パパと娘の入れ替わり

廣瀬純七

文字の大きさ
1 / 17

新たなる“入れ替わり”伝説…!?

しおりを挟む
 ~中学生になった娘と父、中村家の二度目の入れ替わり事件~


ある晩、田中家では、家族みんなが寝静まっていた。  
中学1年生の結衣は、部活で疲れて爆睡中。  
父の健一は、在宅ワークで疲れ切り、リビングでうたた寝中。

――その時だった。

再びあの“夢”が、やってきた。

 “次に知るべきは、『心の距離』です”

 “あなたたちは、わかり合えていると思っていますか?”

パチッ…!

目を開けた瞬間、健一は悲鳴を上げた。

健一(結衣の体):  
「……え?この部屋……ピンク……!?えっ、え、え、え……なんで胸が!?手が小さい!?あれ?俺の声高くない!?」

一方その頃――

結衣(健一の体):「んあぁぁぁ!?あれっ……なにこれ!お父さんの声!?」  
鏡を見た瞬間、叫ぶ。「私、お父さんになっている!」

------







しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

秘密のキス

廣瀬純七
青春
キスで体が入れ替わる高校生の男女の話

不思議な夏休み

廣瀬純七
青春
夏休みの初日に体が入れ替わった四人の高校生の男女が経験した不思議な話

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

OLサラリーマン

廣瀬純七
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

ボディチェンジウォッチ

廣瀬純七
SF
体を交換できる腕時計で体を交換する男女の話

リボーン&リライフ

廣瀬純七
SF
性別を変えて過去に戻って人生をやり直す男の話

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

女帝の遺志(第二部)-篠崎沙也加と女子プロレスラーたちの物語

kazu106
大衆娯楽
勢いを増す、ブレバリーズ女子部と、直美。 率いる沙也加は、自信の夢であった帝プロマット参戦を直美に託し、本格的に動き出す。 一方、不振にあえぐ男子部にあって唯一、気を吐こうとする修平。 己を見つめ直すために、女子部への入部を決意する。 が、そこでは現実を知らされ、苦難の道を歩むことになる。 志桜里らの励ましを受けつつ、ひたすら練習をつづける。 遂に直美の帝プロ参戦が、現実なものとなる。 その壮行試合、沙也加はなんと、直美の相手に修平を選んだのであった。 しかし同時に、ブレバリーズには暗い影もまた、歩み寄って来ていた。

処理中です...