異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

7章貴族

107話 領主の仕事

俺たちは領主の館に来ていた。

孤児院で朝食を取っていると領主の館から使いが来たからだ。




領主の館の人
「ようこそケイイチ様、この度ケイイチ様に仕えるように言われて参りました、セーブルです、何なりと申し付けてください」


40歳くらいの紳士が頭を下げてきた。


ケイイチ
「よろしくお願いします、まさかこんなに早くに呼ばれるとは思いませんでしたよ」

セーブル
「左様でしたか、それではどうぞこちらに」


俺たちは二階の部屋に案内された。



そこはどうやら領主の仕事部屋らしい、セーブルさんが仕事の説明をしてくれたが基本的に、ミーネルさんが言っていた通りみたいだ。


ケイイチ
「・・・まあこれなら俺でもできますけど、いいのですかねこんなんで」

セーブル
「よろしいかと思います、以前よりは遥かに」


セーブルさんが黒い笑顔になっているよ、ほんとにあの領主はとんでもなかったみたいだね。


俺は就任の手続きと急ぎの書類を見てサインをした、そして今後仕事をしてくれる人たちを紹介され挨拶をした。




仕事をしてくれる人は50人位いたよ、はっきり言って覚えられるわけない、次会う時にセーブルさんに聞きながら覚えるよ。うん




館を出て昼食を適当な食事屋で取っていると俺は驚いた、チーズが食事に入っていたのだ。


前に商人になった鈴木タカラさんに無いから作りましょうと言ったが、こんなに早く出来るとは思わなかったのだ、味はまだまだのようだったが及第点だろう。


今後も頑張ってほしいものだねっと俺たちは食事を終え、冒険者ギルドに向かった。




まだ約束の3日は経っていないけど領主になったので挨拶をする為に行ったのだ。





ギルドに入るとミレーネさんが対応してくれて、ギルドマスターの部屋に案内されそこで二人に改めて挨拶をした。


ケイイチ
「俺にどこまでできるか解りませんが、今後ともよろしくお願いします」

ミーネル
「おう、よろしくな」

ミレーネ
「よろしくお願いしますね」


俺は鞄からクッキーなど色々な種類が入ったおかし袋をＤＰで交換して2つずつ二人に渡した。


俺は開け方と食べ方を教えて、今度は商業ギルドに向かった。




すぐに受付がギルドマスターの部屋に案内してくれたので冒険者ギルドと同様に挨拶をしてお菓子を渡した。


ダンショウ
「このお菓子を売る気はないかいケイイチ」


お菓子に食いついて今後商品として卸すことを約束した。

価格は200Ｐで交換できるので安くても良かったのだが、ダンショウが贅沢品だからと大銅貨20枚になった・・・化粧水と同じくらいのぼったくりだがまあいいか、次の卸日から渡すと言って孤児院に戻った。




夕食時商人のタカラさんに会ったのでチーズの話をしたら喜んでいた、かなり苦労しているようで少し疲れた顔をしていた、ほどほどにするように言っておいたよ。



魔道具店に通っている竹林さんとも会った、仕事の事を聞いてみると何と冷蔵庫を作ることに成功したらしく、今は増販体制を立てているところなのだそうだ。


そういえば今日の領主の仕事にそんなのが有ったなと思いだしたよ、俺は称賛し領主として応援すると言っておいた。


なんか鈴木さんと竹林さんが驚いていたけど・・・そういえば言ってなかったかもしれないね、なんかごめんね。


その後シューミに商品が増えたことを伝え商品を渡しておいた。


ＤＰ使用

お菓子詰め合わせ（200Ｐ）1100個
（1000個はルーに渡した）
22万Ｐ


収入DP

監禁者　　　　　432000DP
ダンジョン全般　211000DP


残りＤＰ

ＤＰは1千253万Ｐ。