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13章奮闘
345話 作戦を考えよう
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テルム
「ケイイチありがと」
ケイイチ
「まだ早いよテルム、そっちも気を付けてね」
みんなを見送りシューミと孤児院に入って行った。
シューミ
「ケイイチさん大丈夫なんですか」
ケイイチ
「まあ今から準備すれば間に合うかな」
恐らく開戦は2か月後くらいになるだろう、それまでに準備をしてテルムの村の人と話を付け、出来れば国の偉い人と話をしたい、移動を考えるとちょっときついかもしれないが俺には飛空艇と転移がある。
テルムには転移水晶を持たせたからすぐに知らせに行けるから俺の所に来るのも早いだろう、後は向こうの話し合い次第だ。
だがそれが長引けばそれだけ対策をする時間が減る、了承を得てからすぐに作業に取り掛かれるようにだけはしておかないとね。
ケイイチ
「でも基本俺は孤児院にいるよ、まだみんなの出産が待ってるからね」
準備だけなら資材などをダンジョンで収集するだけなので、それほど外出はしないだろう、まあ俺もみんなが心配だからしたくない。
何故普通に罠を作ろうとしているかというとダンジョンで使える罠を設定で外で使えるようにしたくて試したが使えなかったからなんだ。
それが出来れば落とし穴とか閉鎖部屋とかを使えたのに、まあ使えない物はしょうがないとあきらめたよ。
まだ方法はあるってことで資材を調達することにしたんだ。
シューミ
「よかったです、一人で行ってしまうのかと思いました」
ケイイチ
「行くことにはなるよ、でも転移で行ってきて作戦を教えてすぐ帰って来る、戦闘が始まっても参加はしないつもりだよ」
俺がそう言うとシューミがジッと見てきた。
シューミ
「でも必要だったら参加するんですよね」
ケイイチ
「ま、まあね、そうならないようにしっかり計画を立てるよ」
クロイツ王国の兵種を見ているからおそらく俺が参加するほどの事態にはならないと思っている、まあ不測の事態ってのは起こるものだから状況をわかるようにはしておくべきかもだけどね。
シューミと話している間にサーニャンたちがいる部屋に着いた。
ミキ
「なるほどね、じゃあ早く出産しないとね」
状況を説明したらミキが言ってきて何故かみんなも行く気になっている。
ケイイチ
「コラコラ、行く気満々になるんじゃありません、俺だけ行ってきてそれで終わりだよ」
行く気になっているみんなを止めると何故かジト目で見てきた、なんでですか!?みんなは動ける状態じゃないでしょうが。
サーニャン
「マスター今までそれで済んだことがありましたか?」
フルーティア
「そうよ、私だってそれ位解るわ、絶対それだけじゃすまないわよ」
ミキ
「みんな同意見ね、まあ2か月以上かかるんだし、その時はきっと私たちは動けるわよ」
うっ確かにそうなんだけど、なんだかみんながやる気をだしています、いやいや出産時期がある程度わかるとしてもそれは無理でしょ。
戦争の開戦だって兵の集め方とかを考えて2か月って言ってるだけでそうなるとは限らないし。
みんなの安全が第一です。
ケイイチ
「出産したばかりだったら連れて行かないからね」
ミキ
「それは解ってるわ、でもこの世界の出産ってそれほど負担にならないみたいじゃない」
ミキがシューミを見て言っている、まあ確かに次の日すぐに仕事をするのがこの世界の常識だと言われるほどだからね。
ケイイチ
「でもブランクはあるだろ、しっかり準備出来ない場合は絶対ダメだからね」
ミキ
「ハーイ」
返事はしたのだが・・・これは付いてくるな、まあ出産がいつになるかなんてわからないけどさ。
ケイイチ
「じゃあここからは作戦の話し合いだ、罠を仕掛けるとしてどういった兵士がこの世界の主力で罠はどういった物があるかな?」
ミキ
「そうね兵士の種類で罠も変えないといけないものね」
罠を仕掛けるとしても出来るだけ殺傷能力を下げたい、兵士にだって家族がいるだろうから恨みを買う事を出来るだけ避けたいんだ。
フルーティア
「え!?兵士に種類って・・・普通に兵士や騎士、弓兵に魔法兵よ?」
ケイイチ・ミキ
「「え!?」」
俺とミキはフルーティアの言葉に驚いた、確かにクロイツ国の訓練場に行った時はそうだったけど、外で他に訓練をしているんだと思っていた。
どうやらこの世界の兵の種類は多くないみたいだ、そういえば魔族の戦闘の時も馬には乗っていたけど移動の手段ってだけみたいだったし、城にいた馬に乗った人を見た時足の所に鐙を付けていなかった。
サーニャン
「マスター召喚獣などを使って来る兵もいますが希少なので数名いれば珍しいです、それ以外はフルーティアが言った者たちだけですよ」
ケイイチ
「なるほど召喚獣を使役している者か、さすが異世界だね・・・となると罠設置は」
俺たちは罠をどういった物にするか、拠点に堀や塀を設置するなどの話で盛り上がった。
しかしそれをするのはあくまでエルフの国だ、俺の手紙を読んで了承を得られなければどうしようもない。
そして話し合いを終わらせて夜はダンジョンに行き資材になる物を狩りまくり準備をすることになった。
所持DP17億6628万P
DP収入
32日分
4億8960万P
DP使用
食料一式1年分
1000人分
1億P
ネックレス
2000万 P
残りDP21億3588万P
「ケイイチありがと」
ケイイチ
「まだ早いよテルム、そっちも気を付けてね」
みんなを見送りシューミと孤児院に入って行った。
シューミ
「ケイイチさん大丈夫なんですか」
ケイイチ
「まあ今から準備すれば間に合うかな」
恐らく開戦は2か月後くらいになるだろう、それまでに準備をしてテルムの村の人と話を付け、出来れば国の偉い人と話をしたい、移動を考えるとちょっときついかもしれないが俺には飛空艇と転移がある。
テルムには転移水晶を持たせたからすぐに知らせに行けるから俺の所に来るのも早いだろう、後は向こうの話し合い次第だ。
だがそれが長引けばそれだけ対策をする時間が減る、了承を得てからすぐに作業に取り掛かれるようにだけはしておかないとね。
ケイイチ
「でも基本俺は孤児院にいるよ、まだみんなの出産が待ってるからね」
準備だけなら資材などをダンジョンで収集するだけなので、それほど外出はしないだろう、まあ俺もみんなが心配だからしたくない。
何故普通に罠を作ろうとしているかというとダンジョンで使える罠を設定で外で使えるようにしたくて試したが使えなかったからなんだ。
それが出来れば落とし穴とか閉鎖部屋とかを使えたのに、まあ使えない物はしょうがないとあきらめたよ。
まだ方法はあるってことで資材を調達することにしたんだ。
シューミ
「よかったです、一人で行ってしまうのかと思いました」
ケイイチ
「行くことにはなるよ、でも転移で行ってきて作戦を教えてすぐ帰って来る、戦闘が始まっても参加はしないつもりだよ」
俺がそう言うとシューミがジッと見てきた。
シューミ
「でも必要だったら参加するんですよね」
ケイイチ
「ま、まあね、そうならないようにしっかり計画を立てるよ」
クロイツ王国の兵種を見ているからおそらく俺が参加するほどの事態にはならないと思っている、まあ不測の事態ってのは起こるものだから状況をわかるようにはしておくべきかもだけどね。
シューミと話している間にサーニャンたちがいる部屋に着いた。
ミキ
「なるほどね、じゃあ早く出産しないとね」
状況を説明したらミキが言ってきて何故かみんなも行く気になっている。
ケイイチ
「コラコラ、行く気満々になるんじゃありません、俺だけ行ってきてそれで終わりだよ」
行く気になっているみんなを止めると何故かジト目で見てきた、なんでですか!?みんなは動ける状態じゃないでしょうが。
サーニャン
「マスター今までそれで済んだことがありましたか?」
フルーティア
「そうよ、私だってそれ位解るわ、絶対それだけじゃすまないわよ」
ミキ
「みんな同意見ね、まあ2か月以上かかるんだし、その時はきっと私たちは動けるわよ」
うっ確かにそうなんだけど、なんだかみんながやる気をだしています、いやいや出産時期がある程度わかるとしてもそれは無理でしょ。
戦争の開戦だって兵の集め方とかを考えて2か月って言ってるだけでそうなるとは限らないし。
みんなの安全が第一です。
ケイイチ
「出産したばかりだったら連れて行かないからね」
ミキ
「それは解ってるわ、でもこの世界の出産ってそれほど負担にならないみたいじゃない」
ミキがシューミを見て言っている、まあ確かに次の日すぐに仕事をするのがこの世界の常識だと言われるほどだからね。
ケイイチ
「でもブランクはあるだろ、しっかり準備出来ない場合は絶対ダメだからね」
ミキ
「ハーイ」
返事はしたのだが・・・これは付いてくるな、まあ出産がいつになるかなんてわからないけどさ。
ケイイチ
「じゃあここからは作戦の話し合いだ、罠を仕掛けるとしてどういった兵士がこの世界の主力で罠はどういった物があるかな?」
ミキ
「そうね兵士の種類で罠も変えないといけないものね」
罠を仕掛けるとしても出来るだけ殺傷能力を下げたい、兵士にだって家族がいるだろうから恨みを買う事を出来るだけ避けたいんだ。
フルーティア
「え!?兵士に種類って・・・普通に兵士や騎士、弓兵に魔法兵よ?」
ケイイチ・ミキ
「「え!?」」
俺とミキはフルーティアの言葉に驚いた、確かにクロイツ国の訓練場に行った時はそうだったけど、外で他に訓練をしているんだと思っていた。
どうやらこの世界の兵の種類は多くないみたいだ、そういえば魔族の戦闘の時も馬には乗っていたけど移動の手段ってだけみたいだったし、城にいた馬に乗った人を見た時足の所に鐙を付けていなかった。
サーニャン
「マスター召喚獣などを使って来る兵もいますが希少なので数名いれば珍しいです、それ以外はフルーティアが言った者たちだけですよ」
ケイイチ
「なるほど召喚獣を使役している者か、さすが異世界だね・・・となると罠設置は」
俺たちは罠をどういった物にするか、拠点に堀や塀を設置するなどの話で盛り上がった。
しかしそれをするのはあくまでエルフの国だ、俺の手紙を読んで了承を得られなければどうしようもない。
そして話し合いを終わらせて夜はダンジョンに行き資材になる物を狩りまくり準備をすることになった。
所持DP17億6628万P
DP収入
32日分
4億8960万P
DP使用
食料一式1年分
1000人分
1億P
ネックレス
2000万 P
残りDP21億3588万P
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