異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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13章奮闘

344話 戦争準備

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俺は言っていいのか迷ったが言う事にした、嘘は言いたくないし真実を教えておきたいのだ、もちろん口止めはする。


ケイイチ
「そうだね、準備をしてるのは本当だよ、すでに近くにあった獣人の国が滅ぼされた」


みんながすごく驚いているね、テルムはシュルーテにしがみついて震えているよ、やっぱりショックが大きいかな。


ガッテム
「やはりのう」

リサ
「どうも動きが変だと思ったわ」


リサが言っていたがブレーグルは武器などを頻繁に作っていて戦争の準備をいつもしていたらしい。

今回は更に兵も集めていたので変だと思っていたそうだ。


ローナ
「でもさーどうして急に戦争をしようなんて思ったのかな?」


それは恐らくあれが原因だと思う、兵を集めている場所が語っているよ。


リナ
「西の魔王が討伐されたからだろ」

ローナ
「え!?そうだったの!誰よその強者は」

リナ
「さぁな、それは俺も知らん」


何故か全員が俺を見てきたが俺じゃないからね。


ラッシュ
「(ゴホン)ブレーグルは魔族の領地を手に入れたいんだろうな」


俺がみんなの視線を貰っているとラッシュが言ってくれた。

確かにブレーグルは北に兵を集めているからそのまま北上して魔族の領地を手に入れたいのかもしれない。


リサ
「そ、そうですよね、まさかこっちでは戦いませんよね」

シュルーテ
「それはないですよ、だってブレーグルって言ったらベルメルテの次に大きな国ですよ」

ボイル
「だな、そのまま準備して北に進軍するのが普通だろうな」


みんなが頷いている、まあテルムを安心させたいのだろう、だがおそらくは。


ケイイチ
「いや南のエルフの国はきっと襲われるぞ」

テルム
「そんな!?」


テルムが再び隣に座っていたシュルーテに抱き着いていた、心配させてごめんなでもほんとの事だ。


ラッシュ
「何故だケイイチさん!?どうしてそう思うんだ」

ボイル
「そうだぜ、魔族の土地を手に入れたいならすぐにでも進軍するだろ」

ケイイチ
「そう、そこだよボイル」


俺が指を刺してボイルに言うとわかりませんって顔をしていた。


ケイイチ
「戦争の準備をしている場所に原因があるんだよ」


俺はバックに入っていたこの世界の地図を出して広げた。


ボイル
「すげぇ、こんな精密な地図始めて見たぞ」


商品欄にあったしちゃんとこの世界の名前だったから出したんだけど、密かに誰かが作っているのだろうか?


ケイイチ
「ここがブレーグルだろ、そして戦争の準備をしているのがこことここなんだ、どうかな変だろ」


ブレーグルの領土の北と南で兵を集めている、ほんとなら中央の王都と北に集めるはずなんだ。


テルム
「私の国は」

ケイイチ
「おそらく北に進軍して領地を広くするってのは当たりだと思う、でも長期戦を考えているのか一気に領土を多く獲得したいのかわからないけど、南にも進軍して兵を補充しようとしてるんだ」


自分たちの住民を使わず他国の住民を奴隷にして使った方が良いと判断したのだろう。

恐らく獣人の国の人たちはそれで使われると思う、生き残った者は北に移動中だ。



それかもしかしたら影の言っていた実験に使うのかもしれない。


ボイル
「クソ!他種族迫害主義者が考えそうなことだぜ」

リサ
「ほんとね!?いい迷惑よ」


俺も同意見だ、やるなら自分たちだけでやってほしいものだ。


テルム
「ケイイチ」


震えた声でテルムが俺を呼んだ、心配だよね俺はテルムを撫でて言ってあげたよ。


ケイイチ
「大丈夫さテルム、まだ開戦には時間があるし手紙にも書いておいた」

テルム
「でも」

ケイイチ
「心配だよね、じゃあ教えようかどうして南を攻めようとしてるんだっけ?」


みんなの顔を見ながら言って見た、まあさっき言ったから分かると思う。


ボイル
「そ、そりゃー兵士がほしいんだろ?」

ポーリッシュ
「そうだよケイイチさん、さっき自分で言ってたじゃん」

ケイイチ
「ああそうだね、じゃあどうして兵士が必要なのかな?」


俺がまた質問したらテルムが手を挙げて言ってきた。


テルム
「北で使うから」

ケイイチ
「うんうんそうだね、北の戦争の増援として使う為だね」

ポーリッシュ
「それは解ってるよケイイチさん、だから困ってるんじゃん」


まあそうなんだけど、要はどういった用途で必要かなんだよね。


ケイイチ
「テルム、君の国は運がいいよ、これが増援でなく初戦の兵力にされるんだったら打つ手がなかった」


獣人の国はほんとに可哀そうだった、それがあったから調査も出来たんだけど。

影の話では獣人の戦闘が出来ない者たちは全員あの実験に使われ、特殊な爆弾魔道具を量産しているらしい。


テルム
「???」

ボイル
「ケイイチそれはどういう意味だ?」

ケイイチ
「増援ってのはさ後に戦場に行くものだろ、だからさ」


分かりませんって顔に出ているねボイル、解らないかな。


リサ
「そうか、時間かケイイチ」

ケイイチ
「そうさ、増援が来ても間に合わなかったら意味がないんだ」


そう奴隷兵とかは最初に出すのが定石だと思う、それなのに増援として後に連れて行こうとしている、これは恐らく進軍した後に使う予定なのだろう、例えば城攻めとか。


ケイイチ
「だから南で戦争をしても、間に合いませんよって感じにする」

リサ
「ど、どうやって?」


リサが聞いてきた、時間稼ぎをする方法ならいくらでもあるんだよ、まあ場所によるけどね。

だからテルムの所は全然問題はない。


ケイイチ
「テルムはホントに運がいいよ、森ならいくらでも罠を張れるからね」

テルム
「じゃ、じゃあ」

ケイイチ
「そう、森に罠を張りまくって時間を稼ぐ、来た者たちがいやになるほどね」


俺が笑って言うとみんなが引いていたよ、そんなに怖い顔してたのかな?
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