夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの?

モスマンの娘

文字の大きさ
537 / 1,164
20.胸のホールを埋めてください 3

532.君は悪女?  (sideシノダ教授)

しおりを挟む
「季節の天ぷらです
先程は夫がごめんなさいね
どうせジーザスさんが来て嬉しくて、いらないことおっしゃったんでしょ?

こんな可愛らしい方と一緒なら気を使わないとね?」



今度は女将さんが人の良さそうな笑顔で天ぷらを持ってきてくれた
アキラ君も相変わらずの百点満点笑顔だ



「わぁヤングコーンの天ぷらなんて初めて見ました、美味しそう!
これはなんですか?」


「うふふ、それは空豆の天ぷらよ
山菜は残念ながら時期が遅かったけど、今は夏野菜のはしりだから
これなんかも美味しいわよ??
ミョウガの天ぷらでね、他ではなかなかなくて変わってるでしょ?」


アキラ君が嬉々として天ぷらの話を聞いていると、後ろから目を腫らしたヤブが俺にしか聞こえないほどの小さな声で話してきた


「おい、その子はギルマスのおてつき・・・・かなんかかよ?
一昨日ひどく焦ったようにお前の居場所を探してたぞ…

大丈夫か?あの人を敵に回すと厄介だぞ…」

「ハハ違うよ、あの人はもう完全に枯れてる…
あの人の可愛い孫の恋人だ
ちょっと訳ありでな…悪いな…」



たぶんヤブのことだからシラを切ってくれたんだろう
こいつみたいな飲食店こそ、あの人を敵に回したらヤバいのに
ヤブから小さく舌打ちをが聞こえる



「孫って…余計に不味いだろうが…
本当に大丈夫なのか?」

「あぁ…大丈夫だ…
俺のこの思いは…望み薄だ…
何より、終わりも見えてるんだよ…」



自分の言葉が苦くて喉に張り付いてどうしようもなかった
頼んだ鴨南蛮をすすって一緒に無理やり飲み込んませたが


「本当に、お前は女運がないよな…」


ヤブの言葉を否定しようにも、目の前で楽しそうに女将さんと話をしているアキラ君は…
やっぱり男を惑わせる毒婦か傾国の美女かと言われたら否定はできない



苦し紛れにミョウガの天ぷらを噛じれば、爽やかだが苦味と独特の香りがして…癖になる味で

アキラ君みたいだなって思ってしまう、自分の恋愛に染まっている思考回路にため息をもらした





「ごちそうさまでした!お蕎麦も天ぷらもおいしかったですね
さすがシノダ教授のおすすめのお店だ!
……また連れてきてくださいね?」


「あぁ喜んで!
他に行きたいところがあったら教えてよ
可愛い服着てもらわなきゃいけないんだ!何処にだって連れて行くよ?」



帰りの車の中で他愛のない話をするが…よかった、少しアキラ君が前向きになってくれている

なのに俺の言葉に、少し申し訳なさそうな…遠慮がちに…


「テーマパーク行きたかったんです…
すごく、失礼なことなんだけど…
その予約してあって
シノダ教授がもし…その…いいならなんだけど…」


あぁジョン君と行くって言ってたのが心残りなんだね?
そんなこと俺のことなんか気にしなくていいのに、この子は…


「よし!行こうか?
テーマパークなんて最高に可愛いアキラ君が見えそうだ!
喜んでお供いたしますよ?
あぁでも俺の見た目は大丈夫かな…
反○は出禁とかない?」


「アハハ!見た目で○社認定はないんじゃないかな?
それに今のシノダ教授なら○社というよりナイスミドルって感じで素敵ですよ
あと必ずカチューシャは着けてくださいね?」



えぇ……俺もカチューシャ必須なの?
似合わなくない?
しおりを挟む
感想 237

あなたにおすすめの小説

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?

中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」 そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。 しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は―― ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。 (……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ) ところが、初めての商談でその評価は一変する。 榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。 (仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな) ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり―― なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。 そして気づく。 「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」 煙草をくゆらせる仕草。 ネクタイを緩める無防備な姿。 そのたびに、陽翔の理性は削られていく。 「俺、もう待てないんで……」 ついに陽翔は榊を追い詰めるが―― 「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」 攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。 じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。 【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】 主任補佐として、ちゃんとせなあかん── そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。 春のすこし手前、まだ肌寒い季節。 新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。 風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。 何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。 拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。 年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。 これはまだ、恋になる“少し前”の物語。 関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。 (5月14日より連載開始)

  【完結】 男達の性宴

蔵屋
BL
  僕が通う高校の学校医望月先生に  今夜8時に来るよう、青山のホテルに  誘われた。  ホテルに来れば会場に案内すると  言われ、会場案内図を渡された。  高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を  早くも社会人扱いする両親。  僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、  東京へ飛ばして行った。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

熱のせい

yoyo
BL
体調不良で漏らしてしまう、サラリーマンカップルの話です。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

処理中です...