異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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12章学園大会

323話 ベルートルたち

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どうもベルートルといいます、僕はある国の王子なんです。


ベルートル
「ねぇミーテアルほんとにここにいるの?」


僕たちは護衛と一緒にある人に会いに来ました、ある目的のためにです。


それは来年入学する学園の選別です、ほんとは何処でもよかったのです、だってどこも変わりませんよ。

ちょっと戦闘を強化してるとか勉学を押してるとか、王族や優秀な貴族の子供が多くいるとかくらいです。

ほんとどこでもいいですよ・・・ここに来る前はそう思っていました、あの開会式を聞くまではです。


お父様が大会にクリスタルの鎧を貸したのでその関係で招待され、僕たちが壇上に座っていると彼が突然上がってきました。

その時は無礼な人だなぁっと思いましたが話を聞くと子供の事を思っている優しい人なんだと思いました。

演説を聞き彼の事を調べました、なんとあの景品の見返りは何も要らないと言っているそうです、まあ彼から言ってきたことですけど無償で景品を提供するなんてありえません、そんな彼がどんな人なのか知りたくなり惹かれました、指導してもらうならケイイチ様がいいです、ですから会いにきました。




ミーテアル
「もちろんよ、ちゃんと調べましたわ、ねえラミナ」

ラミナ
「はっ間違いありません」


護衛のラミナが言っています、まああんなすごい景品を無償で出す人ですから、これも何かすごい物なのでしょうけど。


ベルートル
「陸にある船ってなんだか変な感じだね」

ミーテアル
「まあそうですわね、さあ行きますよ」


僕たちが中に入るとモグラの獣種が2人走って来ました。

モグラの獣種は手先が器用で有名ですからきっと船の整備などをさせているのでしょう。


モグラの獣種A
「なにかようグルか?」

モグラの獣種B
「勝手に入ると困るモグよ、外で待っててほしかったモグ」

アザト
「きさまらこの方たちは」

ベルートル
「アザトダメだよ」


僕は護衛のアザトをすぐに止めました、勝手に入ったのはこっちですしケイイチ様に悪い印象を持ってほしくありません。


ベルートル
「すみません勝手に入ってしまって、ケイイチ様はいらっしゃいますか?」


僕たちはモグラの獣種二人に自己紹介をし説明をしました。

モグラの二人は分かってくれたようで頷いています。


モグラの獣種A
「そうグルか、主なら姫様たちと訓練場グルね、案内するグル」

ベルートル
「ありがとうモグラくん、(訓練ですか)」

ミーテアル
「楽しみねベルートル!いったいどんな訓練をしてるのかしらね」


僕たちは小声で話して後に付いていき訓練場に着きました、驚きです。


アザト
「なぜこれほど広いのだ」


このキュワルムの4分の1くらいはあるかと思う広さだったのです。


ベルートル
「ほんとだね、どうなってるのかな?」

ミーテアル
「これは・・・もしかして魔族が後ろにいるかもしれませんね」


ミーテアルは色々知っているのです、僕と同じ9歳なのにです。


ベルートル
「そうなの?」

ミーテアル
「ええ、この技術は魔族が少し前に開発した物ですよ」


僕たちはそれを聞いて少し緊張しました、魔族が後ろにいるとなるとケイイチ様に近づくのは危険かもしれません、でも僕は。


ベルートル
「ケイイチ様に指導をしてほしいよ僕は」

ミーテアル
「それはわたくしもです、後ろにどんな方がいてもケイイチ様はケイイチ様です、あの演説でも分かります」


そうです、自分たちの学園の子供たちの事を思っていて、更に他の学園の子たちの事まで考えあれほどの支援をしたのです、それも無利益でです。

そんな人が魔族と一緒に攻めてくるなんて考えにくいです。


ケイイチ
「どうもお二人さん、ここにどんな用ですか?」


訓練をしている人たちを見ているとケイイチ様が近づいてきてくれました、ですが。


アザト
「き、きさま!なんだその口の利き方は」


アザトが剣を抜いてしまった!?さっきの話を聞いて警戒を強くして反射的にかもしれません、他の護衛はその後すぐ剣を抜いていました、これはまずいです。


ベルートル
「こら!よさないかアザトこっちが勝手にきたんだぞ」

ミーテアル
「そうですよ、みんなもいいですね」


アザトたちがすぐに剣を収めました、ですが顔がまだ警戒しています。

これはますますまずいですね何とかしないと。


ケイイチ
「はぁ~それで話を戻しますけど」

ベルートル
「はい、すみませんでした、それで話なのですが」


僕はすぐにケイイチ様の手を取って称賛しました、これしか思いつきませんでした。


ベルートル王子
「あなたは素晴らしい、ぜひ私たちの先生になってください」

ケイイチ
「え!?」

ミーテアル王女
「お願いしますケイイチ様」


僕の考えにミーテアルも乗ってくれました、お願いが通らないのは解り切っています、ですがあの空気を変えるにはこれしかないです。


ケイイチ
「それは無理だよ、俺には帰るところがあるんだ」

ベルートル王子
「どうしてもダメでしょうか?報酬は保証しますが」


そうですよね、分ってます報酬も言いましたがそんなことで意見を変えない人なのも知っています。


ケイイチ
「報酬の問題じゃないよ、俺はクロイツ王国から離れたくない」

ミーテアル
「くぅぅーさすがですね!」

ベルートル
「ほんとですね、でもやはりだめですか」


やりました、ケイイチ様の警戒した顔が緩んでいます、その後お話をして仲良くなり、食事や訓練に参加させてもらいました。

想像していた通りの優しい人でした、僕たちの護衛にも気を配っていましたね、後に聞いたのですがスタミナポーションをくれようとしたそうです。


ミーテアル
「決まりですねベルートル」

ベルートル
「そうだね、僕はすごく楽しみだよ」

ミーテアル
「そうねわたくしも楽しみ、クロイツ学園かぁラミナ情報を集めておいてね」

ラミナ
「はっ招致しております」


専属の先生にはなって貰えませんでしたが、学園に行けば指導をしてもらえるはずです。
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