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5.二人の生活
65 .管理能力の為せる技
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とりあえずその後は、今後の仕事の話や待遇、谷口さんが運転手をするかどうかなどで話が進んだ
「私はあなたの秘書ですよ、運転手くらいしますよ!そのために2種の免許もとったんです。」
「結構ですよ、ジョンと歩きとマウンテンバイクで会長宅には来るし、会長宅からは社長の運転手さんが送ってくれます。
帰りなんて確実に夜の8時すぎてますよ、労働時間外でしょ?
そんな働きしてたら労働基準監督署にタレコミますよ」
「役員なので労働時間などというものはありません。
夜道でアキラさんやジョン君に何かあれば、我社の損害は計り知れません。
帰りだけでも送ります。」
「マウンテンバイクは…」
「それくらい入る車を用意してます。」
先に言われて、今回はアキラがひくことになった。
やはり管理能力が長けてるだけある。
曲げないとこは曲げないのだ。
「ちゃんと地味な車にしましたし、会長みたいなリムジンでは送りませんよ」
常識的なところは大変助かる。
「わかりました、お願いします。でも無理はしないでくださいね。
無理をされると僕もつらい」
アキラの気遣いに、谷口は笑顔で答える。
この優しい青年の力になりたいと、心から思った。
「私はあなたの秘書ですよ、運転手くらいしますよ!そのために2種の免許もとったんです。」
「結構ですよ、ジョンと歩きとマウンテンバイクで会長宅には来るし、会長宅からは社長の運転手さんが送ってくれます。
帰りなんて確実に夜の8時すぎてますよ、労働時間外でしょ?
そんな働きしてたら労働基準監督署にタレコミますよ」
「役員なので労働時間などというものはありません。
夜道でアキラさんやジョン君に何かあれば、我社の損害は計り知れません。
帰りだけでも送ります。」
「マウンテンバイクは…」
「それくらい入る車を用意してます。」
先に言われて、今回はアキラがひくことになった。
やはり管理能力が長けてるだけある。
曲げないとこは曲げないのだ。
「ちゃんと地味な車にしましたし、会長みたいなリムジンでは送りませんよ」
常識的なところは大変助かる。
「わかりました、お願いします。でも無理はしないでくださいね。
無理をされると僕もつらい」
アキラの気遣いに、谷口は笑顔で答える。
この優しい青年の力になりたいと、心から思った。
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