ウォーキング・オブ・ザ・ヒーロー!ウォークゲーマーの僕は今日もゲーム(スキル)の為に異世界を歩く

まったりー

文字の大きさ
64 / 102
幸せのフォースステップ

64歩目 伯爵と交渉

しおりを挟む
「すっげー屋敷だなアユム」


大きくて広いお屋敷を見て僕たちはただ驚くだけです、山を崩して平地を作っていた為街の方は結構狭いです、地下を作ったり高い建物にしているくらいなんですよ、なのでそんなに広くないだろうと予想していました、その予想は外れ広い敷地になっています、ドラルダの南側は貴族区になっていて屋敷が並び別世界でした、その中でも大きな方の屋敷に馬車は止まり驚きが隠せません、200坪はあるんじゃないかってくらいのお屋敷で、そこに着くまでにもお庭が広かったんだ、庭はバラとかお花が咲き乱れて凄かったよ。


「アマンダ、驚くのはまだ早いかもだよ・・・中はもっと驚くんじゃないかな?」


マップを見て既に分かっています、屋敷の中には綺麗に整列している青い点が沢山見えるんですよ、全員でお出迎えって感じで、マップなのに異様な雰囲気が伝わってきます。


「「「「「いらっしゃいませ」」」」」


扉の前で僕たちはそんな会話をしていると扉が勝手に開かれ、メイドさんと執事さんが並んで挨拶をしてくれました、その先には昨日見た騎士様と綺麗な青いドレスを着た30代くらいの人種の女性が立っています、僕たちが進まずにいると、女性と騎士さんが歩いて来てくれました。


「ようこそ我が屋敷へ、わたくしはマリアーノ・アルセル伯爵です、お話は奥でしましょう」


自己紹介も簡単に、僕たちは奥の部屋に招かれました、フワフワのソファーに香りの良い紅茶が用意され、ほんとにお金持ちって感じです。


「早速お話なのだけど、わたくしに魔道具制作の手伝いをさせてくれないかしら?」


アルセル伯爵が少し身を乗り出して提案してくれました、僕はそれを待っていたと先を聞きます。


「あの魔道具は国あげての事業になるわ、そうなれば貴族の誰かが指揮をする事になる、だからわたくしが手伝いたいのよ、もちろん取り分はそちらが決めて良いわ、あまり暴利にはしないで頂戴ね」


伯爵様がウインクをして提案してくれます、これ以上ない相手だと心の中でガッツポーズを取りました、この王都では武器や防具が主流で魔道具を扱う人はあまりいません、ナナガイさんの腕が良い方なのはそれが原因でもあります、遠くに行けば恐らくそれは無くなります、でもクエストはここの幸せなので出れません、それに商売が大きくなれば必ず国が管理しようとしてきます、断ればクエストが成功しないしナナガイさんたちが危険になります、そうなる前に手が打てそうで良かったです。


「それは願ってもない事です、僕たちからもお願いしますよアルセル伯爵様」


伯爵様と握手をして契約です、そしてこちらの要望を言いました、それほど多くはありません、僕たちはお金が欲しいわけではありませんからね。


「ふむ、魔道具発案者のナナガイって魔道具技師に3割であなた達は1割なのね」

「はい、僕たちは行商人ですから商業ギルドに入金をお願いします、後はここで作ってくれる事とナナガイさんたちの護衛ですね、きっと命を狙われやすくなると思います」


要望を提示したら即答される感じで了承を貰いました、話がスムーズに進みとても良い商談になりました、そして次のお話です。


「最後に出来たらで良いのですけど、僕の協力者のお子さんが隣の国の魔法学園に入学したいそうなんです、その力添えを頼めませんか?」


そのお願いはかなり難問だったようで伯爵さまが悩んでいます、出来るだけ自分の力でってタナトは言っていたけど、今の状態では行く事も難しいです、ここはコネを最大限に使いますよ。


「残念だけど推薦はあげられそうもないわ、その子の力で合格は勝ち取ってもらわないとダメよ、わたくしに出来るとしたら、向こうに行くための移動手段と暮らしを手伝うくらい、それでもいいかしら?」

「ありがとうございます、それで十分ですので出来るだけお願いします、費用は僕の取り分から引いて下さいね」


無理な物は無理と正直に話してくれる伯爵様は信用できると僕は思います、でも伯爵さまはちょっと困った顔をし始めたんだ、僕はちょっと嫌な予感がしてきましたよ。


「わたくしからもお願いをして良いかしらアユムさん」


そら来たと僕は身構えて聞きました、伯爵様の話によると自分が表で動くとあまり良くないって事らしいです、誰かが代わりに手配してほしいそうですよ。


「費用は出せるのだけどわたくしの部下は使えないのよ、国同士の話と言うのはしがらみが多いの、誰か変わってくれないかしらねぇ」


分かりきった事をちらちら僕を見て言っています、それくらい手伝うのは仕方ないと、僕は了承して協力することにしました、ついでにその国にも行けますし、タナトを知らない人に任せるよりは良いですからそれほど問題にはなりません。


「そう言ってくれると思っていたわ!丁度向こうで教師の要請が来ていたの、断られて大変だったけど、これで人員は確保ね」

「え!?」


ちょっと話が違うって驚きます、でも伯爵さまは『あら?言ってなかったかしら?』って顔をしていますよ、僕はやられたと思ってツッコミます。


「僕を国が派遣したとなると、さっき言ってた事になりませんか?」


僕の精一杯の抵抗です、僕なんかが教師をしたら国同士の関係を崩したり、信用を無くしたりするかもです、そんな責任は持てませんと付け足します、でも伯爵様はそれを聞いても笑顔でいます。


「それは平気よ、教師を派遣してほしいと言ったのは向こうだし、実は何人も戻ってきているの、きっと向こうで問題があるんでしょうね、ドラルダの人を選ぶよりは上手くいくわ、正直今のままで派遣しても同じことだってわたくしは賛成できなかったの」


魔道具関係に強い街の方で何度も教師を送っていたそうです、でもそれでも原因が解決できず帰ってきてしまい、ついにはドラルダ王都まで話が来てしまったと伯爵様は言います。


「とはいっても、魔道具関係の技術は低迷しているのよ・・・そこにあなた達が新しい風を吹かせてくれた、向こうで原因の調査とついでに魔道具の宣伝もしてくれれば一石三鳥、どう?良い案でしょ」


僕はまったく言い返せる気が起きなくて頷くことしかできませんでした、そこまで考えての事だと諦めたんですよ、失敗したら国の問題になるのは確実ですけど、新たな技術を編み出した僕たちが失敗すれば、誰も成功しないと言い訳が出来ると言う事です。


「じゃあ決まりね!出発は3か月後だから、それまでにしっかりとお話をしておきましょうね」


こうして僕たちの話し合いは進みました、工場の選別に雇う人の面接と色々ですね、でもそれは既に伯爵様が決めてくれていました、僕たちは用意された書類を確認するだけで済み、1時間もかからずに話は終わったんです、そして今はお茶をしながら僕たちの旅の話をしています。


「そう・・・デンタルサーノが音信不通になった理由はそれだったのね」

「はい、僕たちが行った時には誰もいない状態でした、商業ギルドには連絡をしていますから、きっと対策を考えてくれています」


僕は自分たちで倒したとは言わずに、デンタルサーノがもぬけの殻だったと報告しました、これはかなり前に商業ギルドで報告をしています、冒険者ギルドにも知らせて他の国には情報が行っていると思っていました、きっと調査などをするのに時間が掛かっているんでしょう。


「そう言えば、明日に緊急会議とか国王様が言っていたわ、もしかしたらそれが原因かしら?」


アルセル伯爵さまが顎に手を置いて唸っています、僕たちは紅茶を飲んで気にせずに知らん顔をしました、魔族には注意するようにしなくちゃと唸っていますよ。


「人種の国が狙いみたいなので、何か目的があると思います」

「そうね、アユムさんたちの話を統合すると残っている人種の国はあと2つ、そこが占領されたって報告は今は無いわ・・・ありがとうアユムさん、明日の会議で報告して見るわね」


アルセル伯爵様にお礼を言われ、僕たちはニッコリとしました、そして対策は何がいいかと僕たちの意見を聞いて来たんです、でもそこで部屋の扉が勢いよく開かれました。


「お母さま!お話はまだ終わりませんの」


髪を短くしてアルセル伯爵様を小さくした様な金髪の女の子が走って来て、アルセル伯爵様に飛び付いています、アルセル伯爵は頭を撫でてヨシヨシってしていますよ。


「ごめんねシャミル、この方たちのお話がもう少し掛かるの」

「嫌ですわ!早く街に行って、昨日話題になったクレープを食べたいのですわ!」


女の子が駄々をこねています、アルセル伯爵は困っているのを見て僕たちは顔を見合いました、女の子が大きな声で話してくれるので分かったんです、僕たちの屋台は一日で結構な噂になってるみたいです、シャミルちゃんが通っている貴族の学園で話しが流れていたそうです。


「今日は休みだよな?」

「うん、露店は決まった日に休みを取らないって話だったよ、出ていなければ休みになるってギルドで言われたんだ、それで人気のお店が休みだと、訪れた人は結構ガッカリするとか言っていたね、僕たちの露店も今そう言った人たちが広場に殺到しているのかな?」


ギルドでも露店の出し方で確認しています、他の場所でも同じでした、ミケサさんたちに注意として、違う場所ではルールが違う可能性があるからしっかり確認するようにって言われています、今の所何処も同じですけど、それを止める事はしません。


「行きたいのですわ!食べたいのですわよお母さま」

「仕方ないわね・・・アユムさん、申し訳ないのだけどお話は後日と言う事にして頂けるかしら?」

「大体の事は話したので問題はありません、ですがアルセル伯爵様、屋台は僕たちが開いているのでクレープ屋さんはやっていません、もしよければ昼食にお作りしましょうか?」


伯爵さまたちは目をパチパチさせて固まっています、僕たちが屋台をしていると知らなかったんですね。


「よ、よろしいのかしら?」

「これからお世話になりますからね、それ位当然です、もちろん屋台では出してないクレープも色々出します」


僕の提案を聞いてシャミルちゃんが目をキラキラさせ始めます、アルセル伯爵様もそれを見て安心した感じです。


「ごめんなさいアユムさん、お願い出来るかしら」

「良いんですよアルセル伯爵様、それじゃあシャミルちゃんはどんなクレープが食べたい?」

「わ、ワタクシは学園で噂になっていたチーズというクレープが食べたいですわ」


シャミルちゃんが両手を広げて体全体で要望してきました、ウキウキしていて可愛いって素直に思います、僕は早速厨房に向かい準備を始めました。
しおりを挟む
感想 43

あなたにおすすめの小説

『召喚ニートの異世界草原記』

KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。  ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。  剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。  ――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。  面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。  そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。  「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。  昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。  ……だから、今度は俺が――。  現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。  少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。  引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。 ※こんな物も召喚して欲しいなって 言うのがあればリクエストして下さい。 出せるか分かりませんがやってみます。

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜

mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】 異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。 『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。 しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。 そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。 彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。 最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。 一種の童話感覚で物語は語られます。 童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?

釈 余白(しやく)
ファンタジー
 毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。  その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。  最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。 連載時、HOT 1位ありがとうございました! その他、多数投稿しています。 こちらもよろしくお願いします! https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

インターネットで異世界無双!?

kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。  その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。  これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

処理中です...