで友を『眷属』にしたりするわけ無いだろ。」
「でも、お前の『眷属化』スキルは、相手の同意は要らないんだろ。
お前の気持ち次第で、いつでも奴隷にできるんだろう。」
「そりゃそうだけど、同意もなしに友だちを眷属にしたりなんて、絶対にしないよ。
なんなら、誓いの契約をしようか」
「ミューラー やめなよ。
パックがそんなことしないって言うんだからいいじゃない。」
「メーリールー、これまでは対等の立場で好きなことをお互いに言いあってきたのが、パックの気持ち一つで主従関係に変わるんだよ。
口喧嘩も怖くてできないじゃないか。『眷属』にされそうってだけで常におびえていなきゃならないだろ」
「メーリールー、ぼくの方が悪いんだ。ミューラーの言う通りだよ。
『お互いの同意なしに眷属にはしないし、スキルのコピーもしない』って契約をミューラー・メーリールー・パールとするよ。
ミューラー、それならいいでしよ。これまで通り友だちで居てくれるよね」
「ん ああ パックはいいのかよそれで」
「もちろんだよ。万が一、この先ぼくたちが敵味方に分かれたとしても、この契約はぼくらが友だちだった永遠の印だよ。
それじゃあ、契約をしようか」
「パック、ちょっと待って。私もその契約に入れて」
「シンディどうしたの、さっきは、ぼくの眷属になりたいって言ったよね」
「ええ、でも契約をした上で同意して眷属にしてもらいたいのよ。
結果的には同じでも、私にはそれが意味のある事なの。
私もこのメンバーの友だちだった証を持っていたいわ。」
こうして、5人は契約を行ない、シンディは、パックの眷属となった。
〈ねぇパック、私の念話聞こえる〉
突然パックの頭の中にシンディの声が聞こえた。
〈眷属になったから、同調しなくても念話が通じるんだね〉
〈うん、あなたとアイだけが、念話で通じ合ってるのが、今まで羨ましかった〉
〈シンディ、アイに話しかけてみて、眷属同士も通じるかどうかチェックしてみて〉
◇
その後、シンディはアイとの念話に成功して、パック、シンディ、アイの三者通話も出来ることが分かった。
ただし、やはりシンディは、ミューラー、メーリールー、パールの3人とは念話ができなかった。
一方パックは、新たなスキル『同調』によって、ミューラーたちとも念話ができることを確認した。
そして、パールから『瞬足』『雷B』シンディから『聖なる風』『聖女のベール』『聖光弾』のスキルと魔法をコピーした。
♤♡♧♢♤♡♧♢
ここまで読んでいただき、感謝いたします。
更新が滞りがちですが、少しずつ書き進めますので、宜しくお願いします。
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