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幼馴染①
「おはようございます、トーノ」
「おはようございます、アルミ様」
休み明け、教室に入るとアルミ嬢の方から挨拶をしてくれた。その普段と違う彼女の態度にクラスメイトたちがざわつく。
「むー、いつの間に王女様と仲良くなったの?」
「クラスメイトなんだから挨拶くらいするって」
「いつもはトーノがおはようって言っても無視してたじゃん!今日はむこうから挨拶してくるなんて……トーノ、王女様に何をしたの?」
「何もしてないって、一限、魔法実技だろ、準備して修練場に行こうぜ」
半眼で追及してくるオトハから逃れようと教室を出て修練場へ速足で向かう。
「あっ、ちょっと待って、まだ話終わってない!」
◇
この学園では魔物と闘う術を4年かけて学ぶ。
剣・槍・斧・魔導銃等の武器の扱い、体術や攻撃魔法等の直接的な攻撃手段から、回復魔法や薬術などの支援系、新しい魔法や魔道具の開発等もある。
一年はすべての基礎を学び二年から戦闘科・支援科・研究科と別れ、専門的に学んでいく。今日の一限は攻撃魔法についてだ、魔法実技担当の教師の話を聞く。
「1000年前突如として顕れた13の《異形の怪物》によって我々は滅亡しかけた、滅びに瀕する我々に力を貸したのが太古から存在した精霊という超常の存在、しかし精霊の力を用いても《異形の怪物》を滅ぼすことはできなかった、そこで英雄たちは封印という形をとることにした、世界中に13の祭壇を建て、それぞれ一体づつ、《異形の怪物》を封印した、しかし、強大な力をもつ《異形の怪物》に封印が耐えられなくなることは明らかであった、そこであえて封印に隙間をつくり、そこから怪物の障気を少しずつ外に流した、長い年月をかけて奴等の力を削ぐために、そしてその障気が形になったのが魔物だ、魔物を倒すことは《異形の怪物》の力を削ぐことと同義であり、我々の責務である、まずは魔物と闘う上で必須の魔力の扱いについて教えよう」
「精霊の力を用いても《異形の怪物》を滅ぼすことは叶わなかった。しかし我々とて、この1000年の間何もしてこなかった訳ではない。武器や術式等、怪物を滅ぼすための新しい技術を開発してきた、そのうちの一つが【同調魔法】である」
曰く、【同調魔法】とは複数人の魔力を重ねて1つの魔法を行使するものであり、個人で魔法を行使するよりも強大な魔法を放つことができるそうだ。しかし難易度は高い。
「魔力の波長は一人一人違い、それを重ね合わせることは困難である、なかでも貴族は内に眠る精霊の血の影響でより困難であり、貴族同士での同調魔法は互いの精霊の血が反発しあうため不可能に近い、しかし平民同士や貴族と平民の組み合わせなら発動させることが可能だ」
「【同調魔法】に必要なことは魔力制御と互いをよく知っていることだ、互いへの信頼がなくては話にならない、難易度は高いが使いこなせれば魔物への有用な一手となる、貴族、平民問わず交流を増やして、信頼関係を築き【同調魔法】を発現させてほしい」
どうやら先生もすぐに同調魔法が使えるようになるとは思っていないらしい、信頼関係を構築するには時間がかかるため、始めにそういう魔法もあるのだと頭に入れておいて程度に話したのだろう、それから授業は別の魔法の話に移っていった。
実演を交えて魔力制御や魔力量を上昇させるための訓練の方法の説明を受けたり、【付与魔法】の練習をしたりして午前の授業は終了した。
◇
「今日の日替わり定食、なにかな?」
「お肉だったら嬉しいよな」
オトハと話ながら食堂へ向かおうとすると
「トーノ、オトハさん、私達もご一緒してよろしいかしら?」
「お待ち下さい、姫様」
そう言ってアルミ嬢が駆け寄ってきた。一緒にいるのは護衛の子爵家の令嬢だ。アルミ嬢を含む幾人かの高位貴族には年齢の近い貴族が護衛として共に学園に通っている。
アルミ嬢の護衛に就いているのはチグサ=フォン=アイゼンフィート嬢、彼女の父親は《剣聖》の称号を得ているこの国一番の剣士だ。チグサ嬢もかなり腕がたつ、剣の腕だけで言えば俺たちの学年では間違いなくトップだ。
アルミ嬢と同性かつ同年代、その上、近距離での高い戦闘能力を兼ね備えている彼女は護衛としてうってつけの人物であろう。
スラッとした長い手足に引き締まった肉体、青い髪色のキリッとした美人さんだ。
「喜んで、お二人のような美しい女性とご一緒できるなんて身にあまる光栄です」
「あら、ありがとうございます」
と微笑むアルミ嬢と対称的に
「姫様はともかく私まで美しいなど……」
静かに否定するチグサ嬢に対して
「綺麗ですよ、チグサ様」
と言うと、グサっとオトハとアルミ嬢に足を踏まれた。
「痛ッ、ま、まぁ、食堂にいそぎましょう、俺、お腹すいちゃって」
◇
日替わり定食を受け取り席につく、今日はしょうが焼きだ。
意外なことにアルミ嬢とチグサ嬢も俺たちと同じ日替わり定食を注文していた。
「はじめて食べましたけど美味しいですね」
「ですね、美味しいです」
そう言って美味しそうに食べていた。
「あ、あのアルミ様はトーノとどのような関係なのでしょうか?」
覚悟を決めたように尋ねるオトハに
「ふふっ、そうですね、この間、悩み事の相談にのっていただいたりもして、親しくさせてもらっています、ええとっても」
アルミ嬢は、頬を赤らめながらそう答える。
……チラチラと俺に流し目を送らないでください、オトハにめっちゃ睨まれてるから!
「あ、改めてちゃんと自己紹介しませんか、入学式の日のやつだけじゃほら、よくわからないですし!」
「じゃあ、私から自己紹介します、オトハ=イズミ、トーノとは幼馴染で、ずっと一緒に過ごしてきました!」
「では、次は私ですね、アルミ=セレソ=ユナイト、トーノさんとは休日に二人で遊びにでかけるくらいの仲です、あとこの国の第二王女です」
流石にヤッたことまでは言わないが、デートしたことをぶっこんできた王女様に冷や汗がとまらない。オトハの視線が痛い。
二人の牽制がつづく中、胃がキリキリしてきたころ救いの女神が顕れた!
「次は私の番ですね、チグサ=フォン=アイゼンフィート、アイゼンフィート子爵家長女で、アルミ姫様の護衛をしています、剣に多少の覚えがあります」
ありがとうございます、チグサ様!これにのっかり話題を変える!
「そ、そう言えば、先程の授業、どうでしたか?この学園に入学してはじめての実技でしたよね、付与魔法難しかったですね」
「私は付与魔法よりも同調魔法について興味深かったですね、トーノ、今度一緒に練習しましょうね」
「いえ、アルミ様、トーノとは私がします、信頼が重要ですから、幼馴染である私以上に相性のいい相手はいないでしょうから」
しくった、またヤバい流れに
「異形の怪物の封印から1000年の時が経過し綻びが出てきています、漏れ出る障気が増え、強力なな魔物も発生しています、先月にもランクAの魔物が我が国にも発生しました、幸い被害が出る前に騎士団で討伐はできましたが、やはりこの国の王女として魔物に対抗する術を一つでもおおく身につけておかなくてはなりません、協力してくださいますね、トーノ?」
「アルミ様、同調魔法なんていう確実性のない魔法よりも別の魔法を特訓した方がよいのではありませんか?トーノ、私とやろうね!」
「確かに姫様の言うとおり、強力な魔物に対抗する術を一つでもおおく身につけることは大切ですね、私ももっと強くならねば、トーノさん、練習に付き合ってくださいね」
真剣な表情で言うチグサ嬢に、思わず「はい」と返事をしてしまった。
テーブルの下でアルミ嬢とオトハに足を踏まれた。
「おはようございます、アルミ様」
休み明け、教室に入るとアルミ嬢の方から挨拶をしてくれた。その普段と違う彼女の態度にクラスメイトたちがざわつく。
「むー、いつの間に王女様と仲良くなったの?」
「クラスメイトなんだから挨拶くらいするって」
「いつもはトーノがおはようって言っても無視してたじゃん!今日はむこうから挨拶してくるなんて……トーノ、王女様に何をしたの?」
「何もしてないって、一限、魔法実技だろ、準備して修練場に行こうぜ」
半眼で追及してくるオトハから逃れようと教室を出て修練場へ速足で向かう。
「あっ、ちょっと待って、まだ話終わってない!」
◇
この学園では魔物と闘う術を4年かけて学ぶ。
剣・槍・斧・魔導銃等の武器の扱い、体術や攻撃魔法等の直接的な攻撃手段から、回復魔法や薬術などの支援系、新しい魔法や魔道具の開発等もある。
一年はすべての基礎を学び二年から戦闘科・支援科・研究科と別れ、専門的に学んでいく。今日の一限は攻撃魔法についてだ、魔法実技担当の教師の話を聞く。
「1000年前突如として顕れた13の《異形の怪物》によって我々は滅亡しかけた、滅びに瀕する我々に力を貸したのが太古から存在した精霊という超常の存在、しかし精霊の力を用いても《異形の怪物》を滅ぼすことはできなかった、そこで英雄たちは封印という形をとることにした、世界中に13の祭壇を建て、それぞれ一体づつ、《異形の怪物》を封印した、しかし、強大な力をもつ《異形の怪物》に封印が耐えられなくなることは明らかであった、そこであえて封印に隙間をつくり、そこから怪物の障気を少しずつ外に流した、長い年月をかけて奴等の力を削ぐために、そしてその障気が形になったのが魔物だ、魔物を倒すことは《異形の怪物》の力を削ぐことと同義であり、我々の責務である、まずは魔物と闘う上で必須の魔力の扱いについて教えよう」
「精霊の力を用いても《異形の怪物》を滅ぼすことは叶わなかった。しかし我々とて、この1000年の間何もしてこなかった訳ではない。武器や術式等、怪物を滅ぼすための新しい技術を開発してきた、そのうちの一つが【同調魔法】である」
曰く、【同調魔法】とは複数人の魔力を重ねて1つの魔法を行使するものであり、個人で魔法を行使するよりも強大な魔法を放つことができるそうだ。しかし難易度は高い。
「魔力の波長は一人一人違い、それを重ね合わせることは困難である、なかでも貴族は内に眠る精霊の血の影響でより困難であり、貴族同士での同調魔法は互いの精霊の血が反発しあうため不可能に近い、しかし平民同士や貴族と平民の組み合わせなら発動させることが可能だ」
「【同調魔法】に必要なことは魔力制御と互いをよく知っていることだ、互いへの信頼がなくては話にならない、難易度は高いが使いこなせれば魔物への有用な一手となる、貴族、平民問わず交流を増やして、信頼関係を築き【同調魔法】を発現させてほしい」
どうやら先生もすぐに同調魔法が使えるようになるとは思っていないらしい、信頼関係を構築するには時間がかかるため、始めにそういう魔法もあるのだと頭に入れておいて程度に話したのだろう、それから授業は別の魔法の話に移っていった。
実演を交えて魔力制御や魔力量を上昇させるための訓練の方法の説明を受けたり、【付与魔法】の練習をしたりして午前の授業は終了した。
◇
「今日の日替わり定食、なにかな?」
「お肉だったら嬉しいよな」
オトハと話ながら食堂へ向かおうとすると
「トーノ、オトハさん、私達もご一緒してよろしいかしら?」
「お待ち下さい、姫様」
そう言ってアルミ嬢が駆け寄ってきた。一緒にいるのは護衛の子爵家の令嬢だ。アルミ嬢を含む幾人かの高位貴族には年齢の近い貴族が護衛として共に学園に通っている。
アルミ嬢の護衛に就いているのはチグサ=フォン=アイゼンフィート嬢、彼女の父親は《剣聖》の称号を得ているこの国一番の剣士だ。チグサ嬢もかなり腕がたつ、剣の腕だけで言えば俺たちの学年では間違いなくトップだ。
アルミ嬢と同性かつ同年代、その上、近距離での高い戦闘能力を兼ね備えている彼女は護衛としてうってつけの人物であろう。
スラッとした長い手足に引き締まった肉体、青い髪色のキリッとした美人さんだ。
「喜んで、お二人のような美しい女性とご一緒できるなんて身にあまる光栄です」
「あら、ありがとうございます」
と微笑むアルミ嬢と対称的に
「姫様はともかく私まで美しいなど……」
静かに否定するチグサ嬢に対して
「綺麗ですよ、チグサ様」
と言うと、グサっとオトハとアルミ嬢に足を踏まれた。
「痛ッ、ま、まぁ、食堂にいそぎましょう、俺、お腹すいちゃって」
◇
日替わり定食を受け取り席につく、今日はしょうが焼きだ。
意外なことにアルミ嬢とチグサ嬢も俺たちと同じ日替わり定食を注文していた。
「はじめて食べましたけど美味しいですね」
「ですね、美味しいです」
そう言って美味しそうに食べていた。
「あ、あのアルミ様はトーノとどのような関係なのでしょうか?」
覚悟を決めたように尋ねるオトハに
「ふふっ、そうですね、この間、悩み事の相談にのっていただいたりもして、親しくさせてもらっています、ええとっても」
アルミ嬢は、頬を赤らめながらそう答える。
……チラチラと俺に流し目を送らないでください、オトハにめっちゃ睨まれてるから!
「あ、改めてちゃんと自己紹介しませんか、入学式の日のやつだけじゃほら、よくわからないですし!」
「じゃあ、私から自己紹介します、オトハ=イズミ、トーノとは幼馴染で、ずっと一緒に過ごしてきました!」
「では、次は私ですね、アルミ=セレソ=ユナイト、トーノさんとは休日に二人で遊びにでかけるくらいの仲です、あとこの国の第二王女です」
流石にヤッたことまでは言わないが、デートしたことをぶっこんできた王女様に冷や汗がとまらない。オトハの視線が痛い。
二人の牽制がつづく中、胃がキリキリしてきたころ救いの女神が顕れた!
「次は私の番ですね、チグサ=フォン=アイゼンフィート、アイゼンフィート子爵家長女で、アルミ姫様の護衛をしています、剣に多少の覚えがあります」
ありがとうございます、チグサ様!これにのっかり話題を変える!
「そ、そう言えば、先程の授業、どうでしたか?この学園に入学してはじめての実技でしたよね、付与魔法難しかったですね」
「私は付与魔法よりも同調魔法について興味深かったですね、トーノ、今度一緒に練習しましょうね」
「いえ、アルミ様、トーノとは私がします、信頼が重要ですから、幼馴染である私以上に相性のいい相手はいないでしょうから」
しくった、またヤバい流れに
「異形の怪物の封印から1000年の時が経過し綻びが出てきています、漏れ出る障気が増え、強力なな魔物も発生しています、先月にもランクAの魔物が我が国にも発生しました、幸い被害が出る前に騎士団で討伐はできましたが、やはりこの国の王女として魔物に対抗する術を一つでもおおく身につけておかなくてはなりません、協力してくださいますね、トーノ?」
「アルミ様、同調魔法なんていう確実性のない魔法よりも別の魔法を特訓した方がよいのではありませんか?トーノ、私とやろうね!」
「確かに姫様の言うとおり、強力な魔物に対抗する術を一つでもおおく身につけることは大切ですね、私ももっと強くならねば、トーノさん、練習に付き合ってくださいね」
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