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18.胸のホールを埋めてください

413.悪ジョン君降臨  (side会長)

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「昨日…やっぱりジョン君迎えに行こうかって悩んでたんだよ
そしたら密林から荷物が届いて…
中見たら…その…下着が…」



顔の色が赤い通り越して赤黒くなってきているアキラ君の血管が心配じゃが…
机の上に出されたお馴染みの通販サイト『密林』の箱からは、三枚のかなりエロい下着がでてきた。




淡い水色のハートの刺繍が散りばめられている紐パン

白のゴージャスな総レースのTバック

最後はいわゆるジャックストラップ
男性用で前の竿や袋は隠す部分はあるが、後ろはゴム紐が尻を支えるようにあるだけのものだ



可愛い系からお色気系まで、いい趣味しとるのう…ジョン君?


「…きっと…きっと…僕は夜な夜なこんな下着をつけて、私って綺麗?っとか言って僕の好みのフワフワモコモコムキムキちゃんにコートをバァーとかしている変態露出狂だったんだぁ」



う~ん、ツッコミどころが多すぎて追いつかない!
とりあえず一番のパワーワードのフワフワモコモコムキムキちゃんって何じゃ?
アキラ君の好みって特殊すぎないか?


あとジーザス、おまえさん何をスマホ取り出して下着の写真撮ってるんじゃ?
口元ゆるゆるじゃぞ!人様に見せれる顔じゃないぞ!いいのかそれ…?


「こんな変態なんて…このままずっと人の目に触れないように閉じ籠もって、ジョン君の毛に針刺して死んでいく方が世のためなんだ!
ジョン君もこんな変態に関わらないほうがいい…ほっといてください!」


頭を抱えて、ソファの上で縮こまってしまったアキラ君を、ゆっくりと優しい動きで抱きしめるようにジョン君が包み込み…
そして耳元に唇を寄せて囁くように呟いて行く



「違うよアキラ?
こんな可愛い下着つけたアキラを他の人に、僕が・・見せるわけないでしょ?
これはスパイスだよ…僕達の日々の生活に刺激を与えるね!
大丈夫だよ、僕が・・アキラを変態なんかにしないよ?」



…ジョン君うまいこと言ったなぁ
動きもいい感じにアキラ君の理想に近づいてるが、今それは褒められない!
怪しい詐欺宗教家の手口じゃぞ?それ…
悪ジョン君を見てしまった。



「本当に…?僕は変態にはならないですむの?ジョン君が止めてくれるの?
ありがとう、ジョン君!」



涙目でジョン君のすがるような顔をしているアキラ君が哀れすぎる…
ジョン君も隠れた手でガッツポーズするのはやめなさい




育て方ちょっと間違えたかなぁ
っと頭を抱えたくなってしまった。
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