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第2章:春
ルシアン 〜黄色い歓声組からの脱却〜
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春風が花の香りを運ぶ午後、リディアは学園講堂の三列目中央で固まっていた。
(ルシアンの演技、やっぱり素晴らしかった……!)
ルシアン・クレイ。クレイ伯爵家の三男。学生でありながら、貴族にも大人気の舞台俳優。
今日は学園の講堂で、学内生徒に向けての春公演を行っていた。白い衣装をなびかせて舞台に立つその姿。
可愛らしい顔立ちをしているが、舞台に立つとそれは一変する。台詞の一言一句で心を掴み、ため息すらも演出の一部に変える演技力。眼差し一つで観客を恐怖に落とし、あるいは歓喜させる。
天性の役者、という言葉が似合うキャラクターだ。
「今日も本当に素敵!」
「ルシアン様、最高ですわ!」
まわりの女生徒たちが黄色い歓声を上げるなか、リディアは椅子に深く座り直した。
(うん。わたしも、前はあんな感じだったな)
そう思った直後、黒歴史が頭をよぎる。
(……いや待って。むしろ私が先頭で騒いでいたわ……)
ルシアンに花束を渡すためだけに稽古場へ突撃、資金援助をを振りかざして、「次の舞台には“ストロベリーブロンドの髪のミステリアスな女役”を!」などと、うっかり自分投影恋人役オファーをぶちかました日々。
(……いやほんと、どの面下げて今日来てるんだ私)
顔を覆いたくなった、が、やはり彼の舞台は格別だった。
(彼の演技はすごく素敵。だから、見に来た)
ルシアンの演技には、プロとしての説得力があった。魂がこもっていた。
友人を信じ、恋人を守ろうとする一途な主人公の姿に心が釘付けになった。
その感動は、本物だった。
舞台終演後、リディアは講堂の裏口、関係者通路にいた。一応、関係者用の許可証も入手してある。
……以前のように楽屋へ直突入しないあたり、成長である。
しばらくして颯爽と現れたルシアン。マントの裾を翻し、まさに貴族俳優のオーラを纏って登場した。そこにいるだけでパッと光がさすような存在。そんな彼が通路に佇むリディアに目を止めた。
「おや……これはこれは、リディア嬢?」
ああ、この笑顔。この声色。柔らかな物腰。誰にでも優しい対応。
(……うわ、出た。万人受けする“完璧ルシアンモード”)
けれど、そこに特別な感情は一欠片も見えない。
「ご無沙汰しております。ルシアン様。今日の舞台、とっても素敵でした」
「ああ、それはそれは。お忙しいのに、わざわざ来てくださったんですね。……お礼を言わないと。いつもありがとうございます、スポンサー様」
丁寧な言い方。しかしどこか他人行儀。リディアは慌てて弁解した。
「……っ! ち、違います! 今日は一観客として来てます! ちゃんとチケット買いましたし!」
ルシアンは「ふふ」と笑った。
その笑いは、皮肉でも意地悪でもないけれど——やっぱりどこか、壁がある。
「へえ、どういう風の吹き回し? ちょっと前のリディア嬢なら、“次の舞台に出資しますわ!”“その代わり、次は私の席の方を向いて愛の台詞を言ってくださる?” って、宣言してた頃じゃない?」
グサッ。
過去の記憶が蘇り、心に突き刺さる。
(やめろ、私の黒歴史を掘り返すんじゃない!)
リディアはなんとか平静を保ちながら、にこっと笑った。
「……その頃のことは、深く反省してますの」
「へえ?」
「演劇にとって、支援者が必要だってわかっていても……私、自分のためだけに支援してました。ルシアン様を“独り占め”したかっただけです。子どもがおもちゃを独り占めしたがるのと同じように」
「ルシアン様にも、貴方様が出演する舞台にも、大変失礼なことをしたと思っています。本当に申し訳ありませんでした」
頭を下げながら、過去の言動がフラッシュバックして胃が痛い。
「今日は、本当に観客として来ました。舞台、心から感動したんです」
ルシアンは少し驚いたように眉を上げたが、すぐにいつもの優しい笑顔を向けた。
「そう。ちょっと残念だな。いや、冗談冗談。……でもね、こういう世界って、そういう“支援者”が大事なんだよ。どれだけ軽い動機でも、応援してくれる人がいてこそ、舞台は成り立つんだから」
言葉は穏やか。だけど——
(本気じゃない。これは“舞台上のルシアン”が言っている)
それでも自分の真意は伝えたくて、リディアは食い下がるように言った。
「ルシアン様の舞台が、昔からずっと、好きなんです」
過去のリディアも彼の織りなす夢の世界に憧れていた。最初は純粋に彼の力になりたいとスポンサーを願い出た。しかしそれは次第に歪な気持ちとなり、気がついたらあの“黄色い歓声組”の筆頭株主になっていた。
(ちょっとは“ファンと推しの距離感”、考えなさいよ! リディア……)
少しの沈黙。
ルシアンは何かを図るように細めた瞳で彼女を見つめた。
「じゃあ……リディア嬢。今日の舞台で、一番印象に残ったシーン、どこだった?」
(……この質問。……試されてる?)
ここで『クライマックスの、恋人へ向けた“君を守る!”が最高でした! 』なんて答えた日には、また“黄色い歓声組”の1人に逆戻りだ。
確かにあのシーンも美しかった。何人もの女性があのルシアンの役に恋をしただろう。でも——
(落ち着いて。私が、一番感動した場面は……!)
リディアは一つ息を吸うと応えた。
「中盤の……親友を励ます場面、ですかね。“君が選んだ道なら僕は信じる。だから、行ってこい”って、主人公が言うところ。あそこが好きでした」
ルシアンが、ほんの一瞬、驚いたように目を見開いた。
「……あそこ?」
リディアは頷く。あのシーンでの真っ直ぐなルシアンの瞳が脳裏に蘇って来た。
「ええ。派手ではないかもしれません。けれど、友情の深さがにじんでいて。台詞や表情から、友を思う気持ちが溢れてました」
ルシアンは一瞬、口を開きかけてすぐに閉じた。そしてポツリと言った。
「……あそこ、稽古で一番苦戦したんだ。感情を入れすぎると嘘くさくなるし、抑えると薄くなる。……そんな風に思ってもらえたなら、よかった」
その笑みは、さっきまでの“他人行儀モード”とは、ほんの少しだけ違う。そんな気がした。
「リディア嬢。今日はありがとう」
そう言って彼はその場を去っていった、今度こそ、演者ルシアンではない“本人”の気持ちがほんの少しでも、こもっていた気がしてリディアは胸を撫で下ろす。
(やった……! 滑らなかった! 黒歴史更新せずに済んだ!)
春風が舞う講堂の裏口。
二人の距離はまだ遠い。けれど、ほんの一歩だけでも。近づけたような気がした。
(ルシアンの演技、やっぱり素晴らしかった……!)
ルシアン・クレイ。クレイ伯爵家の三男。学生でありながら、貴族にも大人気の舞台俳優。
今日は学園の講堂で、学内生徒に向けての春公演を行っていた。白い衣装をなびかせて舞台に立つその姿。
可愛らしい顔立ちをしているが、舞台に立つとそれは一変する。台詞の一言一句で心を掴み、ため息すらも演出の一部に変える演技力。眼差し一つで観客を恐怖に落とし、あるいは歓喜させる。
天性の役者、という言葉が似合うキャラクターだ。
「今日も本当に素敵!」
「ルシアン様、最高ですわ!」
まわりの女生徒たちが黄色い歓声を上げるなか、リディアは椅子に深く座り直した。
(うん。わたしも、前はあんな感じだったな)
そう思った直後、黒歴史が頭をよぎる。
(……いや待って。むしろ私が先頭で騒いでいたわ……)
ルシアンに花束を渡すためだけに稽古場へ突撃、資金援助をを振りかざして、「次の舞台には“ストロベリーブロンドの髪のミステリアスな女役”を!」などと、うっかり自分投影恋人役オファーをぶちかました日々。
(……いやほんと、どの面下げて今日来てるんだ私)
顔を覆いたくなった、が、やはり彼の舞台は格別だった。
(彼の演技はすごく素敵。だから、見に来た)
ルシアンの演技には、プロとしての説得力があった。魂がこもっていた。
友人を信じ、恋人を守ろうとする一途な主人公の姿に心が釘付けになった。
その感動は、本物だった。
舞台終演後、リディアは講堂の裏口、関係者通路にいた。一応、関係者用の許可証も入手してある。
……以前のように楽屋へ直突入しないあたり、成長である。
しばらくして颯爽と現れたルシアン。マントの裾を翻し、まさに貴族俳優のオーラを纏って登場した。そこにいるだけでパッと光がさすような存在。そんな彼が通路に佇むリディアに目を止めた。
「おや……これはこれは、リディア嬢?」
ああ、この笑顔。この声色。柔らかな物腰。誰にでも優しい対応。
(……うわ、出た。万人受けする“完璧ルシアンモード”)
けれど、そこに特別な感情は一欠片も見えない。
「ご無沙汰しております。ルシアン様。今日の舞台、とっても素敵でした」
「ああ、それはそれは。お忙しいのに、わざわざ来てくださったんですね。……お礼を言わないと。いつもありがとうございます、スポンサー様」
丁寧な言い方。しかしどこか他人行儀。リディアは慌てて弁解した。
「……っ! ち、違います! 今日は一観客として来てます! ちゃんとチケット買いましたし!」
ルシアンは「ふふ」と笑った。
その笑いは、皮肉でも意地悪でもないけれど——やっぱりどこか、壁がある。
「へえ、どういう風の吹き回し? ちょっと前のリディア嬢なら、“次の舞台に出資しますわ!”“その代わり、次は私の席の方を向いて愛の台詞を言ってくださる?” って、宣言してた頃じゃない?」
グサッ。
過去の記憶が蘇り、心に突き刺さる。
(やめろ、私の黒歴史を掘り返すんじゃない!)
リディアはなんとか平静を保ちながら、にこっと笑った。
「……その頃のことは、深く反省してますの」
「へえ?」
「演劇にとって、支援者が必要だってわかっていても……私、自分のためだけに支援してました。ルシアン様を“独り占め”したかっただけです。子どもがおもちゃを独り占めしたがるのと同じように」
「ルシアン様にも、貴方様が出演する舞台にも、大変失礼なことをしたと思っています。本当に申し訳ありませんでした」
頭を下げながら、過去の言動がフラッシュバックして胃が痛い。
「今日は、本当に観客として来ました。舞台、心から感動したんです」
ルシアンは少し驚いたように眉を上げたが、すぐにいつもの優しい笑顔を向けた。
「そう。ちょっと残念だな。いや、冗談冗談。……でもね、こういう世界って、そういう“支援者”が大事なんだよ。どれだけ軽い動機でも、応援してくれる人がいてこそ、舞台は成り立つんだから」
言葉は穏やか。だけど——
(本気じゃない。これは“舞台上のルシアン”が言っている)
それでも自分の真意は伝えたくて、リディアは食い下がるように言った。
「ルシアン様の舞台が、昔からずっと、好きなんです」
過去のリディアも彼の織りなす夢の世界に憧れていた。最初は純粋に彼の力になりたいとスポンサーを願い出た。しかしそれは次第に歪な気持ちとなり、気がついたらあの“黄色い歓声組”の筆頭株主になっていた。
(ちょっとは“ファンと推しの距離感”、考えなさいよ! リディア……)
少しの沈黙。
ルシアンは何かを図るように細めた瞳で彼女を見つめた。
「じゃあ……リディア嬢。今日の舞台で、一番印象に残ったシーン、どこだった?」
(……この質問。……試されてる?)
ここで『クライマックスの、恋人へ向けた“君を守る!”が最高でした! 』なんて答えた日には、また“黄色い歓声組”の1人に逆戻りだ。
確かにあのシーンも美しかった。何人もの女性があのルシアンの役に恋をしただろう。でも——
(落ち着いて。私が、一番感動した場面は……!)
リディアは一つ息を吸うと応えた。
「中盤の……親友を励ます場面、ですかね。“君が選んだ道なら僕は信じる。だから、行ってこい”って、主人公が言うところ。あそこが好きでした」
ルシアンが、ほんの一瞬、驚いたように目を見開いた。
「……あそこ?」
リディアは頷く。あのシーンでの真っ直ぐなルシアンの瞳が脳裏に蘇って来た。
「ええ。派手ではないかもしれません。けれど、友情の深さがにじんでいて。台詞や表情から、友を思う気持ちが溢れてました」
ルシアンは一瞬、口を開きかけてすぐに閉じた。そしてポツリと言った。
「……あそこ、稽古で一番苦戦したんだ。感情を入れすぎると嘘くさくなるし、抑えると薄くなる。……そんな風に思ってもらえたなら、よかった」
その笑みは、さっきまでの“他人行儀モード”とは、ほんの少しだけ違う。そんな気がした。
「リディア嬢。今日はありがとう」
そう言って彼はその場を去っていった、今度こそ、演者ルシアンではない“本人”の気持ちがほんの少しでも、こもっていた気がしてリディアは胸を撫で下ろす。
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