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1章 現実
22話 裏工作は迅速に
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私の計画を進める為、次に向かったのは冒険者ギルドで、土魔法を使える魔法士に街の地下の空洞堀りの依頼したいと受付にお願いしたわ。
「それは、かなり大掛かりですし、街の地下ですと責任者の許可が必要です」
「許可はいらないと思うのだけど、何故必要なのかしら?」
「だって・・・そう言えば、いらないのか?」
この世界では、土地の売買はしていないし、街の中の管理は領主や王族が行っているけど、地下に関して取り決めはありません。
鉱山なら管理しているけど、井戸を掘るくらいしか街では地下をどうこうする事がなく、平気だろうと分身が追究したら、受付さんは許可してくれたわ。
「じゃあ、代金は金の板2枚ね」
「確かに受け取りました、では依頼を受ける方が現れたらこご連絡します、何処の宿にお泊まりですか?」
「それなんだけど、まだ決めてなくて、出来ればここで雇って貰えないかしら?」
「はい?」
突然過ぎて目をパチパチさせて驚いていて、試験があれば受けると伝えたわ。
読み書き計算も出来ると売り込んだら、ギルドマスターに聞いて来ると席を立って奥に行ってしまったわ。
「いきなり最高責任者に聞くとか、組織の大きさが知れるわね」
普通は部長などが出て来るはずなのに、少な過ぎるのではないかと不安が生まれたわ。
副ギルドマスターが来ないのも、仕事で退席していると予想出来、その二人はギルドを留守にしてはいけないと思って待ちました。
「お待たせしました、奥でギルドマスターが面接するそうです」
「ありがとうございます、受けさせてくれるんですね」
「言っておきますが、あまり期待しない方が良いですよ」
いきなりだったから面接してくれるだけでもありがたいと伝え、分身は奥の通路を通り、一番奥の扉をノックして入りました。
その部屋には明らかに機嫌の悪いエルフの女性が座っていて、挨拶したら睨まれたわ。
「あなたがギルドに所属したいとか言って来た方ね」
「はい、カナメと言います」
「名前なんてどうでも良いわ、まず言わせてほしいのはね、いきなり来ても雇う事はありえないのよ」
1年に一度の試験を受けないといけないらしく、そんな常識も分かってない人は採用しないと言われてしまったのよ。
面接と言ってたけど、ただ文句を言いたかっただけのようで、話は終わりと断られたわ。
「突然だった事は謝罪します、でもこれには理由があるんです」
「どんな理由であれ、雇う事はないわ」
「別に雇ってもらわなくて良いんです」
「あら、じゃあ何故雇う話になったのかしら?」
やっと話を進めることが出来て、私の目的を分身が伝えたわ。
この国の冒険者を教育する、それを伝えたら笑ってきたわよ。
「あら、どうして笑うのギルドマスターさん、当然じゃない?」
「いやいや、あんたみたいな小娘に教える事が出来るのかって思ったのさ」
「そうね、私は剣も斧も使えないわ」
「なら無理じゃない」
笑うのを止めて呆れたように言ってきたけど、そこでメダルを出して訓練はこれですると伝えたわ。
メダルを渡すと、高々と掲げて光に当てて確認していたけど、そんな事しても分からないから試しに使ってみようと提案したわ。
「それって、このアタシに使えっていうのかしら?」
「罠だと思う?怖いのかしら」
「良いじゃない、その挑発に乗ってあげるわ」
簡単に挑発に乗ってくれて、分身がメダルを起動させて中で剣術の稽古をして戻ってきました。
ギルドマスターさんは、メダルの有用性を理解している様で、椅子に座って考え込んでいたわ。
「どうですかギルドマスターさん、他の武器も訓練が出来るようになりますよ」
「だから採用してくれなくても良いと言ったのね」
「そうですが、出来れば使わせる人は選びたいんです」
「確かに、国の為に働く人に制限したいと言うのはわかるわね」
話のわかるギルドマスターさんで、分身は職員として採用されました。
職員の宿舎で寝泊まりが出来る様になり、戦力拡大という私の作戦は進んだんです。
「それは、かなり大掛かりですし、街の地下ですと責任者の許可が必要です」
「許可はいらないと思うのだけど、何故必要なのかしら?」
「だって・・・そう言えば、いらないのか?」
この世界では、土地の売買はしていないし、街の中の管理は領主や王族が行っているけど、地下に関して取り決めはありません。
鉱山なら管理しているけど、井戸を掘るくらいしか街では地下をどうこうする事がなく、平気だろうと分身が追究したら、受付さんは許可してくれたわ。
「じゃあ、代金は金の板2枚ね」
「確かに受け取りました、では依頼を受ける方が現れたらこご連絡します、何処の宿にお泊まりですか?」
「それなんだけど、まだ決めてなくて、出来ればここで雇って貰えないかしら?」
「はい?」
突然過ぎて目をパチパチさせて驚いていて、試験があれば受けると伝えたわ。
読み書き計算も出来ると売り込んだら、ギルドマスターに聞いて来ると席を立って奥に行ってしまったわ。
「いきなり最高責任者に聞くとか、組織の大きさが知れるわね」
普通は部長などが出て来るはずなのに、少な過ぎるのではないかと不安が生まれたわ。
副ギルドマスターが来ないのも、仕事で退席していると予想出来、その二人はギルドを留守にしてはいけないと思って待ちました。
「お待たせしました、奥でギルドマスターが面接するそうです」
「ありがとうございます、受けさせてくれるんですね」
「言っておきますが、あまり期待しない方が良いですよ」
いきなりだったから面接してくれるだけでもありがたいと伝え、分身は奥の通路を通り、一番奥の扉をノックして入りました。
その部屋には明らかに機嫌の悪いエルフの女性が座っていて、挨拶したら睨まれたわ。
「あなたがギルドに所属したいとか言って来た方ね」
「はい、カナメと言います」
「名前なんてどうでも良いわ、まず言わせてほしいのはね、いきなり来ても雇う事はありえないのよ」
1年に一度の試験を受けないといけないらしく、そんな常識も分かってない人は採用しないと言われてしまったのよ。
面接と言ってたけど、ただ文句を言いたかっただけのようで、話は終わりと断られたわ。
「突然だった事は謝罪します、でもこれには理由があるんです」
「どんな理由であれ、雇う事はないわ」
「別に雇ってもらわなくて良いんです」
「あら、じゃあ何故雇う話になったのかしら?」
やっと話を進めることが出来て、私の目的を分身が伝えたわ。
この国の冒険者を教育する、それを伝えたら笑ってきたわよ。
「あら、どうして笑うのギルドマスターさん、当然じゃない?」
「いやいや、あんたみたいな小娘に教える事が出来るのかって思ったのさ」
「そうね、私は剣も斧も使えないわ」
「なら無理じゃない」
笑うのを止めて呆れたように言ってきたけど、そこでメダルを出して訓練はこれですると伝えたわ。
メダルを渡すと、高々と掲げて光に当てて確認していたけど、そんな事しても分からないから試しに使ってみようと提案したわ。
「それって、このアタシに使えっていうのかしら?」
「罠だと思う?怖いのかしら」
「良いじゃない、その挑発に乗ってあげるわ」
簡単に挑発に乗ってくれて、分身がメダルを起動させて中で剣術の稽古をして戻ってきました。
ギルドマスターさんは、メダルの有用性を理解している様で、椅子に座って考え込んでいたわ。
「どうですかギルドマスターさん、他の武器も訓練が出来るようになりますよ」
「だから採用してくれなくても良いと言ったのね」
「そうですが、出来れば使わせる人は選びたいんです」
「確かに、国の為に働く人に制限したいと言うのはわかるわね」
話のわかるギルドマスターさんで、分身は職員として採用されました。
職員の宿舎で寝泊まりが出来る様になり、戦力拡大という私の作戦は進んだんです。
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