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破滅の道は回避したい9

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私が新しい職場で働いていると、突然国王が現れた──……!!(えっ!?何事!?)私が驚いていると、国王は私に話しかけてきた─……!!
「アリア……お前のおかげでこの国は救われた。心から感謝している……」国王の言葉を聞いて私は感動した─……!
(うわぁぁ!!めっちゃ嬉しいんだけどぉぉ!!)私が心の中で歓喜の声を上げていると、彼は続けて言った──……!
「そこで、お前に褒美を与えたいのだが……」私は首を傾げた。すると国王は微笑みながら言った─……!
「お前が望むものを何でも一つくれてやる」その言葉を聞き、私の頭の中に色々な妄想が駆け巡った──……!!
(えっ!?まじで!?何でもくれるの!?まじで!?)私が興奮していると、国王は更に続けた─……!
「何か望みはあるか……?」私は考えるふりをしていたが、答えは決まっていた──……!!(もちろん!!)私が満面の笑みを浮かべると、国王は言った─……!!
「何でも言ってみろ」私は少し考えた後、意を決して口を開いた──……!
「では……私をこの城においてください!!」すると国王は驚いた表情をみせたが、すぐに笑顔になった。そして私に向かって手を差し伸べてきた──……!!
(やったぁぁ!!これでずっとここで働けるぅぅ!!)私は心の中で叫ぶと、彼の手を取って言った──……!!
「はい!よろしくお願いします!」こうして私の新たな生活が始まった──……!! ***
新しい職場で働き始めてから数日後─……。私は城内を散歩していた。すると突然後ろから声をかけられた─……!!
「アリア様!」振り向くとそこにはメイド長がいた。彼女は微笑みながら言った─……!
「アリア様……!実はお願いがあるのですが……」彼女の表情からは切実なものを感じることができたので、私は彼女に尋ねた─……!
「どうしました?私にできることでしたら何でもしますよ!」すると彼女は嬉しそうに言った─……!!
「ありがとうございます!では早速なのですが、実は迷子になってしまって……」そう言うと、彼女は恥ずかしそうに顔を赤く染めた。
(えっ!?何この可愛い生き物!めっちゃ萌えるんだけどぉぉ!!)私が内心興奮していると、彼女は続けた─……!
「それでですね……アリア様がお忙しいことは存じているのですが……もしよろしければ一緒に猫を探していただけないでしょうか……?」(はい来たぁぁ!!)私は心の中でガッツポーズをすると、笑顔で答えた─……!!
「もちろんです!!一緒に探しましょう!」私とメイド長は手を繋ぐと、二人で歩き始めた─……!!
(やばいやばいぃぃ!!幸せすぎるぅぅ!!)私が心の中で悶えていると、彼女は微笑んで言った─……!
「ありがとうございます……!アリア様がいてくださって本当に助かりました……!」彼女の笑顔を見て、私の心臓が大きく跳ねた──……!!
(あぁぁ!?もうダメだぁぁ!!我慢できないぃい!)私は心の中で叫ぶと、勢いで彼女を抱きしめてしまった─……! すると彼女は驚きつつも優しく抱きしめ返してくれた─……!!
「アリア様……!どうされましたか……?」彼女が心配そうに尋ねる。私はハッとして彼女から離れた─……!
(やばいやばいぃぃ!!やっちまったぁぁ!!)私が心の中で叫んでいると、彼女は笑顔で言った──……!!
「大丈夫ですよ!気にしないでください!」そう言って私の頭を撫でてくれた─……!!
(ああぁぁ!!天使だぁぁあ!!)私が感動していると、彼女は私に問いかけてきた─……!
「それで……なぜ私を抱きしめてくださったのですか?」私は正直に答えた─……!! (そりゃあ決まってるじゃん!!貴女のことが好きだからだよぉぉ!!)私が心の中で叫んでいると、彼女は一瞬驚いた様子を見せた後、優しい声で言った──……!
「ありがとうございます。私もアリア様のことが大好きです……!」私は彼女の言葉を聞き、舞い上がってしまった─……!!
「本当ですか!?嬉しいです!!」私が喜びの声を上げると、彼女は更に続けた─……!
「はい!これからもよろしくお願いしますね!」彼女が笑顔で手を差し出してきたので、私は迷わずその手を取った─……!!
私が感激していると、彼女は続けて言った──……!
「では一緒に迷子の子猫を探しましょう!」
(えっ!?ちょっと待って!それめっちゃ萌えるんだけどぉぉ!!)私が心の中で悶えていると、彼女は不思議そうに首を傾げた─……!
(あぁ……やばい……まじで好きすぎる……!!)私が心の中で悶えていると、彼女は私の手を優しく握った─……!!
「アリア様……行きましょう……!」私は彼女の手を強く握り返すと、笑顔で答えた─……!!
「はい!どこまでもお供します!!」こうして私とメイド長は手を繋いで歩き出した──……!!
***
私とメイド長は迷子の子猫を無事に保護することができた。猫が無事だと分かった瞬間、彼女は目に涙を浮かべた─……!!
(あぁ……めっちゃ可愛い……!)私が心の中で悶えていると、彼女が私の顔を覗き込んできた─……!!
「アリア様……?どうされましたか……?」私は慌てて笑顔を作った─……!
「いえ!何でもありません!」すると彼女は私に言った──……!
「ではそろそろ戻りましょうか?」私は頷きながら答えた─……!!
(あぁ……もう終わりか……もっと一緒にいたいなぁ……)私が心の中で寂しそうにしていると、彼女が心配そうに尋ねてきた─……!
「アリア様……?どうされましたか……?」私は笑顔で答えた─……!!
「いえ!何でもありません!」すると彼女は安心した様子で微笑んだ──……!!

(あぁぁ!!可愛いぃぃ!!)私が内心で叫んでいると、彼女が言った─……!
「それでは戻りましょうか?」私は大きく頷きながら答えた。
「はい!戻りましょう!」私達は再び手を繋いで歩き始めた──……!! 
***
ある日のこと─……!私はいつものように仕事を終えて帰宅しようとしていた。するとメイド長が話しかけてきた─……!!
「アリア様……!少しよろしいでしょうか……?」私は不思議に思いながらも彼女についていくことにした─……!! しばらく歩くと、彼女は小さな倉庫のような部屋の前で立ち止まった。そして彼女は私に中に入るよう促した──……。
(えっ?ここに入るの!?めっちゃ汚いんだけどぉぉ!!)私が心の中で叫んでいても、メイド長は気にする様子もなく言葉を続けた─……!
「アリア様……実はお願いしたいことがあるのですが……」彼女の真剣な表情を見て、私も身構えた─……!!
「はい……!何でも言ってください!」すると彼女はホッとした様子を見せながら言った─……!!
「実はですね……私は昔から猫が好きなのですが、なかなか飼えないのです……」
(おぉ!まじか!!)私が心の中で驚いていると、彼女は更に続けた─……!
「そこでですね……アリア様には私の代わりに猫の世話をお願いしたいのですが……」私は心の中でガッツポーズをした──……!!
(キタァァァァ!!夢にまで見たシチュエーションだぁぁあ!!)私が感動していると、彼女は再び口を開いた─……!!
「アリア様……いかがでしょうか……?」私は満面の笑みで答えた─……!!
「もちろんです!!喜んでお引き受けします!」すると彼女は嬉しそうな顔で言った─……!!
「ありがとうございます!これからよろしくお願いしますね!」
(ああぁ……!可愛いぃぃ!!)私が心の中で悶えていると、メイド長は続けて言った─……!
「では早速なのですが……猫達に会いに行きませんか?」彼女は微笑みながら私の手を握った──……!
(ふぉぉおお!!これはやばいぃぃぃい!!)私が興奮していると、彼女は優しく言った─……!!
「さあ行きましょう!」私達は再び手を繋ぎ、猫達に会いに行くことにした─……!!
(あぁ……幸せすぎるぅぅ!!)私が心の中で叫んでいると、彼女は笑顔で言った─……!!
「アリア様!猫は可愛いですね……!」私は彼女に同意するように頷いた。すると彼女は嬉しそうに微笑んだ─……!
(あぁぁぁ!!天使すぎるぅぅ!!)私が心の中で悶えていると、彼女は笑顔で続けた──……!
「実は最近新しい子が入ったんです!ぜひ見て行ってください!」彼女が指差した方を見ると、そこには可愛らしい子猫がいた─……!!
(えっ!?めっちゃ可愛いんだけどぉぉ!!)私が興奮していると、彼女は嬉しそうに言った─……!!
「この子です!」すると彼女は私に子猫を紹介してくれた─……!
「アリア様!この子の名前はミミです!とても可愛いでしょう?」
(えぇ!?マジで!?最高かよぉぉ!!)私は心の中で叫んだ──……!! それからというもの、私とメイド長は毎日のように一緒に猫の世話をした。もちろん仕事が終わった後だが……それでも私にとっては至福の時間だった─……!!
(あぁ……もうこのまま死んでもいいわ……!)私が心の中で叫ぶと、メイド長が心配そうな表情で私を見つめていた─……!!
「どうされましたか……?」私は慌てて笑顔を作った。すると彼女は心配そうな顔で言った─……!
「アリア様……?最近元気がないように見えますが……大丈夫ですか?」私は彼女に本当のことを言おうかどうか迷ったが、結局話すことにした──……。
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