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7章貴族
115話 王都へ
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領主の館で俺たちは朝を迎え、朝食の準備で厨房に向かい鞄から出した後、姫様と食事をした。
ローディアナ
「これも素晴らしく美味しいわね」
ケイイチ
「お口に合って良かったです、それで飛空艇を見るのは俺たちが冒険者ギルドに行ってからで良いですか?」
ローディアナ
「ええ、それはもちろん、ケイイチ様のご迷惑にならないようにしますから」
俺たちが館に帰ってくるまで待っていてくれるそうだ。
俺たちは昼に王都に向かうのであまり時間がない、最近俺たちは常連になっている薬屋に素材を売って、朝の混んでない時間に冒険者ギルドに向かうようになっていた。
今日は姫様の接待でギルドが混んでいない時間になっているので、すぐにギルドに向かった。
ケイイチ
「どうもフェートさん、素材の買取をお願いします」
フェート
「どうもケイイチさん、今日はどんなすごいモンスターですか?」
この受付嬢は前にエルフかな?っと思っていた人だ、彼女は朝受付にいて、何故だか俺担当になっている。
ケイイチ
「今日はちょっと少ないですが、これです」
俺はダンジョンで狩ったモンスター
レッドボア・レッドスネーク・レッドオーガ・レッドハンドの素材を肉と魔石以外を出した。
レッドボアのキバ32
レッドボアの皮34
レッドスネークの皮20
レッドスネークのキバ10
レッドオーガの皮20
レッドハンドの欠片10
フェート
「・・・全然少なくないじゃないですか」
俺たちは奥の部屋に連れていかれて素材を渡して待っているとフェートさんが戻ってきた。
フェート
「素材の査定が終わりました、こちらです」
俺たちは紙の内容を見て確認した。
レッドボアのキバ
32×銀貨1枚
レッドボアの皮
34×銀貨3枚
レッドスネークの皮
20×銀貨3枚
レッドスネークのキバ
10×銀貨3枚
レッドオーガの皮
20×銀貨10枚
レッドハンドの欠片
10×大銅貨2枚
計銀貨424枚大銅貨20枚
となった。
ケイイチ
「はい解りました」
フェート
「それではこれが代金です」
俺たちは最近こうやって別室に行くので代金をこっちに持ってきてくれるようになった。
ケイイチ
「ありがとうございます、じゃあ俺たちはこれで」
俺たちは孤児院に戻りシューミに王都に行く前の挨拶をして領主の館に向かった。
ローディアナ
「あらケイイチ様、お早いですね」
ケイイチ
「そうですか?じゃあ行きましょうか」
姫様の馬車で街の外に出た。
ケイイチ
「そろそろ良いですかね」
俺がそう言ったので姫様が侍女に合図して馬車を止めた。
ケイイチ
「じゃあ出しますから少し待ってくださいね」
俺は鞄から飛空艇を2機出した。
ローディアナ
「これがヒクウテイですか、大きいのですね」
ケイイチ
「ええ、これでも小さい方ですよ、じゃあ中にどうぞ」
俺が先に入って中を案内した。
侍女や騎士が周りを調べているが解るのかな?
ローディアナ
「これは何ですか?ケイイチ様」
姫様が冷蔵庫を指さして質問してきた。
ケイイチ
「それはですね、冷蔵庫って言って中に食べ物を入れて保管する魔道具です」
姫様が扉を開けて驚いていた、ここにあるのは日本のだが、量産し始めたから言っても平気だろう。
侍女と騎士が調べ終わったのが昼少し前だった。
飛空艇の外で食事を摂り、王都に出発すべく乗り込んだ。
サラと言う侍女さんが、姫の乗る方になるべく護衛を乗せたい、と言ってきたので1機に俺とミキ・姫を含めた15人が乗り、残った者と馬車の馬はサーニャンが操縦する機体に乗って貰った。
馬車本体は俺の鞄の中だ。
ケイイチ
「では皆さんベルトを締めましたね」
ミキに確認して貰った。
ケイイチ
「では出発します」
俺は運転が上達したのでGが掛からずに発進できた。
ケイイチ
「はい、もうベルトを外して良いですよ、ミキ姫様たちの接待をお願いね」
ミキがいやそうな顔をしていたけど、日本の物の説明をできるのがミキだけなのでやってもらった。
まあ1時間もしないのだから頑張ってもらおう。
空の旅を楽しんでもらいたかったが、姫たちは日本の物の説明を聞き、驚くだけで王都の近くまで来てしまい、席に着いてもらって着陸した。
ローディアナ
「はぁ~、もう少し乗っていたかったわ」
外に出て姫様がそう呟いていたね、俺は喜んでもらえたようなので、まあいいかと思った。
なんなら1機渡してもいいかもしれない、婚約したんだし、何度も俺たちのいる街まで来るには時間が掛かるからね。
俺たちは再び馬車に乗って王都に向かった。
20分くらいして王都の門前に着き門番に何かを見せて通れた、こんなに簡単でいいのかな?
俺たちは馬車の中から王都の町並みを眺めたがフェルトより栄えていた、家の作りはあまり変わらないけど、城下町って感じだったね。
馬車はそのまま城の中に入って行き、俺たちは待合室に案内され、部屋の中にあった椅子に座って待った。
結構待ちましたよ、2時間くらいかな?
やはりこんなに早く来るとは思ってなかったのかもしれないね。
やっとノックがされ侍女さんが部屋に入ってきて俺たちを玉座の間に案内してくれた。
俺たちは侍女さんに教えられた通りに、王が座っている椅子の階段の下から2歩ほど下がった所に片膝を付いて膝間づいた。
王様
「よく参ったケイイチとやら、それにその仲間たちよ、私はクロイツ8世だ」
挨拶から始まり長い話の後、大臣っぽい人が四角いお盆に紙と袋を持ってきたので受け取り、俺たちは退出して謁見は終わった。
ケイイチ
「結構あっけなく終わったな」
ミキ
「そうだといいけどねぇ~」
ミキが不吉なことを言っている。
俺たちが最初に案内された部屋で話ていると扉がノックされ誰かが扉をあけて入ってきた。
ローディアナ
「これも素晴らしく美味しいわね」
ケイイチ
「お口に合って良かったです、それで飛空艇を見るのは俺たちが冒険者ギルドに行ってからで良いですか?」
ローディアナ
「ええ、それはもちろん、ケイイチ様のご迷惑にならないようにしますから」
俺たちが館に帰ってくるまで待っていてくれるそうだ。
俺たちは昼に王都に向かうのであまり時間がない、最近俺たちは常連になっている薬屋に素材を売って、朝の混んでない時間に冒険者ギルドに向かうようになっていた。
今日は姫様の接待でギルドが混んでいない時間になっているので、すぐにギルドに向かった。
ケイイチ
「どうもフェートさん、素材の買取をお願いします」
フェート
「どうもケイイチさん、今日はどんなすごいモンスターですか?」
この受付嬢は前にエルフかな?っと思っていた人だ、彼女は朝受付にいて、何故だか俺担当になっている。
ケイイチ
「今日はちょっと少ないですが、これです」
俺はダンジョンで狩ったモンスター
レッドボア・レッドスネーク・レッドオーガ・レッドハンドの素材を肉と魔石以外を出した。
レッドボアのキバ32
レッドボアの皮34
レッドスネークの皮20
レッドスネークのキバ10
レッドオーガの皮20
レッドハンドの欠片10
フェート
「・・・全然少なくないじゃないですか」
俺たちは奥の部屋に連れていかれて素材を渡して待っているとフェートさんが戻ってきた。
フェート
「素材の査定が終わりました、こちらです」
俺たちは紙の内容を見て確認した。
レッドボアのキバ
32×銀貨1枚
レッドボアの皮
34×銀貨3枚
レッドスネークの皮
20×銀貨3枚
レッドスネークのキバ
10×銀貨3枚
レッドオーガの皮
20×銀貨10枚
レッドハンドの欠片
10×大銅貨2枚
計銀貨424枚大銅貨20枚
となった。
ケイイチ
「はい解りました」
フェート
「それではこれが代金です」
俺たちは最近こうやって別室に行くので代金をこっちに持ってきてくれるようになった。
ケイイチ
「ありがとうございます、じゃあ俺たちはこれで」
俺たちは孤児院に戻りシューミに王都に行く前の挨拶をして領主の館に向かった。
ローディアナ
「あらケイイチ様、お早いですね」
ケイイチ
「そうですか?じゃあ行きましょうか」
姫様の馬車で街の外に出た。
ケイイチ
「そろそろ良いですかね」
俺がそう言ったので姫様が侍女に合図して馬車を止めた。
ケイイチ
「じゃあ出しますから少し待ってくださいね」
俺は鞄から飛空艇を2機出した。
ローディアナ
「これがヒクウテイですか、大きいのですね」
ケイイチ
「ええ、これでも小さい方ですよ、じゃあ中にどうぞ」
俺が先に入って中を案内した。
侍女や騎士が周りを調べているが解るのかな?
ローディアナ
「これは何ですか?ケイイチ様」
姫様が冷蔵庫を指さして質問してきた。
ケイイチ
「それはですね、冷蔵庫って言って中に食べ物を入れて保管する魔道具です」
姫様が扉を開けて驚いていた、ここにあるのは日本のだが、量産し始めたから言っても平気だろう。
侍女と騎士が調べ終わったのが昼少し前だった。
飛空艇の外で食事を摂り、王都に出発すべく乗り込んだ。
サラと言う侍女さんが、姫の乗る方になるべく護衛を乗せたい、と言ってきたので1機に俺とミキ・姫を含めた15人が乗り、残った者と馬車の馬はサーニャンが操縦する機体に乗って貰った。
馬車本体は俺の鞄の中だ。
ケイイチ
「では皆さんベルトを締めましたね」
ミキに確認して貰った。
ケイイチ
「では出発します」
俺は運転が上達したのでGが掛からずに発進できた。
ケイイチ
「はい、もうベルトを外して良いですよ、ミキ姫様たちの接待をお願いね」
ミキがいやそうな顔をしていたけど、日本の物の説明をできるのがミキだけなのでやってもらった。
まあ1時間もしないのだから頑張ってもらおう。
空の旅を楽しんでもらいたかったが、姫たちは日本の物の説明を聞き、驚くだけで王都の近くまで来てしまい、席に着いてもらって着陸した。
ローディアナ
「はぁ~、もう少し乗っていたかったわ」
外に出て姫様がそう呟いていたね、俺は喜んでもらえたようなので、まあいいかと思った。
なんなら1機渡してもいいかもしれない、婚約したんだし、何度も俺たちのいる街まで来るには時間が掛かるからね。
俺たちは再び馬車に乗って王都に向かった。
20分くらいして王都の門前に着き門番に何かを見せて通れた、こんなに簡単でいいのかな?
俺たちは馬車の中から王都の町並みを眺めたがフェルトより栄えていた、家の作りはあまり変わらないけど、城下町って感じだったね。
馬車はそのまま城の中に入って行き、俺たちは待合室に案内され、部屋の中にあった椅子に座って待った。
結構待ちましたよ、2時間くらいかな?
やはりこんなに早く来るとは思ってなかったのかもしれないね。
やっとノックがされ侍女さんが部屋に入ってきて俺たちを玉座の間に案内してくれた。
俺たちは侍女さんに教えられた通りに、王が座っている椅子の階段の下から2歩ほど下がった所に片膝を付いて膝間づいた。
王様
「よく参ったケイイチとやら、それにその仲間たちよ、私はクロイツ8世だ」
挨拶から始まり長い話の後、大臣っぽい人が四角いお盆に紙と袋を持ってきたので受け取り、俺たちは退出して謁見は終わった。
ケイイチ
「結構あっけなく終わったな」
ミキ
「そうだといいけどねぇ~」
ミキが不吉なことを言っている。
俺たちが最初に案内された部屋で話ていると扉がノックされ誰かが扉をあけて入ってきた。
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