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最終章 終焉
358話 ガンザさんお困りです
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次の相手はこの国の第1騎士団副団長だ、確かフダモールとかいう名だったかな?今一番伸びてきていると噂されていると昨日ケルンダル殿から聞いた。
フダモール
「そなたがガンザか」
相手が何故か質問してきた、紹介はされていないが鎧で解ると思うのだがな。
ガンザ
「そうだな、私がガンザ・アイルトン子爵だ」
私が名乗ったら笑い出した、なかなかに嫌な奴だな。
フダモール
「くっくっく、子爵程度があのお方の指導を受けたとはな、この日をどんなに待ち望んだか、きさまに勝って俺の名をクロイツ王国に刻んでみせるぞ、そしてあのお方から指導してもらうのだ」
何を言っているのか分からんが私に勝ってもおそらくケイイチ殿に指導はしてもらえないぞ、そんな態度ではな。
フダモール
「いくぞ!はぁー」
フダモールが上段から剣を振ってきた、なんとも大振りでそれでいて遅い攻撃だ、私はすぐに躱せたのだがあえて紙一重で剣を躱しフダモールに耳打ちをした。
フダモール
「な、なんだと!?もう一度言って見ろ子爵風情が」
ガンザ
「ああ何度でも言うぞ、ケイイチ殿は階級などに縛られない素晴らしいお方、其方のような考えを持った者では指導はしてもらえんっと言ったんだ」
フダモール
「な、俺はこの国で4番目に強いと言われているのだぞ、それほどの強者で伯爵だぞ、その私に許せん」
そう言ってまた突っ込んできた、やれやれだな、私は今度はすぐに躱し一撃を入れ勝利した。
ガンザ
「強さや階級の問題ではないんだよ、そなたは志がケイイチ殿と違うのだ、それを考えることだな」
気絶しているフダモールに言ってもしょうがないのだが言わなければ気持ちが収まらなかった、あの方はすごい方なのだ、本当は様を付けたいのだがケイイチ殿はそれを嫌う、何故なのかはわからんがな。
そしてどんな階級の者が相手でも誠意をもって接している、それがお前に出来るか!?
私は少しイライラしながら次の試合に出て勝ち、決勝に進んだ。
ガンザ
「もう決勝か」
私の相手はこの国で一番強いという団長のファガレインという人だ、公爵らしいがさてどういった方なのかな。
ファガレイン
「ガンザ殿我が国の騎士が無礼をしたようですまん」
いきなり頭を下げてくれた、そう言えば一つ前の試合も文句を言われながら戦ったかな?ほとんど空返事で終わらせてしまったよ。
ガンザ
「頭をお上げくださいファガレイン殿、私の国でも似たようなものです、階級しか見ていない者はいますからね」
ファガレイン
「そうだな失礼した、では行くぞ」
開始の合図とともにファガレイン殿が剣を構え少しずつ近づいてきている。
ガンザ
「さすがですね、では私はしばらく受けにまわりましょう」
ファガレイン
「どりゃぁーー」
ファガレイン殿が剣を横に振ってきたので私はそれを普通に受けた。
ファガレイン
「すごいな、ワシの剣を受ける者などこの国にはいないぞ」
ガンザ
「そうでしたか、ですがクロイツ王国ではケイイチ殿が指導した者ならこれくらいは全員が受けれますよ」
ファガレイン
「なんと!?それは羨ましいな、だがこれならどうだ『猛襲連撃斬』」
ファガレイン殿が連続で切り付けてきた、私はそれを全て剣で受けた、それを見て直ぐにファガレイン殿が後ろに飛び距離を取った、さすがだ。
ファガレイン
「さすがだなガンザ殿」
ガンザ
「いえファガレイン殿こそすごいですよ、これほどの力のこもった戦技を使えるのですから」
話しながら段々ファガレイン殿が近づいてきている。
ファガレイン
「ここだ!『スラッシュ』」
私との距離がファガレイン殿の一歩分くらいになった所で戦技を放ってきた、私はそれを魔力を纏わせた剣で受けた。
魔力を纏わせなければ普通の鉄の剣であるこれは持たなかっただろう。
そう剣だけはこの国の物なのだ、鎧は国代表と分かるよう着てきたのだ。
この鎧もケイイチ殿から訓練の卒業記念として貰いうけた、その時はキラキラした鎧だなぁくらいにしか思っていなかったが国の紋章を刻む為に団長と専属工房に行った時腰が抜けるかと思ったぞ。
工房長
「こ、これは⁉︎」
グレイブ
「どうした長、この鎧が何か問題か?」
工房長
「お主ら分かっておらんのか⁉︎これはオリハルコン製じゃ」
グレイブ・ガンザ
「「え」」
そう、そんな事があったのだ、私は返そうとしたんだが団長がその時言ってきたんだ。
グレイブ
「ガンザ、これは返してはならん」
ガンザ
「ど、どうしてですか団長オリハルコンですよ!こんな大国で1つ持っているかどうかって物受け取る訳にはいきませんよ」
グレイブ
「わからんかガンザ?これはケイイチ殿の期待の表れだ、俺たちにこの装備に相応しい騎士になれっとな、分かるなガンザ」
ガンザ
「はい!団長」
私たちはこの鎧に相応しくなくてはならないのだ、とその時決意した。
ガンザ
「強力な戦技、お見事です」
ファガレイン
「この距離からのワシの渾身の戦技を防ぐとは、これほどか・・・ふぅー降参だ素晴らしいな」
ファガレイン殿が降参したので私の勝利が審判によって叫ばれた。
ガンザ
「ありがとうございます、ですがファガレイン殿も素晴らしいですよ、私はケイイチ殿や団長がいたからこれほどの強さを手に入れました、あなたは一人でそこまでの力を付けた、素晴らしい事です」
私はファガレイン殿と握手をしながらそう言った。
ファガレイン
「ありがとう、最高の褒め言葉だ、それで最後に儂の戦技を防いだ技はなんだ?剣に流すわけでもないようだったし、出来れば教えて貰えないだろうか」
ガンザ
「そ、それは・・・すみませんがケイイチ殿の許可がないと私も教えられません」
団長の戦技を受けるのに何か良い方法はないかと、ケイイチ殿に教えて頂いた物だ、ケイイチ殿は何か難しい事を言っていたが、衝撃を吸収する応用だそうだ。
ファガレイン
「そうか、いやすまなかった」
大会はそれで終わったがその後のパーティーで質問攻めに合ったよ、そしてそれは始まりだったのだ、他の国の大会でも同じような感じになったのだ、弟子にしてくれと言う者や娘を貰ってくれないかと言ってきた者もいた。
その時の私は知ることはないが断るのがほんとに大変だった、私はそれほど強くない、上には上がいる、それを知っているし私はまだまだなのだ。
まぁ嫁は貰ってもいいかもしれないが今は強くなる事が優先なのだ。
フダモール
「そなたがガンザか」
相手が何故か質問してきた、紹介はされていないが鎧で解ると思うのだがな。
ガンザ
「そうだな、私がガンザ・アイルトン子爵だ」
私が名乗ったら笑い出した、なかなかに嫌な奴だな。
フダモール
「くっくっく、子爵程度があのお方の指導を受けたとはな、この日をどんなに待ち望んだか、きさまに勝って俺の名をクロイツ王国に刻んでみせるぞ、そしてあのお方から指導してもらうのだ」
何を言っているのか分からんが私に勝ってもおそらくケイイチ殿に指導はしてもらえないぞ、そんな態度ではな。
フダモール
「いくぞ!はぁー」
フダモールが上段から剣を振ってきた、なんとも大振りでそれでいて遅い攻撃だ、私はすぐに躱せたのだがあえて紙一重で剣を躱しフダモールに耳打ちをした。
フダモール
「な、なんだと!?もう一度言って見ろ子爵風情が」
ガンザ
「ああ何度でも言うぞ、ケイイチ殿は階級などに縛られない素晴らしいお方、其方のような考えを持った者では指導はしてもらえんっと言ったんだ」
フダモール
「な、俺はこの国で4番目に強いと言われているのだぞ、それほどの強者で伯爵だぞ、その私に許せん」
そう言ってまた突っ込んできた、やれやれだな、私は今度はすぐに躱し一撃を入れ勝利した。
ガンザ
「強さや階級の問題ではないんだよ、そなたは志がケイイチ殿と違うのだ、それを考えることだな」
気絶しているフダモールに言ってもしょうがないのだが言わなければ気持ちが収まらなかった、あの方はすごい方なのだ、本当は様を付けたいのだがケイイチ殿はそれを嫌う、何故なのかはわからんがな。
そしてどんな階級の者が相手でも誠意をもって接している、それがお前に出来るか!?
私は少しイライラしながら次の試合に出て勝ち、決勝に進んだ。
ガンザ
「もう決勝か」
私の相手はこの国で一番強いという団長のファガレインという人だ、公爵らしいがさてどういった方なのかな。
ファガレイン
「ガンザ殿我が国の騎士が無礼をしたようですまん」
いきなり頭を下げてくれた、そう言えば一つ前の試合も文句を言われながら戦ったかな?ほとんど空返事で終わらせてしまったよ。
ガンザ
「頭をお上げくださいファガレイン殿、私の国でも似たようなものです、階級しか見ていない者はいますからね」
ファガレイン
「そうだな失礼した、では行くぞ」
開始の合図とともにファガレイン殿が剣を構え少しずつ近づいてきている。
ガンザ
「さすがですね、では私はしばらく受けにまわりましょう」
ファガレイン
「どりゃぁーー」
ファガレイン殿が剣を横に振ってきたので私はそれを普通に受けた。
ファガレイン
「すごいな、ワシの剣を受ける者などこの国にはいないぞ」
ガンザ
「そうでしたか、ですがクロイツ王国ではケイイチ殿が指導した者ならこれくらいは全員が受けれますよ」
ファガレイン
「なんと!?それは羨ましいな、だがこれならどうだ『猛襲連撃斬』」
ファガレイン殿が連続で切り付けてきた、私はそれを全て剣で受けた、それを見て直ぐにファガレイン殿が後ろに飛び距離を取った、さすがだ。
ファガレイン
「さすがだなガンザ殿」
ガンザ
「いえファガレイン殿こそすごいですよ、これほどの力のこもった戦技を使えるのですから」
話しながら段々ファガレイン殿が近づいてきている。
ファガレイン
「ここだ!『スラッシュ』」
私との距離がファガレイン殿の一歩分くらいになった所で戦技を放ってきた、私はそれを魔力を纏わせた剣で受けた。
魔力を纏わせなければ普通の鉄の剣であるこれは持たなかっただろう。
そう剣だけはこの国の物なのだ、鎧は国代表と分かるよう着てきたのだ。
この鎧もケイイチ殿から訓練の卒業記念として貰いうけた、その時はキラキラした鎧だなぁくらいにしか思っていなかったが国の紋章を刻む為に団長と専属工房に行った時腰が抜けるかと思ったぞ。
工房長
「こ、これは⁉︎」
グレイブ
「どうした長、この鎧が何か問題か?」
工房長
「お主ら分かっておらんのか⁉︎これはオリハルコン製じゃ」
グレイブ・ガンザ
「「え」」
そう、そんな事があったのだ、私は返そうとしたんだが団長がその時言ってきたんだ。
グレイブ
「ガンザ、これは返してはならん」
ガンザ
「ど、どうしてですか団長オリハルコンですよ!こんな大国で1つ持っているかどうかって物受け取る訳にはいきませんよ」
グレイブ
「わからんかガンザ?これはケイイチ殿の期待の表れだ、俺たちにこの装備に相応しい騎士になれっとな、分かるなガンザ」
ガンザ
「はい!団長」
私たちはこの鎧に相応しくなくてはならないのだ、とその時決意した。
ガンザ
「強力な戦技、お見事です」
ファガレイン
「この距離からのワシの渾身の戦技を防ぐとは、これほどか・・・ふぅー降参だ素晴らしいな」
ファガレイン殿が降参したので私の勝利が審判によって叫ばれた。
ガンザ
「ありがとうございます、ですがファガレイン殿も素晴らしいですよ、私はケイイチ殿や団長がいたからこれほどの強さを手に入れました、あなたは一人でそこまでの力を付けた、素晴らしい事です」
私はファガレイン殿と握手をしながらそう言った。
ファガレイン
「ありがとう、最高の褒め言葉だ、それで最後に儂の戦技を防いだ技はなんだ?剣に流すわけでもないようだったし、出来れば教えて貰えないだろうか」
ガンザ
「そ、それは・・・すみませんがケイイチ殿の許可がないと私も教えられません」
団長の戦技を受けるのに何か良い方法はないかと、ケイイチ殿に教えて頂いた物だ、ケイイチ殿は何か難しい事を言っていたが、衝撃を吸収する応用だそうだ。
ファガレイン
「そうか、いやすまなかった」
大会はそれで終わったがその後のパーティーで質問攻めに合ったよ、そしてそれは始まりだったのだ、他の国の大会でも同じような感じになったのだ、弟子にしてくれと言う者や娘を貰ってくれないかと言ってきた者もいた。
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