4 / 4
第2話 あの日何が起ったのか
しおりを挟む
「エディ、落ち着け」
ルークが落ち着かせようと試みるけれど、その声はすでにエディに届かない。
ブツブツと腕に抱いた頭に何かを語り掛けながら、私自慢の見事な銀の髪を何度も何度も丁寧に手で梳く。
「もう、彼にあなたの声は届かなくてよ」
聞き覚えのある女の声だった。
しかし、その声が発せられたのは、先ほど私の首を跳ねた騎士からだった。
ぐにゃりと騎士の姿が揺らぐと、騎士の立っていた場所には現れたのは学園の制服をきた女の子だった。
眼鏡をかけ、髪はショートカットでオレンジ、地味な外見……って彼女はマニュ・チュートリアル令嬢。
チュートリアル令嬢はわかりやすい名前の通り、ヒロインの親友役で、物語の進行に合わせてアドバイスをくれるキャラクターだった。
どういうことかさっぱりわからない。
「マニュ!? あなたどういうつもりなの」
エミリアはそういって、チュートリアル令嬢に詰め寄った。
「どういうつもり? 初めからこういうつもり。彼が心の底から絶望すること――それが私の望み。黒を持つものは忌み嫌われる。ラローザ邸で虐げられ、エミリアが彼の心の闇を晴らす。そして、彼の希望となったあなたを殺せばと思ったけれど、エミリアには期待外れだったわ。でもいいの彼の中にある光が誰であれ一番見たくない結末で消せばいいだけ」
ふふふっといつものようにチュートリアル令嬢は口元に手を当てて笑う、しかしその顔は、恍惚として不気味だった。
「大きな大きな闇の魔力は毒になる。大きすぎる闇に飲まれれば、彼は次の魔王になる」
クスクスと笑いチュートリアルは、エディから湧き出る黒いものなど気にしせずエディの傍にやってくるとさらに言葉をつづけた。
「おかわいそうに、リリー様も王子様と婚約していなければ……聖女様が王子様を好きになったりしなければ……無実の罪を着せられこのように大衆の面前で首を落とされることもなかったものを……」
「リリーが……」
エディがぼんやりとしながらつぶやく。
「耳を傾けるな、すべてその女が仕掛けたことだ」
ルークが聖剣を取り出しチュートリアルに刃を向ける。
「まぁ、怖い。恋の障害になったら婚約者であったリリー様をも大義名分で殺し。次は、二人の恋を認めないエディ様を殺すのね」
「でたらめを言うな!」
ルークが大きな声で否定をするが、きょとんっとした顔でチュートリアルは首を傾げた。
「で た ら め? エディ様はすでにお解りですよね。ルーク様はあのような奇行を働く騎士を真剣に止めようとしなかったのを、その目でご覧になったのですから」
「……ルークとこの女が恋に落ちたから、邪魔者になったリリーは殺されたのか?」
光を失った黒い瞳がまっすぐエミリアを睨みつけた。
「違います、私は王子との婚約なんて望んでなかった」
「望んでいなかった? あなたは私に何度もリリー様がいるから、ルーク様は体裁上私につれなくしなければならないと恋の相談をしたではありませんか?」
「そんなこと言ってないわ!」
「ではなぜ今日ルーク様の隣にいるのが、リリー様ではなくあなたなのエミリア?」
「……それは……それは……」
「ルーク様との婚約は望んでいないけれど、あなたはルーク様の隣に立ち、騎士はあなたを害したからとリリー様の首をはねる。――嘘つきね」
「ルーク、なんでお前はリリーを大事にしなかった。どうして婚約を解消した」
エディがすがるような瞳でルークを見つめた。
「それは……国のために仕方なかった。聖女がこの国に必要だと乞われた。それに俺とリリーが婚約を解消しても「始末すればいいと思われたんですね」
ルークの話を遮るように、チュートリアルはそういった。
「始末……始末か……は、はは……」
力なくエディは笑った。
「違う、リリーにはお前がいるから大丈夫だと」
ルークの言葉に、エディはゆっくりと首を横に振る。
「起こったことに後からは何とでも言える。リリーとルーク二人の間で何の話が行われたのか、その後どういったやり取りがあったか、リリーの口からもう真相はきけない」
そういってエディはとても冷たい目でルークを見つめた。
ここで、パッとまたあの薄暗い部屋に私は戻ってきた。
「これが、あなたが亡くなってから実際に起こった出来事です」
「続きは? あの後一体どうなってしまったの? エディは!?」
エミリアに詰め寄ったけれど、私が彼女の服を掴もうとしても光の粒の集合体ゆえに、掴むことはできず、私の手は空を切った。
「見ないほうがいいでしょう。それにこの先はあなたが思っているよりも、ずっと長く終わりがないので……」
エミリアは悲しそうな顔でそういうと、首を横に振った。
「見ないほうがいいようなことが起こったの?」
口調を取り繕うことも忘れて私は素でエミリアと会話する。
「えぇ、あの後、エディ様は魔王となりました。私たちはあの場から命からがら逃げ出した……
しかしあなたの首を落とす原因となったと判断した私とルーク様、そしてこの国の王族、騎士団を彼は絶対に許すことはなかった……」
そういってエミリアは目を伏せた。
「さて、ここからが本題です。聖女である私がもつ特別な力。それは――記憶を保持したまま過去に戻ることができるのです」
それってセーブ&ロードみたいなことができるってこと?
魔王が復活したとしても、ダメな選択肢を選んでも過去に戻ってやり直せる……そんなの最強だわ。
この力は間違いなく聖女だとしか言えない。
「それでは、私が断罪される前まで戻ればやり方によっては、運命を変えることができたのでは?」
もし、聖女の力が本当だとすれば、なぜ彼女は死んだ私を探し出し、私にあの後起きたことを見せたの?
これじゃぁ、まるで記憶を保持して時をさかのぼれるのに、運命を変えることができなかったようじゃないの……
「聖女の力は万能ではないのです。何か特定の出来事が起った場合、特定の出来事より過去に飛ぶときは私は記憶を持っていけない。それでは、また同じことが繰り返されてしまいます……」
つまり、一度オートセーブされた出来事より前は、記憶を持って戻ることができない。
そう、リセットして初めからまっさらなプレイを楽しめるみたいな感じ?
「持っていけなかったのに、どうして同じことが繰り返されたとあなたはわかるの?」
「それは簡単です。パーティーの日、リリー様の首がはねられたのをみて、すべての出来事、私が過去に戻ってやり直したことすべてを思い出したからです」
なんという、絶望しかないシナリオ……
ついつい、ゲームのように考えてしまう、いやこれはゲームね。
「エディ様を魔王にさせないためには、彼の絶望の原因となったあなたの協力が必要不可欠。それに、死んでしまったあなたが魔王復活を望む人とは思えません」
「いやいや、私は……もうあんな目に合うのはごめんだわ」
「エディ様を救える方は、私じゃありません。あなたなんです。死んでしまったあなたが戻れる場所は、処刑の日より必ず前のはずです。戻ることができればの話ですが……」
「そんなこと言われても……」
「私の最後の力であなたを過去に送ります。あなたが記憶を持って過去に戻れば、きっと私じゃ変えることのできなかった未来が変わるかもしれません。どうか過去の私と協力して運命を変えてください」
「待って、私には無理よ」
何度も無理という私にエミリアは困った顔でこういった。
「これは、聖女の力ではないんです。リリー様が亡くなり魔王が復活してから80年。その間、光魔法を必死で極めました。そして自分が亡くなってから死者の国をさまよい、リリー様の魂を必死で探したのです。あぁ、もう時間がありません」
80年もあれから経過したって……途方もない時間が流れてしまっている!?
って、80年後って、エミリアは100歳近いんじゃ。
それに亡くなってからって……
「待って、亡くなってからって……」
「聖女もしょせん人、寿命が来れば死ぬのです。私は悲劇の繰り返しに疲れました」
エミリアは柔らかく笑うと、その姿は私の知っている姿からどんどん年を重ねていく。
よぼよぼのおばあちゃんの姿になったエミリアは、私の額に手を伸ばして触れた。
「あなたに全てを託してしまってごめんなさい」
皺のある目じりに涙がぽろりとこぼれた。
そのとたんだ。
誰かが私の襟首をつかみ、下へ下へと引っ張りだしたのだ。
足元には穴などなかった。でも、私は不思議な力に引っ張られ、ゆっくりと下へと落ちる。
「その姿……」
驚き伸ばした手はエミリアには届かない。
「魔王が唯一愛した、エリューシオン王国の白銀の薔薇、リリー・ラローザ様。どうかすべてを託し、消える私をお許しください」
すると、エミリアはまた光の粒になりパラパラと消えていった。
ルークが落ち着かせようと試みるけれど、その声はすでにエディに届かない。
ブツブツと腕に抱いた頭に何かを語り掛けながら、私自慢の見事な銀の髪を何度も何度も丁寧に手で梳く。
「もう、彼にあなたの声は届かなくてよ」
聞き覚えのある女の声だった。
しかし、その声が発せられたのは、先ほど私の首を跳ねた騎士からだった。
ぐにゃりと騎士の姿が揺らぐと、騎士の立っていた場所には現れたのは学園の制服をきた女の子だった。
眼鏡をかけ、髪はショートカットでオレンジ、地味な外見……って彼女はマニュ・チュートリアル令嬢。
チュートリアル令嬢はわかりやすい名前の通り、ヒロインの親友役で、物語の進行に合わせてアドバイスをくれるキャラクターだった。
どういうことかさっぱりわからない。
「マニュ!? あなたどういうつもりなの」
エミリアはそういって、チュートリアル令嬢に詰め寄った。
「どういうつもり? 初めからこういうつもり。彼が心の底から絶望すること――それが私の望み。黒を持つものは忌み嫌われる。ラローザ邸で虐げられ、エミリアが彼の心の闇を晴らす。そして、彼の希望となったあなたを殺せばと思ったけれど、エミリアには期待外れだったわ。でもいいの彼の中にある光が誰であれ一番見たくない結末で消せばいいだけ」
ふふふっといつものようにチュートリアル令嬢は口元に手を当てて笑う、しかしその顔は、恍惚として不気味だった。
「大きな大きな闇の魔力は毒になる。大きすぎる闇に飲まれれば、彼は次の魔王になる」
クスクスと笑いチュートリアルは、エディから湧き出る黒いものなど気にしせずエディの傍にやってくるとさらに言葉をつづけた。
「おかわいそうに、リリー様も王子様と婚約していなければ……聖女様が王子様を好きになったりしなければ……無実の罪を着せられこのように大衆の面前で首を落とされることもなかったものを……」
「リリーが……」
エディがぼんやりとしながらつぶやく。
「耳を傾けるな、すべてその女が仕掛けたことだ」
ルークが聖剣を取り出しチュートリアルに刃を向ける。
「まぁ、怖い。恋の障害になったら婚約者であったリリー様をも大義名分で殺し。次は、二人の恋を認めないエディ様を殺すのね」
「でたらめを言うな!」
ルークが大きな声で否定をするが、きょとんっとした顔でチュートリアルは首を傾げた。
「で た ら め? エディ様はすでにお解りですよね。ルーク様はあのような奇行を働く騎士を真剣に止めようとしなかったのを、その目でご覧になったのですから」
「……ルークとこの女が恋に落ちたから、邪魔者になったリリーは殺されたのか?」
光を失った黒い瞳がまっすぐエミリアを睨みつけた。
「違います、私は王子との婚約なんて望んでなかった」
「望んでいなかった? あなたは私に何度もリリー様がいるから、ルーク様は体裁上私につれなくしなければならないと恋の相談をしたではありませんか?」
「そんなこと言ってないわ!」
「ではなぜ今日ルーク様の隣にいるのが、リリー様ではなくあなたなのエミリア?」
「……それは……それは……」
「ルーク様との婚約は望んでいないけれど、あなたはルーク様の隣に立ち、騎士はあなたを害したからとリリー様の首をはねる。――嘘つきね」
「ルーク、なんでお前はリリーを大事にしなかった。どうして婚約を解消した」
エディがすがるような瞳でルークを見つめた。
「それは……国のために仕方なかった。聖女がこの国に必要だと乞われた。それに俺とリリーが婚約を解消しても「始末すればいいと思われたんですね」
ルークの話を遮るように、チュートリアルはそういった。
「始末……始末か……は、はは……」
力なくエディは笑った。
「違う、リリーにはお前がいるから大丈夫だと」
ルークの言葉に、エディはゆっくりと首を横に振る。
「起こったことに後からは何とでも言える。リリーとルーク二人の間で何の話が行われたのか、その後どういったやり取りがあったか、リリーの口からもう真相はきけない」
そういってエディはとても冷たい目でルークを見つめた。
ここで、パッとまたあの薄暗い部屋に私は戻ってきた。
「これが、あなたが亡くなってから実際に起こった出来事です」
「続きは? あの後一体どうなってしまったの? エディは!?」
エミリアに詰め寄ったけれど、私が彼女の服を掴もうとしても光の粒の集合体ゆえに、掴むことはできず、私の手は空を切った。
「見ないほうがいいでしょう。それにこの先はあなたが思っているよりも、ずっと長く終わりがないので……」
エミリアは悲しそうな顔でそういうと、首を横に振った。
「見ないほうがいいようなことが起こったの?」
口調を取り繕うことも忘れて私は素でエミリアと会話する。
「えぇ、あの後、エディ様は魔王となりました。私たちはあの場から命からがら逃げ出した……
しかしあなたの首を落とす原因となったと判断した私とルーク様、そしてこの国の王族、騎士団を彼は絶対に許すことはなかった……」
そういってエミリアは目を伏せた。
「さて、ここからが本題です。聖女である私がもつ特別な力。それは――記憶を保持したまま過去に戻ることができるのです」
それってセーブ&ロードみたいなことができるってこと?
魔王が復活したとしても、ダメな選択肢を選んでも過去に戻ってやり直せる……そんなの最強だわ。
この力は間違いなく聖女だとしか言えない。
「それでは、私が断罪される前まで戻ればやり方によっては、運命を変えることができたのでは?」
もし、聖女の力が本当だとすれば、なぜ彼女は死んだ私を探し出し、私にあの後起きたことを見せたの?
これじゃぁ、まるで記憶を保持して時をさかのぼれるのに、運命を変えることができなかったようじゃないの……
「聖女の力は万能ではないのです。何か特定の出来事が起った場合、特定の出来事より過去に飛ぶときは私は記憶を持っていけない。それでは、また同じことが繰り返されてしまいます……」
つまり、一度オートセーブされた出来事より前は、記憶を持って戻ることができない。
そう、リセットして初めからまっさらなプレイを楽しめるみたいな感じ?
「持っていけなかったのに、どうして同じことが繰り返されたとあなたはわかるの?」
「それは簡単です。パーティーの日、リリー様の首がはねられたのをみて、すべての出来事、私が過去に戻ってやり直したことすべてを思い出したからです」
なんという、絶望しかないシナリオ……
ついつい、ゲームのように考えてしまう、いやこれはゲームね。
「エディ様を魔王にさせないためには、彼の絶望の原因となったあなたの協力が必要不可欠。それに、死んでしまったあなたが魔王復活を望む人とは思えません」
「いやいや、私は……もうあんな目に合うのはごめんだわ」
「エディ様を救える方は、私じゃありません。あなたなんです。死んでしまったあなたが戻れる場所は、処刑の日より必ず前のはずです。戻ることができればの話ですが……」
「そんなこと言われても……」
「私の最後の力であなたを過去に送ります。あなたが記憶を持って過去に戻れば、きっと私じゃ変えることのできなかった未来が変わるかもしれません。どうか過去の私と協力して運命を変えてください」
「待って、私には無理よ」
何度も無理という私にエミリアは困った顔でこういった。
「これは、聖女の力ではないんです。リリー様が亡くなり魔王が復活してから80年。その間、光魔法を必死で極めました。そして自分が亡くなってから死者の国をさまよい、リリー様の魂を必死で探したのです。あぁ、もう時間がありません」
80年もあれから経過したって……途方もない時間が流れてしまっている!?
って、80年後って、エミリアは100歳近いんじゃ。
それに亡くなってからって……
「待って、亡くなってからって……」
「聖女もしょせん人、寿命が来れば死ぬのです。私は悲劇の繰り返しに疲れました」
エミリアは柔らかく笑うと、その姿は私の知っている姿からどんどん年を重ねていく。
よぼよぼのおばあちゃんの姿になったエミリアは、私の額に手を伸ばして触れた。
「あなたに全てを託してしまってごめんなさい」
皺のある目じりに涙がぽろりとこぼれた。
そのとたんだ。
誰かが私の襟首をつかみ、下へ下へと引っ張りだしたのだ。
足元には穴などなかった。でも、私は不思議な力に引っ張られ、ゆっくりと下へと落ちる。
「その姿……」
驚き伸ばした手はエミリアには届かない。
「魔王が唯一愛した、エリューシオン王国の白銀の薔薇、リリー・ラローザ様。どうかすべてを託し、消える私をお許しください」
すると、エミリアはまた光の粒になりパラパラと消えていった。
10
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
え?わたくしは通りすがりの元病弱令嬢ですので修羅場に巻き込まないでくたさい。
ネコフク
恋愛
わたくしリィナ=ユグノアは小さな頃から病弱でしたが今は健康になり学園に通えるほどになりました。しかし殆ど屋敷で過ごしていたわたくしには学園は迷路のような場所。入学して半年、未だに迷子になってしまいます。今日も侍従のハルにニヤニヤされながら遠回り(迷子)して出た場所では何やら不穏な集団が・・・
強制的に修羅場に巻き込まれたリィナがちょっとだけざまぁするお話です。そして修羅場とは関係ないトコで婚約者に溺愛されています。
彼女が高級娼婦と呼ばれる理由~元悪役令嬢の戦慄の日々~
プラネットプラント
恋愛
婚約者である王子の恋人をいじめたと婚約破棄され、実家から縁を切られたライラは娼館で暮らすことになる。だが、訪れる人々のせいでライラは怯えていた。
※完結済。
モブの声がうるさい
ぴぴみ
恋愛
公爵令嬢ソフィアには、幼い頃より決まった婚約者がいる。
第一王子のリアムだ。
いつの頃からか、ソフィアは自身の感情を隠しがちになり、リアム王子は常に愛想笑い。
そんなとき、馬から落ちて、変な声が聞こえるようになってしまって…。
ナイスミドルな国王に生まれ変わったことを利用してヒロインを成敗する
ぴぴみ
恋愛
少し前まで普通のアラサーOLだった莉乃。ある時目を覚ますとなんだか身体が重いことに気がついて…。声は低いバリトン。鏡に写るはナイスミドルなおじ様。
皆畏れるような眼差しで私を陛下と呼ぶ。
ヒロインが悪役令嬢からの被害を訴える。元女として前世の記憶持ちとしてこの状況違和感しかないのですが…。
なんとか成敗してみたい。
悪役令嬢が睨んでくるので、理由を聞いてみた
ちくわ食べます
恋愛
転生したのは馴染みのない乙女ゲームの世界だった。
シナリオは分からず、登場人物もうろ覚え、タイトルなんて覚えてすらいない。
そんな世界でモブ男『トリスタン』として暮らす主人公。
恋愛至上主義な学園で大人しく、モブらしく、学園生活を送っていたはずなのに、なぜか悪役令嬢から睨まれていて。
気になったトリスタンは、悪役令嬢のセリスに理由を聞いてみることにした。
悪役令嬢だったので、身の振り方を考えたい。
しぎ
恋愛
カーティア・メラーニはある日、自分が悪役令嬢であることに気づいた。
断罪イベントまではあと数ヶ月、ヒロインへのざまぁ返しを計画…せずに、カーティアは大好きな読書を楽しみながら、修道院のパンフレットを取り寄せるのだった。悪役令嬢としての日々をカーティアがのんびり過ごしていると、不仲だったはずの婚約者との距離がだんだんおかしくなってきて…。
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
導入までですが、とても面白くて続きが気になりました。
エディが辛いし、リリーもやり直しに価値を見出せないトラウマを抱えつつ、エディのことは気になっているようですし、互いに傷が癒されて欲しいです。
エディが生き返ったリリーにすぐに気づけたら良いなと思いました。
それで簡単に傷が癒されるわけじゃないでしょうが、チュートリアルがどんな風に絡んでくるかが怖いので。
とても面白かったです。
いきなり主人公が首を落とされる展開が生々しくて、あまりみないパターンで斬新でした。バッドエンドを回避したと思った後のあまりに理不尽な最期でエディでなくても怒りが込み上げました。彼は魔王になって王族を皆殺しにしたんですかね? 確かに王子は積極的に主人公を助けようとしませんでしたから、そこは言い掛かりではなく恨まれて当然じゃない? とは思いました。
主人公がエディを救って幸せになれるよう期待しています。
一つ気になったので……
「亡くなる」は「死ぬ」の尊敬語なので自分自身には使いません。普通に「死んだ」でいいと思います。