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第8章:エピローグ
レオナルド 〜光の誓い〜(2)
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襲撃事件の後。
レオナルドの怪我は癒えつつあったが、リディアの憂いは消えなかった。周囲の陰口は鋭い刃となって彼女の心を切り裂く。
『婚約の儀を前に、王族への襲撃など……』
『アルステッド家は王家に相応しくないと考える者が?』
『黒い噂も流れているようだが……やはりこの婚約は……』
(光を飲み込もうとしている影が怖い。私が側にいなければ、彼は怪我をせずに済んだのかも……)
「……レオ。私があなたを傷つけたようで、苦しくて仕方ありません」
ある日、執務室で。
リディアは両手を握りしめ、ぽつりと告げた。彼の肩にはまだ痛々しく包帯が巻かれている。レオナルドは椅子から立ち上がると、彼女の手を取って言った。
「僕は傷ついてなどいない。むしろ、君を守れたことが——誇りだよ」
「でも……」
彼女の震える声に、彼は真剣な眼差しで言った。
「リディ。私は“王太子”として君を選んだんじゃない。君という人間を、“レオナルド”として、人生で唯一の相手として選んだんだ」
その言葉に、リディアの瞳が大きく揺れる。
「……それに私は、何があっても君を離さない。だから、迷わないで」
強く確信を持った声でそう語るレオナルドに、リディアの心は凪ぎ、熱い思いが込み上げてきた。
(彼が、私をここまで想ってくれている。だったら……強くあろう。影を照らせる光になれるくらいに)
そうして迎えた婚約の儀当日。
大広間には各国からの使節や王都の名門たちが集い、豪奢な絨毯の上をリディアはレオナルドと並んで歩く。美しく着飾ったリディアと、王族の正装に身を包んだレオナルド。二人が寄り添う姿は自然でありながら、優美であった。参列者からは感嘆のため息が漏れる。
金糸のカーテンが風に揺れ、王家の紋章がきらめく荘厳な場。そこで伝統に則った格式高い婚約が取り交わされた。盛大な拍手が二人を包んだ。
その後は来賓や出席貴族からの挨拶を受ける時間。
華やかで温かい祝辞が送られ、そのどれもに笑顔で返すリディアは既に王太子妃の風格だった。そこに、ひときわ落ち着いた声がかけられる。
「この度はおめでとうございます、殿下。そして、リディア・アルステッド様」
深々と頭を下げたのは一人の男性であった。表情はにこやか。しかし裏に何かを隠しているような目の奥。
「ブロワ侯爵……。お言葉、ありがとうございます」
王国の名門貴族の一人。リディアは形式通りの丁寧な一礼を返す。レオナルドも微笑みを絶やさない。
侯爵はその様子にギラっと目を光らせた、かと思うと、そっと打ち明け話をするように語り出した。
「しかし……巷では、この婚約が国に不吉をもたらすのでは、と囁かれておりますね……。もちろん、わたくしは決してそのように思いません。が……やはり妃が一人では何かとご不便もあるでしょう。民の不安を和らげるためにも、殿下のお傍にもう一人、支えとなる者を置かれてはいかがでしょう。たとえば——我が娘など」
その言葉にリディアは息を呑んだ。会場に流れる空気が一瞬にして重くなる。だがレオナルドは笑みを崩さぬまま、はっきりとした口調で答えた。
「侯爵。ご心配、感謝いたします。しかし、私は伴侶を一人しか持つつもりはありません。彼女は私にとって唯一です。それが王家にとっても国にとっても最良の形だと信じていますので」
やわらかな口調に潜む、揺るぎなき拒絶。
「これはこれは……、婚約の儀に無粋でしたな。おめでたい席ということで、ご容赦いただければ」
そう言って、次の挨拶をする者に場所を譲る侯爵。しかし、リディアへの値踏みするような視線が変わることはなく、背筋に寒気すら感じられた。
その後は王宮庭園に場所を移してのガーデンパーティとなった。
「国賓と少し話してくるよ。君は疲れただろう? 少し休むといい」
一通りの挨拶を終えると、レオナルドはリディアにそっと笑いかける。それは先ほどまでの形式的な笑みとは違う、愛おしい者にのみ向けられる眼差し。
「ありがとうございます」
その言葉に甘えて、リディアは用意された椅子に腰を下ろした。
賑やかなパーティ会場を眺める。表向きは華やかな世界。一方でここは本音を隠し、建前が飛び交う“魔窟”だ。侯爵家令嬢としてこの魔窟には立ってきた経験もある。しかし王族の一員として立つプレッシャーはその比ではない。
(これまでレオが生きてきた場所。そしてこれからは……彼の隣で私が生きていく場所)
リディアが一つ、覚悟を決めたそのときだった。
「これはこれは、アルステッド令嬢。改めて本日はおめでとうございます」
「あぁ、ブロワ侯爵……」
リディアが一人になるのを待ち構えていたかのように再び現れたその人。リディアは笑顔を貼り付けた。
「先ほどはどうも。それにしても……殿下はあのようにおっしゃいましたが、それは国の行く末を軽視しているのではないか、と恐れながら思うところもありまして。殿下のご采配には懸念の声もございます。王太子としての力量を問う声すら……」
(え……? レオの力量? 懸念の声? あんなに心身を削って執務をこなし、誰よりも頑張っている彼を?)
彼女の胸に燃えるような熱さが広がった。それは彼の日々の尽力を軽視された苛立ち、憤り、そして、怒り。
侯爵はそんな心中など知らずに 語り続ける。リディアの目がすうっと細くなり、口を開いた。
「ブロワ侯爵? それは……、誰が仰っていることなのかしら?」
ゆっくりと言葉を放つリディアの声は低く、相手を圧倒させる存在感があった。
「え……?」
侯爵がその迫力に思わず息を呑む。
「わたくしのことは、どう言われても構いませんわ」
彼女は真っ直ぐに顔を上げ、凛とした声で言う。
「けれども、誰よりもこの国を思い、日夜力を尽くしている殿下を侮辱することは、わたくしが決して許しません——」
リディアの気迫に飲み込まれそうになった侯爵。しかし次の瞬間、意地悪そうに口を歪め言葉を返す。
「しかしながら、先日、ここ王宮庭園でも事件があったそうじゃないですか。噂になっておりますよ。殿下の婚約者の選択が王家に災いをもたらせた、と」
その発言にリディアの表情が変わった。それを好奇と見たのか、侯爵はさらに畳み掛ける。
「魔術を帯びた矢で殿下が襲撃された……と。あれは、やはりこの婚約を認めないという声なのではないですかねぇ。ここは私のような、古くから王家に仕える者の意見を受け入れていただくことを、アルステッド令嬢からも殿下へ進言いただけると……」
その時だった。
「おもしろい話をしているな」
涼やかな声が響いたかと思えば、レオナルドが颯爽とリディアの元に歩み寄り、彼女の腰を優しく抱き寄せた。そしてふと黒い微笑みを浮かべた。
「そういえば、侯爵。なぜ凶器が“矢”であると?」
「え……?」
余裕のあった侯爵の顔が一気に青ざめる。
レオナルドの碧い瞳からは冷気さえ感じられた。
「あの事件の場にいた者には、箝口令が敷かれていました。もし、誰かから聞いた、というのであればそれは誰からでしょう? しかも“魔術を帯びた”矢、という凶器の詳細まで」
その場が凍りついたような気がした。
侯爵の唇は震え、言い逃れの言葉を紡ぐことさえできない。
やがて彼は青ざめたまま、その場を去った。
——その後、ブロワ侯爵は失脚の憂き目を見ることとなる。
***
式を終えた後の夕暮れ。
王宮のバルコニーには、レオナルドとリディアが二人きりで佇んでいた。美しく赤く染まる空と城下町。風が彼女の髪を揺らす。
「侯爵に啖呵を切る君は見事だったよ。また……惚れ直してしまった」
優しく、しかし面白そうに囁くレオナルド。夕陽で赤くなったリディアの顔がさらに赤くなる。
「レオ……。どこから聞いていたのですか?」
恥ずかしそうに問うその質問には答えず、レオナルドは彼女の手を取り、そっと口づけた。
「……やはり君こそ、私の未来そのものだ」
「何があろうとも、君と共に歩んでいく。誰よりも、何よりも君に誓うよ」
リディアの瞳に熱い涙が滲む。彼女はその手を強く握り返した。
「わたくしも、あなたに誓います。レオと共に。永遠に」
その瞬間、リディアの胸には溢れんばかりの彼への愛情と強い想いが込み上げてきた。
(逃げない。もう影にも怯えない。私は彼の隣で、堂々と光を選ぶ。どんな噂が飛び交おうと、たとえどのような策謀が張り巡らされようと、彼が手を離さない限り、私は立っていられる)
夕陽を背に、二人の影はゆっくりと一つに重なった。
風が二人の誓いを運ぶように、王都の塔の鐘が高らかに鳴り響いた。
その音は確かに告げていた——ここからが、二人の物語の始まりだと。
レオナルドの怪我は癒えつつあったが、リディアの憂いは消えなかった。周囲の陰口は鋭い刃となって彼女の心を切り裂く。
『婚約の儀を前に、王族への襲撃など……』
『アルステッド家は王家に相応しくないと考える者が?』
『黒い噂も流れているようだが……やはりこの婚約は……』
(光を飲み込もうとしている影が怖い。私が側にいなければ、彼は怪我をせずに済んだのかも……)
「……レオ。私があなたを傷つけたようで、苦しくて仕方ありません」
ある日、執務室で。
リディアは両手を握りしめ、ぽつりと告げた。彼の肩にはまだ痛々しく包帯が巻かれている。レオナルドは椅子から立ち上がると、彼女の手を取って言った。
「僕は傷ついてなどいない。むしろ、君を守れたことが——誇りだよ」
「でも……」
彼女の震える声に、彼は真剣な眼差しで言った。
「リディ。私は“王太子”として君を選んだんじゃない。君という人間を、“レオナルド”として、人生で唯一の相手として選んだんだ」
その言葉に、リディアの瞳が大きく揺れる。
「……それに私は、何があっても君を離さない。だから、迷わないで」
強く確信を持った声でそう語るレオナルドに、リディアの心は凪ぎ、熱い思いが込み上げてきた。
(彼が、私をここまで想ってくれている。だったら……強くあろう。影を照らせる光になれるくらいに)
そうして迎えた婚約の儀当日。
大広間には各国からの使節や王都の名門たちが集い、豪奢な絨毯の上をリディアはレオナルドと並んで歩く。美しく着飾ったリディアと、王族の正装に身を包んだレオナルド。二人が寄り添う姿は自然でありながら、優美であった。参列者からは感嘆のため息が漏れる。
金糸のカーテンが風に揺れ、王家の紋章がきらめく荘厳な場。そこで伝統に則った格式高い婚約が取り交わされた。盛大な拍手が二人を包んだ。
その後は来賓や出席貴族からの挨拶を受ける時間。
華やかで温かい祝辞が送られ、そのどれもに笑顔で返すリディアは既に王太子妃の風格だった。そこに、ひときわ落ち着いた声がかけられる。
「この度はおめでとうございます、殿下。そして、リディア・アルステッド様」
深々と頭を下げたのは一人の男性であった。表情はにこやか。しかし裏に何かを隠しているような目の奥。
「ブロワ侯爵……。お言葉、ありがとうございます」
王国の名門貴族の一人。リディアは形式通りの丁寧な一礼を返す。レオナルドも微笑みを絶やさない。
侯爵はその様子にギラっと目を光らせた、かと思うと、そっと打ち明け話をするように語り出した。
「しかし……巷では、この婚約が国に不吉をもたらすのでは、と囁かれておりますね……。もちろん、わたくしは決してそのように思いません。が……やはり妃が一人では何かとご不便もあるでしょう。民の不安を和らげるためにも、殿下のお傍にもう一人、支えとなる者を置かれてはいかがでしょう。たとえば——我が娘など」
その言葉にリディアは息を呑んだ。会場に流れる空気が一瞬にして重くなる。だがレオナルドは笑みを崩さぬまま、はっきりとした口調で答えた。
「侯爵。ご心配、感謝いたします。しかし、私は伴侶を一人しか持つつもりはありません。彼女は私にとって唯一です。それが王家にとっても国にとっても最良の形だと信じていますので」
やわらかな口調に潜む、揺るぎなき拒絶。
「これはこれは……、婚約の儀に無粋でしたな。おめでたい席ということで、ご容赦いただければ」
そう言って、次の挨拶をする者に場所を譲る侯爵。しかし、リディアへの値踏みするような視線が変わることはなく、背筋に寒気すら感じられた。
その後は王宮庭園に場所を移してのガーデンパーティとなった。
「国賓と少し話してくるよ。君は疲れただろう? 少し休むといい」
一通りの挨拶を終えると、レオナルドはリディアにそっと笑いかける。それは先ほどまでの形式的な笑みとは違う、愛おしい者にのみ向けられる眼差し。
「ありがとうございます」
その言葉に甘えて、リディアは用意された椅子に腰を下ろした。
賑やかなパーティ会場を眺める。表向きは華やかな世界。一方でここは本音を隠し、建前が飛び交う“魔窟”だ。侯爵家令嬢としてこの魔窟には立ってきた経験もある。しかし王族の一員として立つプレッシャーはその比ではない。
(これまでレオが生きてきた場所。そしてこれからは……彼の隣で私が生きていく場所)
リディアが一つ、覚悟を決めたそのときだった。
「これはこれは、アルステッド令嬢。改めて本日はおめでとうございます」
「あぁ、ブロワ侯爵……」
リディアが一人になるのを待ち構えていたかのように再び現れたその人。リディアは笑顔を貼り付けた。
「先ほどはどうも。それにしても……殿下はあのようにおっしゃいましたが、それは国の行く末を軽視しているのではないか、と恐れながら思うところもありまして。殿下のご采配には懸念の声もございます。王太子としての力量を問う声すら……」
(え……? レオの力量? 懸念の声? あんなに心身を削って執務をこなし、誰よりも頑張っている彼を?)
彼女の胸に燃えるような熱さが広がった。それは彼の日々の尽力を軽視された苛立ち、憤り、そして、怒り。
侯爵はそんな心中など知らずに 語り続ける。リディアの目がすうっと細くなり、口を開いた。
「ブロワ侯爵? それは……、誰が仰っていることなのかしら?」
ゆっくりと言葉を放つリディアの声は低く、相手を圧倒させる存在感があった。
「え……?」
侯爵がその迫力に思わず息を呑む。
「わたくしのことは、どう言われても構いませんわ」
彼女は真っ直ぐに顔を上げ、凛とした声で言う。
「けれども、誰よりもこの国を思い、日夜力を尽くしている殿下を侮辱することは、わたくしが決して許しません——」
リディアの気迫に飲み込まれそうになった侯爵。しかし次の瞬間、意地悪そうに口を歪め言葉を返す。
「しかしながら、先日、ここ王宮庭園でも事件があったそうじゃないですか。噂になっておりますよ。殿下の婚約者の選択が王家に災いをもたらせた、と」
その発言にリディアの表情が変わった。それを好奇と見たのか、侯爵はさらに畳み掛ける。
「魔術を帯びた矢で殿下が襲撃された……と。あれは、やはりこの婚約を認めないという声なのではないですかねぇ。ここは私のような、古くから王家に仕える者の意見を受け入れていただくことを、アルステッド令嬢からも殿下へ進言いただけると……」
その時だった。
「おもしろい話をしているな」
涼やかな声が響いたかと思えば、レオナルドが颯爽とリディアの元に歩み寄り、彼女の腰を優しく抱き寄せた。そしてふと黒い微笑みを浮かべた。
「そういえば、侯爵。なぜ凶器が“矢”であると?」
「え……?」
余裕のあった侯爵の顔が一気に青ざめる。
レオナルドの碧い瞳からは冷気さえ感じられた。
「あの事件の場にいた者には、箝口令が敷かれていました。もし、誰かから聞いた、というのであればそれは誰からでしょう? しかも“魔術を帯びた”矢、という凶器の詳細まで」
その場が凍りついたような気がした。
侯爵の唇は震え、言い逃れの言葉を紡ぐことさえできない。
やがて彼は青ざめたまま、その場を去った。
——その後、ブロワ侯爵は失脚の憂き目を見ることとなる。
***
式を終えた後の夕暮れ。
王宮のバルコニーには、レオナルドとリディアが二人きりで佇んでいた。美しく赤く染まる空と城下町。風が彼女の髪を揺らす。
「侯爵に啖呵を切る君は見事だったよ。また……惚れ直してしまった」
優しく、しかし面白そうに囁くレオナルド。夕陽で赤くなったリディアの顔がさらに赤くなる。
「レオ……。どこから聞いていたのですか?」
恥ずかしそうに問うその質問には答えず、レオナルドは彼女の手を取り、そっと口づけた。
「……やはり君こそ、私の未来そのものだ」
「何があろうとも、君と共に歩んでいく。誰よりも、何よりも君に誓うよ」
リディアの瞳に熱い涙が滲む。彼女はその手を強く握り返した。
「わたくしも、あなたに誓います。レオと共に。永遠に」
その瞬間、リディアの胸には溢れんばかりの彼への愛情と強い想いが込み上げてきた。
(逃げない。もう影にも怯えない。私は彼の隣で、堂々と光を選ぶ。どんな噂が飛び交おうと、たとえどのような策謀が張り巡らされようと、彼が手を離さない限り、私は立っていられる)
夕陽を背に、二人の影はゆっくりと一つに重なった。
風が二人の誓いを運ぶように、王都の塔の鐘が高らかに鳴り響いた。
その音は確かに告げていた——ここからが、二人の物語の始まりだと。
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