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桜色の髪の王女③
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淫靡な薫りが充満する放課後の教室で俺たちは掃除をしていた。
窓を開け換気をし、汗と唾液と愛液と精液でぐちょぐちょになった制服に【清浄】の魔法をかける。
そうこの世界には魔法がある。淡い光に包まれ、綺麗になる。
開けた窓を施錠し、俺たちは教室を後にした。
別れ際
「アルミ様、今度の休日、俺とデートをしてくれませんか?」
俺がそう言うと
はい、と微笑んでくれた。
◇
そして休日。
俺たちは海沿いの港街にいた。
白いトップスに少し切れ込みの入った上品な柄のロングスカート、時おりスリットから覗く真っ白な足に視線がいってしまう。
さらに、その長髪を後ろで一纏めにして、その目元には細く薄い赤色のフレームの眼鏡をかけている。
彼女の綺麗な桜色の髪は黒く染まっていた。
彼女の眼鏡は変装の魔道具であった。その効果で髪の色を変えていたのである。
普段と違う彼女の雰囲気に、ちょっぴり年上の綺麗なお姉さんって感じがして、どぎまぎしてしまう。
それがちょっとくやしくて、反撃しようと彼女の手を握って歩きはじめる。
すると彼女もギュっと握り返してきた。
ふと、彼女は今どんな表情をしているのだろうかと思い、横目に見ると、彼女はうつ向いていて表情までは見えなかったが、その耳には確かに赤みがさしていた。
手を繋ぐ以上のことを既にしているというのに、照れている彼女はとても可愛い。
海沿いのオシャレなカフェに入り海の幸をふんだんに使用したパスタと爽やかな磯の香りを楽しむ。
昼食の後、二人で手を繋いで露店を冷やかしていく。
夕暮れ、俺は彼女をある場所へとエスコートする。
予約していた宿である。
彼女は俺の意図に気づき顔を耳まで真っ赤にしてうつむいた。
それでも繋いだ手はギュッと握りしめたままであった。
◇
部屋に入るとアルミ嬢は眼鏡をはずして、髪をほどいた。
変装が解け、ふわっとアルミ嬢の甘い香りが広がる。
そして俺たちは唇を重ねた。
はじまりはふれるぐらいに。
徐徐に激しく。
ん、チュッ
彼女の唇に舌を這わしていく。
俺の舌が彼女の口のなかに侵入する。
彼女の舌を見つけ絡めとる。
互いの舌が互いの口内を行き来する。
俺は彼女の腰に手をまわしグッと抱き締めた。
すると彼女も俺の肩に手をまわしてしがみついてくる。
互いの身体が熱を帯びる。
くちゅくちゅっと、唾液が交換される音が聞こえる。
息をするのも忘れるくらいに夢中になってしまっていた。
流石に苦しさを感じて、唇をはずしてプハァ~と息をついた。
それは彼女も同じだったようで、息苦しさで真っ赤になった互いの顔をみて笑いあった。
「アルミ様、服脱がしても良いですか?」
彼女がコクンと頷く。
彼女の服を脱がし、下着姿にする。
彼女の彼女の艶かしい肉体を守るのは黒色のシースルーのブラとショーツのみ。
真っ白な素肌にほんのりと赤く染まった頬。
汗ばんだ髪の毛。
少し荒い息づかい。
彼女の艶姿に釘付けになっていると、彼女は恥ずかしそうに胸と秘部を手で隠す。
俺はゴクリと唾を呑み込んで彼女に問いかけた。
「さわってもよろしいですか?」
すると彼女はゆっくりとその身体を守っていた手を下に降ろした。
それを許可だと受け取った俺は神聖なものに触れるような面持ちで乳房へと手を伸ばす。
「んッ」
俺の手が乳房に触れた。
指が沈み込んでゆく感覚に一瞬意識が奪われる。
さわさわっと撫でていく。
互いの息づかいが荒くなる。
「ブラ外します。」
俺はそう言って彼女のブラを剥ぐ。
そしてついに俺は目にしたのである。
ツンとたつ、彼女の髪と同じ桜色の乳首を。
そして、俺は彼女をベットに押し倒して彼女の乳房を愛撫していく。
「やん、んッ」
外壁から山頂へと円を描く、そしてたどり着いた山頂でコリコリっと乳首を刺激した。
「んんッーーーー」
恥ずかしいのだろう、必死に声を堪える姿に、その甘い香りに、漏れでる吐息に、沈み込んでいく感触に、俺は夢中になっていた。
すると幽かな声が聞こえた。
「……下もさわって」
その声に誘われショーツの上からフワリと触れる。
左手に乳房を触り、右手でツーと秘部に触れていく。
「んんッはぁん」
俺の手がショーツのなかに侵入する。
くちゃくちゃと愛液にまみれていく。
彼女はその刺激に抗おうと目をつぶり唇を噛みしめる。
「んッ」
俺は彼女の乳首を舐めた。
「あんッ」
新しい刺激に堪えられなかったのだろう、艶かしい声が聞こえた。
俺はそのまま口に含みくちゅくちゅっとしゃぶっていく。
口のなかで彼女の乳首をころがす。
「はぁん、あん、あん」
必死に堪えようとするものの徐徐に艷声が大きくなっていく。
そろそろいいだろうと、俺は彼女のショーツに手をかけ、最後の護りを解く。
整えられた彼女の陰毛は髪と同じ桜色をしていた。
そして俺も服をすべて脱ぎ去った。
アルミ嬢と目を合わせると、彼女はコクリと頷いた。
ついに彼女と1つになる時が来たのだと覚悟をきめていると、彼女がギュッとシーツを握りしめていることに気がついた。
初めてで少し恐怖があるのだろう、興奮のなかに震えがあった。
俺は彼女を安心させようと彼女の額にキスをした。
そして、頬に首筋に、二の腕に、下乳にと上から下へ彼女の全身に唇を落としていく。
―そして、彼女の足へと。
俺は彼女の足を大切に持ち上げ、その甲へと口付けをする。
あの日と同じように。
「足が好きなんて、ホントにトーノは変態ですね」
彼女はそう言いながらもどこか嬉しそうであった。
窓を開け換気をし、汗と唾液と愛液と精液でぐちょぐちょになった制服に【清浄】の魔法をかける。
そうこの世界には魔法がある。淡い光に包まれ、綺麗になる。
開けた窓を施錠し、俺たちは教室を後にした。
別れ際
「アルミ様、今度の休日、俺とデートをしてくれませんか?」
俺がそう言うと
はい、と微笑んでくれた。
◇
そして休日。
俺たちは海沿いの港街にいた。
白いトップスに少し切れ込みの入った上品な柄のロングスカート、時おりスリットから覗く真っ白な足に視線がいってしまう。
さらに、その長髪を後ろで一纏めにして、その目元には細く薄い赤色のフレームの眼鏡をかけている。
彼女の綺麗な桜色の髪は黒く染まっていた。
彼女の眼鏡は変装の魔道具であった。その効果で髪の色を変えていたのである。
普段と違う彼女の雰囲気に、ちょっぴり年上の綺麗なお姉さんって感じがして、どぎまぎしてしまう。
それがちょっとくやしくて、反撃しようと彼女の手を握って歩きはじめる。
すると彼女もギュっと握り返してきた。
ふと、彼女は今どんな表情をしているのだろうかと思い、横目に見ると、彼女はうつ向いていて表情までは見えなかったが、その耳には確かに赤みがさしていた。
手を繋ぐ以上のことを既にしているというのに、照れている彼女はとても可愛い。
海沿いのオシャレなカフェに入り海の幸をふんだんに使用したパスタと爽やかな磯の香りを楽しむ。
昼食の後、二人で手を繋いで露店を冷やかしていく。
夕暮れ、俺は彼女をある場所へとエスコートする。
予約していた宿である。
彼女は俺の意図に気づき顔を耳まで真っ赤にしてうつむいた。
それでも繋いだ手はギュッと握りしめたままであった。
◇
部屋に入るとアルミ嬢は眼鏡をはずして、髪をほどいた。
変装が解け、ふわっとアルミ嬢の甘い香りが広がる。
そして俺たちは唇を重ねた。
はじまりはふれるぐらいに。
徐徐に激しく。
ん、チュッ
彼女の唇に舌を這わしていく。
俺の舌が彼女の口のなかに侵入する。
彼女の舌を見つけ絡めとる。
互いの舌が互いの口内を行き来する。
俺は彼女の腰に手をまわしグッと抱き締めた。
すると彼女も俺の肩に手をまわしてしがみついてくる。
互いの身体が熱を帯びる。
くちゅくちゅっと、唾液が交換される音が聞こえる。
息をするのも忘れるくらいに夢中になってしまっていた。
流石に苦しさを感じて、唇をはずしてプハァ~と息をついた。
それは彼女も同じだったようで、息苦しさで真っ赤になった互いの顔をみて笑いあった。
「アルミ様、服脱がしても良いですか?」
彼女がコクンと頷く。
彼女の服を脱がし、下着姿にする。
彼女の彼女の艶かしい肉体を守るのは黒色のシースルーのブラとショーツのみ。
真っ白な素肌にほんのりと赤く染まった頬。
汗ばんだ髪の毛。
少し荒い息づかい。
彼女の艶姿に釘付けになっていると、彼女は恥ずかしそうに胸と秘部を手で隠す。
俺はゴクリと唾を呑み込んで彼女に問いかけた。
「さわってもよろしいですか?」
すると彼女はゆっくりとその身体を守っていた手を下に降ろした。
それを許可だと受け取った俺は神聖なものに触れるような面持ちで乳房へと手を伸ばす。
「んッ」
俺の手が乳房に触れた。
指が沈み込んでゆく感覚に一瞬意識が奪われる。
さわさわっと撫でていく。
互いの息づかいが荒くなる。
「ブラ外します。」
俺はそう言って彼女のブラを剥ぐ。
そしてついに俺は目にしたのである。
ツンとたつ、彼女の髪と同じ桜色の乳首を。
そして、俺は彼女をベットに押し倒して彼女の乳房を愛撫していく。
「やん、んッ」
外壁から山頂へと円を描く、そしてたどり着いた山頂でコリコリっと乳首を刺激した。
「んんッーーーー」
恥ずかしいのだろう、必死に声を堪える姿に、その甘い香りに、漏れでる吐息に、沈み込んでいく感触に、俺は夢中になっていた。
すると幽かな声が聞こえた。
「……下もさわって」
その声に誘われショーツの上からフワリと触れる。
左手に乳房を触り、右手でツーと秘部に触れていく。
「んんッはぁん」
俺の手がショーツのなかに侵入する。
くちゃくちゃと愛液にまみれていく。
彼女はその刺激に抗おうと目をつぶり唇を噛みしめる。
「んッ」
俺は彼女の乳首を舐めた。
「あんッ」
新しい刺激に堪えられなかったのだろう、艶かしい声が聞こえた。
俺はそのまま口に含みくちゅくちゅっとしゃぶっていく。
口のなかで彼女の乳首をころがす。
「はぁん、あん、あん」
必死に堪えようとするものの徐徐に艷声が大きくなっていく。
そろそろいいだろうと、俺は彼女のショーツに手をかけ、最後の護りを解く。
整えられた彼女の陰毛は髪と同じ桜色をしていた。
そして俺も服をすべて脱ぎ去った。
アルミ嬢と目を合わせると、彼女はコクリと頷いた。
ついに彼女と1つになる時が来たのだと覚悟をきめていると、彼女がギュッとシーツを握りしめていることに気がついた。
初めてで少し恐怖があるのだろう、興奮のなかに震えがあった。
俺は彼女を安心させようと彼女の額にキスをした。
そして、頬に首筋に、二の腕に、下乳にと上から下へ彼女の全身に唇を落としていく。
―そして、彼女の足へと。
俺は彼女の足を大切に持ち上げ、その甲へと口付けをする。
あの日と同じように。
「足が好きなんて、ホントにトーノは変態ですね」
彼女はそう言いながらもどこか嬉しそうであった。
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