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1章 貴族の息子編
第11話 王族の問題
しおりを挟む前回のあらすじ~、王族から呼び出され、王城にやって来て、王様に行動の意味を聞かれ、王族の問題を聞くことになった!
以上!
って、なんであらすじを言っているんだ…私は…
今現在は王とその数人の側近と私だけで話し合っている。
ちなみにお父様は帰りました。
放任主義かな?
と私は思った。
「フターミよ、フターミ!」
「はい!なんでしょう?!」
私が心の中で色々と考えていると、王様であるキューラに呼ばれ、私は驚きながら返事をした。
「我々の問題は以上だ。何か質問は?」
「いえ、特には」
王族の問題は、この国、フースターの土地は現在、魔木と呼ばれる魔法の木が魔力を吸いまくっており、なかなか豊かに成長出来ないらしい。
最初、私は少し不思議に思った。何故ならかなり利益などが入って来ているのにこれでも豊かではないからだ。
魔木って、見た目どんななの?
魔木のことは聞いたが、実際に見ていないので脅威が分からない。
で、何故問題かというと、魔木は貴重なものらしく、土地の魔力を少し吸う代わりに、魔木から皮など、生活に必要な木材を与えてくれるらしいからだ。
滅してしまっては、自分たちの利益にならなくなるという理由で問題らしい。
わー、自分勝手な理由だこと…
私はそんなことを思いながら、色々考えていると、
「フターミよ。何を考えている?」
とキューラが話しかけてきた。何か思いついたのかと言いたそうな表情をしていたが、まだ何も閃いていない。
いやそれ以前に情報が足らなさすぎる。
「いえ、少し魔木のことを考えていました。」
私が心の中で考えていたことをそのまま話すと、キューラは何故か不機嫌そうな顔をしていた。
「何か?」
「魔木より国のことを考えて欲しいのだが。」
私の問いかけにそう答えたキューラに私は少し不快な思いをした。
ここまで周りを見ていないとは思わなかったからだ。
魔木から必要なものを貰っているのに、国の利益のことしか考えていないのはあまり良くないと思った。
「失礼ながら、周りを見て気配りしないと何もいいことは起きないと思います。」
「貴様!王に失礼だぞ!」
私の言葉に王の側近がそう怒鳴った。
だから失礼ながら、と言ったのですが?
と心の中で思いつつ、キューラを見てみると、彼はなんだか興味を持ったような目で見ていた。
「其方、面白いな!」
王の言葉に周りにいた人物は驚いていたが、キューラは特に気にせず、言葉を続けた。
「私の周りに意見を聞い言うやつなんていなかったからな!なんだか新鮮だ!」
と愉快そうに笑っていた。
周り、おかしいだろ……
と私は心の中で思った。
兎にも角にも大事にならなくて済んだのは確かだ。
とりあえず、情報を集めるか…
私は今後のことを考え、魔木の情報を集めることにし、そのことをキューラ達に伝えると、キューラは、
「分かった。できるだけ早く頼むぞ!」
と言って今日は帰ることを許してくれた。
こういうのめんどいな……
私は地位のことに対してそんな感想を持った。
そして私は魔木について勉強しようと思いながら、家に帰るための馬車に乗った。
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