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第8章:エピローグ
ジーク 〜青の共鳴〜(1)
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初夏の風が王都を包んでいた。
学園を卒業したリディアは、父、アルステッド侯爵が師団長を務める宮廷魔術師団に正式所属となった。
魔術師団の一員として、誇りを持って任務をこなす日々。時には緊張を強いられることもある。
そんなリディアの心を静かに支えているのは、筆頭魔術師、ジーク・ヴァレンティアであった。
ある日の筆頭魔術師執務室。
報告書を届けにジークのもとを訪れたリディアだったが、気がついたら彼の膝の上に横座りしていた。戸惑いながらリディアは尋ねる。
「あの、ジーク様? この体勢は……?」
「ん? 書類仕事に少し疲れたんでね。休憩だ」
そう言いながら、ジークはリディアに優しく触れた。ストロベリーブロンドの髪を梳く長い指。そこにふっと、魔力が宿る。次の瞬間、彼女の髪には一輪の青い薔薇が飾られていた。かつて“ハートローズ”でジークを象徴していたものを思い起こさせる、深く美しい青。
「うん。やっぱりリディの髪色によく似合う」
満足気にそう言うと、彼はリディアの手を取って口付ける。そして囁いた。
「リディ。私は君のためなら、何でもしてあげるよ。君が望むなら、空を飛ぶことも、君のためだけに晴天を呼ぶこともできる」
「そ、それって……!」
リディアの頬が朱に染まった。
(それ、私が“わがまま令嬢”だった頃、彼に吹っ掛けた無理難題よね!? 私の黒歴史!!)
「そ、そういうことは忘れてくださいっ!」
リディアは両手で顔を覆った。
「あと、休憩なら普通に座ればよいのでは……。誰か部屋に入ってきたら……」
(こんなところ見られたら恥ずかしさで明日から出勤できない!!)
リディアが膝から降りようとするも、しっかり腰を抱えられていて動けない。真っ赤な顔で慌てる彼女とは対照的に、ジークは涼し気な顔で答えた。
「大丈夫。この部屋には遮音結界と遮蔽結界を張ってある。私以外、リディの可愛い顔も声も知ることはない」
「そ、そんなことで結界の多重展開という高等魔術を使います!? 無駄遣いでは……!?」
(王国最強魔術師の溺愛、甘すぎる!)
たじたじのリディアに、ジークは微笑む。
それは氷の魔術師と呼ばれた男とは思えないほど、甘く優しい微笑み。
ふと窓の外を見ると、季節外れの桜吹雪が舞っていた。
(こんな時期に桜? でもキレイ……)
リディアはそっと彼の胸に顔を寄せた。
彼の鼓動が、穏やかに、しかし確かな熱をもって響いていた。
この人に、愛されている。
そう感じるだけで心が満たされていった。
***
最初の違和感は些細なことだった。
机上の羽ペンが勝手に転がる。
部屋のランプの炎が消えたと思ったら、再び灯る。
どれも害はないが、明らかにいつもとは異なる現象。
同じ頃、魔術師団では王都全体に微弱な魔力乱流を観測していた。
師団長、アルステッド侯爵は報告書を前に眉を寄せる。
「魔力循環は自然現象に密接に関連している。ある程度の乱れは想定の範囲内だ。しかし、これは……。季節の変わり目にしては揺らぎが大きすぎる。だが自然災害にしては弱い」
そう呟いた侯爵は観測継続の指示を出した。
数日後、異変はさらに目に見える形で現れた。
王都の空が昼間にも関わらず突如として茜色に染まる。ある時には春の花々が一斉に咲き乱れる。まるで時間が狂ったような、美しくも不穏な光景。
「……これは例の魔力循環の乱れによる現象かと」
現場に赴いたジークは冷静にそう言った。
「そうか。原因はわかるか?」
「魔力探知してみます」
周囲の魔力を感じるために瞳を閉じるジーク。
その流れを感知すると同時に、その表情が曇った。
(これは……リディの魔力の波長。そしてその隣には、私の魔力。私たち二人の魔力が共鳴し、波及している……?)
胸の奥で、確信が冷たく光る。
もともと、魔力は持ち主の感情に左右される。更にリディア自身も魔力持ちだ。リディアとジーク、二人が惹かれ合えば、その魔力も互いを求めて共鳴し合うのは当然の摂理とも言える。そしてこの国一のジークの魔力が、共鳴によって増幅されることも十分に考えられる。
(増幅して溢れた魔力が自然体系にまで影響を与えているということか……。しかし、リディと出会う前の私には……もう戻れない)
リディアのことを想う。それだけで彼の胸は満たされる。抑えようと思えば思うほど、胸の奥が疼く。
彼女の手を離すことだけは、彼の心が全力で拒否していた。
調査を終えて魔術師団に戻ると、リディアが微笑んで声をかけた。
「お疲れさまでした」
ジークの表情が、彼女を見てふっと緩む。その顔を見て、周囲の団員たちがざわめいた。
「今、ジーク様、笑った……?」
「幻術じゃないのか……」
そんな周りの動揺を無視して、リディアの元に歩み寄り、そっと髪に触れるジーク。その瞬間——
光が弾けた。
耳鳴りと共に空気がねじれる。
魔力の奔流が肌を裂くように吹き抜けた。
「——っ!」
轟音が響き、空気そのものが弾けたように、魔力の渦が広がった。強烈な魔力の乱流が巻き起こる。書類が舞い、壁が軋んだ。
「これは……何が起こってる!?」
二人の魔力が共鳴し、絡み合う。増幅して、溢れ出す。
そのうねりは瞬く間に魔術師塔を包む。更にはそこを中心に上空に巨大な渦を形成させた。溢れて行き場を失った魔力が暴走している。
渦の魔力が暴風を呼んだ。それが止んだかと思ったら真夏のような日差しが降り注ぎ、続いて冬の凍てつく冷気が周囲を襲う。
自然の理が狂う、前代未聞の現象。その中心にいたのは、リディアとジーク。
「“魔力遮断結界”展開!」
アルステッド侯爵の手のひらから放たれた紫の膜が二人を別々に包んだ。結界が形成されると激しい奔流はひとまず鎮まった。だが、上空には未だ揺らぐ魔力が不穏に渦巻いていた。
まだ終わりではない、誰もがそう感じていた。
***
「“魔力共鳴災害”か……」
翌日には魔術学会がこの現象をそう命名した。
「感情が共鳴を引き起こす事例は過去にもあるが、これほどの規模は前代未聞だ」
「いや、ジーク卿の魔力は歴代随一だ。下手すれば、王都が吹き飛ぶぞ」
学会の会議室には各派の老練な魔術師たちが並んでいた。皆、一様に難しい顔をしている。
「放置すれば、国の魔力網が歪む恐れがある」
「彼に魔力抑制の術を施すのか? 国家防衛の要を失うことになる」
重苦しい沈黙。
誰もがジークの力の恩恵を知っていた。他国を退け、この国の均衡を守る存在——その力を“抑制する”ということは、国家を危険に晒す。
一人の老魔術師が慎重に口を開いた。
「ならば……共鳴のもう一方を、一時的に隔離するのはいかがか。少なくとも……現在の魔力乱流が収まるまでは」
議事録には、淡々とした文面でこう記される。
『アルステッド侯爵令嬢を一時的に禁魔術の塔に封印することを提案』
***
その通達は速達魔術で師団長室へと届けられた。
「……娘を、封印、だと……?」
通達書類を握りしめるアルステッド侯爵の低い声の奥に、明確な怒りと苦悩が滲む。
その文字を見つめながら、リディアの唇は震えていた。
学会が提示したのは、現在二人に施されている魔力“遮断”結界よりもさらに強力な、魔力“断絶”結界が張られた禁魔術の塔への隔離であった。そこは外界の魔力にも声にも触れられぬ場所。
(『一時的』とは言っても、たぶん事態が沈静化するまでは出られない……。でも……)
リディアは意を決して口を開いた。声が震える。
「お父様が私と彼に施した結界も、長期間維持できるものではないはずです。状況が収束するまでは受け入れるしか……。このままでは、皆も危険に曝されます。幸い、禁魔術の塔での生活は、保障してもらえるようですし」
そう言ってリディアは無理矢理微笑んだ。侯爵の眉間の皺が一層増す。魔術師団長としての責務と、父としての愛情。その狭間で侯爵は言葉を失う。
(本音はジークと離れたくない。どのくらいの期間になるかわからないし、正直怖い。でも私のせいで彼の魔力が人を傷つけるものになってしまうのなら……)
「……本気か、リディア」
「……はい。皆を……、ジーク様を守るために」
侯爵は拳を握りしめ、目を伏せた。
その時、扉が勢いよく開かれた。
重い空気を切り裂くように、鋭い声が響く。
「学会の連中は何を考えている!? リディを封印? 彼女は何も悪くない!」
ジークが怒りを宿した眼で入ってくる。
そこには、魔力そのものが震えるような圧がこもっていた。周囲の空気が一瞬で重くなり、結界が悲鳴を上げる。
「ジーク様、落ち着いてください……!」
他の魔術師団員が制止する。しかし“彼女を失う”ことへの怒りと恐怖が、彼の魔力を揺り動かす。
空気が震え、魔術師塔全体がきしんだ。
空間がひび割れ、青白い閃光が走る。
「ジーク様っ!」
リディアは反射的に彼の手を取った。
瞬間、世界が弾けた。
二人の意識は現実を離れ、精神世界の深淵へと落ちていった。その手は固く繋がれたまま。
学園を卒業したリディアは、父、アルステッド侯爵が師団長を務める宮廷魔術師団に正式所属となった。
魔術師団の一員として、誇りを持って任務をこなす日々。時には緊張を強いられることもある。
そんなリディアの心を静かに支えているのは、筆頭魔術師、ジーク・ヴァレンティアであった。
ある日の筆頭魔術師執務室。
報告書を届けにジークのもとを訪れたリディアだったが、気がついたら彼の膝の上に横座りしていた。戸惑いながらリディアは尋ねる。
「あの、ジーク様? この体勢は……?」
「ん? 書類仕事に少し疲れたんでね。休憩だ」
そう言いながら、ジークはリディアに優しく触れた。ストロベリーブロンドの髪を梳く長い指。そこにふっと、魔力が宿る。次の瞬間、彼女の髪には一輪の青い薔薇が飾られていた。かつて“ハートローズ”でジークを象徴していたものを思い起こさせる、深く美しい青。
「うん。やっぱりリディの髪色によく似合う」
満足気にそう言うと、彼はリディアの手を取って口付ける。そして囁いた。
「リディ。私は君のためなら、何でもしてあげるよ。君が望むなら、空を飛ぶことも、君のためだけに晴天を呼ぶこともできる」
「そ、それって……!」
リディアの頬が朱に染まった。
(それ、私が“わがまま令嬢”だった頃、彼に吹っ掛けた無理難題よね!? 私の黒歴史!!)
「そ、そういうことは忘れてくださいっ!」
リディアは両手で顔を覆った。
「あと、休憩なら普通に座ればよいのでは……。誰か部屋に入ってきたら……」
(こんなところ見られたら恥ずかしさで明日から出勤できない!!)
リディアが膝から降りようとするも、しっかり腰を抱えられていて動けない。真っ赤な顔で慌てる彼女とは対照的に、ジークは涼し気な顔で答えた。
「大丈夫。この部屋には遮音結界と遮蔽結界を張ってある。私以外、リディの可愛い顔も声も知ることはない」
「そ、そんなことで結界の多重展開という高等魔術を使います!? 無駄遣いでは……!?」
(王国最強魔術師の溺愛、甘すぎる!)
たじたじのリディアに、ジークは微笑む。
それは氷の魔術師と呼ばれた男とは思えないほど、甘く優しい微笑み。
ふと窓の外を見ると、季節外れの桜吹雪が舞っていた。
(こんな時期に桜? でもキレイ……)
リディアはそっと彼の胸に顔を寄せた。
彼の鼓動が、穏やかに、しかし確かな熱をもって響いていた。
この人に、愛されている。
そう感じるだけで心が満たされていった。
***
最初の違和感は些細なことだった。
机上の羽ペンが勝手に転がる。
部屋のランプの炎が消えたと思ったら、再び灯る。
どれも害はないが、明らかにいつもとは異なる現象。
同じ頃、魔術師団では王都全体に微弱な魔力乱流を観測していた。
師団長、アルステッド侯爵は報告書を前に眉を寄せる。
「魔力循環は自然現象に密接に関連している。ある程度の乱れは想定の範囲内だ。しかし、これは……。季節の変わり目にしては揺らぎが大きすぎる。だが自然災害にしては弱い」
そう呟いた侯爵は観測継続の指示を出した。
数日後、異変はさらに目に見える形で現れた。
王都の空が昼間にも関わらず突如として茜色に染まる。ある時には春の花々が一斉に咲き乱れる。まるで時間が狂ったような、美しくも不穏な光景。
「……これは例の魔力循環の乱れによる現象かと」
現場に赴いたジークは冷静にそう言った。
「そうか。原因はわかるか?」
「魔力探知してみます」
周囲の魔力を感じるために瞳を閉じるジーク。
その流れを感知すると同時に、その表情が曇った。
(これは……リディの魔力の波長。そしてその隣には、私の魔力。私たち二人の魔力が共鳴し、波及している……?)
胸の奥で、確信が冷たく光る。
もともと、魔力は持ち主の感情に左右される。更にリディア自身も魔力持ちだ。リディアとジーク、二人が惹かれ合えば、その魔力も互いを求めて共鳴し合うのは当然の摂理とも言える。そしてこの国一のジークの魔力が、共鳴によって増幅されることも十分に考えられる。
(増幅して溢れた魔力が自然体系にまで影響を与えているということか……。しかし、リディと出会う前の私には……もう戻れない)
リディアのことを想う。それだけで彼の胸は満たされる。抑えようと思えば思うほど、胸の奥が疼く。
彼女の手を離すことだけは、彼の心が全力で拒否していた。
調査を終えて魔術師団に戻ると、リディアが微笑んで声をかけた。
「お疲れさまでした」
ジークの表情が、彼女を見てふっと緩む。その顔を見て、周囲の団員たちがざわめいた。
「今、ジーク様、笑った……?」
「幻術じゃないのか……」
そんな周りの動揺を無視して、リディアの元に歩み寄り、そっと髪に触れるジーク。その瞬間——
光が弾けた。
耳鳴りと共に空気がねじれる。
魔力の奔流が肌を裂くように吹き抜けた。
「——っ!」
轟音が響き、空気そのものが弾けたように、魔力の渦が広がった。強烈な魔力の乱流が巻き起こる。書類が舞い、壁が軋んだ。
「これは……何が起こってる!?」
二人の魔力が共鳴し、絡み合う。増幅して、溢れ出す。
そのうねりは瞬く間に魔術師塔を包む。更にはそこを中心に上空に巨大な渦を形成させた。溢れて行き場を失った魔力が暴走している。
渦の魔力が暴風を呼んだ。それが止んだかと思ったら真夏のような日差しが降り注ぎ、続いて冬の凍てつく冷気が周囲を襲う。
自然の理が狂う、前代未聞の現象。その中心にいたのは、リディアとジーク。
「“魔力遮断結界”展開!」
アルステッド侯爵の手のひらから放たれた紫の膜が二人を別々に包んだ。結界が形成されると激しい奔流はひとまず鎮まった。だが、上空には未だ揺らぐ魔力が不穏に渦巻いていた。
まだ終わりではない、誰もがそう感じていた。
***
「“魔力共鳴災害”か……」
翌日には魔術学会がこの現象をそう命名した。
「感情が共鳴を引き起こす事例は過去にもあるが、これほどの規模は前代未聞だ」
「いや、ジーク卿の魔力は歴代随一だ。下手すれば、王都が吹き飛ぶぞ」
学会の会議室には各派の老練な魔術師たちが並んでいた。皆、一様に難しい顔をしている。
「放置すれば、国の魔力網が歪む恐れがある」
「彼に魔力抑制の術を施すのか? 国家防衛の要を失うことになる」
重苦しい沈黙。
誰もがジークの力の恩恵を知っていた。他国を退け、この国の均衡を守る存在——その力を“抑制する”ということは、国家を危険に晒す。
一人の老魔術師が慎重に口を開いた。
「ならば……共鳴のもう一方を、一時的に隔離するのはいかがか。少なくとも……現在の魔力乱流が収まるまでは」
議事録には、淡々とした文面でこう記される。
『アルステッド侯爵令嬢を一時的に禁魔術の塔に封印することを提案』
***
その通達は速達魔術で師団長室へと届けられた。
「……娘を、封印、だと……?」
通達書類を握りしめるアルステッド侯爵の低い声の奥に、明確な怒りと苦悩が滲む。
その文字を見つめながら、リディアの唇は震えていた。
学会が提示したのは、現在二人に施されている魔力“遮断”結界よりもさらに強力な、魔力“断絶”結界が張られた禁魔術の塔への隔離であった。そこは外界の魔力にも声にも触れられぬ場所。
(『一時的』とは言っても、たぶん事態が沈静化するまでは出られない……。でも……)
リディアは意を決して口を開いた。声が震える。
「お父様が私と彼に施した結界も、長期間維持できるものではないはずです。状況が収束するまでは受け入れるしか……。このままでは、皆も危険に曝されます。幸い、禁魔術の塔での生活は、保障してもらえるようですし」
そう言ってリディアは無理矢理微笑んだ。侯爵の眉間の皺が一層増す。魔術師団長としての責務と、父としての愛情。その狭間で侯爵は言葉を失う。
(本音はジークと離れたくない。どのくらいの期間になるかわからないし、正直怖い。でも私のせいで彼の魔力が人を傷つけるものになってしまうのなら……)
「……本気か、リディア」
「……はい。皆を……、ジーク様を守るために」
侯爵は拳を握りしめ、目を伏せた。
その時、扉が勢いよく開かれた。
重い空気を切り裂くように、鋭い声が響く。
「学会の連中は何を考えている!? リディを封印? 彼女は何も悪くない!」
ジークが怒りを宿した眼で入ってくる。
そこには、魔力そのものが震えるような圧がこもっていた。周囲の空気が一瞬で重くなり、結界が悲鳴を上げる。
「ジーク様、落ち着いてください……!」
他の魔術師団員が制止する。しかし“彼女を失う”ことへの怒りと恐怖が、彼の魔力を揺り動かす。
空気が震え、魔術師塔全体がきしんだ。
空間がひび割れ、青白い閃光が走る。
「ジーク様っ!」
リディアは反射的に彼の手を取った。
瞬間、世界が弾けた。
二人の意識は現実を離れ、精神世界の深淵へと落ちていった。その手は固く繋がれたまま。
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