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1章 占い異世界生活
16話 わたくしの秘密
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「う~ん、参りましたの」
わたくしは、あの場所に連れて行けるメイドを探したのですが、ひとりもいないから唸っていますの。
それと言うのも、お母さまに怒られてしまって、お庭に1人では行かない様に言われてしまったからなのですわ。
「屋敷のお庭なのに、あんまりですのお母さま」
昨日遅くなってしまったのは、確かに悪い事でしたけど、いつもの事なのですわ。
わたくしが戻って来た時、屋敷中を捜索してて大騒ぎでしたから仕方ないですけど、別に危険な事はしていませんの。
「とはいえ、言っても信じて貰えませんでしたし、仕方ありませんの」
証拠の品になるはずの植木鉢も、お母さまには分かって貰えず、結局怒られる時間が増えただけでしたの。
だからこそ、証人になるメイドを探していますけど、誰もあの穴を見る事が出来ませんの。
「あんなにハッキリと見えるのに、どうしたらいいんですのよ」
ほとんどのメイドが見えず、後は見習いくらいしか残っていませんの。
彼女たちは、わたくしと同い年位ですから、正直一緒にいてもお母さまが認めるか微妙で、入る所を見てもらった方が早いかもしれないと考えていますの。
「でも・・・お母さまが見ててわたくしが消えたら、木を切り倒す指示を出してしまいそうなのですわよね」
一緒にいるメイドをチラッと見ましたけど、わたくしから決して離れませんし、消えたわたくしを見たら、お母さまに報告するのは確実ですの。
そうなったら大変ですので、まずは安全だと信じてもらう事が先決ですの。
「土を入れ物に詰め込んで、そこに植物を植えるなんて、考えた事もなかったですの」
魔法薬の草も、ああして栽培すればと考えてしまいますの。
それだけあそこで見た光景は画期的で、わたくしはもう堪りませんの。
「だからこそ、あそこの行けないなんて、絶対にあってはなりませんの」
あそこの植物をもっと観察して、ここでも育ててみたいんですの。
その為には、何度もあそこに行かなければなりませんのよ。
「植木鉢が増えれば、きっとお母さまも分かってくれますから、それまでの辛抱ですのね」
お庭の手入れが趣味なわたくしは、それしか許されていませんし、あそこの植物を研究したいんですの。
見習いメイドたちを呼び、穴が見えるか聞いて1人見つけましたわ。
「フーラ、あなたをわたくし専属にします、良いですのね」
「ははは、はいっ!」
良い返事を貰って、早速わたくしは穴に入る事にしましたの、勿論他のメイドには長時間のお庭の散歩と伝えましたの。
メイドの手を引っ張り階段を下りて行くと、そこにはわたくしの夢が広がる空間が広がっていましたの。
「こ、これは!?・・・姫様」
「フーラ、ここがさっき話した場所ですの」
「ほ、ほんとにあったんですね」
フーラも信じていなかったようだけど、目の前に植木鉢とプランターで育てられた植物が並んでいて、フーラもやっと信じたみたいですの。
ここにお母さまが来れれば簡単ですのに、それは叶わず面倒ですのよ。
「でも、これで味方ができましたの」
「ひひ、姫様・・・もしかしてアタシですか?」
「フーラ、今から変わった男性に会いますの、決して大声は出さない様にしてくださいましね」
男性と聞いて、フーラは止めてきましたけど、これは必要だから拒否しましたの。
そして、不敬と攻めない事も伝えましたの。
「そ、そんなに不敬な方なんですか?」
「ええ、何せ顔を見せませんのよ」
「な、なんですかそれは」
色々事情があると説明し、わたくしは家に向かいましたの。
でも、そこにはマサヨシだけでなく、獣人の子供たちもいましたのよ。
「く、曲者リッスうぅー!!」
「フシャー!」
「まま、マサヨシを呼ぶポン」
「姫様下がって!」
獣人たちが騒ぐから、フーラがわたくしを守ってくれましたの。
でも一番驚いたのは、マサヨシがビクビクしながらも出て来た事ですの。
「マサヨシ、随分可愛い容姿だったのですね」
「そそそ、それを言わないでよリルト、気にしてるんだからね」
モジモジとしてて、何だがとっても可愛いと思ってしまいましたの。
わたくしよりもとは言いませんけど、なかなか良い感じに思い、威嚇してる獣人たちが後回しになりましたのよ。
「マサヨシ、そいつ誰ニャ」
「ああ、そう言えば会った事なかったよね」
「そうニャ、さてはマサヨシと番になるつもりニャね」
そうはいかないと、ネコ族の子供がマサヨシに抱き付いていましたの。
わたくしは、別にそんな気がないので見てるだけでしたが、他の獣人たちは気にしていましたのよ。
「みんな、リルトは悪い奴じゃないよ」
「信じられないのニャ」
「そうリッス、人族は嘘つきリッス」
「マサヨシは違うポンが、普通はそうなのポン」
マサヨシがそうなのか?って顔をして来たけど、確かに他の種族とは関係は良くありませんの。
でもあたくしは違いますの、マサヨシとも仲良くしたいし、獣人がいても変わりませんの。
「フーラ、あなたももう良いですから、下がりなさい」
「リルト様、危険です」
「襲ってくるのなら、既に戦いに移っていますの」
獣人たちはマサヨシの傍を離れませんし、わたくしたちが何もしなければ良いだけですの。
それが分かるほどに、マサヨシにべったりな3人を見て、さすがにフーラも戦闘体勢を解きましたわ。
「それに、わたくしはこんな事の為に来たのではありませんの、マサヨシちょっと相談に乗ってほしいですの」
「な、何かな?」
凄く嫌そうな顔のマサヨシに、わたくしはお母さまの事を話しましたの。
信じて貰う為にはどうしても必要で、代金は払う事を約束しましたの。
「お願いしますの、ここにしかないんですの、だから持ち運びの出来る畑を売ってください」
「持ち運びできる畑・・・それ、なかなか良いね」
マサヨシは、何やら思いついた感じで、それよりもわたくしは答えが欲しかったですの。
でも、獣人の子たちと話し込んでしまって、わたくしは構って貰えませんでしたの。
「ほんと、マサヨシは不敬ですの」
「姫様、良いのですか?」
「良いんですのよフーラ、彼はわたくしの現状を変えてくれる人ですの」
わたくしは、国の為に何処かに嫁ぐことが決まってて、それ以外は道がないんですの。
ですが、国の為に多大な貢献が出来れば変わりますの。
「ですから、わたくしはここに来ましたのよ」
「姫様、あなたは」
「そうですのよフーラ、わたくしは知らない誰かに嫁ぐのが嫌なんですの」
自分で決めてみたいんですの、そして恋と言うモノがしてみたいんですのよ。
マサヨシは、その第一歩である解放をわたくしにくれる人で、だからこそお母さまを説得できるんですの。
わたくしは、あの場所に連れて行けるメイドを探したのですが、ひとりもいないから唸っていますの。
それと言うのも、お母さまに怒られてしまって、お庭に1人では行かない様に言われてしまったからなのですわ。
「屋敷のお庭なのに、あんまりですのお母さま」
昨日遅くなってしまったのは、確かに悪い事でしたけど、いつもの事なのですわ。
わたくしが戻って来た時、屋敷中を捜索してて大騒ぎでしたから仕方ないですけど、別に危険な事はしていませんの。
「とはいえ、言っても信じて貰えませんでしたし、仕方ありませんの」
証拠の品になるはずの植木鉢も、お母さまには分かって貰えず、結局怒られる時間が増えただけでしたの。
だからこそ、証人になるメイドを探していますけど、誰もあの穴を見る事が出来ませんの。
「あんなにハッキリと見えるのに、どうしたらいいんですのよ」
ほとんどのメイドが見えず、後は見習いくらいしか残っていませんの。
彼女たちは、わたくしと同い年位ですから、正直一緒にいてもお母さまが認めるか微妙で、入る所を見てもらった方が早いかもしれないと考えていますの。
「でも・・・お母さまが見ててわたくしが消えたら、木を切り倒す指示を出してしまいそうなのですわよね」
一緒にいるメイドをチラッと見ましたけど、わたくしから決して離れませんし、消えたわたくしを見たら、お母さまに報告するのは確実ですの。
そうなったら大変ですので、まずは安全だと信じてもらう事が先決ですの。
「土を入れ物に詰め込んで、そこに植物を植えるなんて、考えた事もなかったですの」
魔法薬の草も、ああして栽培すればと考えてしまいますの。
それだけあそこで見た光景は画期的で、わたくしはもう堪りませんの。
「だからこそ、あそこの行けないなんて、絶対にあってはなりませんの」
あそこの植物をもっと観察して、ここでも育ててみたいんですの。
その為には、何度もあそこに行かなければなりませんのよ。
「植木鉢が増えれば、きっとお母さまも分かってくれますから、それまでの辛抱ですのね」
お庭の手入れが趣味なわたくしは、それしか許されていませんし、あそこの植物を研究したいんですの。
見習いメイドたちを呼び、穴が見えるか聞いて1人見つけましたわ。
「フーラ、あなたをわたくし専属にします、良いですのね」
「ははは、はいっ!」
良い返事を貰って、早速わたくしは穴に入る事にしましたの、勿論他のメイドには長時間のお庭の散歩と伝えましたの。
メイドの手を引っ張り階段を下りて行くと、そこにはわたくしの夢が広がる空間が広がっていましたの。
「こ、これは!?・・・姫様」
「フーラ、ここがさっき話した場所ですの」
「ほ、ほんとにあったんですね」
フーラも信じていなかったようだけど、目の前に植木鉢とプランターで育てられた植物が並んでいて、フーラもやっと信じたみたいですの。
ここにお母さまが来れれば簡単ですのに、それは叶わず面倒ですのよ。
「でも、これで味方ができましたの」
「ひひ、姫様・・・もしかしてアタシですか?」
「フーラ、今から変わった男性に会いますの、決して大声は出さない様にしてくださいましね」
男性と聞いて、フーラは止めてきましたけど、これは必要だから拒否しましたの。
そして、不敬と攻めない事も伝えましたの。
「そ、そんなに不敬な方なんですか?」
「ええ、何せ顔を見せませんのよ」
「な、なんですかそれは」
色々事情があると説明し、わたくしは家に向かいましたの。
でも、そこにはマサヨシだけでなく、獣人の子供たちもいましたのよ。
「く、曲者リッスうぅー!!」
「フシャー!」
「まま、マサヨシを呼ぶポン」
「姫様下がって!」
獣人たちが騒ぐから、フーラがわたくしを守ってくれましたの。
でも一番驚いたのは、マサヨシがビクビクしながらも出て来た事ですの。
「マサヨシ、随分可愛い容姿だったのですね」
「そそそ、それを言わないでよリルト、気にしてるんだからね」
モジモジとしてて、何だがとっても可愛いと思ってしまいましたの。
わたくしよりもとは言いませんけど、なかなか良い感じに思い、威嚇してる獣人たちが後回しになりましたのよ。
「マサヨシ、そいつ誰ニャ」
「ああ、そう言えば会った事なかったよね」
「そうニャ、さてはマサヨシと番になるつもりニャね」
そうはいかないと、ネコ族の子供がマサヨシに抱き付いていましたの。
わたくしは、別にそんな気がないので見てるだけでしたが、他の獣人たちは気にしていましたのよ。
「みんな、リルトは悪い奴じゃないよ」
「信じられないのニャ」
「そうリッス、人族は嘘つきリッス」
「マサヨシは違うポンが、普通はそうなのポン」
マサヨシがそうなのか?って顔をして来たけど、確かに他の種族とは関係は良くありませんの。
でもあたくしは違いますの、マサヨシとも仲良くしたいし、獣人がいても変わりませんの。
「フーラ、あなたももう良いですから、下がりなさい」
「リルト様、危険です」
「襲ってくるのなら、既に戦いに移っていますの」
獣人たちはマサヨシの傍を離れませんし、わたくしたちが何もしなければ良いだけですの。
それが分かるほどに、マサヨシにべったりな3人を見て、さすがにフーラも戦闘体勢を解きましたわ。
「それに、わたくしはこんな事の為に来たのではありませんの、マサヨシちょっと相談に乗ってほしいですの」
「な、何かな?」
凄く嫌そうな顔のマサヨシに、わたくしはお母さまの事を話しましたの。
信じて貰う為にはどうしても必要で、代金は払う事を約束しましたの。
「お願いしますの、ここにしかないんですの、だから持ち運びの出来る畑を売ってください」
「持ち運びできる畑・・・それ、なかなか良いね」
マサヨシは、何やら思いついた感じで、それよりもわたくしは答えが欲しかったですの。
でも、獣人の子たちと話し込んでしまって、わたくしは構って貰えませんでしたの。
「ほんと、マサヨシは不敬ですの」
「姫様、良いのですか?」
「良いんですのよフーラ、彼はわたくしの現状を変えてくれる人ですの」
わたくしは、国の為に何処かに嫁ぐことが決まってて、それ以外は道がないんですの。
ですが、国の為に多大な貢献が出来れば変わりますの。
「ですから、わたくしはここに来ましたのよ」
「姫様、あなたは」
「そうですのよフーラ、わたくしは知らない誰かに嫁ぐのが嫌なんですの」
自分で決めてみたいんですの、そして恋と言うモノがしてみたいんですのよ。
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