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21.進む僕
571.Let 'ハンティング
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さっさと今週末に狩の予定を入れてきたアキラ君の仕事の早さに舌を巻く…
「日曜日の休日になってしまって申し訳ありません
僕達は休日の感覚なんてないけど、谷口さんとかはお子さんとかいらっしゃるのに…
家族に文句とか言われませんでした?」
「あぁ、大丈夫ですよ?
僕だってこう見えて役員待遇ですからね?
休日なんてあってないものなんですよ
それに嫁に言ったら…子供達とちょっといいランチしてショッピングしてくるらしいです…
いいんですよ、父親なんていなくても楽しそうだから……」
うわ…なんか可愛そうな感じのこと言っておるの
確か谷口のところは女の子2人の子供じゃったかな?
……まぁ女子ばかりじゃとそうなるわな
「はぁ…嫁には口が裂けても言えないけど、一人くらい男の子供がほしかったなぁ………
アキラさん、ちょっと休み時間にキャッチボールとかしませんか?」
これ、谷口
何をアキラ君を息子代わりにしようとしてるんじゃ?
「んん~キャッチボールより今度ドライブいきましょう
助手席に僕が乗りますから…大きな車でいきましょうね?
お父さんとドライブ&ピクニック、楽しみだなぁ」
アキラ君が軽く流して乗っかっとる…
谷口もなんだか満足そうじゃからいいが
当日はワシの家にジョン君とアキラ君が前泊して、まだ夜明け前の明るい時間に谷口が先に拾ったマサトと一緒に迎えにきた。
ダーク君と千代丸君は駅で拾う予定らしい
「すいませんが、本日は会長がお出かけと言うことで私もお暇を頂戴したいと思います。
ジーザスと少し買い物に行ってきたいと思いまして…」
田中が喜々として申し出てきた…
一緒に買い物ってお前達、そんなに仲良くなかったじゃろう?
何を考えとるんじゃ?
「カメラをなぁ…付けれたらいいんだけどなぁ…あとリビングも盗聴器つけれないかなぁ…
結構、ソファでいい雰囲気になってたりするから、そこの声も聞きたいんだよなぁ…」
ジーザスが変なことをブツブツ呟いとる…壁活に使う盗聴器とか買いに行くつもりか?
この前、最新式の盗聴器のカタログを仲良く見ておったもんなぁ?
「はじめまして、ダークといいます。こちら名刺です。小さな診療所を開いておりまして、会長のお話はアキラから聞いております。
今後とも、お見知り置きをいただけたら光栄です。」
ぬいぐるみのダーク君を想像していたが、まったく違うダーク君が現れた!
確かに短毛黒毛のシェパードのような出で立ちの人狼じゃが!
四角い眼鏡に、柔和な笑顔、白のTシャツに黒いジャケット、濃いめチノパンと狩りにしてはまだかっちり感が抜けきれない雰囲気のダーク君に目を剥く。
「はじめまして
千代丸といいます。こちらもよろしくお願いします。
会長さんのお噂はかねがね聞いておりますよ!社長さんとは何回かお会いしてますよね?」
軽い感じのボンボン感のあるのが千代丸君かの?かなり恰幅のいいフェルムに人好きするような優しい笑顔
こっちはオレンジのハンターベストに赤い長袖シャツに明るめ茶色のカーゴパンツトえらく派手な出で立ちじゃ
あの全国チェーンの薬屋の跡取りらしいか…バカではなさそうじゃな?何を考えてるか底が知れんわい
「あぁ、こちらこそよろしく頼みなぁ。
君たちにはいろいろと教えてほしいことがたくさんあるからのう…
仲良くしておくれ」
三人で腹の探り合いをしてるのに…
「名刺交換は終わりました?早く車に乗ってくださいよ!
時間押しちゃいますよ
お父さん途中で○ック寄ってよ
コーヒーとビッグ○ックが欲しいなぁ、あとナゲットも!
ハッピーセットはいらないから、コーヒーLにしてね?」
緊張感を壊さないでくれ…あと親子ごっこ楽しそうじゃな?
「日曜日の休日になってしまって申し訳ありません
僕達は休日の感覚なんてないけど、谷口さんとかはお子さんとかいらっしゃるのに…
家族に文句とか言われませんでした?」
「あぁ、大丈夫ですよ?
僕だってこう見えて役員待遇ですからね?
休日なんてあってないものなんですよ
それに嫁に言ったら…子供達とちょっといいランチしてショッピングしてくるらしいです…
いいんですよ、父親なんていなくても楽しそうだから……」
うわ…なんか可愛そうな感じのこと言っておるの
確か谷口のところは女の子2人の子供じゃったかな?
……まぁ女子ばかりじゃとそうなるわな
「はぁ…嫁には口が裂けても言えないけど、一人くらい男の子供がほしかったなぁ………
アキラさん、ちょっと休み時間にキャッチボールとかしませんか?」
これ、谷口
何をアキラ君を息子代わりにしようとしてるんじゃ?
「んん~キャッチボールより今度ドライブいきましょう
助手席に僕が乗りますから…大きな車でいきましょうね?
お父さんとドライブ&ピクニック、楽しみだなぁ」
アキラ君が軽く流して乗っかっとる…
谷口もなんだか満足そうじゃからいいが
当日はワシの家にジョン君とアキラ君が前泊して、まだ夜明け前の明るい時間に谷口が先に拾ったマサトと一緒に迎えにきた。
ダーク君と千代丸君は駅で拾う予定らしい
「すいませんが、本日は会長がお出かけと言うことで私もお暇を頂戴したいと思います。
ジーザスと少し買い物に行ってきたいと思いまして…」
田中が喜々として申し出てきた…
一緒に買い物ってお前達、そんなに仲良くなかったじゃろう?
何を考えとるんじゃ?
「カメラをなぁ…付けれたらいいんだけどなぁ…あとリビングも盗聴器つけれないかなぁ…
結構、ソファでいい雰囲気になってたりするから、そこの声も聞きたいんだよなぁ…」
ジーザスが変なことをブツブツ呟いとる…壁活に使う盗聴器とか買いに行くつもりか?
この前、最新式の盗聴器のカタログを仲良く見ておったもんなぁ?
「はじめまして、ダークといいます。こちら名刺です。小さな診療所を開いておりまして、会長のお話はアキラから聞いております。
今後とも、お見知り置きをいただけたら光栄です。」
ぬいぐるみのダーク君を想像していたが、まったく違うダーク君が現れた!
確かに短毛黒毛のシェパードのような出で立ちの人狼じゃが!
四角い眼鏡に、柔和な笑顔、白のTシャツに黒いジャケット、濃いめチノパンと狩りにしてはまだかっちり感が抜けきれない雰囲気のダーク君に目を剥く。
「はじめまして
千代丸といいます。こちらもよろしくお願いします。
会長さんのお噂はかねがね聞いておりますよ!社長さんとは何回かお会いしてますよね?」
軽い感じのボンボン感のあるのが千代丸君かの?かなり恰幅のいいフェルムに人好きするような優しい笑顔
こっちはオレンジのハンターベストに赤い長袖シャツに明るめ茶色のカーゴパンツトえらく派手な出で立ちじゃ
あの全国チェーンの薬屋の跡取りらしいか…バカではなさそうじゃな?何を考えてるか底が知れんわい
「あぁ、こちらこそよろしく頼みなぁ。
君たちにはいろいろと教えてほしいことがたくさんあるからのう…
仲良くしておくれ」
三人で腹の探り合いをしてるのに…
「名刺交換は終わりました?早く車に乗ってくださいよ!
時間押しちゃいますよ
お父さん途中で○ック寄ってよ
コーヒーとビッグ○ックが欲しいなぁ、あとナゲットも!
ハッピーセットはいらないから、コーヒーLにしてね?」
緊張感を壊さないでくれ…あと親子ごっこ楽しそうじゃな?
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