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第6話
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こんなことを繰り返して何年経つだろうか。
始めは指を挿入れた瞬間に出してしまうほど感じていたのにそれにすら体がなれ、
今では入れるだけでは物足りない。
スッキリしないもどかしさに自ら腰を降りだす。
薬を打たれてまだ1時間もたっていない
この薬は最低でも3時間はこの感情と体で葛藤し続けなければならない。
「頑張れ…。もう少しの辛抱だ。」
そう声をかける父。
先程から俺の後孔を犯す指は幾度ともなく裁判で勝利を手にしてきた父の大事な商売道具。
それが俺の性処理としてでも使われる。
なんと惨めで憎たらしい。
叶うことならこの手の動きを辞めさせ
「自分だけの為に使って」
そう言いたい。
でも今の俺にはそれすらできず
挙げ句の果てに
「すまない。本当に……。」
父にこんな言葉さえ言わせてしまう。
どうか謝らないでほしい。
父さんのせいじゃない。
父に謝られる度に自分がどれほど親不孝者であるか実感する。
そしてΩの俺を育てて貰えたことに感謝しているはずなのに
そう伝えたいのに、
口からでるのは
「…い、れて…。父さんの…。
指じゃ足りないよぉ…//」
なんと婬らでで淫らな言葉。
もはや俺の口からは
頭からは
今を満たしてくれることしか考えられなくなっていた。
始めは指を挿入れた瞬間に出してしまうほど感じていたのにそれにすら体がなれ、
今では入れるだけでは物足りない。
スッキリしないもどかしさに自ら腰を降りだす。
薬を打たれてまだ1時間もたっていない
この薬は最低でも3時間はこの感情と体で葛藤し続けなければならない。
「頑張れ…。もう少しの辛抱だ。」
そう声をかける父。
先程から俺の後孔を犯す指は幾度ともなく裁判で勝利を手にしてきた父の大事な商売道具。
それが俺の性処理としてでも使われる。
なんと惨めで憎たらしい。
叶うことならこの手の動きを辞めさせ
「自分だけの為に使って」
そう言いたい。
でも今の俺にはそれすらできず
挙げ句の果てに
「すまない。本当に……。」
父にこんな言葉さえ言わせてしまう。
どうか謝らないでほしい。
父さんのせいじゃない。
父に謝られる度に自分がどれほど親不孝者であるか実感する。
そしてΩの俺を育てて貰えたことに感謝しているはずなのに
そう伝えたいのに、
口からでるのは
「…い、れて…。父さんの…。
指じゃ足りないよぉ…//」
なんと婬らでで淫らな言葉。
もはや俺の口からは
頭からは
今を満たしてくれることしか考えられなくなっていた。
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