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最終章 終焉
357話 ガンザさんやり過ぎました
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どうも私はクロイツ王国騎士団の第4師団副団長ガンザ・アイルトンです。
私の家は代々騎士の家系で子爵家です、まあ私はその家系の中でも出世した方ですね。
大体が騎士団には所属しますが副団長にまでいったことはないんです、それも他国の催し物に出席するほどの名誉ある騎士だなんて、今でも信じられません。
サイカ
「ガンザ様そろそろファーランド国の王都に到着します」
ガンザ
「ありがとうサイカ、それにしてもほんと早いなヒクウテイは」
私が他国の武術大会に出席する事になった時ローディアナ姫様がヒクウテイを貸してくれたのです、操作しているのはローディアナ様の専属メイド、サイカの部下のマイティ、カッティ、サマンサだ。
3人が操作を交代でしている、今教えている最中だったそうなのだ。
サイカ
「まだまだですわ、もっと早く飛ばせて動きがスムーズにならなければいけません」
ガンザ
「そ、そうなのか?」
サイカ
「はい⁉︎急ぎの時は私にもうしつけて下さい、今の倍は保証しますわ」
サイカの目がギラギラしている、怖いのだが平気なのか?
ガンザ
「ま、まあ今後よろしく頼む」
サイカ
「はい、お任せください」
サイカの目がギラリと光った、ほどほどに頼むぞ。
私は他の国にも参加をしなければならない、一人で申請のあった国全てだ、ヒクウテイが無ければ無理だっただろう、そして私かグレイブ様しか参加できないのでローディアナ様が仕方なくヒクウテイを出してくれたのだ。
ほんとに大役だ、ケイイチ殿からの指導を受け相当に強くなっている者だけなのだからな、もう少し経っていれば他の騎士たちでも出場できただろうが、まだそこまでには至っていない。
まあグレイブ様が出場できないから私なのだが、それほど他の騎士たちと差があるのだろうかと思っている、それも他の団長すらダメだと言われたそうだ。
門番A
「こ、これは騎士様、どういったご用件でしょうか?」
ガンザ
「明日開催される武術大会に出場するクロイツ王国騎士団のガンザ・アイルトンだ、知らせが来ていると思うのだが」
おかしいな?ファーランド国にはローディアナ様がヒクウテイで一度来ているはずだ、これほどの物が来れば分かると思うのだが?
門番A
「そ、そうでしたか失礼しました、まことに申し訳ないのですがこの乗り物は街の中には置けませんがよろしいでしょうか?」
ガンザ
「ああ、それは平気だ、サイカ」
俺がサイカを呼びマジックバックにヒクウテイをしまった、門番が驚いていたがすぐに待合室に案内された。
サイカ
「どうぞガンザ様」
ガンザ
「ありがとうサイカ、ケイイチ殿の飲み物は本当にうまいな」
サイカはすぐ私にお茶を出してくれて飲んだがやはりケイイチ殿の飲み物は格別だ。
お茶を楽しみしばらくして貴族服を着た者が入ってきた。
貴族A
「どうもガンザ様、私はこの度案内役をさせていただきます、ケルンダル・ナナキルファ子爵と申します、何なりとお申し付けください」
ガンザ
「ああよろしく頼むケルンダル殿」
ケルンダル
「では我が屋敷に参りましょう」
ガンザ
「それと私の後ろにいるメイドたちはローディアナ姫様からお借りした者たちだ、それ相応の待遇を頼むぞ」
私がそう言ったら顔を引きつらせていた、責任重大だからな気持ちは解る、しかし私もそれなりには偉いのだがな。
ケルンダルの屋敷に着き夕食に招待された、さすがにクロイツ王国から一番近いだけあって味はそこそこ良かった。
ケルンダル
「やはりお口には合いませんでしたかな?」
ガンザ
「いやすまん、かなりうまいと思うぞ、しかしこれ以上を知っている物でついな」
ケルンダル
「そうでしたか、ではあの噂はホントなのですな、あの英雄教師がこの素晴らしい味の品々を広めたと言う噂は」
ケルンダル殿が興奮して聞いてきた、ケイイチ殿が臨時の教師をして学園大会で活躍した話は有名になったから分かるが、そうか私がケイイチ殿の指導を受けているからそれもケイイチ殿が広めたと思っているのだな。
ガンザ
「いや少し違うな、この品々はダンジョンの産物だ、まあこれのすばらしさをいち早く察知し、調理したのはケイイチ殿だがな」
ケルンダル
「そうだったのですか、やはりすごい方なのですな彼は」
ガンザ
「ああ、彼は素晴らしいぞ、同じ国の者として誇らしいよ、なかでも」
私はそれから色々話した、まあ秘密にしていることも多かったからほとんどが大会の話とケイイチ殿の強さの事だ、私の知っている範囲でな。
そして次の日、大会に出場して初戦で私はやり過ぎてしまった、相手の武器を真っ二つにしそのまま相手が吹っ飛んでしまったのだ。
ガンザ
「こ、こんなに違うのかよ、おい平気か!?」
対戦相手
「うぅ・・・っは!私はッヒ」
相当恐怖を感じたのだろう、無理もないこれが戦場だったら恐らく死んでいるからな、会場も静まり返ってしまったよ。
ガンザ
「すまんな、団長以外を相手にするのは久しぶりなんだ、どうも加減を間違ったようだ」
対戦相手
「い、いえすみませんでした」
これでも相当抑えたんだ、魔力操作も普通の物にしたし、戦技も使っていない、ただ普通に剣を振っただけなのだ。
そう言えば国での訓練でもずっと団長としか訓練をしていなかったな、これは気を付けなければいけないな。
私の家は代々騎士の家系で子爵家です、まあ私はその家系の中でも出世した方ですね。
大体が騎士団には所属しますが副団長にまでいったことはないんです、それも他国の催し物に出席するほどの名誉ある騎士だなんて、今でも信じられません。
サイカ
「ガンザ様そろそろファーランド国の王都に到着します」
ガンザ
「ありがとうサイカ、それにしてもほんと早いなヒクウテイは」
私が他国の武術大会に出席する事になった時ローディアナ姫様がヒクウテイを貸してくれたのです、操作しているのはローディアナ様の専属メイド、サイカの部下のマイティ、カッティ、サマンサだ。
3人が操作を交代でしている、今教えている最中だったそうなのだ。
サイカ
「まだまだですわ、もっと早く飛ばせて動きがスムーズにならなければいけません」
ガンザ
「そ、そうなのか?」
サイカ
「はい⁉︎急ぎの時は私にもうしつけて下さい、今の倍は保証しますわ」
サイカの目がギラギラしている、怖いのだが平気なのか?
ガンザ
「ま、まあ今後よろしく頼む」
サイカ
「はい、お任せください」
サイカの目がギラリと光った、ほどほどに頼むぞ。
私は他の国にも参加をしなければならない、一人で申請のあった国全てだ、ヒクウテイが無ければ無理だっただろう、そして私かグレイブ様しか参加できないのでローディアナ様が仕方なくヒクウテイを出してくれたのだ。
ほんとに大役だ、ケイイチ殿からの指導を受け相当に強くなっている者だけなのだからな、もう少し経っていれば他の騎士たちでも出場できただろうが、まだそこまでには至っていない。
まあグレイブ様が出場できないから私なのだが、それほど他の騎士たちと差があるのだろうかと思っている、それも他の団長すらダメだと言われたそうだ。
門番A
「こ、これは騎士様、どういったご用件でしょうか?」
ガンザ
「明日開催される武術大会に出場するクロイツ王国騎士団のガンザ・アイルトンだ、知らせが来ていると思うのだが」
おかしいな?ファーランド国にはローディアナ様がヒクウテイで一度来ているはずだ、これほどの物が来れば分かると思うのだが?
門番A
「そ、そうでしたか失礼しました、まことに申し訳ないのですがこの乗り物は街の中には置けませんがよろしいでしょうか?」
ガンザ
「ああ、それは平気だ、サイカ」
俺がサイカを呼びマジックバックにヒクウテイをしまった、門番が驚いていたがすぐに待合室に案内された。
サイカ
「どうぞガンザ様」
ガンザ
「ありがとうサイカ、ケイイチ殿の飲み物は本当にうまいな」
サイカはすぐ私にお茶を出してくれて飲んだがやはりケイイチ殿の飲み物は格別だ。
お茶を楽しみしばらくして貴族服を着た者が入ってきた。
貴族A
「どうもガンザ様、私はこの度案内役をさせていただきます、ケルンダル・ナナキルファ子爵と申します、何なりとお申し付けください」
ガンザ
「ああよろしく頼むケルンダル殿」
ケルンダル
「では我が屋敷に参りましょう」
ガンザ
「それと私の後ろにいるメイドたちはローディアナ姫様からお借りした者たちだ、それ相応の待遇を頼むぞ」
私がそう言ったら顔を引きつらせていた、責任重大だからな気持ちは解る、しかし私もそれなりには偉いのだがな。
ケルンダルの屋敷に着き夕食に招待された、さすがにクロイツ王国から一番近いだけあって味はそこそこ良かった。
ケルンダル
「やはりお口には合いませんでしたかな?」
ガンザ
「いやすまん、かなりうまいと思うぞ、しかしこれ以上を知っている物でついな」
ケルンダル
「そうでしたか、ではあの噂はホントなのですな、あの英雄教師がこの素晴らしい味の品々を広めたと言う噂は」
ケルンダル殿が興奮して聞いてきた、ケイイチ殿が臨時の教師をして学園大会で活躍した話は有名になったから分かるが、そうか私がケイイチ殿の指導を受けているからそれもケイイチ殿が広めたと思っているのだな。
ガンザ
「いや少し違うな、この品々はダンジョンの産物だ、まあこれのすばらしさをいち早く察知し、調理したのはケイイチ殿だがな」
ケルンダル
「そうだったのですか、やはりすごい方なのですな彼は」
ガンザ
「ああ、彼は素晴らしいぞ、同じ国の者として誇らしいよ、なかでも」
私はそれから色々話した、まあ秘密にしていることも多かったからほとんどが大会の話とケイイチ殿の強さの事だ、私の知っている範囲でな。
そして次の日、大会に出場して初戦で私はやり過ぎてしまった、相手の武器を真っ二つにしそのまま相手が吹っ飛んでしまったのだ。
ガンザ
「こ、こんなに違うのかよ、おい平気か!?」
対戦相手
「うぅ・・・っは!私はッヒ」
相当恐怖を感じたのだろう、無理もないこれが戦場だったら恐らく死んでいるからな、会場も静まり返ってしまったよ。
ガンザ
「すまんな、団長以外を相手にするのは久しぶりなんだ、どうも加減を間違ったようだ」
対戦相手
「い、いえすみませんでした」
これでも相当抑えたんだ、魔力操作も普通の物にしたし、戦技も使っていない、ただ普通に剣を振っただけなのだ。
そう言えば国での訓練でもずっと団長としか訓練をしていなかったな、これは気を付けなければいけないな。
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