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第二章
奇襲攻撃
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ー 最初は何があるかわからないから、ポコを案内役に、マオと私の三人で、敵マザールームに行くわ
安全が確保でき次第連絡するから、そしたらみんな来て。 ー
私はポコを胸のポケットに納めて、フウリンと手を繋ぎ、ポコと同調して『リンク』でマザールームに降り立った。
ビー ビー ビー
「侵入者を確認、注意せよ。
侵入者を確認、注意せよ。」
マザールームの壁からいくつものビームガンが出てきた。
ー マオ!結界! ー
間一髪私たちは黒焦げにならずに済んだ。
ただ、マオの結界で魔法が打ち消されたポコが獣人となり、マオのポケットが破れてしまった。
よく考えてみれば、ダニサイズのポコは見つからなくても、普通サイズの人間が見つかるのは当然だし、警備の人間がいなくても、こうした設備があるのも当たり前だった。
「マオ 壁のビームガン 潰して、その後結界は入口にだけ張って」
マオの結界は、鉄壁だがその中にいる他の人は魔法が全く使えない。
マオがビームガンを潰して結界を解除する。
ー みんなOK来て! ー
次々と仲間がやってきた。
ポコ、セーラ、マザーから出てるケーブルを全部切断して!
魔法でよ、武器は使わないで!
ジンとリタはマザーを土魔法で床からはがして!
タマラは、ポコたちのケーブル切断が終わり次第、マザー内部を水びたしにして、リタは、はがし終わったらタマラのバックアップね。
ケーブルが、切断されると、マザーはその一部が活動を停止したが、まだ所々ランプが点滅していた。
だが、タマラやリタが水で埋めると、何度かバチバチとスパークしたが、活動を停止した。
それと共に、鳴り響いていた警報が鳴り止み、部屋の空調や電気も止まった。
マザーが床から、剥がれた。
フウリンは、それを無限箱に収納した。
入口のドアが破壊され、敵が目の前に現れた。
敵は、そこに有ったはずのマザーが消えてるのに気づくと、怒りを爆発させた。
敵のビームがリタに向かうが、リタは水魔法でプリズムを作り出した。
ビームはプリズムを抜けると方向を変えて七色に分解されて威力を落したが………
「キレイね」と呑気なことを言ってたポコのしっぽに赤色の流れ弾がかすった。
「アッチ アッチ しっぽがぁ。タマ水 水!
カチカチ山は嫌よー」
次の瞬間には、ジンが敵を斬り倒していた。
ー マオ、ジンとこの部屋を死守して、ここを前線基地にしましょう ー
ー ポコ あなたは、ベッドの所、充電用の部屋をセーラと破壊して ー
ー 私とタマとリタは発電設備を探して破壊するから
みんなやばいと思ったら、ジンとマオがいるこの部屋に逃げてよ ー
ー タマラ このマザーから切断したケーブルの電気がどこから来てるか探知スキルで分かる?ー
ー 分かりますけど……ー
ー けど?………なに?ー
ー 地下深い所に繋がってます ー
ー そう、そこまでは行けないわよね。それじゃあ、機能停止させて、埋めちゃいましょう ー
ー フウリン、このケーブルっての、魔力の通りもいいみたいよ ー
ー それじゃあ、タマラ このケーブルの繋がった先で、ドーンと洪水にしちゃおうか ー
タマラが、ケーブルを掴んで魔力を込めると………
ゴゴゴと地の底から地鳴りが始まった。
ちょっとやばい!これは!
ー 全員マザーの部屋に即時退避、爆発及び、衝撃に備えて~マオはみんなが来たのを確認したら、結界を展開して ー
リタとタマラの顔が見えたので、すぐに結界を張った。
ドーン
突上げる衝撃が来て、そのまま上空へと飛ばされた。
私は結界を飛行モードに移行して、ゆっくりと降りてゆくようにした。
基地はほとんど瓦礫の山になってる。しかしまだ何人ものソーレン星人が動いているのが確認できた。
幾筋ものビームが狙撃してきた。
結界がそのたびに眩しく輝く
「みんなで、戦いましょう。
マオ、タマラ、セーラが1組
ジンとポコが2組
私とリタが3組
それぞれ連携して!
マオ 結界を解いて!」
その時は既に数名のソーレン星人に結界は取り囲まれ、後から飛んで来るのもいる。
私は目の前の敵数名を結界で包んで瞬殺した。
タマとセーラはその周りの敵をなぎ倒している。
ー タマ! 相手の強さ探知で分かる?ー
ー わかります。パワーの大きさです。ー
ー 私もなんとなくわかります。ー
セーラもそれに答えた。
ー マオたちの組は、敵の強い奴狙いで動いてくれる
他の組は、フォローに回って ー
敵の動きは、指揮系統のトップを失ってぐちゃぐちゃだ。
それぞれが勝手に行動している。
ー あっ!アッチ ー
タマの指さす方を見ると、そこには、仲間の頭を両手に掴んで引きずってる奴がいた。
敵は、タマに向ってビームを発射した。
タマのそばにいたセーラが飛び出して、タマを庇いまともにビームを食らった。
「セーラ!」
セーラの体が眩しく光輝き、そして光が収まった
ー パワー吸収出来たわ
マオマオの魔力みたいに美味しくないけどね。ー
セーラはウインクをすると、そのソーレン星人を斬り伏せた。
ー セーラ、ありがとう。あなたやるわね。要領は理解したわ。私もビームはもう怖くない ー
ー 師匠 なんなんですか?この娘ら?無敵ガールズですね ー
ー 姉弟子も師匠の私も軽く抜き去って行ったようね ー
ー 僕たちも、もう出番なしかなぁ~ー
ジンがポコの頭をくしゃくしゃ撫でながら後についてくる。
ー ねぇフウリン ソーレン星人だからってだけで、みんな殺していいの?ー
ー 彼らは、侵略を目的とした兵器よ、躊躇や油断すると、こっちが危ないわよ。
もし人として、自分の星に戻って他の星を侵すことなく生きると言うなら戦う必要は無いけど ー
その話をしているさなか
ソーレン星人が数名両手を上げて投降してきた。
ほっとするような気がした時に、彼らの後からビームが発射され、彼らを突き抜けてきた。
私はそのビームを受け止めた
タマが撃たれた人の元に駆けつけた
セーラは、撃たれた人を飛び越えてビームを発射したソーレン星人を斬り倒した。
ー タマ、代わるから、まだ敵がいるか、探知でチェックして
ー
私はタマが手当てしている人に回復魔法をかけた。
セーラが、虫の息のソーレン星人にとどめを刺している。
「セーラ!止めて!殺さないで!」
タマがセーラを止めに入った
「タマこの人たちは、敵よ!
それに仲間から後から撃たれたの!
自分の星にも、もう帰れないわ。戻っても仲間にきっと殺される。
今、楽にしてあげたほうがいいのよ。」
その時私が回復させてる人が
「ありがとう。でも、その人が言うとおりよ。ごめんなさい。」
彼女は自爆した。
タマとセーラが私の所に駆け寄って来た。
「私は大丈夫、いつもどおり結界が守ってくれてるから」
その時、今の自爆に巻き込まれた敵の一人がふらふらと立ちあがった。
セーラが咄嗟に刀に手をかけるが、敵はまた倒れた。
「セーラ!お願い!もう殺さないで!」
タマはそう叫んで、倒れた敵に駆け寄り、また治療を始めた。
「私からも、お願い、セーラ!助けてあげて」
「全く。二人共!さっき見たでしょう。
この人たちは、味方から単なる駒の一つとしか見られてないのよ。
仲間からも命の価値を認められてないのよ。
また自爆するかも知れないわ。
マオマオならともかく、他の人なら無傷ではいられないかも知れないのよ。
捕虜にしても価値が無いじゃない。」
「それでも、お願い。」
その時フウリンが口を開いた
「価値なら有るわよ。充分にね。
その捕虜が私たちの側に協力するのならだけど」
結局敵の中で生き残ったのは、このとき助けた ただ一人のみだった。
安全が確保でき次第連絡するから、そしたらみんな来て。 ー
私はポコを胸のポケットに納めて、フウリンと手を繋ぎ、ポコと同調して『リンク』でマザールームに降り立った。
ビー ビー ビー
「侵入者を確認、注意せよ。
侵入者を確認、注意せよ。」
マザールームの壁からいくつものビームガンが出てきた。
ー マオ!結界! ー
間一髪私たちは黒焦げにならずに済んだ。
ただ、マオの結界で魔法が打ち消されたポコが獣人となり、マオのポケットが破れてしまった。
よく考えてみれば、ダニサイズのポコは見つからなくても、普通サイズの人間が見つかるのは当然だし、警備の人間がいなくても、こうした設備があるのも当たり前だった。
「マオ 壁のビームガン 潰して、その後結界は入口にだけ張って」
マオの結界は、鉄壁だがその中にいる他の人は魔法が全く使えない。
マオがビームガンを潰して結界を解除する。
ー みんなOK来て! ー
次々と仲間がやってきた。
ポコ、セーラ、マザーから出てるケーブルを全部切断して!
魔法でよ、武器は使わないで!
ジンとリタはマザーを土魔法で床からはがして!
タマラは、ポコたちのケーブル切断が終わり次第、マザー内部を水びたしにして、リタは、はがし終わったらタマラのバックアップね。
ケーブルが、切断されると、マザーはその一部が活動を停止したが、まだ所々ランプが点滅していた。
だが、タマラやリタが水で埋めると、何度かバチバチとスパークしたが、活動を停止した。
それと共に、鳴り響いていた警報が鳴り止み、部屋の空調や電気も止まった。
マザーが床から、剥がれた。
フウリンは、それを無限箱に収納した。
入口のドアが破壊され、敵が目の前に現れた。
敵は、そこに有ったはずのマザーが消えてるのに気づくと、怒りを爆発させた。
敵のビームがリタに向かうが、リタは水魔法でプリズムを作り出した。
ビームはプリズムを抜けると方向を変えて七色に分解されて威力を落したが………
「キレイね」と呑気なことを言ってたポコのしっぽに赤色の流れ弾がかすった。
「アッチ アッチ しっぽがぁ。タマ水 水!
カチカチ山は嫌よー」
次の瞬間には、ジンが敵を斬り倒していた。
ー マオ、ジンとこの部屋を死守して、ここを前線基地にしましょう ー
ー ポコ あなたは、ベッドの所、充電用の部屋をセーラと破壊して ー
ー 私とタマとリタは発電設備を探して破壊するから
みんなやばいと思ったら、ジンとマオがいるこの部屋に逃げてよ ー
ー タマラ このマザーから切断したケーブルの電気がどこから来てるか探知スキルで分かる?ー
ー 分かりますけど……ー
ー けど?………なに?ー
ー 地下深い所に繋がってます ー
ー そう、そこまでは行けないわよね。それじゃあ、機能停止させて、埋めちゃいましょう ー
ー フウリン、このケーブルっての、魔力の通りもいいみたいよ ー
ー それじゃあ、タマラ このケーブルの繋がった先で、ドーンと洪水にしちゃおうか ー
タマラが、ケーブルを掴んで魔力を込めると………
ゴゴゴと地の底から地鳴りが始まった。
ちょっとやばい!これは!
ー 全員マザーの部屋に即時退避、爆発及び、衝撃に備えて~マオはみんなが来たのを確認したら、結界を展開して ー
リタとタマラの顔が見えたので、すぐに結界を張った。
ドーン
突上げる衝撃が来て、そのまま上空へと飛ばされた。
私は結界を飛行モードに移行して、ゆっくりと降りてゆくようにした。
基地はほとんど瓦礫の山になってる。しかしまだ何人ものソーレン星人が動いているのが確認できた。
幾筋ものビームが狙撃してきた。
結界がそのたびに眩しく輝く
「みんなで、戦いましょう。
マオ、タマラ、セーラが1組
ジンとポコが2組
私とリタが3組
それぞれ連携して!
マオ 結界を解いて!」
その時は既に数名のソーレン星人に結界は取り囲まれ、後から飛んで来るのもいる。
私は目の前の敵数名を結界で包んで瞬殺した。
タマとセーラはその周りの敵をなぎ倒している。
ー タマ! 相手の強さ探知で分かる?ー
ー わかります。パワーの大きさです。ー
ー 私もなんとなくわかります。ー
セーラもそれに答えた。
ー マオたちの組は、敵の強い奴狙いで動いてくれる
他の組は、フォローに回って ー
敵の動きは、指揮系統のトップを失ってぐちゃぐちゃだ。
それぞれが勝手に行動している。
ー あっ!アッチ ー
タマの指さす方を見ると、そこには、仲間の頭を両手に掴んで引きずってる奴がいた。
敵は、タマに向ってビームを発射した。
タマのそばにいたセーラが飛び出して、タマを庇いまともにビームを食らった。
「セーラ!」
セーラの体が眩しく光輝き、そして光が収まった
ー パワー吸収出来たわ
マオマオの魔力みたいに美味しくないけどね。ー
セーラはウインクをすると、そのソーレン星人を斬り伏せた。
ー セーラ、ありがとう。あなたやるわね。要領は理解したわ。私もビームはもう怖くない ー
ー 師匠 なんなんですか?この娘ら?無敵ガールズですね ー
ー 姉弟子も師匠の私も軽く抜き去って行ったようね ー
ー 僕たちも、もう出番なしかなぁ~ー
ジンがポコの頭をくしゃくしゃ撫でながら後についてくる。
ー ねぇフウリン ソーレン星人だからってだけで、みんな殺していいの?ー
ー 彼らは、侵略を目的とした兵器よ、躊躇や油断すると、こっちが危ないわよ。
もし人として、自分の星に戻って他の星を侵すことなく生きると言うなら戦う必要は無いけど ー
その話をしているさなか
ソーレン星人が数名両手を上げて投降してきた。
ほっとするような気がした時に、彼らの後からビームが発射され、彼らを突き抜けてきた。
私はそのビームを受け止めた
タマが撃たれた人の元に駆けつけた
セーラは、撃たれた人を飛び越えてビームを発射したソーレン星人を斬り倒した。
ー タマ、代わるから、まだ敵がいるか、探知でチェックして
ー
私はタマが手当てしている人に回復魔法をかけた。
セーラが、虫の息のソーレン星人にとどめを刺している。
「セーラ!止めて!殺さないで!」
タマがセーラを止めに入った
「タマこの人たちは、敵よ!
それに仲間から後から撃たれたの!
自分の星にも、もう帰れないわ。戻っても仲間にきっと殺される。
今、楽にしてあげたほうがいいのよ。」
その時私が回復させてる人が
「ありがとう。でも、その人が言うとおりよ。ごめんなさい。」
彼女は自爆した。
タマとセーラが私の所に駆け寄って来た。
「私は大丈夫、いつもどおり結界が守ってくれてるから」
その時、今の自爆に巻き込まれた敵の一人がふらふらと立ちあがった。
セーラが咄嗟に刀に手をかけるが、敵はまた倒れた。
「セーラ!お願い!もう殺さないで!」
タマはそう叫んで、倒れた敵に駆け寄り、また治療を始めた。
「私からも、お願い、セーラ!助けてあげて」
「全く。二人共!さっき見たでしょう。
この人たちは、味方から単なる駒の一つとしか見られてないのよ。
仲間からも命の価値を認められてないのよ。
また自爆するかも知れないわ。
マオマオならともかく、他の人なら無傷ではいられないかも知れないのよ。
捕虜にしても価値が無いじゃない。」
「それでも、お願い。」
その時フウリンが口を開いた
「価値なら有るわよ。充分にね。
その捕虜が私たちの側に協力するのならだけど」
結局敵の中で生き残ったのは、このとき助けた ただ一人のみだった。
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