夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの?

モスマンの娘

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14.二人の未来を紡ぐ

249.二人への襲撃回避ならず

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電話をきって盛大にため息をつく。


「どうしたの?お休みもらえたんでしょ?」


ジョンがお風呂場から顔をだして、聞いてくる。


「なんか会長がうちに来たいみたいなんだよ、なんの用があるんだか…

やだぁ~3日間ジョンとだらだらイチャイチャしてたいぃ」

「えっおじいちゃんくるの?なんだろうね?」

パタパタ揺れる尻尾にちょっとムッとする。

「わかんない、でもなるべく回避するからね!

おやすみとったのにジョンとゆっくりできないなんて!」


アキラが会長に電話をするがなかなか出ない。
諦めて一度切ると、すぐに折り返しがかかってきた。


「おうすまんなぁ、ちょっとトイレから出られんかった。」

ひどくしゃがれた声に、吹き出しそうになる。

「会長おはようございます。
もう深酒する年じゃないでしょう?
大丈夫ですか?

うちに来たいとか聞きましたけど、なんですか?
できれば来てほしくない!
ジョンとゆっくりしてたいです。」


うぅぅ~聞いているのか?と思うようなうめき声がする。
 
「あまり矢継ぎ早に喋らんでくれ、頭が割れる…

わしもできたら行きたくないわい。吐き気と頭痛で死にそうじゃ

昨日の自分の首を締めてやりたい…」


ふふっ思わず笑いが漏れる。

「なら寝ててくださいよ、うちに来てゲロ吐かれても迷惑ですよ!

サキュバスのこと聞いてますよね?僕も疲れてるから嫌なんですよ」


「だからじゃよ、ジーザスがどうしてもアキラ君の脳波を調べたいそうじゃ

まぁそのジーザスもトイレからでて来てないから…
行けるのは何時になるかのう?」

アキラは苦笑いがでてしまう。
シノダ教授はサキュバスの魅了は症例が少ないから、データがほしいのかもしれない

「わかりましたよ、シノダ教授のお望みなら叶えますよ、来れる時間わかったら教えてください。

お昼は過ぎそうですか?」


アキラはできれば夕方くらいにしてほしい。さすがに腰がきついのだ


「そうじゃなぁ、昼過ぎから夕方くらいじゃと思う。

田中もまだ部屋の隅で屍になっとるからなぁ」


アキラは軽くガッツポーズをする。


「了解しました。スポーツドリンクと二日酔い用ポーション用意して待ってますよ!

時間決まったら教えてください」


電話をきると再度、盛大にため息をついた。


寝室で片付けをしてくれているジョンに声をかける

「ジョンごめん!襲撃回避できなかった~」
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