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69、★☆演技だと思ってたんだが!?
しおりを挟む「リシェ・・・大丈夫か?震えていたからな」
「はい、もう大丈夫です!さぁ、行きましょう!」
「どこにだ?」
「寝室ですよ?」
「ん?眠いのか?わかった、このまま運んでや・・・」
くいくいっとアリエルの服を引っ張るリシェリア。
「なんだ?どうしたんだ?」
リシェリアが、抱きかかえられた腕の中から何かを言いたそうにじっと見つめている。
「ど、どうしたんだ?」
「アル様・・・引かないでくださいね?」
「ん?リシェが何を言っても引かないぞ?」
「だから・・・夜まで待てないんです!」
「へっ!?・・・それは・・・その・・・さっきの?」
「はい、アル様がクリストファー殿下の前でキスなんかするから・・・疼いてしまって・・・」
アリエルは固まった。さきほどの話は演技ではなく、本音なのかと頭の処理速度が追いついていなかった。妻が今すぐ俺を御所望だなんて言ったが、まさか現実になるとは思ってもみなかったのだ。だが、次第に顔がにやけてくる。
「リシェ・・・こんな時間からか・・・一回で終わると思うなよ?」
「ふふっ、いっぱいして下さい」
「ははっ、朝まで離さないんだったな?」
「はい、もう執務は終わってますでしょう?」
「知ってて言ったのか・・・はぁ・・・本当に起き上がれなくなっても知らないぞ?」
「あーんして食べさせてくれるんでしょう?なんだったら、お風呂も入れて下さいね?」
「あぁ、いいぞ。ただ、その場合・・・普通に風呂に入るだけじゃなくなるかもしれんが?」
「えぇ、あなたの妃は今すぐを御所望ですし、アル様からたくさん愛される事を御所望なんです」
「嫁の望みは叶えてやらんとな・・・よしっ!」
アリエルはハイドとフローラに、呼ぶまで来るなと言付け、夫婦の寝室に駆け込むと、リシェリアのドレスを脱がせていった。リシェリアを寝台に押し倒すと、むさぼるように激しくキスをした。
「さっき・・・あいつに触られているのを見て嫉妬した・・・」
「えぇ、とても低い声でした。怒ってらっしゃるのがすぐわかりましたわ」
「お前は俺だけのものだ」
「はい、アル様だけのものです」
「ここに触れていいのも・・・な」
「あっ、あんっ・・・あるさまぁ・・・」
アリエルは舌で首筋を舐める。勃ち始めた乳首に舌を這わせ、歯で引っ掻くように刺激を与えていく。
「あっ、あぅ・・・あっ」
アリエルは刺激を与えるのを続けながら、リシェリアの秘部に手を伸ばす。
「もうこんなに・・・なんだ、あいつに触れられて感じたんじゃないよな?」
「あぅ、ち、ちがい、ますっ!!」
「じゃあ、これはなんだ?なんでこんなに濡れているんだ?」
「あ、あるさまっ、にっ、して、欲しくて!」
「そうか・・・どうして欲しいんだ?」
「いっぱ、い、いぁっ、触れて、欲しくて!」
「どこをどんな風にだ?言ってみろ」
花芯を指で刺激しながら言葉でリシェリアを責め立てる。リシェリアは刺激に相まって、アリエルからの言葉に思考がおかしくなりそうだった。
「あっ、あんっ、あ、ある、さまっ!」
「言わないとずっとこのままだぞ?」
「うぅ・・・あっ、ある、さまのっ、あるさま、のが、あっ、ひぃぅ、ほし、いのです!」
「俺の何が欲しいんだ?これか?」
アリエルは蜜壺に指を差し込んでいく。
「あっ、いぁ、あんっ、んっ」
「そうか、これが欲しかったのか」
「ち、違うっ、ちがうの!」
「何が違うんだ?」
「ある、さまのっ、あるさまのっ!」
「それだけじゃわからないなっ!」
アリエルは指を二本に増やすと、モノを抽挿するかのように激しく出し入れし始めた。
寝室には、じゅぷじゅぷといやらしい水音が響き、リシェリアの耳までもを犯していく。
「あっ、あんっ、ひゃぁうっ、あぅっ、あんっ、・・・あっ、んっ、んっ・・・だ、だめっ、だめぇっ!いやぁっ、はぁぅっん!あぅ、んっ、んぁ・・・あっああっ・・・ああああぁぁぁぁ!!!」
リシェリアは与えられ続けた激しい刺激に、背中をのけぞらせガクガクと身体を揺らし達した。
「ふっ、イったか・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・うっ、うっ、うわぁぁん、あるさまのいじわるぅぅ・・・」
「あわっ、わっ、リシェ、泣かせるつもりはなかったんだ!リシェ、すまん!」
声を上げて泣き出したリシェリアを、自身の足を跨またがらせるように向き合って座らせ抱きしめた。頭を撫でながらアリエルは必死に謝った。
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次回
ほら・・・もっと、乱れろ!
リシェ、俺のせいじゃないぞ?
応援ありがとうございます!
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