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17.可愛いだけじゃいられないよ
364.僕の愛欲こそ質が悪い…
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「あのねジョン、ジョンが思ってることは大なり小なり人を好きになればだれで持つ気持ちだよ?
だから悪いことじゃないし、黒くもドロドロもしてないよ?
きっとジョンはその気持ちが強く感じちゃうから怖いんだね?」
優しく言い聞かすように頭を撫でる。
ジョンは違うっとばかりに首を横にフルフルっと振っている。
「ジョンはその気持ちからしたことで、僕が辛そうにしてるのに罪悪感を感じたんでしょ?
ジョンは僕のこといっぱい考えてくれようとしてくれてるんだね…
ありがとう、嬉しいよ。
でも大丈夫だよ、ジョンは痛いことや辛いこと僕にするけど、いつも最後には気持ちよくしてくれるでしょ?
だから僕は信じて委ねられるんだよ…」
なおも抱きしめながら顔を見せてくれないジョンの頭にキスを落す。
「僕にもそんな気持ちあるっていったら、ジョンは嫌?怖いって思う?」
跳ね上がるように顔をあげたジョンの目はくりくりに丸くなって、耳はピンと立っている。
びっくりした表情がおかしくてつい笑みが溢れてしまう。
「ふふっ僕にだって独占欲も支配欲も征服欲もあるよ?
表し方が違うだけだよ…
今日のこの服を買ったのだって、僕だけを見てほしいって独占欲からだし、ジョンに僕の選んだ服を着せたいのは支配欲からだよ
今日のデートてジョンと手を繋いぎたいなんて、明らかに征服欲からだよ…
ね?僕にもあるんだよ…」
困った顔をして、フルフルとまた首を振る。
「違う…僕のとは全然違う。僕のは黒くてドロドロなのに、アキラのは優しい…」
「優しくないよ…僕のはきっと姑息で計算高いんだよ。
直接ジョンにぶつける自信も潔さもないだけだよ…
欲望なんて、きっと優しいとかないんじゃないかな?
結局は我侭なものだから…」
ジョンはまだ困った顔のままで、きっと納得していないけど…
少しずつ伝えていこうと、優しく頭を撫でた
だから悪いことじゃないし、黒くもドロドロもしてないよ?
きっとジョンはその気持ちが強く感じちゃうから怖いんだね?」
優しく言い聞かすように頭を撫でる。
ジョンは違うっとばかりに首を横にフルフルっと振っている。
「ジョンはその気持ちからしたことで、僕が辛そうにしてるのに罪悪感を感じたんでしょ?
ジョンは僕のこといっぱい考えてくれようとしてくれてるんだね…
ありがとう、嬉しいよ。
でも大丈夫だよ、ジョンは痛いことや辛いこと僕にするけど、いつも最後には気持ちよくしてくれるでしょ?
だから僕は信じて委ねられるんだよ…」
なおも抱きしめながら顔を見せてくれないジョンの頭にキスを落す。
「僕にもそんな気持ちあるっていったら、ジョンは嫌?怖いって思う?」
跳ね上がるように顔をあげたジョンの目はくりくりに丸くなって、耳はピンと立っている。
びっくりした表情がおかしくてつい笑みが溢れてしまう。
「ふふっ僕にだって独占欲も支配欲も征服欲もあるよ?
表し方が違うだけだよ…
今日のこの服を買ったのだって、僕だけを見てほしいって独占欲からだし、ジョンに僕の選んだ服を着せたいのは支配欲からだよ
今日のデートてジョンと手を繋いぎたいなんて、明らかに征服欲からだよ…
ね?僕にもあるんだよ…」
困った顔をして、フルフルとまた首を振る。
「違う…僕のとは全然違う。僕のは黒くてドロドロなのに、アキラのは優しい…」
「優しくないよ…僕のはきっと姑息で計算高いんだよ。
直接ジョンにぶつける自信も潔さもないだけだよ…
欲望なんて、きっと優しいとかないんじゃないかな?
結局は我侭なものだから…」
ジョンはまだ困った顔のままで、きっと納得していないけど…
少しずつ伝えていこうと、優しく頭を撫でた
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