異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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10章魔王

204話 査定官とダンジョン

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ミキ
「あの人平気かしら?」


家に着くまでの道中でミキが聞いて来た、まあそうだよね。


ケイイチ
「あれだけ自信があるんだから平気なんじゃないかな」

イーレ
「ケイイチ様にあのような態度を取っている人は、一緒に行って痛い目を見ればいいのです」


何かイーレが後ろで怖い事を小声で言っているね。


ケン
「じゃあ僕たちは武具屋に行ってきますね」

ケイイチ
「ああ、良い武器が見つかるといいね」


俺は遠征の話を二人にして別れた、こう言っておけば頑張って探すと思ったからだ、ケンは装備に関心が無いようなんだよねー。


二人と別れて家に戻ってきたので、俺とサーニャンで119階、前の99階にコアルームの扉を使って行き、転移して戻ってきた。

増設して階層が変わった為、1階からしか行けない、それに100階より上は行けないだろう、時間もないので反則だがそうした。


ケイイチ
「よし、準備できたし行こうか」


二人にそう言って待ち合わせの場所に向かった。


待ち合わせの場所に着くと人が大勢いて何やらざわついていたよ。


冒険者A
「おい、あれ査定官のフルーティアじゃないか?」

冒険者B
「え!冒険者になって1年でAランクに上がって査定官になったって噂のか?」

冒険者A
「ああ、あの噂のだ、それにそろそろSランクに上がるって話も聞いたな」


へーもうじきSに上がるのか、だからあんなに自信があったんだね。


ケイイチ
「これならクリスタルでも行けそうだね」


俺は小声でサーニャンとミキに言った。


サーニャン
「どうでしょう?」

ミキ
「きついと思うわ、私は」


二人に同意が貰えなかったが向こうはやる気満々だからなー、死なないように注意してあげよう。


ケイイチ
「お待たせしました、フルーティアさん」


周りがざわめいている中、俺たちは声を掛けた。


フルーティア
「な!なんですかその装備は」


俺たちの装備を見てフルーティアが一歩下がって驚き、周りは更に騒めきだした。


ケイイチ
「いつもこれですけど、何か悪かったですか?」


フルーティア
「・・・いえ、行きましょう」


なにが気に入らなかったのかわからないが俺たちは転移水晶のある部屋に向かった。


ケイイチ
「さて、何階にいこうか」

119階に行く為の経由だけだから何処でもいいんだよねー。



サーニャン
「そうですね、取り合えず人が居ない階に行きましょう」


サーニャンの意見通りにとりあえず60階に転移した。


ケイイチ
「じゃあ119階に転移しましょう」


フルーティア
「え、ええ」


転移水晶を出すとフルーティアが顔を引きつらせていた。


ケイイチ
「ここはクリスタルのモンスターが出ますから、十分注意してくださいね」

フルーティア
「く、クリスタルー!?そんなモンスターどうやってこの人数で倒すのよ」


え⁉︎


ケイイチ
「武器に魔力を通せば倒せますけど・・・」


フルーティア
「・・・」


何故かフルーティアが固まってしまった。

どうしようか話が進まないね。


ケイイチ
「じゃあ俺とミキが先頭を歩いて、次にフルーティアさんが付いて最後がサーニャンで行こうか」


フルーティア
「な!それじゃ私がお荷物みたいじゃないのよ」

ケイイチ
「だってクリスタルのモンスターを倒せる自信ないんでしょ?」

フルーティア
「そ、それはそうだけど」


納得していないねー、もう一押ししておくかな。


ケイイチ
「それにフルーティアさんは査定官でしょ、別に戦わなくてもいいですよ、護衛をしながら戦うのも査定の範囲内になりますからね」


フルーティアさんが少し考えた後、了承してくれたので俺たちは先に進んだ。
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