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牡羊座より愛を込めて
6話(※獣姦注意)
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目が覚めて、最初に感じた違和感は首や腕に固い感触があったこと。次は草原を見る視界が低い位置にあることだ。
「……あ、え……?」
首を回そうとして、自分の首が牧場でよく見るマス目状に組んだ木製の柵から顔を突き出しているような格好なのだと気づいた。
枠の穴から顔を出し、左右隣の枠の中からそれぞれ右手首と左手首が出ていて、羊毛で編んだ太い毛糸で縛られていた。
「常々、思ってんだよネー。人間はさぁ、犬を嗾けて羊たちを追い回すだろ? だったらたまには人間に犬を嗾けてもいいんじゃねーの?」
揶揄を含んだ声の方に視線を向ければ、隣に茶毛の大型犬を連れた牡羊座の男が妙に色気のある顔で立っていた。しなやかな手が大型犬の背中を撫でているが、短毛ゆえに筋肉が目立ち、厳つい顔をしたその犬は、なぜか純を獲物を見定めた目を向けてくるのが言いしれぬ不安を呼ぶ。
牡羊座の男は股間の陰険こそ収まりを見せてはいるが、表情から完全に理性が戻って居るとは言いがたい。
「たまにはさぁー、人間も、犬に追い込まれるといいんじゃね♡」
笑いながら男は大型犬の背中を叩いた。それが合図だったのか、のそりと大型犬が純に向かってくる。
――純は一連の流れをうっすらと理解していた。伊達にBLやゲイゲームで遊んできた予定調和とも言える勘が、びりびりと脳に警鐘を鳴らしてきた。
そう、ゲームでは何度も見た。何度もその選択肢を純が決めてきた。
数こそ多くはないが、マニアックなユーザーのために作られた――。
獣姦。
「や、……やめろよっ! それは――それだけはいやだあぁあぁぁッッッ」
暴れて柵からを顔を引き抜こうとするが上手くいかない、それどころから首を抜こうと闇雲に体を揺すったことで、四つん這いの高さにある純の尻が誘うように揺れてしまっていた。
「おお! 尻を雄犬に差し出してやる気十分だな♡ これなら星5はイケそう♡」
男の言葉の意味も嘲弄も耳に入らない。ただ近付く犬が怖かった。
「あ、あぁ……っ」
純の尻へ鼻先を押し込み匂いを嗅ぐのは、交尾前の犬の習性だ。
交尾可能としたのか、人間よりも筋肉質の舌が力強い動きで純のアナルを舐め始める。
「ひぁ……ッッ、……よ、よせッ! いや、だ、っ!」
まるで餌でも舐めるようにざらつく舌が過敏なアナルを舐めると、純は腰を捩って逃げようと必死に体を揺すった、だが何をしても無駄な動きにしかならず、恐怖と嫌悪で溜まらず啜り泣いてしまう。
「あ、言い忘れたけど、その犬、俺の精液が大好物だから? お前の中に残った分を嘗め回すだろうなぁ♡」
軽い口調で放たれた言葉は、ただ、ただ、絶望でしかなかった。
「……あ、え……?」
首を回そうとして、自分の首が牧場でよく見るマス目状に組んだ木製の柵から顔を突き出しているような格好なのだと気づいた。
枠の穴から顔を出し、左右隣の枠の中からそれぞれ右手首と左手首が出ていて、羊毛で編んだ太い毛糸で縛られていた。
「常々、思ってんだよネー。人間はさぁ、犬を嗾けて羊たちを追い回すだろ? だったらたまには人間に犬を嗾けてもいいんじゃねーの?」
揶揄を含んだ声の方に視線を向ければ、隣に茶毛の大型犬を連れた牡羊座の男が妙に色気のある顔で立っていた。しなやかな手が大型犬の背中を撫でているが、短毛ゆえに筋肉が目立ち、厳つい顔をしたその犬は、なぜか純を獲物を見定めた目を向けてくるのが言いしれぬ不安を呼ぶ。
牡羊座の男は股間の陰険こそ収まりを見せてはいるが、表情から完全に理性が戻って居るとは言いがたい。
「たまにはさぁー、人間も、犬に追い込まれるといいんじゃね♡」
笑いながら男は大型犬の背中を叩いた。それが合図だったのか、のそりと大型犬が純に向かってくる。
――純は一連の流れをうっすらと理解していた。伊達にBLやゲイゲームで遊んできた予定調和とも言える勘が、びりびりと脳に警鐘を鳴らしてきた。
そう、ゲームでは何度も見た。何度もその選択肢を純が決めてきた。
数こそ多くはないが、マニアックなユーザーのために作られた――。
獣姦。
「や、……やめろよっ! それは――それだけはいやだあぁあぁぁッッッ」
暴れて柵からを顔を引き抜こうとするが上手くいかない、それどころから首を抜こうと闇雲に体を揺すったことで、四つん這いの高さにある純の尻が誘うように揺れてしまっていた。
「おお! 尻を雄犬に差し出してやる気十分だな♡ これなら星5はイケそう♡」
男の言葉の意味も嘲弄も耳に入らない。ただ近付く犬が怖かった。
「あ、あぁ……っ」
純の尻へ鼻先を押し込み匂いを嗅ぐのは、交尾前の犬の習性だ。
交尾可能としたのか、人間よりも筋肉質の舌が力強い動きで純のアナルを舐め始める。
「ひぁ……ッッ、……よ、よせッ! いや、だ、っ!」
まるで餌でも舐めるようにざらつく舌が過敏なアナルを舐めると、純は腰を捩って逃げようと必死に体を揺すった、だが何をしても無駄な動きにしかならず、恐怖と嫌悪で溜まらず啜り泣いてしまう。
「あ、言い忘れたけど、その犬、俺の精液が大好物だから? お前の中に残った分を嘗め回すだろうなぁ♡」
軽い口調で放たれた言葉は、ただ、ただ、絶望でしかなかった。
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