紅蓮の獣

仁蕾

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紫雲の章

24

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 龍馬は礼を述べて受け取り、紅茶を一口飲んで深く息を吐き出し、全身の力を抜きながら天井を仰ぎ見た。
「今思えばさ…」
 ポツリと呟かれた望の言葉。
 視線を望に移せば、ストローで氷を突付きながら、その眼差しは昔を懐かしむ光を宿していた。
「俺って此処に来た時、何もかも恐がってたよなーって…まあ、周りは知らない土地、話し掛けられる言葉は聞いた事も無い言葉だから、当然っちゃ当然なんだけどさ」
「望さんが此処に来てどれくらい経つの?」
「んー…?三年は経つんじゃないかな…少なくとも、君と初めて会った時から一年は経ってるから」
「え、まだ一年くらいしか経ってないんだっけ?五年は経ってるのかと思ってた…」
 一年と言われれば、そうなのかもしれないと龍馬は頬を掻く。日常があまりに密すぎて、倍以上の時間を体感していた。
 衝撃的事実に、龍馬はかなり驚いている。その様子に、望はクスクスと小さな笑みを漏らした。
「濃い日常過ごして来たからね。それに、この世界って『あっち』みたいに季節がある訳じゃないから尚の事だね」
 不意に沈黙が降りた。望が何気なく述べた『あっち』という言葉が指すもの。龍馬や望、康平が存在していた『元の世界』。
「…元を正せば、皆好きでこっちに来た訳じゃないんだよね」
「そう、だね」
 龍馬の呟きに、望は躊躇いながらも小さく同意した。
「だけど、過ごして行く内に、日本よりも自由な世界で、日本よりも不自由な世界で…いつの間にか好きになって…」
 国を統べる者が、民の声を拾い上げてくれる世界。
 平穏に隠れて続く、種族間の争い事が絶えない世界。
「…俺もさ、両親居なくて…小さい頃に離婚して、母方に引き取られたんだけど、再婚して間も無くに母親も義父も事故で死んじゃって。…俺も、独りだったんだ。そりゃ、周りには友達とか居たけど…それなりに楽しい日常だったと思う」
 紡がれる物語は、今まで聞いた事の無い望の過去。
 龍馬は何も言わず、只静かに話を聞いていた。
「ある日、学校の帰り道だったかな…いつもと変わらない通いなれた道を歩いてたら声が聞こえたんだ」
 ―コッチダヨ…皆ガ待ッテル…オイデ…
「最初は訳解んなかったんだけど、何か、体は勝手に進んで行くんだよ。そしたら、突然周りの景色が真っ白になって、意識が吹っ飛んだ。気が付けば、そこは風神族帝王の城内で、知らない野郎…つっても、ジークなんだけどさ、何か訳解んない言葉喋りながら、俺の顔を覗き込んで来てさ、かなり焦ったよ。見た事が無い不思議な力を使う人間だらけだし、見た事の無い生き物は居るし…」
 不安なんてものじゃなかった。あれは、底の無い恐怖だった。それでも、今ではいい思い出だと望は笑って見せた。
「康平さんとは、風神族のお城で?」
「ん、アイツって、俺より年上なくせして、あんな軽いノリな訳よ。グダグダ考えてる自分が馬鹿らしくなってさ、帰れないんだったら、楽しんじゃえとか考えが変わっちゃった訳。…あの時、康平と会わなきゃ、今の俺はないね。きっと何処かで死んでた」
 今、穏やかな笑みが浮かべられるのは、きっとその時に康平と出会えたからだと、望は自信をもって言える。それだけ、彼の存在には救われたのだ。
 聞いている龍馬の頬も、自然と綻んだ。
「二人で世話になった城を出て、当ても無く旅をしている内に何か強くなっちゃってさ」
 『元の世界』では、あまり喧嘩などはしていなかったと望は言う。
 ジークに基礎を叩き込まれ、康平と手合わせして、旅先で出会った『アディス』に技を教え込まれた。そして、辿り着いた火神族領地内で、元老院の一人に見込まれ城に上がり、退屈な日々を過ごしていたと言う。
「退屈で仕方なかったよ。康平以外は、全くと言って良いほど馬鹿ばっかなの。高飛車というか、傲慢というか。たかが『花嫁候補』ってだけで、ちやほやされてたからね。…そんな退屈な毎日から抜け出せたのは、君と出会ってからだ」
「まあ、でも、初対面で一緒にお風呂入るのは問題かと…」
「あっはっはっ」
 初めて会ったのは、浴場。龍馬の入浴中に、望が勝手に入って来た時だった。
「あれから…まだ一年、か」
「俺は、君と出会えて良かったよ、龍馬…」
 今まで見た中でも極上の微笑みが、龍馬に向けられていた。龍馬も、笑みを深くする。
「俺も、だよ。望さんが居たからこそ、此処まで来られたし、ヒガ様の事とか両親の事を受け入れる事が出来た」
「今まで有難う…これからも宜しく」
「こちらこそ」
 そう言って、二人は、残り少ないアイスティーが入ったグラスを、カチンと合わせた。
 既に目が覚めていたアイリーンは、静かに微笑むと、そっと瞼を閉じた。

   ***

 それから、幾つかの夜が過ぎたある日の夕方。
 龍馬はいつものようにイシュバイルの勉強から逃げ出し、守護神の部屋で寛いでいた。
 孤島の大樹の根元に腰を下ろし、ハラハラと散っては燃える花弁を、ぼんやりと見つめている。膝には、とぐろを巻く琥珀がスヨスヨと寝息を立て、水面では弥兎が『火霞』と言うフェレットの姿をした火の精霊と戯れている。
「ねー、弥兎様ー」
《んー?》
「婚礼の儀の前って、どんな感じだったー?」
 龍馬の呼び掛けに、弥兎は火霞を抱き上げて、龍馬の近くの木の根元に腰を下ろし、膝の上に火霞を乗せてその背をそっと撫で始めた。
《んー…俺の場合は、慌しかったからね。考える暇も無かったかな》
「衣裳って、どんなのだった?」
《…何、ドレス着るのが憂鬱なわけ?》
 ニヤリと笑った母親に図星をさされ、龍馬はぐっと黙り込む。
「そ、それも有るけど…ほら、ベルも康平さんも、目を覚ます気配が無いからさ…」
 項垂れる龍馬に、弥兎は小さな苦笑を浮かべた。
《仕方が無いよ…特に康平は。あの時に死んでいても可笑しくなかった。契約竜のリタと焔花の鉉煌が居たからこそ生きて居られる》
 優しい弥兎の声に、龍馬は分かってると小さく頷く。分かっているからこそ、何も出来ないのが悔しい。
「分かってるんだけど…俺…二人が起きてこなくちゃ…儀式受ける気…出ない、もん」
 眠る琥珀を囲い込むように膝を抱え込んで額を押し付ける様子は、拗ねた子供のように見える。
 弥兎は苦笑を深め、龍馬の後頭部に手を潜り込ませた。柔らかな髪を優しく撫で回す。
《我が儘な『花嫁』様だなー…》
 龍馬がそう考えている事は、ヒガディアル、望、リーチェ兄妹は気が付いていた。しかし、時は待ってくれない。
《ベルの心に触れてごらん。見えない何かが、見えて来るかもよ…?》
 そう言い残し、弥兎は火霞を龍馬の頭にのせると龍馬の中に溶け込んだ。
 火霞は小さく鳴き声を上げて、小さな前脚で龍馬の頭をぽふりぽふりと叩いた。
 龍馬は小さな桃色の体を抱き上げ、深く息を吐き出した。
「ベルの心、か…」
 龍馬の呟きに火霞は首を傾げ、赤い瞳を瞬かせた。
 外界に出れば既に日は落ち、空は赤と黒のグラデーションに染まっている。
 扉に背を預け、深く溜息を吐き出す。
 不意に目の前に火の花が舞い散り始めた。
「また、何か悩んでいるのか?」
 瞬きの間にヒガディアルが姿を現し、龍馬の頬に優しく触れて来た。
 問いに対し、龍馬は眉間に僅かな皴を刻むと、目の前の逞しい体に擦り寄り、腰に腕を回した。ヒガディアルは、何を言うでもなく、龍馬の背に腕を回して少しだけきつく抱き締めた。
「時間はまだある…思うがままにおやり…?」
「すみません…有難う御座います…」
 腰に回した腕に力を込めれば、頭上から小さな笑みの声が聞こえた。


   ***

 龍馬が『ニンフェーア』に戻れば、望がソファーでうたた寝をしているのが目に入った。
 ヴェルジネと康平が眠りに就いてから、望、アイリーン、ソニアが交代で『ニンフェーア』に訪れていた。
 なるべく龍馬を部屋から出す為であり、龍馬の気を紛れさせる為の話し相手も兼ねている。そして、自分達の不安を紛れさせる意味も込めて。
 開け放たれた窓から柔らかな風が入り込む。レースのカーテンがふわりと翻った。
 音を立てないようにテラスへと出ると、欠けた双子月を見上げた。
《だーいぶ、疲れておるの》
 隣から老人の声が響き、心臓が跳ねた。視線をやれば、龍馬の腰辺りの身長の小さな翁が佇んでいた。長い髭が仙人を彷彿とさせる。
「ど、ドチラサマ?」
《わしかぁ?わしゃ、リャンファンと言う。よろしくの、『花嫁』殿》
 穏やかな目が、龍馬を見上げた。
 ただの人間ではないと分かった。その証拠に、いつもは舞い踊る精霊達がなりを潜めている。
「…あなたは…地神族の…」
《ほっほ…お主もだいぶ力を付けてきおったの。わしの正体が判ったか》
 ―ぽぅ…
 柔らかな光がリャンファンの身を包み込むと、瞬きの間にその姿は老人から精悍な男性へと変貌した。
 ヒガディアルほどの長身に、今度は龍馬が見上げる番だった。
《まずは、うちの馬鹿が多大な迷惑を掛けて済まなかった。あの馬鹿には灸を据えた故、許しておくれ》
 うちの馬鹿に力が込められていた。地神族帝王のハーティリアの事だと思い至り、ふるりと首を横に振る。
「俺こそ迷惑を掛けました。謝罪の必要なんてありません」
《…そうか》
 それとと差し出されたのは純白の封筒。中身は何と無く解ったので、受け取るだけ受け取って後でヒガディアルに渡そうと考えた。
《あとは…お主の悩みの種、だな》
 どきりと心臓が跳ねた。
 リャンファンの穏やかな眼差しは変わらない。
《お主等へのせめてもの償い…力を貸すつもりで不躾ながらこのような時間にお邪魔した》
 静かな笑み。
 龍馬は一度室内に目を向けると、俯いて足元を見た。
 リャンファンは龍馬に手を差し出す。視線を上げればリャンファンの笑みが深まり、促されるまま躊躇いがちに手を重ねた。
 そのまま、エスコートされる形で、ヴェルジネが眠るベッドの脇に立つ。
 リャンファンがヴェルジネの額に手を翳せば、その空間が小さく波打った。数秒の間を空け、龍馬とリャンファンの姿は消えた。
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