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20.胸のホールを埋めてください 3
550.全ての真相を 2 (side会長)
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「つまり…結果がよければ、理想的推測になればあのアキラ君は助かるが
一歩間違えれば…
あのアキラ君は消えるか、最悪廃人か
なんで……なんでそんな……
どれくらいじゃ?その理想的推測になる可能性は?」
「俺達だって、ただイチャイチャしてただけじゃないですからね?
二人で実験しまくってたんですよ
実験結果は良好です!
概ね推測通りになる裏付けだってとれてる……ただ…確証まではとれないんですよ!やってみないことにはね!!
本当にその数%の確率が俺を不安にさせるのに……
アキラ君が俺に話を持ってきたときなんて、成功するかは五分五分くらいな話だった!
それをあの子は決行しようとしてたんだよ…それこそ俺が協力しなけりゃ、他の誰かに頼んででもね!!」
つまり…かなりの高い可能性で記憶の戻ったアキラ君が帰ってくる、しかし……なんでそれを黙ってたんじゃ?ジョン君を遠ざけてまで……
「アキラ君は元々が、多重脳障害って言えばいいのかな?
どちらかというと脳機能障害…違うな障害ではないなぁ…ん~何かなぁ?
……要はわかりやすく言うと、スキルを使うときに、脳を分割するように使用してたんですよ
まるで小さな脳が合さり合って一つの脳であるように、すごく細かく脳を分けて使ってたんだ
パソコンのマルチプロセッサみたいに複数の脳が作業分担させて効率をあげてるような状態だったんです。
だからあのバカみたいな数のスキルを使っていても、多スキル障害を起こさずにいれたんです。
ここまではいいですか?」
「ちょっと待て、とりあえずアキラ君の元の体質よりなんでアキラ君がジョン君を遠ざけたかから頼む!」
アキラ君のわけのわからない体質はこの際置いといて、あの子が規格外なのはいつものことじゃから…
とりあえずまだ、ギラギした目でジーンズを睨んでいるジョン君をどうにかしたい…
「だから今からそれを説明するんですよ!これだけでもありえないことなんですからね?
それこそ論文発表したら、かなりの大発見ですからね!
とりあえず、ここまではいいですか?
その分割されても、メインに動いていた脳は絶対記憶のスキルの脳です。
ただその脳がスキル機能亢進症で破損してどうしようもなくなった状態になったのが、一年半前なんでしょう…
マルチプロセッサのパソコンで処理速度を上げる以外にもう一つ利点があります
メインのパソコンが何らかの原因で動かなくなったときに、サブのパソコンで稼働をし続けることができるんですよ…
アキラ君はそれを脳でやったんですよ!メインの脳が動かなくなったから破損が少ないサブの脳に切り替えたんです
そうとも知らずに元メイン脳をジョン君がスキルと切り離すことで治療をしていったんです。
そしたらどうなります?サブの脳は所詮サブですよ…
メインの脳が治ればステータスも稼働効率もそっちの方がいいなら……戻すでしょう?」
「なるほど、つまり…戻したときに記憶が引き継がれなかったのが今回の記憶喪失なのか?
でも前回のメインの脳からサブの脳のときは問題無く記憶が引き継がれてたじゃろうが!」
ジーザスが盛大なため息をつく、勿体を付けるところがこいつの悪い癖じゃ!
「アキラ君が記憶喪失になる前にジョン君と行ったことはなんですか?
意識を失うほどの絶頂で脳が強制ログアウトさせたんですよ!
それがきっかけで、脳が完全に切り替わったけど、記憶がまだ移行されてなかったんですよ!
それこそが今回の記憶喪失の全容です」
一歩間違えれば…
あのアキラ君は消えるか、最悪廃人か
なんで……なんでそんな……
どれくらいじゃ?その理想的推測になる可能性は?」
「俺達だって、ただイチャイチャしてただけじゃないですからね?
二人で実験しまくってたんですよ
実験結果は良好です!
概ね推測通りになる裏付けだってとれてる……ただ…確証まではとれないんですよ!やってみないことにはね!!
本当にその数%の確率が俺を不安にさせるのに……
アキラ君が俺に話を持ってきたときなんて、成功するかは五分五分くらいな話だった!
それをあの子は決行しようとしてたんだよ…それこそ俺が協力しなけりゃ、他の誰かに頼んででもね!!」
つまり…かなりの高い可能性で記憶の戻ったアキラ君が帰ってくる、しかし……なんでそれを黙ってたんじゃ?ジョン君を遠ざけてまで……
「アキラ君は元々が、多重脳障害って言えばいいのかな?
どちらかというと脳機能障害…違うな障害ではないなぁ…ん~何かなぁ?
……要はわかりやすく言うと、スキルを使うときに、脳を分割するように使用してたんですよ
まるで小さな脳が合さり合って一つの脳であるように、すごく細かく脳を分けて使ってたんだ
パソコンのマルチプロセッサみたいに複数の脳が作業分担させて効率をあげてるような状態だったんです。
だからあのバカみたいな数のスキルを使っていても、多スキル障害を起こさずにいれたんです。
ここまではいいですか?」
「ちょっと待て、とりあえずアキラ君の元の体質よりなんでアキラ君がジョン君を遠ざけたかから頼む!」
アキラ君のわけのわからない体質はこの際置いといて、あの子が規格外なのはいつものことじゃから…
とりあえずまだ、ギラギした目でジーンズを睨んでいるジョン君をどうにかしたい…
「だから今からそれを説明するんですよ!これだけでもありえないことなんですからね?
それこそ論文発表したら、かなりの大発見ですからね!
とりあえず、ここまではいいですか?
その分割されても、メインに動いていた脳は絶対記憶のスキルの脳です。
ただその脳がスキル機能亢進症で破損してどうしようもなくなった状態になったのが、一年半前なんでしょう…
マルチプロセッサのパソコンで処理速度を上げる以外にもう一つ利点があります
メインのパソコンが何らかの原因で動かなくなったときに、サブのパソコンで稼働をし続けることができるんですよ…
アキラ君はそれを脳でやったんですよ!メインの脳が動かなくなったから破損が少ないサブの脳に切り替えたんです
そうとも知らずに元メイン脳をジョン君がスキルと切り離すことで治療をしていったんです。
そしたらどうなります?サブの脳は所詮サブですよ…
メインの脳が治ればステータスも稼働効率もそっちの方がいいなら……戻すでしょう?」
「なるほど、つまり…戻したときに記憶が引き継がれなかったのが今回の記憶喪失なのか?
でも前回のメインの脳からサブの脳のときは問題無く記憶が引き継がれてたじゃろうが!」
ジーザスが盛大なため息をつく、勿体を付けるところがこいつの悪い癖じゃ!
「アキラ君が記憶喪失になる前にジョン君と行ったことはなんですか?
意識を失うほどの絶頂で脳が強制ログアウトさせたんですよ!
それがきっかけで、脳が完全に切り替わったけど、記憶がまだ移行されてなかったんですよ!
それこそが今回の記憶喪失の全容です」
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