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5章戦
75話 大会議報告
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「なるほどね、ご苦労様ベルティーナ」
「とんでもありませんわマコッチ、あなたの言った通りになってわたくしも交渉がやりやすかったですわ」
どうもマコッチです、私はベルティーナから3か国会議の終了報告をあの部屋で聞いています。
え!何で報告だけかって?それはベルティーナのお仕事だからよ。
何でも私がしては意味がありませんし、事前に作戦を言ってあるので優秀なベルティーナなら平気なのよ。
べ、別にめんどくさいわけでも、ああいった空気が嫌いだからでもないからね。
報告では金儲けをしたい東の貴族は、ダンジョンに自分のお抱え冒険者を入れると言うので、話しが付いたらしいわ。
意外にもその貴族は大人しかったそうよ、なんでそうなのかは事前に解っていたわ、ベルティーナに毒を盛った後で要求をしてくる計画だったのよ、私がラクロナイトに知らせて阻止したわ。
そして北の国ね、やはりと言うべきかしらね、住民を返せって言って来たらしいわ、なるべくこっちに来ないようにしてくださいって言い返したそうよ。
交渉相手の王子様は相当怒ってたらしいわ、だから魔王の情報を触り程度に話して、いつでも支援しますよって返事をしたそうよ。
王子様はそれを聞いて顔を引きつらせていたらしいわ、早く帰って対策を立てないといけないものね、うふふ。
「それで、あいつはベルティーナに何かしてきたのかしら?」
「いえ、あれ以降は何も、ラクロが急にわたくしの飲み物を取り上げるのですもの、驚きましたわ」
東の貴族が薬を入れたのは私が確認してますからね、鑑定スキルじゃわからない薬らしいわ。
薬の内容は媚薬よ、それを会議中に使ってベルティーナを思いのままに動かそうとしてたみたいなの、ちょっと変わった媚薬って事ね。
公にしないであげるから、しっかりトルトトルを支援しなさいって忠告を付け加えたそうよ。
相手側はどうして知っているのかとすごい顔をしていたらしいわ、ふっふっふ私がいるんだもの、手に入らない情報なんて無いのよ。
「じゃあ後は支援ね、もう準備はできてるからいつでも言ってねベルティーナ」
「はい、お願いいたしますわ、でもまた20日は待機ですわ」
「まあそうよね、ほんとはまだ帰ってきてないものね」
会議は3日間行われ、最後の夜に宴を開催して次の日転移してきたの。
馬車は出発しているんだけど今のところ襲われてないわ。
行きはそれはもうひどかったのよ、もう毎日襲ってきたの、どれだけ盗賊がいるの?って思うくらいね。
もちろん逃がして何処に行ったかもわかっているわ、驚いたのは北の者たちが多かった事ね。
恐らくベルティーナを怖がらせて交渉を優位にしたかったのかもしれないわ。
「じゃあまたアレンの屋敷にこもるの?」
「ええそうなりますわ」
「そう・・・ラクロナイトの気持ちは解ってあげてね」
「もちろんですわ、ラクロが決めたことですもの、それに護衛をマコッチから頂きましたから・・・でも残念ですわ」
ラクロナイトは、ガランネたちと戦場に行きたいと言ってきたの、だからベルティーナの騎士にはならなかったのよ。
ベルティーナには私が新しくエンシェントプレート・ミニをガチャで召喚して渡しておきました、もちろん人族になってますよ。
護衛に強い者は必要だしね、名前はガンエックスよ、双剣使いなんだけど剣を背中に着けてて最初見た時、キャノンじゃないよね?って思ったわ。
「じゃあベルティーナ、エントロス国はどれくらい兵士を送るつもりかしら?」
「そうですわねぇーまだ先でしょうけど、恐らく3万を送る事になりますわね」
3万ね、予想していた数値だわ、まぁ全兵士を送る事はしないとは思ってたわよ、よくあるじゃない、兵士がいなくなった時を狙って城を襲い、陥落させるってあれよ。
東の国や西の中立国はやりかねないわ、中立国っていうから戦争はしませんって事じゃないのよ。
何処にも属していないだけみたいなのよね、ラットたちの情報でも結構国内で争いをしているのよ。
「そうなのね、じゃあベルティーナその人たちにこれを渡してちょうだい、普通の指輪って言っておいてね、付与の内容は」
私は歩くたびに経験値が手に入る指輪を作っておきました、どうしてか歩くだけって物がなかったの、経験値10倍とかはあったのによ、ゲームでは基本なのにね。
「そ、そんな物聞いたことありませんわ!?さすがマコッチですわね」
「そう?念のため鑑定防止を付けたけど、くれぐれも他人に渡さないようにね」
そう言ってマジックバッグを渡しました、3万個はさすがに持てませんからね、ちなみにこの数はエントロス国の常備兵、半分の数なのよ。
私だって遊んでるわけじゃないわ、戦争は情報が決め手よ、北のトルトトル帝国は戦争好きって事で、50万の兵士がいるし、東のジェミルゴス王国は10万よ、ラットの情報で2万をトルトトルに送る話をしているそうよ。
トルトトル帝国は全兵士を集めるのに時間が掛かると思うけど、20万をすでに移動させているわ。
「後は私のモンスター兵をいつ出すかね」
「そうですけど、まだまだ先になりますわ、それにあれほどの戦力を出したらすぐに終わってしまいますわ」
私は今のところ、こんな感じで兵士を作っているわ。
【魔法兵】(100万P)
ローブを着た小さなネズミ型モンスター(獣種に見える)
遠距離から魔法を撃つ兵士と味方に強化魔法の出来る兵士
【近接戦闘兵】(100万P)
獣型モンスター(獣種に見える)や軽装のフルプレートモンスターが主体
素早さ優先の兵士
【シールド兵】(100万P)
重装備のフルプレートモンスター
【騎馬兵】(110万P馬が10万・上に乗るモンスターが100万)
バイコーンなどの馬型モンスターに乗ったフルプレート・ミニやバンパイヤ、獣人(見えるモンスター)
【ゴーレム操作兵】(猫が10万・ゴーレムが100万)
猫の容姿で10mのゴーレムを召喚し、操る事が出来る兵士
※注意
ほんとはゴーレムもモンスターで自分の意思で動いている。
猫は基本ゴーレムを収納するだけだが、本人も素早く動き、色々なゴーレムを召喚して戦う事が出来る。
【治療兵】(100万P)
ある程度(蘇生魔法以外)の回復魔法を使える兵士
(容姿ウサギ)
こんな感じね、1体召喚すると大体100万Pを消費しちゃうけど、今の私なら全然問題ないわ、それにこれはただ召喚した場合よ。
私の考えた方法を使えば少ないD Pで大量に出せるわ、でもその方法には欠点もあるの、兎に角時間が掛かるのよ。
でもこの子たちはなかなか強いわ、大体スキルを持ってない50レベルの冒険者と同じかしらね、ステータスを見ると弱点を突かれると辛いかなって感じだったけど、そこは兵種同士で補えば問題ないしね。
それにまだ考えはあるの、今はこれだけで十分なのよ、魔王側の主力が来たら本気を出すわ。
今回の魔王側勢力は私にとっては弱くて少し物足りないのよねぇ。
「そうかしらね、ふふ、じゃあ休暇を楽しんでねベルティーナ」
「はい、カミーネとファンミルも喜びますわ、ありがとうございます」
行きの待機時にベルティーナの護衛2人を訓練してあげたの、暇だからね。
だから帰りもする予定だったのよ、これであの2人も相当強くなるわ。
「これでしばらくは待ちね」
『マコッチのんびりしてていいの?魔王軍凄い数なんでしょ』
ベルティーナを転移したらスイちゃんが聞いてきたけど、こればっかりは仕方ないわ、ベルティーナたちには言ってあるんだけど魔王の兵士は500万います。
そしてその数は全軍じゃないの、それ以外の半分の数と主力のほとんどがあの戦っていた魔王の所なのよ、まぁ当然と言えばそうね。
でも疑問もあるわ、何故こっちに来たのかね、早速ラットとスズメに調べてもらいましょ。
「仕方ないのよスイちゃん、待つことも必要な時はあるわ」
『まぁマコッチが言うならいいけどさ、教育はしてるもんね』
あの護衛の2人とか普通の兵士の話しね、後は要の作戦参謀よ!この世界の戦い方がまた大変だったのよ。
手順みたいな戦いをして最後は突っ込むのよ!戦略はある程度あるんだけど、戦術がなかったの、驚くでしょ!
なので私は、ベルティーナに言って参謀をここに呼び、戦略と戦術を教えようと思っています。
でも私たちが本格的に戦うのは北が負けてからなので、それほど急ぎじゃないわ、ダンジョンのやりくりをしながらやって行こうと思ってるのよ。
《そしてそれから10日後、トルトトル国の会議参加者が帰国し、戦争に向けて本格的に動き出した》
【所持DP】
1821億3770万315P
【D P収入】
冒険者
250万P
吸収率5倍効果
250万P⇒1250万P
38日分
4億7500万P
兵士
2億P
村
8500万P
街
3億5000万P
吸収率5倍効果
5億8500万P⇒29億2500万P
38日分
1111億5000万P
【DP使用】
レアガチャ
1億P
経験値の指輪
5万個
1つ100万
500億P
モンスター実験
4億P
マスタールーム増設
5億P
生産施設
5億P
【残りDP】
2392億6170万315P
「とんでもありませんわマコッチ、あなたの言った通りになってわたくしも交渉がやりやすかったですわ」
どうもマコッチです、私はベルティーナから3か国会議の終了報告をあの部屋で聞いています。
え!何で報告だけかって?それはベルティーナのお仕事だからよ。
何でも私がしては意味がありませんし、事前に作戦を言ってあるので優秀なベルティーナなら平気なのよ。
べ、別にめんどくさいわけでも、ああいった空気が嫌いだからでもないからね。
報告では金儲けをしたい東の貴族は、ダンジョンに自分のお抱え冒険者を入れると言うので、話しが付いたらしいわ。
意外にもその貴族は大人しかったそうよ、なんでそうなのかは事前に解っていたわ、ベルティーナに毒を盛った後で要求をしてくる計画だったのよ、私がラクロナイトに知らせて阻止したわ。
そして北の国ね、やはりと言うべきかしらね、住民を返せって言って来たらしいわ、なるべくこっちに来ないようにしてくださいって言い返したそうよ。
交渉相手の王子様は相当怒ってたらしいわ、だから魔王の情報を触り程度に話して、いつでも支援しますよって返事をしたそうよ。
王子様はそれを聞いて顔を引きつらせていたらしいわ、早く帰って対策を立てないといけないものね、うふふ。
「それで、あいつはベルティーナに何かしてきたのかしら?」
「いえ、あれ以降は何も、ラクロが急にわたくしの飲み物を取り上げるのですもの、驚きましたわ」
東の貴族が薬を入れたのは私が確認してますからね、鑑定スキルじゃわからない薬らしいわ。
薬の内容は媚薬よ、それを会議中に使ってベルティーナを思いのままに動かそうとしてたみたいなの、ちょっと変わった媚薬って事ね。
公にしないであげるから、しっかりトルトトルを支援しなさいって忠告を付け加えたそうよ。
相手側はどうして知っているのかとすごい顔をしていたらしいわ、ふっふっふ私がいるんだもの、手に入らない情報なんて無いのよ。
「じゃあ後は支援ね、もう準備はできてるからいつでも言ってねベルティーナ」
「はい、お願いいたしますわ、でもまた20日は待機ですわ」
「まあそうよね、ほんとはまだ帰ってきてないものね」
会議は3日間行われ、最後の夜に宴を開催して次の日転移してきたの。
馬車は出発しているんだけど今のところ襲われてないわ。
行きはそれはもうひどかったのよ、もう毎日襲ってきたの、どれだけ盗賊がいるの?って思うくらいね。
もちろん逃がして何処に行ったかもわかっているわ、驚いたのは北の者たちが多かった事ね。
恐らくベルティーナを怖がらせて交渉を優位にしたかったのかもしれないわ。
「じゃあまたアレンの屋敷にこもるの?」
「ええそうなりますわ」
「そう・・・ラクロナイトの気持ちは解ってあげてね」
「もちろんですわ、ラクロが決めたことですもの、それに護衛をマコッチから頂きましたから・・・でも残念ですわ」
ラクロナイトは、ガランネたちと戦場に行きたいと言ってきたの、だからベルティーナの騎士にはならなかったのよ。
ベルティーナには私が新しくエンシェントプレート・ミニをガチャで召喚して渡しておきました、もちろん人族になってますよ。
護衛に強い者は必要だしね、名前はガンエックスよ、双剣使いなんだけど剣を背中に着けてて最初見た時、キャノンじゃないよね?って思ったわ。
「じゃあベルティーナ、エントロス国はどれくらい兵士を送るつもりかしら?」
「そうですわねぇーまだ先でしょうけど、恐らく3万を送る事になりますわね」
3万ね、予想していた数値だわ、まぁ全兵士を送る事はしないとは思ってたわよ、よくあるじゃない、兵士がいなくなった時を狙って城を襲い、陥落させるってあれよ。
東の国や西の中立国はやりかねないわ、中立国っていうから戦争はしませんって事じゃないのよ。
何処にも属していないだけみたいなのよね、ラットたちの情報でも結構国内で争いをしているのよ。
「そうなのね、じゃあベルティーナその人たちにこれを渡してちょうだい、普通の指輪って言っておいてね、付与の内容は」
私は歩くたびに経験値が手に入る指輪を作っておきました、どうしてか歩くだけって物がなかったの、経験値10倍とかはあったのによ、ゲームでは基本なのにね。
「そ、そんな物聞いたことありませんわ!?さすがマコッチですわね」
「そう?念のため鑑定防止を付けたけど、くれぐれも他人に渡さないようにね」
そう言ってマジックバッグを渡しました、3万個はさすがに持てませんからね、ちなみにこの数はエントロス国の常備兵、半分の数なのよ。
私だって遊んでるわけじゃないわ、戦争は情報が決め手よ、北のトルトトル帝国は戦争好きって事で、50万の兵士がいるし、東のジェミルゴス王国は10万よ、ラットの情報で2万をトルトトルに送る話をしているそうよ。
トルトトル帝国は全兵士を集めるのに時間が掛かると思うけど、20万をすでに移動させているわ。
「後は私のモンスター兵をいつ出すかね」
「そうですけど、まだまだ先になりますわ、それにあれほどの戦力を出したらすぐに終わってしまいますわ」
私は今のところ、こんな感じで兵士を作っているわ。
【魔法兵】(100万P)
ローブを着た小さなネズミ型モンスター(獣種に見える)
遠距離から魔法を撃つ兵士と味方に強化魔法の出来る兵士
【近接戦闘兵】(100万P)
獣型モンスター(獣種に見える)や軽装のフルプレートモンスターが主体
素早さ優先の兵士
【シールド兵】(100万P)
重装備のフルプレートモンスター
【騎馬兵】(110万P馬が10万・上に乗るモンスターが100万)
バイコーンなどの馬型モンスターに乗ったフルプレート・ミニやバンパイヤ、獣人(見えるモンスター)
【ゴーレム操作兵】(猫が10万・ゴーレムが100万)
猫の容姿で10mのゴーレムを召喚し、操る事が出来る兵士
※注意
ほんとはゴーレムもモンスターで自分の意思で動いている。
猫は基本ゴーレムを収納するだけだが、本人も素早く動き、色々なゴーレムを召喚して戦う事が出来る。
【治療兵】(100万P)
ある程度(蘇生魔法以外)の回復魔法を使える兵士
(容姿ウサギ)
こんな感じね、1体召喚すると大体100万Pを消費しちゃうけど、今の私なら全然問題ないわ、それにこれはただ召喚した場合よ。
私の考えた方法を使えば少ないD Pで大量に出せるわ、でもその方法には欠点もあるの、兎に角時間が掛かるのよ。
でもこの子たちはなかなか強いわ、大体スキルを持ってない50レベルの冒険者と同じかしらね、ステータスを見ると弱点を突かれると辛いかなって感じだったけど、そこは兵種同士で補えば問題ないしね。
それにまだ考えはあるの、今はこれだけで十分なのよ、魔王側の主力が来たら本気を出すわ。
今回の魔王側勢力は私にとっては弱くて少し物足りないのよねぇ。
「そうかしらね、ふふ、じゃあ休暇を楽しんでねベルティーナ」
「はい、カミーネとファンミルも喜びますわ、ありがとうございます」
行きの待機時にベルティーナの護衛2人を訓練してあげたの、暇だからね。
だから帰りもする予定だったのよ、これであの2人も相当強くなるわ。
「これでしばらくは待ちね」
『マコッチのんびりしてていいの?魔王軍凄い数なんでしょ』
ベルティーナを転移したらスイちゃんが聞いてきたけど、こればっかりは仕方ないわ、ベルティーナたちには言ってあるんだけど魔王の兵士は500万います。
そしてその数は全軍じゃないの、それ以外の半分の数と主力のほとんどがあの戦っていた魔王の所なのよ、まぁ当然と言えばそうね。
でも疑問もあるわ、何故こっちに来たのかね、早速ラットとスズメに調べてもらいましょ。
「仕方ないのよスイちゃん、待つことも必要な時はあるわ」
『まぁマコッチが言うならいいけどさ、教育はしてるもんね』
あの護衛の2人とか普通の兵士の話しね、後は要の作戦参謀よ!この世界の戦い方がまた大変だったのよ。
手順みたいな戦いをして最後は突っ込むのよ!戦略はある程度あるんだけど、戦術がなかったの、驚くでしょ!
なので私は、ベルティーナに言って参謀をここに呼び、戦略と戦術を教えようと思っています。
でも私たちが本格的に戦うのは北が負けてからなので、それほど急ぎじゃないわ、ダンジョンのやりくりをしながらやって行こうと思ってるのよ。
《そしてそれから10日後、トルトトル国の会議参加者が帰国し、戦争に向けて本格的に動き出した》
【所持DP】
1821億3770万315P
【D P収入】
冒険者
250万P
吸収率5倍効果
250万P⇒1250万P
38日分
4億7500万P
兵士
2億P
村
8500万P
街
3億5000万P
吸収率5倍効果
5億8500万P⇒29億2500万P
38日分
1111億5000万P
【DP使用】
レアガチャ
1億P
経験値の指輪
5万個
1つ100万
500億P
モンスター実験
4億P
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