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行商人は女好き
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無事に目当ての本を手に入れたヨハネスと次に向かったのは大通り沿いにあるカフェだった。
ここはショコラタルトが有名だそうで、チョコレートが好きなカレンのためにヨハネスが連れてきてくれたのだ。
だが、カフェの前にはすでに行列ができており、中に入れるのは一時間以上待たなければならないだろうと予想できた。だが。
「おいで、カレン」
ヨハネスはカレンの手を引いて、並んでいる人のわきを通り、店の中へ。
驚いているカレンに、ヨハネスは悪戯っぽく微笑んだ。
「実は予約しておいたんだ。だから優先的に入れるんだよ」
あとで聞いた話だが、この店は常ならば予約は受け付けていないらしい。だが、この店の店主が実はヨハネスのかつての教え子らしく、特別に配慮してくれたとのことだった。
ヨハネスとカレンが店の奥の席に案内されると、彼は慣れた様子で自分には珈琲、カレンには紅茶を頼む。それから名物のショコラタルトをカレンに、ヨハネスはレモンタルトを頼んだ。
タルトと飲み物が運ばれてくると、カレンの目は輝いた。美味しそう。たっぷりチョコレートが使われているとわかるガナッシュに、生クリームが添えられていて、上にミントの葉が乗せられている。
フォークで小さく切って口に運ぶと、さくさくのタルト生地と、とろりと口の中でとろけるガナッシュが絶妙だった。
「おいしいです」
「それはよかった。持ち帰ることもできるから、気に入ったなら買って帰ろうか」
カレンはもぐもぐと口を動かしながら考えた。ここのタルトは絶対高い。無駄遣い、という言葉が脳裏をよぎる。だが――
(わたし、恵まれてる……)
先ほど本屋で読んだ小説の内容を思いだした。カレンの周りの人たちは、みんな優しい。だから。
「じゃあ、お言葉に甘えて少しだけ。殿下にお土産として持って帰りたいです」
「わかった。じゃあ持って帰れるように包んでもらおう」
ヨハネスは店員を呼ぶとお土産用のショコラタルトを注文する。
カレンは残りのショコラタルトを食べながら、リチャードは喜んでくれるだろうかと考えた。誰かに何かを「プレゼントする」ということをしてこなかったカレンにしてははじめて覚えたくすぐったい感情だ。
「おいしそうに食べるね」
リチャードの喜ぶ顔を想像して楽しくなっていたカレンは、突然横から声をかけられて驚いた。
横を向くと、少し離れた席にいた男に目を丸くする。
(この人、さっき通りを歩いていた人だ……)
どうして気がつかなかったんだろう。本屋にいるときに見て、珍しい格好をして通りを歩いていた旅行者らしき人物がそこに座っている。
ヨハネスも驚いたようで、眼鏡の奥の双眸をパチパチと瞬かせながら男を見ていた。
年の頃は、リチャードと同じくらい。おそらく二十代前半だろう。鳶《とび》色の瞳に赤茶色の髪をしている。むき出しの腕はしっかりと筋肉がついているようで太いが、長身なのかごつい感じはしない。ややつり目気味だが、口元にあるほくろが妙に色っぽい雰囲気の、なかなかの美青年だった。
「あの……」
カレンが戸惑ったように瞳を揺らせば、男は微笑んで、
「驚かせて悪かった。俺はアレク。行商中でね」
「アレクさん?」
「そ。可愛いお姫様、おひとついかがかな?」
アレクはそう言って、持っていた荷物から一枚の絹織物の反物《たんもの》を出した。カラフルな見たこともない模様の絹織物で、鮮やかな花がたくさん描かれている。
「きれい……」
「そうだろう? イオライトの絹織物だ」
「ではあなたはイオライトの方ですか?」
ヨハネスが問えば、アレクは「そうだ」と頷いた。
カレンはしばらく絹織物の模様に見入っていたが、やがてゆっくりと首を横に振った。
「せっかくですけど、買えませんので」
これほどまでの品だ。きっと高いに決まっている。カレンが断れば、男はくすくすと笑いだした。
「違う違う、お金はいらないよ。プレゼントするよと言っているんだ」
「え!?」
カレンは自分の耳が聴覚障害を起こしたかのように驚いた。
(今、この人プレゼントって言った……?)
つまり、ただでくれると言うのだろうか。この見事な、高価そうな反物を?
(まさか新手の詐欺なんじゃ……)
さすがに訝しく思ってヨハネスを見やれば、彼も驚いたように固まっている。
「失礼ですが……、あなたは行商にいらしているのですよね? さすがに無料でというのは……」
ありえないだろうと、ヨハネスが言外に告げれば、アレクは立ち上がり、こちらへと歩いて来た。そして、カレンの手を取ると、その細い手を大きな手で大切そうに包む。
「運命を感じたんだ」
「――運命?」
フォークを持っていない方の手を取られて、カレンは当惑気味に男を見上げる。
運命。運命って何だろう。何の運命だろうか? ここで高価な反物を見ず知らずの娘に無償提供する運命? いやいや、ばかな―――
カレンが不思議そうな顔をしていると、アレクが苦笑した。
「まさか伝わらないなんて……。運命は君のことだよ」
「わたしが運命?」
「そう。まさかこの国でこんな可憐な姫に出会えるとは思わなかった。実に俺の好みだ。このまま攫って帰りたい」
「さら……っ」
カレンは慌てて男の手を振りほどくと、あわあわとヨハネスに助けを求める。
ヨハネスも警戒したのか、立ち上がると、男とカレンの間にそっと身を滑り込ませた。
「申し訳ございませんが、彼女には先約があるのですよ」
「先約、か……。なるほど。これだけの美人だ、婚約者の二人や三人いてもおかしくないだろう」
(いやいや、婚約者が二人も三人もいたら問題だから。というか、そんなものいないけど)
しかし、せっかくヨハネスが機転を利かせてくれたのだ、ここは黙っておくのが得策だろう。
これでアレクもあきらめる――そう思ったカレンの期待は、次の瞬間あっさりと打ち砕かれることになった。
「だが、ライバルがいた方が燃えるものだ。いいね。ますますほしくなる」
まるで獲物を狙う猛禽類のような視線を向けられて、ぎゃーっ、とカレンは心の中で悲鳴を上げた。
ここはショコラタルトが有名だそうで、チョコレートが好きなカレンのためにヨハネスが連れてきてくれたのだ。
だが、カフェの前にはすでに行列ができており、中に入れるのは一時間以上待たなければならないだろうと予想できた。だが。
「おいで、カレン」
ヨハネスはカレンの手を引いて、並んでいる人のわきを通り、店の中へ。
驚いているカレンに、ヨハネスは悪戯っぽく微笑んだ。
「実は予約しておいたんだ。だから優先的に入れるんだよ」
あとで聞いた話だが、この店は常ならば予約は受け付けていないらしい。だが、この店の店主が実はヨハネスのかつての教え子らしく、特別に配慮してくれたとのことだった。
ヨハネスとカレンが店の奥の席に案内されると、彼は慣れた様子で自分には珈琲、カレンには紅茶を頼む。それから名物のショコラタルトをカレンに、ヨハネスはレモンタルトを頼んだ。
タルトと飲み物が運ばれてくると、カレンの目は輝いた。美味しそう。たっぷりチョコレートが使われているとわかるガナッシュに、生クリームが添えられていて、上にミントの葉が乗せられている。
フォークで小さく切って口に運ぶと、さくさくのタルト生地と、とろりと口の中でとろけるガナッシュが絶妙だった。
「おいしいです」
「それはよかった。持ち帰ることもできるから、気に入ったなら買って帰ろうか」
カレンはもぐもぐと口を動かしながら考えた。ここのタルトは絶対高い。無駄遣い、という言葉が脳裏をよぎる。だが――
(わたし、恵まれてる……)
先ほど本屋で読んだ小説の内容を思いだした。カレンの周りの人たちは、みんな優しい。だから。
「じゃあ、お言葉に甘えて少しだけ。殿下にお土産として持って帰りたいです」
「わかった。じゃあ持って帰れるように包んでもらおう」
ヨハネスは店員を呼ぶとお土産用のショコラタルトを注文する。
カレンは残りのショコラタルトを食べながら、リチャードは喜んでくれるだろうかと考えた。誰かに何かを「プレゼントする」ということをしてこなかったカレンにしてははじめて覚えたくすぐったい感情だ。
「おいしそうに食べるね」
リチャードの喜ぶ顔を想像して楽しくなっていたカレンは、突然横から声をかけられて驚いた。
横を向くと、少し離れた席にいた男に目を丸くする。
(この人、さっき通りを歩いていた人だ……)
どうして気がつかなかったんだろう。本屋にいるときに見て、珍しい格好をして通りを歩いていた旅行者らしき人物がそこに座っている。
ヨハネスも驚いたようで、眼鏡の奥の双眸をパチパチと瞬かせながら男を見ていた。
年の頃は、リチャードと同じくらい。おそらく二十代前半だろう。鳶《とび》色の瞳に赤茶色の髪をしている。むき出しの腕はしっかりと筋肉がついているようで太いが、長身なのかごつい感じはしない。ややつり目気味だが、口元にあるほくろが妙に色っぽい雰囲気の、なかなかの美青年だった。
「あの……」
カレンが戸惑ったように瞳を揺らせば、男は微笑んで、
「驚かせて悪かった。俺はアレク。行商中でね」
「アレクさん?」
「そ。可愛いお姫様、おひとついかがかな?」
アレクはそう言って、持っていた荷物から一枚の絹織物の反物《たんもの》を出した。カラフルな見たこともない模様の絹織物で、鮮やかな花がたくさん描かれている。
「きれい……」
「そうだろう? イオライトの絹織物だ」
「ではあなたはイオライトの方ですか?」
ヨハネスが問えば、アレクは「そうだ」と頷いた。
カレンはしばらく絹織物の模様に見入っていたが、やがてゆっくりと首を横に振った。
「せっかくですけど、買えませんので」
これほどまでの品だ。きっと高いに決まっている。カレンが断れば、男はくすくすと笑いだした。
「違う違う、お金はいらないよ。プレゼントするよと言っているんだ」
「え!?」
カレンは自分の耳が聴覚障害を起こしたかのように驚いた。
(今、この人プレゼントって言った……?)
つまり、ただでくれると言うのだろうか。この見事な、高価そうな反物を?
(まさか新手の詐欺なんじゃ……)
さすがに訝しく思ってヨハネスを見やれば、彼も驚いたように固まっている。
「失礼ですが……、あなたは行商にいらしているのですよね? さすがに無料でというのは……」
ありえないだろうと、ヨハネスが言外に告げれば、アレクは立ち上がり、こちらへと歩いて来た。そして、カレンの手を取ると、その細い手を大きな手で大切そうに包む。
「運命を感じたんだ」
「――運命?」
フォークを持っていない方の手を取られて、カレンは当惑気味に男を見上げる。
運命。運命って何だろう。何の運命だろうか? ここで高価な反物を見ず知らずの娘に無償提供する運命? いやいや、ばかな―――
カレンが不思議そうな顔をしていると、アレクが苦笑した。
「まさか伝わらないなんて……。運命は君のことだよ」
「わたしが運命?」
「そう。まさかこの国でこんな可憐な姫に出会えるとは思わなかった。実に俺の好みだ。このまま攫って帰りたい」
「さら……っ」
カレンは慌てて男の手を振りほどくと、あわあわとヨハネスに助けを求める。
ヨハネスも警戒したのか、立ち上がると、男とカレンの間にそっと身を滑り込ませた。
「申し訳ございませんが、彼女には先約があるのですよ」
「先約、か……。なるほど。これだけの美人だ、婚約者の二人や三人いてもおかしくないだろう」
(いやいや、婚約者が二人も三人もいたら問題だから。というか、そんなものいないけど)
しかし、せっかくヨハネスが機転を利かせてくれたのだ、ここは黙っておくのが得策だろう。
これでアレクもあきらめる――そう思ったカレンの期待は、次の瞬間あっさりと打ち砕かれることになった。
「だが、ライバルがいた方が燃えるものだ。いいね。ますますほしくなる」
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