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幸せのフォースステップ
74歩目 味方は敵
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「とやぁ~うりゃぁ~」
「ほらほらユニ、遊んでないでモンスターが来ましたよ」
ウモンが指を差した先には大きなカマキリがいました、ユニはヨーヨーを回してカマキリにぶつけ吹っ飛ばします、ウモンが更にモンスターの方角を指示するとユニは楽しそうにヨーヨーで倒していきました、木や岩に激突したカマキリたちは動かなくなり、サモンが倒した事を確認して収納にしまって行きます。
「これで10匹目ですね、これなら報酬も期待できるよ」
3人旅はかなり進んでいます、目的地はまだまだ先です、でもいくつかの村と街を経由しあと少しでマージョルです、ユニとウモンがモンスターを倒し、サモンが収納にしまってギルドに卸す、そんな毎日を過ごしていました。
ですが、その日の夜は少し違っていたんです、野営の場所に邪魔者が襲来しました。
「いたな、他種族の金持ち野郎!」
焚火の反対側から歩いて来た者たちは大きな剣や斧を持って現れました、ウモンが油断していたと顔を歪ませてます、サモンはユニを引き寄せていつでも動ける体勢です、ユニはその状態でもモグモグと干し肉を食べています。
「さぁ!命が惜しかったら金を出しな、そうすりゃー売らずに逃がしてやる」
ゾロゾロと歩いてきた男たちは全部で15人、サモンはおかしいと思い、倒す準備をしているウモンに待つように手で合図します。
「お前たち、オレたちがお金を持ってるなんて誰が言ってたんだ、旅をしているからそんなに持ってないぞ」
サモンが情報を探ろうと男たちに聞きます、しかし男たちは顔を見合って笑いだすだけでした。
「恐怖のあまりおかしくなったか?そんな事を知ってどうするんだ、それよりも早く出しやがれ!」
「そうだぞ、あまりオイラ達をイライラさせるな、他種族のくせによ」
男たちは今にも襲い掛かる体勢です、サモンはそれを見てウモンに目配せをしました、そしてウモンは変身を解いて本当の武器である三又の槍をサモンから受け取り構えたんです、その姿を見て男たちが恐怖に満ちた顔をします。
「久しぶりに戻ると解放された気分になるわね、やっぱりこの方は動きやすいわ、さぁ行くよ!」
「ひっ化け物!?」
男たちが焦って武器を振ります、ですが素早いウモンの槍に弾かれ武器が飛ばされていきました、そのまま男たちは槍で一突きされ倒れて行きます。
「なんだい、弱いにもほどがあるわ、サモンは手を出さないでよね」
「分かってるよウモン、オレはこいつに用がある」
「ひっ!?近づくな!」
変身を解いてユニを肩車しているサモンの前には、腰を抜かした男がいます、後ろにズルズルと下がって逃げようとしているけど上手く体が動きません、それでも動こうとしているのでサモンが三又の槍で足を一突きしました、男は悲鳴をあげています、でもしばらくして悲鳴は止みます、男の意識が薄れ目の焦点が合わなくなったんです。
「さすがサモンの毒だわ、効き目抜群ね」
男たちを倒したウモンが男を見降ろし、ぞっとしています、この毒で情報を取れなかった時は無いとウモンは呟きました、そしてサモンがその状態の男に質問して情報を聞き出し始めます。
「インターの村をオレたちが出たから後を着けて来たんだな」
「そうだ、3人なら楽勝だから、親分も賛成して襲った」
男がゆっくり喋っています、サモンはそこでおかしいと疑問が生まれています、ウモンとサモンは熱源で警戒をしていました、男たちが付けていたのなら気づいたはずと顔を見合っています。
「どうやってオレたちに気付かれずに来た、さっきは油断していたけど、いつもは分かるんだぞ、そんなに前からなら絶対に気付く」
「それは・・・1度見失って諦めていたんだが協力者が見つけてくれた、フードをかぶった奴だ、そいつが言った場所に来たらお前たちがいたんだ」
男がそう言った為、サモンがそいつの情報を聞き出そうとしました、だけど分からないと言って唸りだしたんです。
「苦しんでるって事は、こいつは知らないなサモン」
「そうだねウモン・・・仕方ない、こいつを刺客にしてオレたちは移動しよう、ユニ様すみません夕食は終わりです」
頭の上にいるユニに謝り移動の準備を始めました、ウモンは男に近づきの首筋に噛みつき毒を流します。
「うぅ~」
「お前はこれからアジトに戻り協力者を殺せ、そして出来るだけ他に者も倒すんだ良いな」
毒を流し込まれた男は頷き、ヨロヨロと歩いて行きました、ウモンはそれを見てサモンと一緒に移動の支度を始め、ため息をついています。
「失敗したなサモン、こんなことなら他の男どもも生かしておくんだったよ、あいつだけじゃ奇襲は失敗する」
「仕方ないよウモン、今は急いで移動することを考えよう、ちょっと警戒すれば今回みたいにはならないよ」
3人は移動を開始しました、ヨロヨロと歩いて行った男の目的地の場所には洞窟があります、男たちが酒を飲み帰りを待っています。
「遅いなあいつら・・・もしかして失敗したのか?」
「親分それは無いですって、たかが3匹の他種族ですぜ、楽勝過ぎてワイが行きたかったくらいでさぁ」
酒をジョッキに注ぎながら笑っています、親分もそれを聞き安心はしていました、でも本心ではソワソワしていて収まっていません、そこにフードをかぶった者が入り口から姿を現し、子分たちは武器に手を掛けたんです。
「平気だお前たち武器を降ろせ、この方は協力者だ、どうされましたかな?」
親分がフードの者の前で跪くと、その者の手には血みどろの男が引きずられていました、それを見て子分たちは叫びます。
「「「「「ザールコ!?」」」」」
「こいつ、ザールコって言うのね、こいつはね、わたしを見るなり攻撃してきたのよ、だから返り討ちにしてあげたわ、そんなに叫ばないでちょうだい」
フードを取りながらサラッと言います、子分たちはそれどころではありません、フードの者がかなりの美人だったからです。
「おお、親分・・・その女性は誰ですか?確か協力者って男性だと聞いていやしたけど、えらくべっぴんさんですぜ」
「そうだったなアルガン、それは嘘だったんだ、何処で情報が漏れるか分からんからな、そうですよねサキーナ様」
親分は立ち上がり手をコネコネとさせ女性の名前を呼びます、女性の周りを黒いモヤ覆い女性はサキュバスの姿に変わりました、子分たちはそれを見て武器を構えて警戒します、親分はその姿を見て喜びまた跪きます。
「エサその1、作戦はこのまま実行しましょ、こいつらもお前みたいに奴隷にして使うから捕まえなさい」
「はいっ!サキーナ様」
親分が素直に返事をして逃げる子分を捕まえ出します、サキーナに引きずって差し出し、サキーナは子分の首筋に口づけをして生気吸い上げます、子分は段々と力を抜き抵抗しなくなります、サキーナが離れるとその場に跪いてサキーナの足を舐めだしました。
「さぁこれであなたもエサよ、2番目ね」
「ありがとうございますサキーナ様、では他の物も捕まえます」
「ええよろしく」
子分たちはそれを見て逃げ惑います、唯一の出入り口にはサキーナがいる為、最後には全員がしもべに変わってしまいました。
「「「「「ご命令をサキーナ様」」」」」
男たちが跪き指示を待っています、サキーナは親分を四つん這いにして腰に座っています、変わりはてた子分たちを怪しい笑みを浮かべて指示を待ちます。
「良い子ね、では命令よエサたち、ユニという小娘を殺しなさい、邪魔をするサモンとウモンもよ、あいつらはヘビだから弱点のナメクジモンスターを捕まえて使う事、良いわね!」
「「「「「はっ」」」」」
男たちが指示を受け洞窟を走って出て行きました、残ったサキーナはゆっくりと外に出て夜空を見上げ笑っています。
「これで魔王様も目をお覚ましになるわ、あんな小娘の為に進軍しないなんてありえないのよ、早く戻って来てねエサども」
サキーナは背中から翼を出し他の場所に向かいました、計画をより成功に導く為に動きます。
「ほらほらユニ、遊んでないでモンスターが来ましたよ」
ウモンが指を差した先には大きなカマキリがいました、ユニはヨーヨーを回してカマキリにぶつけ吹っ飛ばします、ウモンが更にモンスターの方角を指示するとユニは楽しそうにヨーヨーで倒していきました、木や岩に激突したカマキリたちは動かなくなり、サモンが倒した事を確認して収納にしまって行きます。
「これで10匹目ですね、これなら報酬も期待できるよ」
3人旅はかなり進んでいます、目的地はまだまだ先です、でもいくつかの村と街を経由しあと少しでマージョルです、ユニとウモンがモンスターを倒し、サモンが収納にしまってギルドに卸す、そんな毎日を過ごしていました。
ですが、その日の夜は少し違っていたんです、野営の場所に邪魔者が襲来しました。
「いたな、他種族の金持ち野郎!」
焚火の反対側から歩いて来た者たちは大きな剣や斧を持って現れました、ウモンが油断していたと顔を歪ませてます、サモンはユニを引き寄せていつでも動ける体勢です、ユニはその状態でもモグモグと干し肉を食べています。
「さぁ!命が惜しかったら金を出しな、そうすりゃー売らずに逃がしてやる」
ゾロゾロと歩いてきた男たちは全部で15人、サモンはおかしいと思い、倒す準備をしているウモンに待つように手で合図します。
「お前たち、オレたちがお金を持ってるなんて誰が言ってたんだ、旅をしているからそんなに持ってないぞ」
サモンが情報を探ろうと男たちに聞きます、しかし男たちは顔を見合って笑いだすだけでした。
「恐怖のあまりおかしくなったか?そんな事を知ってどうするんだ、それよりも早く出しやがれ!」
「そうだぞ、あまりオイラ達をイライラさせるな、他種族のくせによ」
男たちは今にも襲い掛かる体勢です、サモンはそれを見てウモンに目配せをしました、そしてウモンは変身を解いて本当の武器である三又の槍をサモンから受け取り構えたんです、その姿を見て男たちが恐怖に満ちた顔をします。
「久しぶりに戻ると解放された気分になるわね、やっぱりこの方は動きやすいわ、さぁ行くよ!」
「ひっ化け物!?」
男たちが焦って武器を振ります、ですが素早いウモンの槍に弾かれ武器が飛ばされていきました、そのまま男たちは槍で一突きされ倒れて行きます。
「なんだい、弱いにもほどがあるわ、サモンは手を出さないでよね」
「分かってるよウモン、オレはこいつに用がある」
「ひっ!?近づくな!」
変身を解いてユニを肩車しているサモンの前には、腰を抜かした男がいます、後ろにズルズルと下がって逃げようとしているけど上手く体が動きません、それでも動こうとしているのでサモンが三又の槍で足を一突きしました、男は悲鳴をあげています、でもしばらくして悲鳴は止みます、男の意識が薄れ目の焦点が合わなくなったんです。
「さすがサモンの毒だわ、効き目抜群ね」
男たちを倒したウモンが男を見降ろし、ぞっとしています、この毒で情報を取れなかった時は無いとウモンは呟きました、そしてサモンがその状態の男に質問して情報を聞き出し始めます。
「インターの村をオレたちが出たから後を着けて来たんだな」
「そうだ、3人なら楽勝だから、親分も賛成して襲った」
男がゆっくり喋っています、サモンはそこでおかしいと疑問が生まれています、ウモンとサモンは熱源で警戒をしていました、男たちが付けていたのなら気づいたはずと顔を見合っています。
「どうやってオレたちに気付かれずに来た、さっきは油断していたけど、いつもは分かるんだぞ、そんなに前からなら絶対に気付く」
「それは・・・1度見失って諦めていたんだが協力者が見つけてくれた、フードをかぶった奴だ、そいつが言った場所に来たらお前たちがいたんだ」
男がそう言った為、サモンがそいつの情報を聞き出そうとしました、だけど分からないと言って唸りだしたんです。
「苦しんでるって事は、こいつは知らないなサモン」
「そうだねウモン・・・仕方ない、こいつを刺客にしてオレたちは移動しよう、ユニ様すみません夕食は終わりです」
頭の上にいるユニに謝り移動の準備を始めました、ウモンは男に近づきの首筋に噛みつき毒を流します。
「うぅ~」
「お前はこれからアジトに戻り協力者を殺せ、そして出来るだけ他に者も倒すんだ良いな」
毒を流し込まれた男は頷き、ヨロヨロと歩いて行きました、ウモンはそれを見てサモンと一緒に移動の支度を始め、ため息をついています。
「失敗したなサモン、こんなことなら他の男どもも生かしておくんだったよ、あいつだけじゃ奇襲は失敗する」
「仕方ないよウモン、今は急いで移動することを考えよう、ちょっと警戒すれば今回みたいにはならないよ」
3人は移動を開始しました、ヨロヨロと歩いて行った男の目的地の場所には洞窟があります、男たちが酒を飲み帰りを待っています。
「遅いなあいつら・・・もしかして失敗したのか?」
「親分それは無いですって、たかが3匹の他種族ですぜ、楽勝過ぎてワイが行きたかったくらいでさぁ」
酒をジョッキに注ぎながら笑っています、親分もそれを聞き安心はしていました、でも本心ではソワソワしていて収まっていません、そこにフードをかぶった者が入り口から姿を現し、子分たちは武器に手を掛けたんです。
「平気だお前たち武器を降ろせ、この方は協力者だ、どうされましたかな?」
親分がフードの者の前で跪くと、その者の手には血みどろの男が引きずられていました、それを見て子分たちは叫びます。
「「「「「ザールコ!?」」」」」
「こいつ、ザールコって言うのね、こいつはね、わたしを見るなり攻撃してきたのよ、だから返り討ちにしてあげたわ、そんなに叫ばないでちょうだい」
フードを取りながらサラッと言います、子分たちはそれどころではありません、フードの者がかなりの美人だったからです。
「おお、親分・・・その女性は誰ですか?確か協力者って男性だと聞いていやしたけど、えらくべっぴんさんですぜ」
「そうだったなアルガン、それは嘘だったんだ、何処で情報が漏れるか分からんからな、そうですよねサキーナ様」
親分は立ち上がり手をコネコネとさせ女性の名前を呼びます、女性の周りを黒いモヤ覆い女性はサキュバスの姿に変わりました、子分たちはそれを見て武器を構えて警戒します、親分はその姿を見て喜びまた跪きます。
「エサその1、作戦はこのまま実行しましょ、こいつらもお前みたいに奴隷にして使うから捕まえなさい」
「はいっ!サキーナ様」
親分が素直に返事をして逃げる子分を捕まえ出します、サキーナに引きずって差し出し、サキーナは子分の首筋に口づけをして生気吸い上げます、子分は段々と力を抜き抵抗しなくなります、サキーナが離れるとその場に跪いてサキーナの足を舐めだしました。
「さぁこれであなたもエサよ、2番目ね」
「ありがとうございますサキーナ様、では他の物も捕まえます」
「ええよろしく」
子分たちはそれを見て逃げ惑います、唯一の出入り口にはサキーナがいる為、最後には全員がしもべに変わってしまいました。
「「「「「ご命令をサキーナ様」」」」」
男たちが跪き指示を待っています、サキーナは親分を四つん這いにして腰に座っています、変わりはてた子分たちを怪しい笑みを浮かべて指示を待ちます。
「良い子ね、では命令よエサたち、ユニという小娘を殺しなさい、邪魔をするサモンとウモンもよ、あいつらはヘビだから弱点のナメクジモンスターを捕まえて使う事、良いわね!」
「「「「「はっ」」」」」
男たちが指示を受け洞窟を走って出て行きました、残ったサキーナはゆっくりと外に出て夜空を見上げ笑っています。
「これで魔王様も目をお覚ましになるわ、あんな小娘の為に進軍しないなんてありえないのよ、早く戻って来てねエサども」
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