上 下
28 / 549
第3章 立身出世編

11.潜入成功

しおりを挟む
先日、村上家へ放った間者が義藤の元へ無事に情報を持ち帰ってきた。
各国の大名家が望んでいても得られなかった村上家の情報が手に入った義藤は大変驚いて興奮した様子であった。

義藤
「でかしたぞ。実重殿共々こたびの働きには感謝致す。」

義藤は祐村にかけあい、この間者に志太家の知行地を与えさせた。
頭領である実重にも同様に志太家の知行地を与え、実質的に志太家の家臣となった。

実重
「白河家の為に働くのではない。儂は志太家、いやお主の為に働くということを忘れんでくれ。」

少し照れた様子で実重が言った。

志太家は、こうして最強の海賊・忍集団を手中に収めた。
この竹呉島は、天下を統一していくうえで非常に重要な役割を担っていくことになるのである。
しおりを挟む
1 / 3

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

無職ニートの俺は気が付くと聯合艦隊司令長官になっていた

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:205pt お気に入り:1,533

蒼穹の裏方

SF / 完結 24h.ポイント:596pt お気に入り:89

江戸時代改装計画 

歴史・時代 / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:7

没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7,846pt お気に入り:3,493

処理中です...