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1章 占い異世界生活
15話 領主に謁見
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「お、お待ち下さい!」
アタシは間違った事は言っていないししていない、事前に準備した通りに話が通るはずだった。
しかし、今アタシは領主を焦って追いかけ、前に飛び出して止めたんだ。
「止めるんじゃない、ワタシを誰だと思ってる」
「領主代行のローグ様です」
「違うっ!代行ではなく、ワタシが領主なのだ!それなのに、どうして訳の分からん占い師の指示に従わなければならない」
「ですから説明したではないですか、彼の占いは当たるんです」
どうやらこいつは、占い師の占い結果を指図と思ったらしく、拒否してきたんだ。
今年の作物が不作だからいけないんだが、それにしてもまずい方向に向かっている。
「ワタシは自分の方策に自信がある、このままでいくんだ」
自らの方策を考えたばかりと言うのもあり、タイミングが悪かったんだが、こいつは現場の現状を理解してないのも問題だった。
こいつが考えてる方策は、他の領地のマネをしてるだけなのに気付いていない。
「それでは失敗します、あなたが考えてる方法では、民が混乱します」
「何を言うか貴様!麦が作れないのなら、家畜を殖やせば良い、当然だろうが」
「畑を耕した事しかない民もいるんです。いきなり他の事をさせても、まず上手くいきません」
これは、占い師の最悪の選択肢に向かっていて、このままでは領地は滅んでしまう。
こいつは、教えれば良いと意見を変えず、歩き出そうとして来た。
「お待ち下さい」
「どけっ!」
「いいえ退きませんっ!!生き物は、食料になるまでに時間が掛かります、麦を作っていかなければ、民たちは飢えてしまいます」
「麦がないなら、野菜を食せば良いだろう」
それもないから困ってるし、麦を作ってる民は買う事になる。
そんな金があるなら何も困っていないんだが、こいつは民の事を分かっていないんだ。
「はぁ~だから滅ぶわけだし、占い師の占いも信じないわけだ」
「何を1人で喋っている、さっさとどかないか」
「どきませんよ、ここであなたを通したら、占い師はここを去ってしまう」
「それがどうした、そんな奴がいなくても、このワタシがなんとかして見せる」
それが出来ないから困ってる訳だし、普通なら怒りが込み上げて来る内容だが、占い師のおかげで対策が分かっているから、こいつが間抜けに見えてきたよ。
貴族の社会では、こいつはなかなかに優秀と言われているが、補佐をさせずにいきなり領主代行は無理があった。
「先頭で任せたらこの程度か」
責任がのしかかると上手く指示が出来ず、誰かに聞いてからと言う流れは変わらないが、そこからの自分の考えが空回りしている。
しかも悪い事に、その手順で導き出した方法が間違っていても、その後の修正を拒んでくる始末だ。
「ローグ、自分で統治を始めて、失敗続きなのを理解しろ」
「なっ!?不敬だぞ貴様」
「そう言って、側近をクビにして来たんだろう?」
領主補佐には、教える者がいたはずなのに、こいつの横には護衛の兵士だけだった。
父親がいないのを良い事に、こいつは意見した者をクビにしてしまったんだ。
「そ、それの何がいけない、ワタシに指図をしたあいつらが悪い」
「お前が出した答えが、まったくの見当違いだっただけだろう、それのどこが不敬なんだ」
「な、なんだときさまっ!」
「領主の息子ローグ、お前は領主代行がどういった段階か分かっていない」
勉強する為に任せただけで、領主はこんな事をさせる為に託したわけではない。
それなのに、この半年で幹部のほとんどがいなくなっていて、占い師のおかげで何とか探せたんだ。
「しかもお前、引き継ぎもしなかったそうじゃないか、それでどうやって良い仕事が出来るんだ」
「な、何故それを!?」
「それも占い師のおかげだ、お前は父親の期待に応えられなかった」
潮時も占い師の占い通りで、ここまで来るとこいつには任せられない。
ここでアタシに止められて反省していれば、まだ何とかなったんだが、こいつは兵士を呼んでアタシを拘束しようとして来たぞ。
「父親が帰って来るまで、お前を部屋に監禁する」
「そうはいくかよ、お前たちそう言う訳だから、予定通りローグを拘束しろ」
ローグが兵士に命令したが、その直後にアタシが同じ指示を出し、兵士たちはアタシの指示に従ってローグを囲み始める。
本来こんな事はまずないが、占い師のおかげで事前の準備は完璧なんだよ。
「どうしたお前たち、首になりたいのか」
「ローグ、それを決めるのはお前じゃない、お前たち早く拘束して閉じ込めて置け」
「「「「「はい」」」」」
兵士たちがローグを縛り上げ連れて行くが、次期領主がいなくなったわけだから、今後がとても心配だ。
ダンジョンのある地域の領主は、狙ってる者が多いからこの後かなりの騒動が予想される。
「今の利益高騰を考えると、王族も出てくるかもしれないな」
やれやれっと、面倒がまた増えてため息しか出ない。
また占い師に頼るのが早いから、アタシは領主の館を後にしたんだ。
「それにしても、まさかほんとに幹部たちがいなくなってたとはな」
ギルドは領地運営に干渉できなかったが、ここまで酷いと介入も出来た。
時すでに遅しとなってもおかしくなかったが、占い師様様だ。
「幹部たちの半数が戻って来てくれたから良かったが、数名は外に流れたからその内噂になるかな」
それを武器に、他の領主がここを狙ってきて、王族も参加するとか最悪の展開が見えた。
不幸中の幸いは、ダンジョンに深く潜ってるクランやPTにローグが何もしてなかった事で、もしケンカにでもなっていたらと思うとゾッとしてしまった。
「あんな言い方をするローグでは、相手をイラっとさせるからな、占いで知ってたからアタシも抑えたが、まぁ無理もない」
アイツは、自分が一番偉いと勘違いしてて、それがかなりイラっとさせて来た。
ギルドマスターのアタシは、領主でも止められない地位にあるのに、それを分かってないとか切り捨てても問題ない程だ。
「まったく、頭が良いとか言ってたはずなのに、どうしてこんな事になってるんだ」
いくら評判が良くても、所詮学生の時の成績と言う事なんだと理解して、アタシは考えるのをやめ、後の事は本物の領主に任せる事にした。
アタシの次の仕事は、大規模な遠征に向けての準備で、足りない食料などの収集をどうするかだ。
「こんな事、占いに頼らないとやっていけないな」
アイツのせいで不作が続き、近くの村には無いのが分かっていて、商人が持って来る事を願うしかない現状だから仕方ない。
そう思ってあれの事を思い出し、もしかしたら何とかなるかもと期待したんだ。
「獣人の村から訪れる輸送隊、確かそろそろだったはずだ」
獣の肉や野菜と結構卸してくれる事で有名だから、もしかしたらと思ったんだ。
遠征会議で、そこまで待ってもらうのが良いと、アタシは歩く速度が上がったんだ。
少しは先が見えてホッとしたが、果たしてダンジョンの最前線が更新できるのかと不安は残ったな。
アタシは間違った事は言っていないししていない、事前に準備した通りに話が通るはずだった。
しかし、今アタシは領主を焦って追いかけ、前に飛び出して止めたんだ。
「止めるんじゃない、ワタシを誰だと思ってる」
「領主代行のローグ様です」
「違うっ!代行ではなく、ワタシが領主なのだ!それなのに、どうして訳の分からん占い師の指示に従わなければならない」
「ですから説明したではないですか、彼の占いは当たるんです」
どうやらこいつは、占い師の占い結果を指図と思ったらしく、拒否してきたんだ。
今年の作物が不作だからいけないんだが、それにしてもまずい方向に向かっている。
「ワタシは自分の方策に自信がある、このままでいくんだ」
自らの方策を考えたばかりと言うのもあり、タイミングが悪かったんだが、こいつは現場の現状を理解してないのも問題だった。
こいつが考えてる方策は、他の領地のマネをしてるだけなのに気付いていない。
「それでは失敗します、あなたが考えてる方法では、民が混乱します」
「何を言うか貴様!麦が作れないのなら、家畜を殖やせば良い、当然だろうが」
「畑を耕した事しかない民もいるんです。いきなり他の事をさせても、まず上手くいきません」
これは、占い師の最悪の選択肢に向かっていて、このままでは領地は滅んでしまう。
こいつは、教えれば良いと意見を変えず、歩き出そうとして来た。
「お待ち下さい」
「どけっ!」
「いいえ退きませんっ!!生き物は、食料になるまでに時間が掛かります、麦を作っていかなければ、民たちは飢えてしまいます」
「麦がないなら、野菜を食せば良いだろう」
それもないから困ってるし、麦を作ってる民は買う事になる。
そんな金があるなら何も困っていないんだが、こいつは民の事を分かっていないんだ。
「はぁ~だから滅ぶわけだし、占い師の占いも信じないわけだ」
「何を1人で喋っている、さっさとどかないか」
「どきませんよ、ここであなたを通したら、占い師はここを去ってしまう」
「それがどうした、そんな奴がいなくても、このワタシがなんとかして見せる」
それが出来ないから困ってる訳だし、普通なら怒りが込み上げて来る内容だが、占い師のおかげで対策が分かっているから、こいつが間抜けに見えてきたよ。
貴族の社会では、こいつはなかなかに優秀と言われているが、補佐をさせずにいきなり領主代行は無理があった。
「先頭で任せたらこの程度か」
責任がのしかかると上手く指示が出来ず、誰かに聞いてからと言う流れは変わらないが、そこからの自分の考えが空回りしている。
しかも悪い事に、その手順で導き出した方法が間違っていても、その後の修正を拒んでくる始末だ。
「ローグ、自分で統治を始めて、失敗続きなのを理解しろ」
「なっ!?不敬だぞ貴様」
「そう言って、側近をクビにして来たんだろう?」
領主補佐には、教える者がいたはずなのに、こいつの横には護衛の兵士だけだった。
父親がいないのを良い事に、こいつは意見した者をクビにしてしまったんだ。
「そ、それの何がいけない、ワタシに指図をしたあいつらが悪い」
「お前が出した答えが、まったくの見当違いだっただけだろう、それのどこが不敬なんだ」
「な、なんだときさまっ!」
「領主の息子ローグ、お前は領主代行がどういった段階か分かっていない」
勉強する為に任せただけで、領主はこんな事をさせる為に託したわけではない。
それなのに、この半年で幹部のほとんどがいなくなっていて、占い師のおかげで何とか探せたんだ。
「しかもお前、引き継ぎもしなかったそうじゃないか、それでどうやって良い仕事が出来るんだ」
「な、何故それを!?」
「それも占い師のおかげだ、お前は父親の期待に応えられなかった」
潮時も占い師の占い通りで、ここまで来るとこいつには任せられない。
ここでアタシに止められて反省していれば、まだ何とかなったんだが、こいつは兵士を呼んでアタシを拘束しようとして来たぞ。
「父親が帰って来るまで、お前を部屋に監禁する」
「そうはいくかよ、お前たちそう言う訳だから、予定通りローグを拘束しろ」
ローグが兵士に命令したが、その直後にアタシが同じ指示を出し、兵士たちはアタシの指示に従ってローグを囲み始める。
本来こんな事はまずないが、占い師のおかげで事前の準備は完璧なんだよ。
「どうしたお前たち、首になりたいのか」
「ローグ、それを決めるのはお前じゃない、お前たち早く拘束して閉じ込めて置け」
「「「「「はい」」」」」
兵士たちがローグを縛り上げ連れて行くが、次期領主がいなくなったわけだから、今後がとても心配だ。
ダンジョンのある地域の領主は、狙ってる者が多いからこの後かなりの騒動が予想される。
「今の利益高騰を考えると、王族も出てくるかもしれないな」
やれやれっと、面倒がまた増えてため息しか出ない。
また占い師に頼るのが早いから、アタシは領主の館を後にしたんだ。
「それにしても、まさかほんとに幹部たちがいなくなってたとはな」
ギルドは領地運営に干渉できなかったが、ここまで酷いと介入も出来た。
時すでに遅しとなってもおかしくなかったが、占い師様様だ。
「幹部たちの半数が戻って来てくれたから良かったが、数名は外に流れたからその内噂になるかな」
それを武器に、他の領主がここを狙ってきて、王族も参加するとか最悪の展開が見えた。
不幸中の幸いは、ダンジョンに深く潜ってるクランやPTにローグが何もしてなかった事で、もしケンカにでもなっていたらと思うとゾッとしてしまった。
「あんな言い方をするローグでは、相手をイラっとさせるからな、占いで知ってたからアタシも抑えたが、まぁ無理もない」
アイツは、自分が一番偉いと勘違いしてて、それがかなりイラっとさせて来た。
ギルドマスターのアタシは、領主でも止められない地位にあるのに、それを分かってないとか切り捨てても問題ない程だ。
「まったく、頭が良いとか言ってたはずなのに、どうしてこんな事になってるんだ」
いくら評判が良くても、所詮学生の時の成績と言う事なんだと理解して、アタシは考えるのをやめ、後の事は本物の領主に任せる事にした。
アタシの次の仕事は、大規模な遠征に向けての準備で、足りない食料などの収集をどうするかだ。
「こんな事、占いに頼らないとやっていけないな」
アイツのせいで不作が続き、近くの村には無いのが分かっていて、商人が持って来る事を願うしかない現状だから仕方ない。
そう思ってあれの事を思い出し、もしかしたら何とかなるかもと期待したんだ。
「獣人の村から訪れる輸送隊、確かそろそろだったはずだ」
獣の肉や野菜と結構卸してくれる事で有名だから、もしかしたらと思ったんだ。
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