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70、★☆狂わせたい夫
しおりを挟む「リシェ・・・悪かった、すまん、泣かないでくれ」
「うっ、ぐずっ・・・アル様・・・そんなアル様・・・」
「き、嫌いになったか!?す、すまん、悪かった、頼む嫌わないでくれ・・・リシェに嫌われたら俺は・・・」
「いいですね・・・」
「・・・はっ?」
「そんなアル様も・・・いいですね」
リシェリアは涙を浮かべながらもにこっと笑う。
「リシェ?」
「次はちゃんと下さい」
「へっ?」
「アル様のでして下さい」
「リ、リシェ!?」
「もう・・・起き上がれなくなるまでしてくれるんでしょう?」
「しかし・・・嫌われたら困る・・・」
「アル様のをくれないからです!早く下さい!」
「・・・リシェ?・・・そんな事言ったら・・・ダメだぞ?」
「どうしてです?」
「・・・うぅぅん・・・我慢がな・・・効かなくなるからだっ!」
アリエルはリシェリアの体を持ち上げると、そのまま反り立った己のモノに沈ませていく。
「あぅぅぅっ・・・」
「リシェ・・・愛してる」
「あるさまぁ・・・これ・・・ダメ・・・」
「ん?ダメ?なんでだ?こっちのほうがリシェが近くていいぞ?」
「ダメです・・・奥にあたるから・・・」
体をくねらせ逃げようとするが、アリエルに腰をがっちりと掴まれ逃げることは叶わない。
「んぁぁっ!あうっんっ!」
「全然ダメそうじゃないが?ほらっ、どうだっ?ほらっ?いいんじゃないのかっ?」
アリエルはリシェリアの身体を掴み、ガンガン下から突き上げリシェリアの身体を揺さぶっていく。
「あるっ、さまぁっ、ダメ、いやぁ、あふっ、あうっ、いあぁ、あうんっ、だめぇぇぇっっ!!ああああぁぁぁぁ!!!!」
「リシェ、俺も・・・射精るっ!・・・うっ・・・ぐっ・・・」
そのままの体勢で果てた。アリエルは繋がったままリシェリアを押し倒すと、触れるだけのキスをたくさんした。
「リシェ、愛してる。リシェ・・・」
「あるさまぁ・・・」
「なぁ・・・これで終わりとは・・・いかないみたいだ・・・」
「えっ?」
「俺のここが、もっとだと言ってるぞっ!!」
アリエルは、ぐぐっとリシェリアの膣に自身のモノを再度深く押し込んだ。
「あぅぅぅっ!いま、だめですっ!イった、イった、ばっかり、だからぁっ!」
「ほら・・・もっと、乱れろ!」
寝台がギシギシときしむ音がする。それだけ激しく突き立てられているのだ。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ・・・
ぐじゅ、じゅぼっ、じゅぶ、ぐじゅ、じゅっ、じゅる、じゅぼっ・・・
「いあぁぁっ、だめっ、やめて、くださいっ!もう、だめぇぇっ!」
「無理だな、やめんぞ。リシェをこんな風にできるのは俺だけなんだっ!」
「だめ・・・おかしく、なっちゃうっ!!」
「あぁ、おかしくなればいいさ、俺だけだ、もう、俺だけしか見えないように狂ってしまえばいいっ!」
「ああああぁぁっ・・・い、イクッ、いやぁぁ、あぅぅぅっ!!!」
「あぁ、イったか・・・リシェ、可愛いな・・・もっとイケ、見ててやるぞ?」
「まって!ある、さまっ!まっ、てぇっ!!いあっ、あぅっ、んっ、あふっ、あっ、あっ、だめ、だめ、またっ、いやぁぁぁっ!!!!!」
リシェリアは何度も絶頂を迎えた。達しても、達してもアリエルはやめてくれない。アリエルの中の嫉妬と不安と独占欲、そして・・・愛。その全てがリシェリアを求めていた。
アリエルの鍛えられた身体は体力が有り余っている。
「ま、まって・・・止まって!・・・もう・・・むり・・・」
「リシェ、俺のせいじゃないぞ?お前の膣が咥え込んで離さないんだぞ?もう、何回イった?数えきれなくなったか?リシェ、可愛いな・・・お前は俺の可愛い嫁だ。リシェ・・・さぁ、俺も・・・イク・・・はぁ、はぁ・・・リシェ・・・受け止めてくれ!!・・・うっ、くはぁっ・・・」
「あぁぁ・・・あふっ、はふっ・・・」
「おかしいな・・・」
「ある、さま?」
「まだできるぞ?」
「へっ!?」
「もう、一回だリシェ!!」
「いあぁぁぁっ、だめぇっ!!」
長かった一回が終わったかと思われたが、アリエルのモノは再度質量を増して、リシェリアの膣を犯していった。気付けば外は白み始めていた。
「リシェ・・・俺はオッサンなんだが・・・嫉妬でこうなるんだと、初めて知ったぞ・・・リシェ、すまない。多分これからも・・・リシェを求めてしまうだろう・・・ちゅっ・・・俺のリシェ・・・俺だけの可愛いリシェ・・・」
途中で意識が飛んでしまい眠ってしまったリシェリア。話しかけながらアリエルは眠りについた。大事そうに抱きしめて。
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次回【最終回】
あら熊さんありがとうお礼に歌いましょう
次回、本編が最終回を迎えます。この後、2話の番外編を投稿予定です。それにて完結と致します。
新作お知らせ!
『騎士団長様からの400通の手紙ーそのままの君が好きー』
当主である父に無理矢理参加させられたある夜会。辺境伯家の次女レティシアは、ダンスの誘いの多さに、断るのにも疲れ、辟易して王城の中を進んでいた。人気のない暗がりの中、うめくような声がする。一人の騎士が座り込んでいた。レティシアは彼を介抱する。
応急処置!わかった?
この出会いの行方は・・・?
近々投稿開始します、お楽しみに♪(´ε` )
応援ありがとうございます!
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